Title of Yatsugatake Flowers

-- 稜線の花 (その4) --

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Komakusa
コマクサ
駒草
(ケシ科)

高山の砂礫地に、単独で群落を作って生えています。 花期は7月〜8月。 あちこちの山で保存・復活活動が行われており、花を見られるところもかなり増えてきました。 「駒草」の名は、花の形を馬に例えたものです。


Hakusan Ichige
ハクサンイチゲ
白山一華
(キンポウゲ科)

高山の草地に生えています。 花期は7月〜8月。 茎の先端に花が一個つくので、「一華」。 花の色や形など非常に変異に富んでいて、多くのバリエーションがあります。


Miyama Odamaki
ミヤマオダマキ
深山苧環
(キンポウゲ科)

亜高山〜高山の砂礫地や草地に生えています。 花期は6〜8月。 苧環は、紡いだ麻糸を、中が空洞になるように巻いて玉のようにしたもの。 花の形をそれに例えています。


Miyama Hanshouduru
ミヤマハンショウヅル
深山半鐘蔓
(キンポウゲ科)

低山〜高山の林の縁や砂礫地に生えています。 花期は6〜7月。 暗紫褐色の花の形を半鐘に例えて、この名があります。


Ezo Kawaranadeshiko
エゾカワラナデシコ
蝦夷河原撫子
(ナデシコ科)

低山〜高山の草地や岩場に生えています。 花期は7月〜9月。 稀に、花が白い「シロバナエゾカワラナデシコ」もあります。


Miyama Miminagusa
ミヤマミミナグサ
深山耳菜草
(ナデシコ科)

亜高山〜高山の砂礫地に生えています。 花期は6〜8月。 「耳菜草」は、「菜」がつくことからも食用になることを示唆するような名前ですが、 ミヤマミミナグサはどうなのでしょうか?


Takane Tsumekusa
タカネツメクサ
高嶺爪草
(ナデシコ科)

高山の岩場や砂礫地に生えています。 花期は6〜8月。 「爪草」の名は、葉の形が小鳥の爪の形に似ているから、と言われています。


Mukago Toranoo
ムカゴトラノオ
珠芽虎尾
(タデ科)

亜高山〜高山の林の縁や草地に生えています。 花期は7〜10月。 名前の「トラノオ」は、形から。 また、花穂下部に珠芽(むかご)をつけるので、「ムカゴトラノオ」。


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