Title of Yatsugatake Flowers

-- 林内・草地の花 (その3) --

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Yaguruma-Sou
ヤグルマソウ
矢車草
(ユキノシタ科)

低山〜亜高山帯の、林の中や林の縁などで見られます。 群生していることもあります。 花期は6月〜7月。 葉のつきかたが矢車に似ているので、矢車草という名があります。


Noriutsugi
ノリウツギ
糊空木
(ユキノシタ科)

低山〜亜高山帯の、林の縁や湿原、草原などで見られます。 花期は7月〜9月。 樹皮の内側に粘液があり、それで "糊" の名があると思われます。


Kibana Hatazao
キバナハタザオ
黄花旗竿
(アブラナ科)

低山〜亜高山帯の、林の縁などで見られます。 花期は6〜7月。 「ハタザオ」の名は、直立する形を旗竿にたとえたもの。


Yamagarashi
ヤマガラシ
山芥子
(アブラナ科)

低山〜亜高山帯の、草地や水辺に生えています。 花期は5月〜7月。 名前は「山にあるカラシ」でいいのでしょうかね。


Osabagusa
オサバグサ
筬葉草
(ケシ科)

亜高山帯の針葉樹林下で群生しているのが見られます。 八ヶ岳の針葉樹林帯を代表する花です。 花期は6月〜8月。 葉の形に特徴があり、それを機織りの「筬」に例えて「筬葉草」の名があります。


Hosoba Torikabuto
ホソバトリカブト
細葉鳥兜
(キンポウゲ科)

亜高山帯〜高山帯の草地に生えています。 八ヶ岳、南アルプス、中央アルプスに分布しています。 花期は8〜9月。 「鳥兜」は、舞楽で用いられた鳳凰の頭にかたどった冠で、 花の形をそれに例えています。


Kibana no Yama-Odamaki
キバナノヤマオダマキ
黄花山苧環
(キンポウゲ科)

低山〜亜高山の林の縁や草地に生えています。群生していることもあります 花期は6〜7月。 キバナノヤマオダマキは花全体が淡黄色ですが、萼片が紫褐色のヤマオダマキもあります。 苧環は、紡いだ麻糸を、中が空洞になるように巻いて玉のようにしたもの。 花の形をそれに例えています。


Sarashina Shouma
サラシナショウマ
晒菜升麻
(キンポウゲ科)

低山〜亜高山の林の中や草地に生えています。 木陰や明るい草地でよく見かけます。 花期は8月〜9月。 名は、若い葉を茹でて水に晒せば食べられることから。


Maidurusou
マイヅルソウ
舞鶴草
(ユリ科)

低山〜高山の林内で見られます。 花期は6月〜7月。 名は、葉脈の曲がり方が鶴が羽を広げた形のようだから、と言われています。


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