利尻島・四季彩 - 春 -

撮影 : 1989年04月・05月、1990年04月・05月

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Mt. Pon

利尻山の寄生火山の一つである「ポン山」(標高444m)頂上から見た利尻山です。 鴛泊登山口から利尻山登山道をしばらく登り、途中から分かれていきます。 5月の連休に利尻山に登るには、相当の冬山装備と技術を要しますが、 ポン山あたりだと途中若干の積雪があったものの、低山歩きの感覚で登れました。 低いとはいうものの、頂上からの鴛泊の街方向の眺めは良かったです。 振り返ったときの利尻山の大きさには圧倒されるものがありました。


Morihara Farm

この写真を撮った1990年当時、利尻島唯一の牧場だった森原牧場近くから見た利尻山です。 右手前にごろごろしているのは溶岩で、利尻島が火山であることを物語っています。 森原牧場は沓形の街の北方約2kmの所にあり、「利尻牛乳」を生産していましたが、 その牛乳は、低温殺菌でかなり濃厚な、おいしい牛乳だったことを覚えています。 利尻島内各地で買うことができましたが、牧場でも売っていて、 運がいいと殺菌したばかりの牛乳をやかんに入れて持ってきて、 一本分の値段で何杯も飲むことができました。 この写真を撮って以来訪れていないのですが、今は健在でしょうか。


Rishiri High-School

沓形の街から2km程南に行ったところにある、利尻高校近くから見た利尻山です。 利尻島はじゃがいもか石ころのようなちょっといびつな円い形をした島ですが、 利尻山は円錐形ではなく、ごつごつした感じの山で、頂上付近は南北方向に細長い形をしています。 このあたりから見るのが、頂上が一番幅広く見える角度と思います。


Cape Senpoushi

利尻島の南端、仙法師御崎から見た利尻山です。 ここから見る角度が、裾野を引いている姿を一番綺麗に見ることができるのではないかと思います。 このあたり、風が非常に強いです。


Numaura

仙法師御崎と鬼脇の街の間、オタドマリ沼のやや鬼脇寄りのところにある展望地が、沼浦展望台です。 今はどうなっているかわかりませんが、まず島内一周道路からの入口がわかりにくく、 また、展望地までの道もかなり荒れていて笹薮の薮漕ぎを強いられるということもあって、 あまり人がいないところでしたが、私は、非常にいい展望地の一つだと思っています。 手前に見える沼がオタドマリ沼、爆裂火口に水が溜まってできた沼です。 その奥に「三日月沼」という三日月型をした沼が地図に載っているのですが、 相当の薮漕ぎを強いられそうで、行ったことはありません。 左手のなだらかな山は、寄生火山の一つオタドマリポン山(164m)です。


Ferry

鴛泊から稚内へのフェリーから見た利尻島です。 この写真を撮ったのは5月の連休ですが、天気は良かったのですが、よく揺れました。 外は寒いのですが、これでしばらく利尻島から離れることになると思うためか、 何故かいつも外に出て島を眺めていることが多かったです。 島の姿が一旦は小さくなっていくのですが、 稚内に近づいてくるとなぜか今度は大きく見えるのが不思議です。


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