practice: ヴァイオリン奏法練習のメモ

♪Sautillé　：　ソティエ　（ [仏] sautiller：跳びはねる）

　

○スピカートより速く、手首の動きだけでやるのがソティエ。

○人差し指で圧力を加えればそれだけバウンスも高くなる。また、弓の先から中あたりでは早く弾み、バランスポイント近くではゆっくり弾む。

　

○導入の練習：

親指、人差し指、中指だけで弓を握って弓の先半分で手首を使ったトレモロを行う。これを持続させ弓の真ん中あたり向かって移動していくと弓は自然と弾みだす。この感覚をつかんだ上で、弓を普通に持って８音ずつのスケールなどの練習を行う。親指は常に無理な力が加わっていない状態であるようにする。

　

○練習曲例：
クロイツェルの８番。

各音を8回→4回→3回→2回→譜面通り、のように弾く。移弦の際、弓のバウンスがとまらないようにする。そのためには弦を移る際に、早めに腕（＝弓）を次の弦へ適切な位置で準備しておかなくてはならない。ダブルストップが発音できる二つの弦の中間の位置に近いところに弓があれば、ごくわずかな動きで移弦をスムーズに行うことができる。

　

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