アートビーム イラスト・デザイン総合研究所

一発で決める線にこっそり魂を込める

ぼくの手描きのイラストは一切、下描きはしません。一発で決める 線の軌道に魂を込めます。画材は鉛筆、万年筆、製図ペン、マーカー、 ボールペンなどを使用します。

とりわけ、好きなのは万年筆です。これは最近使い出したのですが、 いいものだと筆のすべりが滑らかで気持ちいいです。鉛筆で例えると Hから2Bに持ち替えたときのような滑らかさがあります。 ケント紙に描くとさらに気持ちよく、感じやすい女性であれば、いとも 簡単にオーガズムに達することができるでしょう。 また、傾け方によって様々な線の表情が楽しめるのも魅力ですね。

モノトーンへのこだわり

カラーでイラストを描こうとすると、準備が大変です。といっても、 ある程度、カラーの画材を持っていればいいわけですが、、、 しかし、ぼくは一本の黒が出るペンがあれば、どこでもパフォーマンス ができるという利便性からモノトーンにこだわってきました。

というより、単純にモノトーンが好きなだけなんですけどね。

描くことの意義

ぼくが絵や本などのクリエイティブワークから学んだことは、 それを見たり、読んだりすることにより笑えたり、感動したりと いい意味で助けられることが多かったということです。もちろん、 失望する学びもありますが、新たな価値観との出会いに驚嘆する ことの方が多かったですね。

つまり、これまで多くのクリエーターから助けられたことへの恩返し? の意味も込めて描いているのかもしれません。見る側から、見せる側へ、オーディエンスから パフォーマーへ。やっぱり、パフォーマーとしてオーディエンスをロックさせたいですよね。 とても気持ちがいいですから。人を笑顔にさせるのは。