山陰の温泉巡り2010夏
1 2 3 4
 
 半年ほど、飛べなくなって、歩行も不便になったインコを介護してきたが、とうとう逝ってしまったので、二人して家を空けて夏の旅行が出来るようになった。まだ、行ったことのない、たぶん夏はすいているであろう山陰に行ってくることにした。山陰の温泉で検索すると、玉造・皆生(かいけ)・三朝(みささ)がどうやら、人気番付の上位にあるようだ。考えるのも面倒なので、宿はJTBでお奨めの上位のものにした。 山陰までの足は、JALのおともdeマイル割引を使うことにしたが、これが不便であった。タッチアンドゴーはおろか、自動チェックイン機も使えず、カウンターに行かねばならない方式で、座席の指定も前日にインターネットか電話でしなければならないという、時代に逆行したものだった。JALの再建は本当に出来るのか?ちょっと心配。結局、行きは並んだ座席が確保できなかった。向こうでの足は、トヨタレンタカーで予約。プリウスになる。
初日 皆生温泉
 8/2 東京→出雲空港→皆生温泉
 11:00に家を出た。 相方は、前日まで、仕事で熱海に行ってたので、羽田空港で待ち合わせる。後で、時間を突き合わせると、熱海から新幹線を使った方が、短時間で着いていた。空港では、前述した制約のために、カウンターに並ぶ。結構長蛇の列で、不安を抱かせられるが、早めに行っていて良かった。
 時間通りに出雲空港へ降り立ち、一年ぶりの車の運転。プリウスは昨年3日程乗っていたので違和感は無かった。道も空いていて、無料になった山陰自動車道を通り、ちょっとだけ混雑した米子市内を経て、難なく皆生温泉に到着。しかしながら、対面2車線の高速道路は、どうも走りにくい。下の道でも、4車線の立派な道が各所に出来ている。どうせ作るなら、最初から4車線にしろよと思う。それだけの金が無いのなら、無理に作らなくてもいいのに。無料化についても、疑問を感じる。米国のぼろぼろの高速道路と比べて、格段にきれいな道を、メインテナンスする費用はどこから出すのか?やはり、利用する人から、まずは取るのが筋なのではないか。年収2,000万を越えるような、先生と言われる方々が、率先して50%以上の税金を払ってくれるんなら別だけど、それはあり得ないだろうし。と、しょうもないことを考えてしまう。
 とにかく、暑かったので、車のエアコンは大助かりだった。歩きと公共交通では、今回の旅は成り立たなかったであろう事は確かである。皆生温泉の宿、華水亭は、なかなか良かった。サービス・風呂・部屋、いずれもグッド。今回の旅で、TVがデジタル化してたのは、ここだけ。空港に近いので、東京や大阪から来る人が多く、要望が多いせいだろうか?
 目の前の海岸では、海水浴の家族連れがいっぱいいて、夕暮れまで遊んでいた。視界は良くて、境港や美保関灯台が見えた。夜はシロイカ(ケンサキイカ)漁の漁り火がいっぱい見えた。
 温泉は弱食塩泉。硫黄の臭いとは無縁だったが、あたりが柔らかい感じで気持ちよかった。大浴場は男性用と女性用が固定されていて、両方に入れなかったのは、ちょっと残念。
   
皆生温泉 海水浴場 夜九時から、短時間ではあったが、花火が見られた。