Intel D510MOでWindows7 恨みのメモリー
 
 
D510MOを衝動買いして、2008年に作ったUBUNTUマシンをバージョンアップしようと試みた。が、たいへんな目にあった。
本体 Intel  D510MO \7,980 九十九
ケース In Win IW-BM639
DVD Sony NEC オプティアーク AD-7590S
HD 日立 HDP725050GLA360
メモリ CFD  M2Y2G64TU8HD5B-AC 0943.TW 2GX2 \7,980 九十九
OS  MS  Windows7 Home P. 64bit DSP  12,600 九十九 
Slimline Connector    
MB&CPU  ASUS  AT37A-I R2 15,980 九十九 
ケース Silver Stone SSTSG-05B 11,980 九十九
 
特に何も設定するところのないBIOS。マザーボードを入れ換えて、Windows7をインストールし、各種のアプリケーションも整えて、快調!と思ったのもつかの間、ATOKのバージョンアップ中に、ブルースクリーンになって落ちた。そして、2度と立ち上がることが無かった。ボードのパイロットランプは点灯するものの、BIOS画面が出てこない。BIOSクリヤーとか試みるも駄目。
古いMBに変えてみると、きちんと動く。電源ではなさそう。
で、九十九に電話して、マザーボードの初期不良だねということで、交換して貰った。
で、再度挑戦。
今度も、快調にWindows7がインストールされ(再度クリーンインストール)、半日は動いていた。当初の目的は、スリープモードにして、LANで起きるようなものを目指していたので、その実験をしたら、スリープしたまま2度と目覚めず、BIOS画面が出ることもなく死んでしまった!2回連続なんて有り?と思いながら、メモリーを外し、MBを九十九のサポートに持って行く。ところが、そこで、メモリーを入れ、電源を入れると、ピッと例の音がして、BIOSが立ち上がったではないか?
うーん。そこで、もしかして、ケースの電源かもということで、シルバーストーンの電源付きのケースを買ってMBを持ち帰る。何回もやるのはいやなので、MBもASUSのAT3N7A-Iを買って持ち帰る。

HDやDVDを新しいケースに移して、起動すると難なく立ち上がる。BIOSを確認して(初期化されていたが)、動かすとWindows7もきびきびと(言い過ぎか?)動く。
やれやれ、電源だったのかな?で、HWモニターやHWinfo32をインストールして見たら、前者では12Vと3V、後者では5Vの電圧表示がおかしい。でも、BIOSで見ると電圧は正常値を示しているようだ。要は、MBが新しいのでソフトが対応していないのだろう。違う数値ながら、安定はしているようなので、電源では無いみたい。

ところが、スリープで終了して、翌日、またまた、目を覚ましてくれない。BIOSが表示されない。
どうも、スリープがくせ者だ。BIOSが駄目なのかもと疑い、WEBの情報を漁るも、まだ、出てから日が浅いせいか類似例は出てこない。でも、このBIOS、作りがいいかげん。CPUファンは無いのに設定の項目が残っていて、スピードの調整の項目もある。シリアルやパラレルも、外に端子が出てないのに、デフォルトではEnableになっている。

気を取り直して、メモリーを装着し直して、立ち上げると、また動いた。が、数時間後ブルースクリーンが出て落ちた。

しょうがない。AT3N7A-Iでやってみるか。BIOSでメモリーはInstalled Sizeが4096MB Usable Sizeが
3328MBと表示された。で、Windows7をインストールしようとすると、途中でブルースクリーンで落ちる。WindowsXPをインストールしようとしても、途中でブルースクリーンで落ちる。再起動後、メモリーチェックのオプションが表示されたので選んでチェックすると、メモリーのエラーが表示される。何と犯人はメモリーだったのか!AT3N7A-Iでは、メモリーのかなりの部分をシステムで確保してしまうようになっているようなので、OSインストール時に、早くも症状が出てきたということなのだろうか。
調べてみると、2枚の内の一枚が駄目であることが判明。駄目な一枚を外して2GBでインストールすると、簡単に動いた。
メモリーが異常ならD510MOがスリープから起きてこないのも不思議ではない。やっと原因が分かった。

平成3年から始めたパソコン自作の経験でも、不良メモリーに当たったのは初めての経験だ。今までは現在メインで使用しているマシンを除きバルクだったのに、異常に遭遇したことが無かったが!。

これで、2回目にOOoをインストールした時、異常終了したのも納得した。展開してキャッシュしたメモリーのデータが異常だったわけだ。後から思えば色々と腑に落ちる現象が多々あったが、D510MOはかなり長い間、一応は正常そうに動いていたので、思い至らなかったのだ。逆に考えると、Windows7は、少々メモリに異常があっても、何とかごまかして動いてしまうOSと言えるかも知れない。
今回は余分なメモリーも無く、取り替えて試すという基本的な事が出来なかったので、原因究明に手間取った。

メモリーは九十九で交換してくれるとの事だが、余分になったMBを引き取ってくれとは言い難い。仕方がないので、娘用に一台を割り振ろう。でもWindows7とメモリーをワンセット買わねばならない。また出費だ!Ubuntuでもいいんだが、一部仕事でも使うということになるとそうもいかないかな?悩ましい。