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瑞牆山2 

初冬の風景であった。山頂からは360度の大展望があり、人が多くはあったが、次々に入れ替わるので、それほど混雑した感じでも無い。高所恐怖症?の人が多いらしく、切り立った岩の方には行きたがらないので、その上に座っておにぎりを食べながら八ヶ岳、南アルプス、富士山、金峰山、小川山の展望を楽しめた。南アルプスは、北岳など3,000m峰は真っ白、甲斐駒、鳳凰はまだ雪が着いていなかった。

13:05に下山開始、途中年輩のパーティの後に付いたこともあって、やや時間を要し14:45に富士見平小屋に着く。コーヒーを沸かして飲み休憩。15:05に出発。帰りはすべて林道を歩いてみた。落葉松の落葉が積もっていて、歩くには快適な道であった。林道とはいえ、現在は車が入っていないし、他に歩く人もおらず、のんびり快適に下れる。登山道は滑りやすいので、雨中や、雨の翌日などはこちらを通った方が歩きやすいと思われる。
時間的には5分ほど余計にかかり、15:38に瑞牆山荘到着。
ちょうど増富温泉行きの乗り合いタクシーが出発するところだったので、それに乗る。約15分(800円)で終点の増富町営の温泉(増富の湯)に到着。本谷川沿いの紅葉もすばらしかった。(タクシーの中で、17:00に温泉前まで帰りのタクシーを予約してもらう。)
タクシーで貰った割引券を使って700円で入浴。入浴客は多かったが、色々な湯のバラエティがあって、結構な湯であった。休憩室も盛況で地元の人がよく利用しているようだ。
缶ビールを買って、ちょっと早めに来てしまったタクシーに乗り、中央道の須玉の高速バス乗り場まで下る(約4,800円)。バス停で、残ったベビーセラミ等を肴にしてビールを飲んでいると約15分遅れで高速バスが到着。途中やや渋滞があったが20:40に新宿に無事到着。
 結論としては、瑞牆山は足の弱った中年夫婦でも十分可能なところで、増富温泉に一泊すれば、朝ゆっくり出かける事も可能であり、将来OB会山行の候補地として、結構良さそうな所ではないかと思った。はるか昔の現役時代には5,6月に行くことが多く、シャクナゲが見事だった記憶があるが、晩秋もまた良いのではないかと思った。
落葉松の黄金色、真っ赤なモミジ。温泉。お酒。来年あたり、どうですか。