前泊道がまからよマーン
 下りゆざかますうゆづからよスウーリ
  主が船迎えがよスウーリ

   

解説
昔島を統一する役人には妾には附物でした。多良間の主の妾が主を迎えたり見送ったり海上の無事安全を祈り、立身出世を祈る真心を現したものである。宮古民謡の名曲の一つである。

ボタンを押すと
音楽がなります。

多良間しゅんかに

伊良部トーガニー(グランプリ受賞曲)

サヨーイ 伊良部とぅがマーンばしがまんなヨー
      ぱなりゆとぅがばしがまんなヨーイ
      ばたずじぬマーンゆくずじぬあてなむぬヨー
   

(伊良部島と平良との僅かな間に、離れ島との僅かな間に渡る瀬が休む瀬があればよかったのにな)

解説
 恋を謡った伊良部トーガニー
の世界は、求婚、恋の成就、失恋などと幅広い。恋人が来るのを今か今かと待ちわびている気持ちを表現したものである。

ボタンを押すと
音楽がなります。