1986年　モンペリエで結成。
リーダーはベーシスト兼作曲家のエマニュエル・ド・グヴェッロ。 彼らの音楽は、メンバー
の多種多様な音楽性と、現在のヨーロピアンジャズとの関連性を反映している。
MEZCAL JAZZ UNITの音楽は、そのメンバーの地中海の気質、伝統的なメロディー
や東洋文化へ の共感、爆発的なエネルギー、そしてユーモアのセンスを感じさせる。
音楽は即興演奏の呼応、そして聴衆と繋がる喜びに溢れている。
MEZCAL JAZZ UNITは、フランス、オーストリア、ドイツ、ポーランド、チェコ共和国、
スロバ キア、リトアニア、ラトビア、エストニア、ベロロシア、ロシア、アゼルバイジャン、
ハンガリー、 ルーマニア、モルダビア、ウクライナ、ブルキナファソ、モロッコ、ナイジェリア、インド、イン ドネシア、ベトナム、ラトビア、カンボジア、中国、グアテマラ、ホンジュラス、
ナイジェリア、 エルサルバドール、米国を訪れ、演奏活動を行ってきた。
このクリエイティブジャズプロジェクトは、東ヨーロッパ、インド、アジア、アフリカ、アメリカ
の才能あるミュージシャンとの旅と出会いから生まれた。
10枚のアルバムのうち4枚は、2008年に有名なサレガマレーベルでアルバム「One」を
リリースし た有名なタブラマエストロのビックラムゴーシュなど、才能あふれるアーティス
トとのコラボレー ション。 セカンドアルバムは、フランス文化サービスが主催するインドと
フランスでのツアーを含む、ビッ クラムゴーシュとの新しいクリエイティブプロジェクトの
一環として2018年に録音された。
現在のプロジェクトのうち2つは、カンボジアとベトナムの伝統的なミュージシャンがアジ
アを舞 台にしており、後にはベトナムの中部高原のユネスコ指定のゴング奏者が出演し
ている。 これらのプロジェクトでは、リーダーのエマニュエル・ド・グヴェッロが、伝統的
な楽器の特異性 を考慮してメロディーをアレンジ及び作曲を担当している。 ネイティブ
アメリカンのミュージシャン兼教育者と2011年に始まった最長のコラボレーションで あるグレイホークパーキンスは、これまでに米国とフランスで7回のツアーを行ってきた。 この文化的および教育的プロジェクトは、音楽を通じた教育と文化的多様性へのMEZCAL
JAZZ UNITの取り組みの一つ。
MEZCAL JAZZ UNITは、素晴らしいライブパフォーマンスバンド。彼らの活動のコン
セプトは«ici et ailleurs»（ここと遠く）。 各国の音楽家と深く交流し、理解し合うことで、
お互いの文化から唯一無二の音楽を作り上げる。