正月の7日、 抽象画の横に「変化の時代お助け下さい」という年賀状が舞い込んできまし
た。 以前、情報化の企画から導入・定着までをお手伝いした微細加工メーカーの社長さんで
す。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
訪問しました。厳しい経営環境です、受注ロットが小さい。試作や飛び込み、これまでと違
いレンズの型づくりに関連した加工の増加。それらに対応させる設備投資、また以前に投資し
た新工場の固定費負担も大きい状態でした。3つの着眼点を提案しました。・・・・・・・・
1.最悪時を想定した固定費負担回避のリストラ策・・・・・・・・・・・・・・・・・・
売上拡大による対処を優先するも、最悪時を想定しておく。・・・・・・・・・・・・
2.IT活用の営業力強化・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
潜在的顧客群の抽出、そのホームページ等から事業や製品特性、取引顧客分析、・・・
提案づくり、電子的飛び込みから訪問、受注までの仕組みづくり・・・・・・・・・・
3.工場改善・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
原価、スピード、品質改善のための見える工程づくり。・・・・・・・・・・・・・・
何より微細加工の職人技やノウハウの形式知化、蓄積と応用。・・・・・・・・・・・
最終的にはこれらの統合を頭に置いて、若手を育てることを意識しながら取り組むことが重
要。迅速な対応が求められます。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
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