ひげコンサルティング塾 

 IT短歌集

14.ベンダーは われ優先の




 言うまでもないが、こんなベンダーばかりではない。的確な提案と合意に基づいて推進する
ベンダーもある。しかし、コンサルタントにお声がかかるようなケースの一つは、このような
後始末である。
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 ITベンダーには、当然ながら今期目標、前期・後期目標がある。 この目標を最優先する
と、顧客ニーズ、顧客のレベル、取り組む範囲や規模が疎かになってしまう。確かに取っ掛か
りは顧客ニーズから発展させているが、無理な内容で合意し、結果は双方にとって悲惨なもの
になってしまう。ひどい場合は裁判沙汰である。
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 予算優先のため、
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 ・内容的に大きなものもガマンして受注する
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 ・機器やソフトウェアを膨らませる
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 ・厳しい短納期で自社能力の範囲を超えている
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 ・最新のソフトウェアなど、技術的に難しい
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 ・顧客側の体制や担当に問題がある
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といった要素があるにも関わらず受注してしまうケースである。
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 成果やそこに至る進め方、体制、役割を実際にイメージし、協調体制を実感して取り組むこ
とがお互いの幸せに結びつく。トップと膝を交えた具体的な対話が特に重要である。
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