ひげコンサルティング塾 

 IT短歌集

11.改善の 問題見つけ




 業務改善を行うとき、ビジョンや戦略、目標とする企業イメージを明確にし、続いて現状の
実態把握・分析に移る。このとき、目標とのギャップが問題点として浮き彫りにされることに
なる。
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 市場やお客さま、ライバルの動向や企業の競争環境が変化するため、問題は常に存在する。
今日の満足も明日は保障されない。また企業体質を強化するためにも問題点を直視し、真の原
因(真因)を明らかにすることは重要である。
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 しかしこのような取組みも、ヒラメ型管理職にとつては自部門の欠点をさらけ出してしまう
不安・恐怖心から、「君、こんなことやっていたのか」、「まったく、これだから困る」と、
部下や他部門を非難し、逃げ腰になってしまうケースがあった。
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 繰り返すが、問題は常に存在する。だから改善や改革にあたっては、「誰が担当か、どの部
署が悪いか」は問題ではない。問題を直視し、「なぜそのようにしているのか?」に注目して
ほしい。そして、「自分だったらどうするか?自部門で協力できることは何か」というように
取り組むことが重要である。このことは、改善・改革にあたり、最初に経営幹部にお願いして
いることである。
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