ひげコンサルティング塾 

 IT短歌集

12.改善は おんぶ抱っこに




 業務の改善・改革、コンサルティングに取り組んだ経験から、中には掛け声の大きな取締役
や部長さんがいる。関係部門や部下に声を掛けているものの、進捗が悪い。どうしたものかと
思えば、「先生に協力して早くやらんかい」といった調子である。 確認したところ、どうや
ら、お願いしていたことを理解し、具体的に指示している訳ではなかった。仕事の進め方にし
ろ、まとめ方にしろ、その場かぎりの取組みで形式的に終わっているだけだった。
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 以来、仕事の進め方、まとめる成果物について十分に話し合うよう心がけることにした。で
きるだけ早い段階で、出来れば受注する前に、じっくり時間をとって話し合うことが必要であ
る。
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 掛け声だけ大きな取締役や部長さんには、このような手続きを踏まないと、 後の作業が「
おんぶに抱っこ」だけでなく、「かたぐるま」にまでのしかかってくることになる。そして、
こんなケースほど成果が上がらない。まさに三重苦である。
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 自社の変革にあたり、自ら変わろうとする強い意志、意欲とめぐり合ったとき、 コンサル
タントにとっても十二分の力が湧いてくるものである。
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