ひげコンサルティング塾 

 IT短歌集

45.売伝と 宛名を結び




 ここ2年ほど、経済産業省が企画する中小企業支援事業やITアドバイザー制度と関連して
小規模の工場や店舗の情報化について、相談や診断、改善提案、情報化企画などをお手伝いす
る機会が増えています。2001年にITコーディネータになったことがその契機です。対象
企業は社員4,5名から30名程度。この規模では投資額に限度があるため、ITベンダーも
ほとんど相手にしていません。 そのため情報化が進まず、レジ売上げ、年賀状用ソフトでD
M、簡便な経理パツケージで決算処理といった目的ごとの処理に止まっています。また、指定
伝票のため手書やFAX送信、転記、手計算も多く、間違いや遅れの原因となっています。こ
の規模にふさわしい使いやすいパッケージ・ソフトウェアも見当たりません。
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 商店では、レジ売上と同レベルの手続きで売上伝票の発行、同時に商品、顧客別集計、在庫
更新とその状態(商品別数量、金額、総額)の検索・集計が会計処理と連動してできれば便利
です。そして売上や在庫の状態に応じた顧客や商品検索、抽出のシミュレーションによって、
条件を絞った内容でDMを自動発行し、一部、手書も加えると効果的です。顧客、商品、それ
らの推移や変化に関連した軸で知恵を誘発させる情報提供が求められます。
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