バンダバーグ  (クィーンズランド)

n  グレート・バリア・リーフへの入り口
  グレート・バリア・リーフの南端あたりに位置する町。この付近ではいちばんの大きな町で、延々とドライブしてきた者にとってはオアシスのようにも感じます。大都会ではないですが、何でも揃っている町。アメリカ風のプールつき大型住宅が建ち並び、スーパーやホームセンター、モールなども充実していて物資を仕入れるのに便利。メイン通りのバーボン・ストリート(Bourbong St)にはバラエティショップも揃っていてリーズナブルに必要なものが揃えられます。
  「グレート・バリア・リーフの入り口の町」とよばれるこの町からはグレート・バリア・リーフへのクルーズやツアーの出発地点としても有名です。特にここから程近いレディ・エリオット・アイランドやレディ・マスグレイブ・アイランドへのツアーが人気。町自体の見どころは特にありませんが、バンダバーグから15キロほどのモン・レポーズ・ビーチ(Mon Repose Beach)では11〜2月は世界でも珍しいウミガメの産卵や孵化の見学が可能で、観光エリアとしての人気も高まってきています。
  バンダバーグ空港の施設は航空会社カウンター以外はひとつカフェ・スタンドがあるのみです。カフェではドリンクや軽食が注文できます。そのカフェも開いているときと開いていないときがあるようです。ツアーや乗継などでバンダバーグ空港を利用する方はご注意ください。

n  バンディ・ラム (Bandy Rum)
  この町の名物はふたつ。ひとつめはシュガー。バンダバーグは別名シュガー・タウンとも呼ばれるサトウキビの名産地。ここでつくられた砂糖は「バンダバーグ・シュガー」とそのままの名前でオーストラリア全土で販売されています。普通にスーパーで売っている砂糖や、カフェに置いてある砂糖など、バンダバーグ・シュガーはあらゆるところで見つかるので、きっと目にしたことがあると思います。
  ふたつめはラム酒。バンダバーグのラムはバンディの愛称で知られる人気のお酒です。このラムを有名にしたのは1匹のシロクマ。バンダバーグ・ラムはビールとワインばかり飲むオーストラリア人に何とかラムのおいしさを伝えようと宣伝方法を考えました。何か動物を出演させよう、コアラ?カンガルー?ウォンバット?いいや違う、何かもっと涼しげなインパクトあるもので・・ということでシロクマを採用しました。テレビCMにこの踊って話せる人間くさいシロクマが現われると、なんとスーパ・スマッシュ・ヒット。今ではオーストラリア人なら誰でも知っているほどの人気のラムとシロクマとなったのです。
  バンダバーグにはその有名なラム工場、バンダバーグ・ラム・ファクトリー(Bundaberg Rum Factory)を見学できるツアーがあります。おとなはもちろん、子供たちも入場可能。みんなもしかしてシロクマに会えるのでは?と浮き足立っています。工場内には飲み水以外の私有物を持ち込むことは一切禁止で、カメラ、時計、車の鍵までもロッカーに預けます。そして靴はサンダル禁止。運動靴やスポーツ・シューズ(レンタル可)を履くことが義務づけられます。ガイドに連れられて中に入るとふんわりと甘いラムの香り。ラムは砂糖と同じサトウキビを原料として作られており、お菓子にもよく使われているので、お酒が苦手な人でもその甘いにおいは心地よいという方が多いはず。ツアーの途中では製作過程の黒砂糖を舐めたり、1樽が数十億円の価値があるラム樽の蔵を見たりできます。最後にはテイスティング・タイム。入場料は9ドル50セント(2004年1月)で少々高めの印象でしたが、このテイスティングは一般のバーで飲むサイズのラム・カクテルを2杯頂くことができるので納得です。ラム・コークやラム・ジンジャーエール、カルーアタイプのクリーミーなラムのミルク割りなどもあり、子供たちにはジンジャーエールやオレンジジュースなどのソフトドリンクも用意されています。
  バーのとなりにはお土産ショップもあり、バンディ好きなら欲しくなるようなグッズが揃っています。特にシロクマをモチーフにしたTシャツはなかなかウィットの効いたデザイン。デザインは定期的に変わるようで、コレクターもいるとのことです。ラムを片手に持ったシロクマのカタチをしたハガキや、ラム・アイスクリーム、ラム・ボンボンなどお手ごろなものもあります。

n  ミステリー・クレーターズ (Mystery Craters)
  バンダバーグ郊外のサウス・コラン(South Kolan)にはミステリー・クレーターズと呼ばれる場所があります。月の表面を思わせる奇景で、ごつごつした岩の中に直径が数メートルあるような大きな穴がぼこぼことあいています。周辺には岩場がなく木々がはえているので、ここにだけ岩があるのが不思議です。約25万年前に成形されたといわれていますが、なぜこの穴ができたのか詳しいことはわかっていません。入場には見学料金が必要です。穴のまわりには柵がしかれており、その周りを歩いて見学することができます。穴の中には水が溜まり、穴によって色が違うところをみると何か物質がでているのかもしれません。わざわざ見に来ることもないような観光地かもしれませんが、テレビ番組などで何度も取り上げられているミステリー・スポットです。
  

バンダバーグのおすすめサイト
n  バンダバーグ・オフィッシャル・サイト(英語)
www.bundabergregion.info/


n  バンダバーグ・ラム ツアー内容(英語)
www.bundabergrum.com.au/distillery_tours.html


バンダバーグ空港


バンダバーグ・ラム


バンディのシロクマ


ミステリー・クレーターズ

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