シドニー観光 目的別  >  歴史のある名所を見学
■ アーガイル・カット  (Argyle Cut)

  移送されてきた囚人達によってハンマーとのみだけで掘られたトンネル。1843年に着工され、1867年に完成。かなり大きく、その時代にこれだけのものをよく手だけで掘ったものだと感心させられます。ここから掘り出された岩はサーキュラー・キーの埋め立てに使われました。現在この付近は車のパーキング・エリアとして地元の人から利用されており、トンネルの上はハーバー・ブリッジにつながるハイウェイになっています。

見学無料
Argyle St. The Rocks

■ カドマンズ・コテージ  (Cadman's Cottage)

  1816年にジョン・カドマン(John Cadman)のために建てられた家。有名な歴史的建造物のひとつで、下記のハイドパーク・バラックスと同じ建築家のデザイン。以前はこの場所は海際でしたが、開拓過程の埋め立てで海から遠のいてしまいました。現在はシドニー・ハーバー国立公園案内所(Sydney Harbour National Park Information Centre)になっています。

見学無料
110 George St. The Rocks  02-9247-5033
www.cityofsydney.nsw.gov.au/hs_hb_cadmans_cottage.asp

■ ハイド・パーク・バラックス  (Hyde Park Barracks)

  1819年に男性囚人宿泊所として建てられたもの。設計は上記のカドマンズ・コテージやセント・ジェームズ教会なども手がけた、当時の人気建築家フランシス・グリーンウェイ(Francis Greenwat)。彼も囚人として連れてこられた1人でした。建物は移民収容所や裁判所などを経て、1980年から博物館として公開されています。フロアに囚人達の眠ったハンモックがずらりと並べられており、狭い場所に押し込められていた当時の様子が想像できます。当時のしましまの囚人用の服などを展示した展示室もあります。

入場料要
Queens Square Macquarie St. Sydney  02-9223-8922
www.hht.net.au/museums/hyde_park_barracks_museum/

■ セント・メリーズ教会  (St. Mary's Cathedral)

  1868年から60年の歳月を経て完成したローマン・カトリック様式の大聖堂。完成当時は正面の2本の塔はありませんでしたが、1998年に再び着工され、2000年に完成しました。ステンド・グラスや古めかしい内装の堂々とした風格で、正面の丸いステンド・グラスはパリのノートルダム寺院のバラの窓を思わせます。中はあかりも控えめでいつも夕暮れのような雰囲気。厳格な空気が漂っています。特別な行事がない限り、自由に中に入って見学することができます。教会内の撮影は事務所で撮影許可を得る必要があります。ウェディングの場所として大人気で、日本でも知られる有名人なども挙式しています。
  正面の広場の向こうには水がはられていて、そこに映るセント・メリーズの美しさも素晴らしいもの。休日になると広場にはどこからともなくスケートボードを抱えた若者達がやってきて自分達の腕前を披露しているのも、ミスマッチなようでなんだかシドニーの雰囲気にあっている気もします。この水のはられたエリアの地下の部分は、競技用プールやバスケット・ボール・コートなどがあるスポーツ施設になっており、こんな環境でスポーツが楽しめるシドニー市民がうらやましい限りです。

見学無料(寄付をするのがマナー)
St Mary's Rd. Sydney  02-9220-0400
www.sydney.catholic.org.au/Cathedral/index.shtml


■ タウン・ホール  (Town Hall)

  1960年代から着工し、1881年に完成した、高い時計台のあるビクトリア・バロック様式の市庁舎。現在も市庁舎として利用されている他、ホールはコンサートなどの会場としても利用されています。ホール内は見学が可能で、ホール正面の8500のパイプを持つ世界でも最大級のパイプ・オルガンが見もの。運がよければ演奏しているところを見られこともあります。

見学無料(特別な行事の場合を除く)
483 George St. & Druitt St Sydney  02-9265-9007
www.cityofsydney.nsw.gov.au/cs_sydney_town_hall.asp


■ セント・アンドリュース教会  (St. Andrew's Cathedral)

  上記のタウン・ホールの隣にあるゴシック様式の教会。1819年に当時の提督マッコーリーの指導のもとに建てられ、60年の歳月を経て完成。左右対称の四角い塔が美しく、手の込んだステンド・グラスが見どころです。

見学無料(寄付をするのがマナー)
Cnr of George and Bathurst St. Sydney  02-9265-1661

■ クィーン・ビクトリア・ビルディング  (Queen Victoria Building)

  19世紀後半に建てられた建築物で、老朽化が進んで一時は廃墟のようになっていましたが、7500万ドル(約50億円)かけられて再修復され1986年にショッピング・センターとして再びオープンしました。「世界で最も美しいショッピング・センター」と言われるにふさわしい豪華な内装で、大きな丸窓のステンド・グラスや芸術的ならせん階段、モザイクの床など細部にまで趣向が凝らされています。古いエレベーターや最上階のトイレもクラッシックで素敵。時間になると回りだすからくり時計のまわりにはいつも観光客がとりまいています。クリスマス・シーズンは吹き抜けのフロアにある最上階まで突き抜ける大きなクリスマス・ツリーをお見逃しなく。上部階はお土産物などの観光客向け、下部階は地元の人向けの商品となっており、洋服などはオーストラリアの人気ブランドが取り揃えてあります。いくつかあるカフェもどれもいい雰囲気です。夜のライトアップも美しい。

見学無料  ガイド・ツアーは有料
455 George St. Sydney  02-9264-9209
www.qvb.com.au


■ エリザベス・ベイ・ハウス  (Elizabeth Bay House)

  エリザベス湾を見下ろすように建てられた植民地時代の豪華な邸宅。完成当時の1839年の所有者はアレクサンダー・マックレイ(Alexander Macleay)でしたが、その後いろいろな所有者の手に渡り、建物の改装や土地の売却を繰り返しました。現在は最初の所有者マックレイの住んでいた頃の様子を過去の記録などから忠実に再現し、当時の雰囲気そのままに家具や調度品が飾られています。現在はミュージアムとして公開されており、日本語の案内をもらって自分で自由に見学するか、無料のガイドツアー(英語)に参加するかが選べます。

入場料要
7 Onslow Ave. Elizabeth Bay  02-9356-3022
www.hht.net.au/museums/elizabeth_bay_house/

■ スザンナ・プレイス  (Susannah Place)

  1844年に建てられた細長い4軒の長屋。当時の労働階級の人々が住んでいた家を見学できる数少ない貴重な場所です。壁のレンガは修復はされているものの当時のまま。内部は当時の生活の様子やフィルム、写真などが展示されており、ショップなども入っています。

入場料要
58-86 Gloucester St. The Rocks  02-9241-1893
www.hht.net.au/museums/susannah_place_museum/

■ パーラメント・ハウス  (Parliament House)

  世界で最も古い議事堂。1816年にシドニー病院として建てられ、1829年から州議会の場所として使用されるようになりました。現在も現役の施設ですが、議会の開かれない平日は見学することができます。

見学無料
Macquarie St. Sydney  02-9230-2111
www.parliament.nsw.gov.au

■ ニュー・サウス・ウェールズ州立図書館  (The State Library of NSW)

  オーストラリアはもちろん、世界でも最大級の蔵書を誇る図書館。規模もさることながら、外観もとても重厚で威厳ある建物。円柱が並ぶ立派なエントランスは図書館とは思えません。シェイクスピア・ルームと呼ばれるステンドグラスのあるチューダー様式の部屋が見どころ。館内をめぐるガイド・ツアーもありますが、図書館の利用の仕方に関することが多いので観光向きではないかも。

見学無料
Macquarie St. Sydney  02-9273-1414
www.sl.nsw.gov.au

■ ボークルーズ・ハウス  (Vaucluse House)

  ポート・ジャクソンを見下ろす丘に建てられた大邸宅。1803年に建てられてからいろいろな所有者の手に渡り、1910年から国の所有物となりました。内部は当時の家具や調度品が飾られており、客間や寝室などが見学できます。イギリス風庭園をイメージしたガーデンが美しく、地元の人の憩いの場所となっています。敷地内のボークルーズ・ハウス・ティー・ルーム(Vaucluse House Tea Room)のスコーンと紅茶のデボンシア・ティーも素朴で当時の雰囲気が味わえます。

入場料要
Wentworth Rd. Vaucluse  02-9388-7922
http://www.hht.net.au/museums/vaucluse_house/

■ コロニアル・ハウス・ミュージアム  (Colonial House Museum)

  1884年に建てられたコロニアル・ハウスのミュージアム。建ち並ぶテラス・ハウスの中の1軒なので、ミュージアムと言うには小さくて家庭的。この博物館のオーナーが実際に住んでいる家で、家具や日用品などが当時の雰囲気そのままで置いてあるのがいい感じ。入場料は必要ですがチップ程度の値段です。

入場料要
53 Lower Fort St. The Rocks  02-9247-6008

■ ビクトリア・バラックス  (Victoria Barracks)

  1841年にイギリス軍総司令部と兵舎として建てられた2階建ての細長い建物。その長さは227メートルで、オーストラリアでいちばん長い建物といわれています。現在はオーストラリア陸軍の使用する建物で、毎週木曜に一般公開されています。朝10時に行われるアーミー・バンドの行進と国旗掲揚、兵舎のガイドツアーを無料で見学できます。植民地時代からの軍事用品を展示しているアーミー・ミュージアム(Army Museum)は有料で見学できます。実際に軍事施設として使用されている建物なので、セキュリティ上個人で自由に歩くことはできず、リタイアした元軍人の方が案内してくれます。案内は約2時間ですが都合が悪ければ辞退することもできます。その際もひとりで歩くことはできず、門まで係員がついて案内します。

見学無料(アーミー・ミュージアムは有料)
Oxford St. Paddington  02-9339-3330

■ マンリー検疫所  (Manly Quarantine Station)

  植民地時代から1984年まで使用されていた検疫所。移民が持ち込む伝染病対策のために作られた機関で、たくさんの移民を収容できる病院や宿泊施設なども併設されていました。オーストラリアは現在でも独自の生態系を守るために検疫が厳しいことで有名ですが、伝染病に関しては時代とともに必要性がなくなり、1984年に閉鎖となりました。現在はガイドつきツアーでのみ見学が可能。夜に暗い中を見学するゴースト・ツアーもあります。

入場料要
North Head Scenic Dri. Manly  02-9247-5033(ガイドツアー)
manlyquarantine.com

■ ガバメント・ハウス  (Government House)

  シドニー・ハーバーを望む王立植物園の中にある博物館。1837から1845年の間に総督官邸として建てられた美しいゴシック様式の建物です。歴代の総督らのそれぞれの好みによって集められた19世紀から20世紀にかけての豪華な調度品が飾られ、内装もゴージャス。イギリスからのロイヤル・ファミリーを受け入れる場所として利用されていたというのも納得です。現在はミュージアムとして公開されており、ガイドツアーに参加してのみ見学が可能です。

見学無料
Macquarie St. Sydney  02-9931-5222
www.hht.net.au/museums/government_house/

■ 造幣局  (The Mint)

  1811年にシドニー病院の一部として建てられたもの。1854年からイギリスの造幣局の支局として使用された後、コイン・ミュージアムとしてオープンしていましたが閉鎖。現在はカフェや会議室などが入る一般施設となっており、見学の見どころは外観を眺めるだけとなりました。

見学無料
10 Macquarie St. Sydney  02-9232-3488
www.hht.net.au/museums/the_mint/

【  歴史的建築物めぐりにお得なチケット  】
  いくつかの施設を見学予定なら、チケット・スルー・タイム(Ticket Through Time)というチケットがお得です。ハイド・パーク・バラックスやボークルーズ・ハウスなど11ヶ所の施設に3ヶ月間、何度でも入場できるチケットで、値段はひとり23ドル。ファミリーチケットは40ドルで大人2人、子供2人まで利用できますので、夫婦や子供づれで利用する場合はファミリーチケットのほうがお得です。オフィッシャル・サイトではその対象施設の一覧が見られ、入場料や営業時間、ガイドツアーの予定などを紹介しているのでチェックしておくと便利です。
■ ニュー・サウス・ウェールズ歴史建築遺産(英語)  www.hht.net.au/
※値段は2004年4月のものです

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