好きなライダーマシン


新サイクロン
 サイクロン号、改造サイクロンと比して如何にもな未来的な雰囲気を漂わせ、ヒロイックでもありとても格好よく映りました。擦れ違い様に切り裂くカッターが常備されているのも鋭いです。

ブルーバージョン
 特に好きでも何でもありませんでした。しかし、Vマシーンと比較されるので小型と見られがちなものの、(撮影に使用した)実車はかなりパワーのある大型の部類と知り考えが変わりました。流石はスーパー1です。二種のマシンを所有するだけでなく、そのどちらも並みのマシンではありません。最高速度に優れたVマシーンとは根本的に用途が異なっており、走破性能が高くバイクアクションに多用されると言う事で巧く差別化されていますね。

Vマシーン/Vジェット
 スーパー1が好きなライダーだと言うのは既に述べましたが、それに負けず劣らず格好良いのが愛車のVマシーンです。昭和ライダーでは屈指の大型マシンであり、迫力満点の車体がたまりません。更にはVジェットへの変形機構が最高です。そして昭和ライダーで最高速度が昭和ライダーでは最も速いと言うのもとても嬉しいですね(全ライダーマシンの中でも速い部類です)。但し走破性能はあまり高くなく、総合的に見ると後発のZXのバイク(名称度忘れ)に劣ってしまうのが残念です。スーパー1同様昭和ライダーでは一番好きなライダーマシンです。

バトルホッパー
 己の意思を持った何とも可愛いバイクです。また自己再生機能を有しているのでダメージを負っても軽傷であれば自力で回復します。サイ怪人の攻撃で受けた損傷から回復した時は心底安心しました。しかし不幸は訪れました。シャドームーンに奪われた際にその命令に背き彼の怒りを買い、修復不能な大きな損傷を負ったのです。これまで何度もブラックを助けてくれたバトルホッパーでしたからとても哀しい場面でした。

アクロバッター
 ブラックがブラックRXへと進化したのに合わせ、バトルホッパーが生まれ変わった姿だそうです。『〜RX』は未見なので詳しい事は知りませんが、バトルホッパーが無事と言うだけで嬉しいです。

ビートチェイサー2000
 大まかなシルエットこそトライチェイサーに似ているものの、各部が僅かに大きく、ごつくなっているのが如何にもより強力なマシンと言う印象で格好良いです。変身前のはブルーライン、変身後ではレッドラインと呼ばれるカラーリングなのですが、私はブルーラインの方が好きです。ブルーラインは爽やかで本当に格好良い!

マシントルネイダー
 サイクロン、ハリケーンに次ぐ、ライダーマシンに相応しい名前ですね。

ギルスレイダー
 涼がギルスへ変身するとその影響を受けて、彼が愛用しているバイクがギルスレイダーへと変化します。自立した意思を持っていると言う設定でギルスの想いに呼応して勝手に動く事もありました。それがバトルホッパーを思わせて嬉しかったです。

オートバジン
 仮面ライダーファイズのバイクで、ビークルモードからバトルモードへの変形機構を持っています。そう、ライダーマシンでは他に例を見ない、ロボットへ変形するバイクなのです! バジンは言葉は発さないのですが何処と無く愛嬌があり、巧との凸凹コンビが実に微笑ましく好きなバイクです。ホバー飛行をしながら颯爽と現れては、左腕に保持したガトリング砲で敵オルフェノクを攻撃します。ファイズ(=巧)をも巻き込みかねない攻撃を繰り出しては彼に怒られますが、恐らく計算の上で回避する事を見越した上での攻撃なのでしょうね。この遣り取りが堪らなく良いのです。パラダイス・ロストにて記憶を取り戻し久久に巧がファイズへ変身した時は、再び相棒に出会えた事を喜ぶ様に飛んで来てその可愛さをアピールしました(尤も、巧の方は再会を何とも思わず直ぐにビークルモードへ変形させたのですが)。そんな可愛いバジンですが劇場版とTVシリーズの両方で無残な最期を迎えた上に、巧からは何の言葉もかけられないと言う可哀相な扱いでした。抑抑巧にとっては機械以上の何物でもなかったのでしょうが寂しいものがあります。余談になりますが初めての変形を見せる前の次回予告を見た時は、勇治の「君の仲間だ」と言う台詞をバジンの台詞と勘違いし、言葉を話すのだと勘違いしました。登場した時に発するのは電子音のみと知って落胆したのは言うまでもありません。現状のバジンも好きなのですが、言葉を話し、巧とコミュニケーションをとりながら戦う、そんな相棒としての姿も見てみたかったです。

サイドバッシャー
 単体でも中中に格好良いのですが、ライダーマシンでは初のサイドカーと言うのも注目すべき点ですね。そしてそれ以上に大きな衝撃を受けたのが、バトルモードへの変形です。それ自体はオートバジンにもあったので予想の範疇でしたが、移動砲台とも言うべきあの姿はインパクト抜群でした。バトルモードの登場場面が非常に少ないのは残念でしたが、初登場にしてオートバジンを掴んだり、大量のミサイルを発射する姿はとても印象強かったです。終盤の登場ではジェットスライガーを破壊したのですが、まさに登場の少なさから来る鬱憤を晴らすかのようで、見ていて気持ちの良いものでした。難点を言うのであればサイドカーである事が全く生かされていなかった事でしょうか。ファイズが操縦しカイザが側車に立って攻撃を行うと言う場面もありましたが、普段の移動ではギアボックスを載せる為にしか使われておらず(それはそれで役に立っていますが)人が乗る事は殆どありませんでした。同じ仮面ライダーならドレイクならゴンを乗せる事で有効利用できた気がします。

ジェットスライガー
 小生が一番好きなライダーマシンがこのジェットスライガーです。先の二台と違ってバトルモードへの変形機能こそありませんが、Vジェットをも上回る巨体、後部に仰仰しく配されるブースター、そしてバイクの常識を打ち破った動きは大変魅力的です。CGは好かないもののあれだけの動きはCGならでは、そう考えれば納得するしかありません。劇中で二台が登場しジェットスライガー同士の戦闘も見られましたが、デルタの専用マシンとして欲しかったです。ファイズやカイザと違ってデルタだけ専用マシンを持たないと言うのは少少可哀相です。