のら犬ブラザースのアニメ!ギョーカイ時事放談
備忘録

『偽・うpのギョーカイ時事放談』として始まり、『のら犬兄弟のギョーカイ時事放談』を経た、表題のインターネットラジオ番組に関する私的な記録です
番組を聞いていると過去の内容を思い返したくなる事があるので、忘れない様に簡単ながら記録を付けました


第459回 放送日 2017年7月5日 ゲスト 玉井☆豪
内容
  • 青山サグ作品はスポ根の基本はしっかりしているのだが、何処かがちょっと病んでいる
  • 玉井は毎回ギョーカイ時事放談ロフトプラスワンイベントの楽屋に来ている
  • 松倉友二とは現場で会わずにロフトプラスワンの楽屋で会う玉井
  • 玉井はジェー・シー・スタッフの近くに七八年住んでいたがその間に一度も仕事をする事無く引っ越した
  • 業界があかほりさとるを過小評価していると皆に触れ回っている里見
  • シリーズ構成とは何ぞや?
  • シリーズ構成と各話担当の違い
  • 『乃木坂春香の秘密』の脚本を玉井一人に任せた里見の狙いと裏話
  • 出張でアニメエキスポに行っているワーナー宣伝担当、海外番販のスージー&ナーリーからの現地リポート
  • アメリカンジョークを連発して場を沸かせるなど空気を読める原作者で、司会者から「この先生、楽」と言われた附田祐斗
  • 脚本家ゲストは井上敏樹以来!
  • 喋りが面白い脚本家は?
  • 電車に乗る事が話題になるくらい電車に乗らない井上敏樹
  • 玉井があかほりさとる事務所に所属していた頃、先輩ライターにプロレス好きが多く玉井も熱中した
  • アニメージュが井上敏樹と會川昇の対談を企画した際に、頼み辛いからと里見に仲介の依頼が来た
  • 玉井が脚本として最も影響を受け、困った時に流す、人生で一番見ているアニメは『新世紀GPXサイバーフォーミュラー』の『三強激突!日本グランプリ』
  • 『三強激突!日本グランプリ』はそれまで見続けて来た視聴者へのご褒美であり、必要な要素が全て盛り込まれていた
  • 玉井はサイバーフォーミュラのLDもDVDもBDも持っている
  • RWBYのプロデューサーGray Haddockからメッセージが!
  • 玉井の脚本家人生で一番の無茶振りは、どう考えても収まらない原作二冊分を三十分に纏めろと言われた時(一応書いたら百五十頁のシナリオになった)
  • 一年に何本書けばアニメの脚本だけで食べて行けるか
  • 総集編の脚本は誰が書くのか
  • 間に合わないからと総集編を入れたのに新規作画とあり唖然とした里見
発言

川瀬「だから僕が『ロウきゅーぶ!』やったのって、まぁ、あのぉ、それこそ、やっぱ、ろうきゅーぶの中のそういうスポコンと言うか、ちょっとその人間ドラマの厚い部分のところが、面白いなと思って、やってみたんだけど、まぁ、あの、脚本段階では僕途中まで参加して、で後はアニプレックスに行かれた中山プロデューサーにお任せするよ。って任せたら一話からシャワーシーンがあってなんじゃこれ。で草川さんに「草川さん!!」って言ったら草川さんが『ねぇ?』って言って」
一同「(笑)」

川瀬「当然だから骨も欲しかったけど、あのー、ある種各話的なその飛び道具感を、欲しかった訳で」
玉井「そうですね」
川瀬「そうするともう玉井……先生に全部書いて貰うしか無かろうみたいな感じで」
里見「全く信じて無かったよねでも?」
玉井「(笑)」
川瀬「うん。最初は何言ってんの?と思いながら」
里見「俺はもう一人で全部や……って言うの言って、『無理じゃねぇの?』みたいな」
川瀬「だって遅ぇんだもんっ」
玉井「すいません……。だから締め切りで上がんない時にはもう里見さんに、『じゃあそろそろ(井上)敏樹を呼ぶかい?』って」
川瀬「何ちゅう脅しだよ」
里見「いや、だから、もうそれのほく、玉井☆豪がホンを落としたら、その穴を埋めるのは井上敏樹かあかほりさとるか會川昇か選ばしてやる!みたいな」

里見「って言う大丈夫だって言ってる横で、ローゼンメイデンのドラマCD上げなかったでしょあの時?」

川瀬「だから僕的にはあれ(乃木坂春香の秘密)は月曜ドラマランドでしかない」
玉井「あはは、そうなんですか」
川瀬「だから良い意味で」
玉井「はい」
川瀬「あの、何か――」
里見「良い意味の月曜ドラマランドって結構難しいよね?」

ナーリー「昨日終わりました、こっちの時間では」
川瀬「あ、そっちの時間では」
里見「我我の時間では一昨日終わってます」
川瀬「そうですね」
ナーリー「え、ええ、えぇぇ?」
里見「そんな訳無ぇだろ。昨日は昨日だよ日付違ったって」

川瀬「アニメエキスポはどうだったんですか?」
ナーリー「どうだったスージー?」
スージー「えぇ? 楽しかった」
川瀬「子供かよ!」

ナーリー「え、でもそれで言ったら多分サイタマ先生は、外人ナチュラル禿が多いんで、サイタマ先生は相変わらず人気ですね」
川瀬「あー」
里見「外人も禿も差別語じゃねぇの?」

川瀬「ナーリーはあの、ずぅっとイギリスに居た人なんで……あのぉ、何だろう、文句が多いんだわ」
ナーリー「多くないですよ何時も言うそれぇ。突っ込みも外人も文句だよね」
川瀬「何だろうあれ、イギリス人っぽい小難しい感じ」
里見「屈折してる方の」
川瀬「屈折してる、捻くれ系」

川瀬「KADOKAWAのブースどうだったの?」
スージー「KADOKAWAのブース見に行きましたよ!」
川瀬「古巣だろ?」

川瀬「(競女は)単なる尻相撲なんだけどね」
里見「単なるじゃねぇだろ」

里見「ハリソン・フォードにあったら宜しく伝えといてください」
ナーリー「あ、理解りました、お名前お伝えしておきます」

川瀬「(足立慎吾に)伝手が無いからな」
玉井「ふふふふ」
里見「伝手はあるだろ!」

川瀬「俺ほら、里見さんと違ってあんまり友達居ないからさ、この業界」
里見「業界の友達の少なさで俺に勝る人、中中居ないよ」

川瀬「あと、まぁ三重野もそうだしね」

里見「コメットさん!?」
川瀬「えぇ、あぁ、コメットさんて人が」
里見「あぁ、コメットさんて人がね」
玉井「吃驚した」
里見「吃驚した、ねぇ? なん、どれ、アニメ版なのみたいな」
玉井「九重さんなのか」
川瀬「何で大場久美子飛ばすんだよ!」
里見「どのコメットさんかなぁって悩むじゃん」

川瀬「この前のイベントで言ったんだっけ? 梶原一騎って凄ぇなって最近改めて思う訳ですよ」

里見「だから横手さんだったら、吉田玲子さんとか」
川瀬「あー、はい」
里見「小林靖子さんとか」
川瀬「やっちゃんとかね」
里見「其処辺りの」
川瀬「世代的な奴だね」
里見「サバトと呼ばれる」
川瀬「はいはい」
里見「魔女の会みたいな」
川瀬「魔女の会」
玉井「ハッハッハッハッハ」
川瀬「こらー。こらこらー」

玉井「何がやりたいって言うのが一番何か、結構こう、悩んでしまう。何でもやりたくて脚本家になった気がするんで」

玉井「あれを超える話は無いだろうとか思ったらその後あの11って言うOVAがまたすっごい面白くて、おー軽軽と越えていったーと思ったらその後またZEROでも良い話が出て来たりして」

里見「ポイント制度はよく分かんなかったけどね」
玉井「あー」
川瀬「ハッハッハッハッハ」
里見「どうやってチャンピオンに、あれ?みたいな」
玉井「一回で何点入るんだって言う」
里見「ポイントの足し算はよく分かんないんだけど」

里見「何オートデスクの軍門に下ったって言う事?」

玉井「あれやれば多分皆も脚本家になれる」
里見「でものっぽ無いんだよねぇ」

オンエア楽曲
  • RE-ILLUSION/井口裕香
  • ハイスクール[ANIME SIDE] -Alternative-/in NO hurry to shout
  • This Will Be the Day/RWBY Volume1 Original Soundtrack VOCAL ALBUM


第460回 放送日 2017年7月12日 ゲスト 玉井☆豪
内容
  • ロフトプラスワンの入り口で毎回チケット確認をされる里見
  • 川瀬は大物ぶって通るので素通り、玉井は漸く最近フリーパスになった
  • GAでしか仕事をしていないが毎年何かしらで顔を合わせ、井上敏樹から「きんたまきんたま!」と呼ばれる玉井
  • アニメ業界、十年前との違い
  • 一度製作委員会の出資者が増える流れから、また減る方向になった
  • アニメ業界の現場は誰もが経験した事の無い地獄に突入している
  • 常にキャパシティオーバーしているのでどんなに巧く組み合わせたところで何処かが破綻する
  • 今は作画よりもCGの方が予算が多いが、メーカーが作画だって同じくらいの予算を振る事に気付けば更にクオリティは上がる
  • 玉井☆豪〜脚本家への道!〜
  • 成田良美が玉井のぶらざあのっぽの同期
  • 選抜試験に際して小山高生の「女性ライターを贔屓する」、「男性でも女装すれば女性として認める」と言う発言を受け、女装した写真を同封して送り、見事に突破した玉井
  • 試験の合否連絡が無いので小山に電話を入れた玉井だが、締め切り間際で苛立っており「一一電話架けて来んなよ」と言われた
  • 結局玉井はあかほりさとる事務所に預けられる事になった
  • 里見の中では玉井と言うとあかほりの下に居た印象が強い
  • 川瀬はあずまんが大王のロフトプラスワンイベントに呼ばれ、その時に玉井と初めて会った
  • ぶらざあのっぽの忘年会では弟子ではないけれど関係の深い人間の席があり、井上敏樹、岸間信明、菅良幸などが座っている
  • ドラマCDを書いた経験が今も糧になっている
  • 一時はあかほりさとる事務所とぶらざあのっぽの掛け持ちをしていた玉井だが、小山とあかほりの密談でそろそろ玉井を返してくれと言う話になった
  • あかほりから「お前は脚本家をやりたいのか、小説家をやりたいのか、どっちだ!」と問われ、集団作業の脚本家をやりたいと答えた事であかほり事務所を出てのっぽに帰った玉井
発言

玉井「ただこう(井上敏樹に)連絡先教えたら教えたで何かしらこう――」
里見「まぁ関係無い呼び出しで――」
玉井「そうそう仕事で呼んで頂けるのは凄くもうありがたいんですけど、それ以外の何か呼び出しの話って言うのは色んな方から聞いては、こう、こ、この誘いは、断れないよねって言う様な……」
里見「断れないだろ、それは!」
玉井「それはそうですよ断れない、それは勿論ですよ」
里見「先月ちゃんと僕京都一緒に行ったしね」
川瀬「あぁ、偉い偉い」
玉井「年末年始やったあの、あれの話とか」
里見「ああぁ」
玉井「このって言う、このって何って言うんだ――」
里見「ジェス、ジェス、ラジオでジェスチャー止めて」
川瀬「ハッハッハ」
玉井「そう、毎晩どうのこうのって話ですよね」
里見「そうそうそう」

川瀬「現場的にはどうなの?」
里見「地獄ですよ。ナウ」

玉井「『玉井のこれはさぁ、何?』って」
一同笑
玉井「『いやあのシナリオのつもりなんですけど』、『シナリオとは言わねぇよ』みたいな事を言われて、いやそりゃ書いた事も無いから知らないんだけど、それを教わる為に私は此処に来てるんですけどって事で」
川瀬「逆切れかよ」
玉井「って思いながらそれは言わないんですけど」
里見「言えないよね小山(高生)さんに」
川瀬「吃驚したあ。意外と玉井先生あれだな、剛の者だなと思って」

玉井「僕が入ったそのあかほり事務所に居た時には、その花田十輝さんと、長谷川勝己さんと二人の先輩がいらっしゃって、こう二人も、もう僕にとっては師匠みたいなもんですし、まぁあかほりさんも当然師匠ですしって言うと怒るんですけどねあの人は。『お前は小山高生の弟子で、俺は兄弟子だから!』って言うんですけど」
川瀬「其処はもうほら、あかほりさんも立ててるから」
玉井「そうそう勿論あかほりさんは――」
川瀬「大師匠を」
玉井「そう、そうなんですけどね」
里見「でも十輝さんはあかほりさんのって言うと、『いや僕の師匠は、小山高生です』って」
川瀬「アハハ、面倒臭ぇ(笑)」
里見「常に、常に訂正する」

玉井「だから毎年その、ぶらざあのっぽがある頃に忘年会があるんですけど、ゲ、ゲスト席と言うんですかね」
川瀬「はいはい」
玉井「あの来賓席と――」
里見「ジャニ、ジャニーズで言うと東が座る」

里見「あの、最寄り駅とは名ばかりの」
川瀬「名ばかりの、三鷹のね」
里見「材木屋の」
玉井「あそこまで行って、そう」
川瀬「俺絶対あそこにずーっとJCが居たら俺こんなにJCと仕事しなかったと思うけどね」

里見「当時あかほりさんは、『うちの玉井がドラマCDが巧い』ってのは言ってて」
玉井「あぁ、そうなんですか」
川瀬「あぁ、そう」
里見「『うちの若いので掛け合い巧いの居るから』」

オンエア楽曲
  • アレグロ/ニノ(CV.早見沙織)
  • day by day/鹿乃


第461回 放送日 2017年7月19日 ゲスト 玉井☆豪
内容
  • ぶらざあのっぽのシステムが生んだ悲劇!? 玉井は『無敵王トライゼノン』のギャランティを受け取れなかった
  • のっぽからの独立を考えた玉井だがそれを申し出る面接の場で、玉井と共に稼ぎ頭だった同期の成田良美、佐藤勝一が先に独立の許可を得た為に、上納金システムが導入され阻止された
  • 『六門天外モンコレナイト』の途中でフリーになり、名前に☆が入った
  • 里見としては『ロウきゅーぶ!SS』のラスト前はサイバーフォーミュラなのだが、その言葉が初めて伝わったのが玉井だった
  • 『テラフォーマズ リベンジ』で荒川が連れて来たのが成田と玉井で里見は仰天した
  • プリキュアのフィギュアを使いながらタイガーマスクWのプロレス場面を考えていた玉井
  • 昔は演出の領分だったところも、最近は脚本でコントロールする事が増えている
  • 監督がコンテチェックで修正しているところは、脚本会議で話していた意図を演出が汲めていない事があり、監督が時間を費やすのが無駄なので、川瀬はどの演出が見ても分かる脚本を目指している
  • 『アクティヴレイド -機動強襲室第八係-』は打ち合わせで出たアイディアが全部フィルムで拾われていた
  • 玉井が思う自身の得意分野は?
  • ギャラクシーエンジェルの打ち合わせは裁判長井上敏樹が〇か×でパッと仕分けして五分で終わっていた
発言

玉井「一人が、成田良美さん。それでもう一人が、あのギャラクシーエンジェルとかやっていた佐藤勝一君」
里見「あ〜〜〜〜」
川瀬「あぁ、勝ちゃん」
里見「同期なの?」
玉井「彼も同期ですよ」
川瀬「あ、そうなんだ」
玉井「滝、滝(晃一)さんとかも、同期ですし」
里見「あぁ、酷い……」

玉井「ロボットアニメの脚本とかで偶にこう、『ああいう何かあの、MSじゃないですけどメカ同士の戦いとかって大変じゃないですか?』って訊いたら、『ううん、あれ全部、あの演出さんに任せちゃうかうら。台詞のやり取りでしかあたし書いてないよ』、まぁ女の人だってばれちゃったんですけど。そう言うとあぁ楽だなぁそれぇって思ったんですけど、タイガーマスク全くその逆で。苦労はするんですけど映像になるのは凄い自分の頭の中で描いてたプロレスなんで、それの何か楽しさって言うのはやっぱりありましたね」

玉井「もう何でもやりますんで、はい。引っ越したばっかりで今もうお金が必要なんですよ。本当に宜しくお願いしますっ」

オンエア楽曲
  • I burn/RWBY Volume 1 Original Soundtrack VOCAL ALBUM
  • Time to say Goodbye/RWBY Volume 2 Original Soundtrack VOCAL ALBUM


第462回 放送日 2017年7月26日 ゲスト 無し
内容
  • のら犬トランスミッションバリケード 夏休み アニメ キャラクターソング特集 第1弾
発言

 

オンエア楽曲
  • 星降る夜/「放課後のプレアデス」オリジナルサウンドトラック むつらぼしα
  • 自主恋Shoooooter!/ 湊智花(cv花澤香菜)
  • ミライ☆シュート/ 三沢真帆(cv井口裕香)
  • 夕暮れ飛行船/ 永塚紗季(cv日笠陽子)
  • 1mmちょっとのマインド/ 香椎愛莉(cv日高里菜)
  • だいすきふわわ/ 袴田ひなた(cv小倉唯)
  • sympathia/三澤紗千香
  • 森の深呼吸/テュカ(cv金元寿子)
  • 晴れて☆キラリ/ 桃井はるこ
  • とうめいな、みずうみ(アルバム・アレンジ ver.)/レレイ(cv東山奈央)
  • Black Identity(アルバム・アレンジ ver.)/ロゥリィ(cv種田梨沙)
  • 星めぐりの歌/「放課後のプレアデス」オリジナルサウンドトラック むつらぼしα
  • telepath〜光の塔〜/三澤紗千香
  • グローリア/三澤紗千香
  • 明日、晴れるかな/三澤紗千香
  • SHIROBAKO音頭 /宮森あおい with ミムジー&ロロ


第463回 放送日 2017年8月2日 ゲスト 無し
内容
  • 他県から見た名古屋土産は?
  • 里見は日本で一番地方局に納品しているプロデューサー?
  • 未だに地方納品をする里見、現地で旧知の相手が偉くなっていて美味しいご馳走にありつける
  • プロゴルファー猿のOP映像が凄い!
  • 戦隊では里見はバトルフィーバーJ、サンバルカン、ジェットマンが好き
  • 戦隊では川瀬はゴレンジャー、ジャッカー、デンジマンを見ていた
  • ゴレンジャーとジャッカーは巨大ロボが出ないのが里見のお気に召さない
  • 里見は国の名前はバトルフィーバーで覚えた世代
  • 一度卒業した川瀬が戻って来たのがチェンジマンから
  • 井上に会いジェットマンとシャンゼリオンが好きだと伝えたら「その二つが好きな奴に悪い奴は居ない」と返された里見
  • 里見と川瀬、シャンゼリオンを絶賛
  • 作曲家と話していると「(サントラの)アルバムを出してくれないんですか?」と訊かれる
  • 日下三蔵にハットリくんの全曲集が無いか訊かれた里見、探すもののモジャ公やポコニャン、挙句の果てには学年誌の附録だったドラえもんの九九掛け算歌まで出て来るのにメジャータイトルが見付からない
  • 若乃花の気楽な解説が面白い!
発言

川瀬「俺未だ一週目二週目だった、くらいの感覚で居たらもう最終週だった、って言う事実に気付き、やべぇ、経費精算してねぇや。川村小父さんに、雷落とされる。ふははは、は、どうしよう、明日土下座して、ハハハ、話しようかなって。それかゴックン飲み込むかって今、『大丈夫皆やってない』って言う飯田尚史の発言がこうあり、けど昨日土肥がやってたんですよ。『俺六月のやってないんだよね』って言ったら――」
里見「お前の領収書は最早ただの紙切れじゃ!!」
川瀬「――みたいな事は言われました本当に」

川瀬「だってJCだって阿部(倫久)さんが(納品に)行ってたりするからね。社長行ってるわぁ」

川瀬「三重県だなそれは。志治雄一郎の土産だな」

里見「賭ケグルイのED最高ですねあれ」

川瀬「『ARIAは涼アニメかしら』って書いてあるね。ARIAね、うん」
里見「緋弾のアリアですか?」
川瀬「そっちじゃない」

里見「そらそうじゃねぇよ! 流し素麺やろうぜって言っていきなり竹切り始めたらおかしいだろ!!」

川瀬「ねぇ、(伊平が)頑張ってるでしょ?」
里見「頑張ってはいないんじゃないかなぁ……」

里見「『異世界食堂』はさ、」
川瀬「はい」
里見「田部谷じゃん、プロデューサーが」
川瀬「あぁ、そうか! 田部谷だ」
里見「ええ。『川瀬さんの偉大さに気付きました』って言ってたね」
川瀬「何だよそれ(笑)」
里見「ハハハ、ハハハ」
川瀬「あの莫迦。ハハハッ」
里見「『川瀬さんが居ると居ないでこんなに』」
川瀬「まぁそうだね。ハハハハ。そらそうだ。まぁ俺だけじゃなくて当時の奴の上司の臼井(久人)さんもそうだし」
里見「そうそう皆が偉かった」
川瀬「皆が偉かった、周りが皆偉かった」

川瀬「だからうちの会社さ、何か知らないけど皆穏やかに仕事してんだよね」
里見「そりゃそうだろオンエア無きゃ!」

川瀬「バトルコサックは何故ソれ、何故バトルソ連じゃないんだろうとか思ったよね」
里見「ソ連は使えないだろって言う」

里見「『(仮面ライダー)ゴースト』、どっ、かなり、きついと思うよ」
川瀬「ゴーストはきつかったなぁ」
里見「はい」
川瀬「うん。いや僕、『(仮面ライダー)ドライブ』がきつかった」
里見「ドライブ……あー、ドライブねぇ」
川瀬「ゴーストも確かにちょっと、あー厳しいなぁと思って見てたけど、ドライブはねぇ、今のエグゼイド同様1クール前で断念しちゃったタイプだね」

川瀬「『此処十年ほど2D作画のツールではRETASプロが主流だったと思いますが』」
里見「はい、そうですね」
川瀬「『近年、CLIP STUDIO PAINTを導入しているスタジオが出て来てるそうです』」
里見「はい」
川瀬「『ライデンさんも導入してると聞きます』」
里見「あ、何で知ってんの?」
川瀬「分かんない、多分これ、業界じゃないの」
里見「何かさ、毎週ちょっとずつライセンスを買いやがるからさ、お前ら幾つ欲しいのか最初に言えよ」
川瀬「あははっ(笑)」
里見「全然計画が立たねぇの」

里見「(サントラの売れる枚数が)200とか300とか大袈裟な数字じゃないからね?」
川瀬「いや本当、リアルだからね。あの営業から出て来た数字を見てワッチャーって思う瞬間だから」

里見「あれ、何だっけ? ちば……あれもやったよね、東映さんで、何年か前に。松五郎? 松五郎」
川瀬「あー! あのー……のたり松五郎」
里見「のたり松五郎」
川瀬「はい。松平健が、声演った」

オンエア楽曲
  • ストライク・ザ・ブラッド/岸田教団&THE明星ロケッツ
  • 天鏡のアルデラミン/岸田教団&THE明星ロケッツ
  • Great Days/青木カレン/ハセガワダイスケ


第464回 放送日 2017年8月9日 ゲスト 無し
内容
  • 祝・ワンダーウーマンヒット!
  • 日本で言えばのらくろくらい昔のキャラクターでヒットさせられるアメリカは凄い
  • アイアンマンのヒットが今のマーベル映画成功に繋がっている
発言

里見「ノーランCGって知ってるんかなぁみたいな」

里見「遂に、(DC映画が)ファーストアベンジャーに辿り着きましたよ」
川瀬「やっとですよ。そして年末のジャスティス・リーグ」
里見「ちょっと早い!」
川瀬「アッハッハッハッハッハッハ(笑)」
里見「ちょっと早い。未だアイアンマンに当たるものを作ってないだろお前達。もう一本か二本間に要るんじゃないのか?」

里見「ちょっと丹下作善やりたいねぇ」

川瀬「おーって顔したけど、バットマンVSスーパーマン見たでしょ? あん時何か溺れてる人があれアクアマンだからね? おぉー、アクアマンこれかぁって思ったよ」
里見「まぁジャスティス・リーグのキービジュアルの中で危険な香りがするのはサイボーグとアクアマンだから」

里見「もう俺今週ウルフマンバラバラになってると思って見てたからね」

里見「アイアンマンは、位置で言うとカナディアンマンぐらいの位置だからね」

オンエア楽曲
  • Sacrifice/RWBY Volume 2 Original Soundtrack VOCAL ALBUM
  • ジョジョ〜その血の運命〜/富永 TOMMY 弘明


第465回 放送日 2017年8月16日 ゲスト 無し
内容
  • アニメに於ける字幕放送について
  • 若い人はラジオ受信機を知らない?
  • ラジオの地上波からインターネットへの移行
  • キャララジオはちょっと早すぎた
  • スージーは宣伝から制作に移動となった
  • ワーナーのスタッフ入れ替え、里見が仕事をしていたアシスタントプロデューサースミタニ女史もタイトル途中で入れ替わった
  • ワーナーに新しく入ったエレインが日本語、英語、中国語ペラペラのスーパールーキー!
  • 台湾生まれオーストラリア育ちのエレインは日本のアニメが大好きでワーナーの前には制作会社に居た
  • 里見が海外原作をアニメにしたいと持ち込んでもワーナーの人間は英語が読めるのに読んでくれない……
  • SF心が分かるかが問題
発言

川瀬「中筋さん制作の方に」
里見「あ、おめでとうございます」
川瀬「おめでたいのかどうか分かんない。宣伝の方が良かったんじゃない」

オンエア楽曲
  • やさしい希望/早見沙織
  • BLOODY STREAM/Coda


第466回 放送日 2017年8月23日 ゲスト 無し
内容
  • 夏休み アニメ キャラクターソング特集 第2弾
発言

 

オンエア楽曲
  • 冷静ストラテジー/永塚紗季(日笠陽子)
  • ジンジャーYell/香椎愛莉(日高里菜)
  • Fire of Soul/富永TOMMY弘明
  • Crazy my Beat/Coda
  • Star Platinum/橋本仁
  • アク役◇協奏曲〜オインゴとボインゴ〜/オインゴ(cv:保村真)/ボインゴ(cv:くまいもとこ)
  • Stay with Moon/(CV:種田梨沙)
  • フォーチュンナンバー0405/(CV:種田梨沙)
  • Scarlet Flower/(CV:種田梨沙)
  • Wish!/神無のぞみ(CV:Lynn)
  • Touch Your Heart/青葉風音(CV:本渡楓)
  • Hellow!/美山椿芽(CV:石原夏織)
  • 青春スパイク!/夜木沼伊緒(CV:沢城みゆき)
  • マナリズムマナイズム/菜森まな(CV:小倉唯)
  • エチュード/ニノ(CV.早見沙織)


第467回 放送日 2017年8月30日 ゲスト 無し
内容
  • 偽まるかく語りき
  • この番組ではRWBYをルゥビィと呼称しているが、正しくはルビーでは?
  • コミックマーケットでの企業ブース取扱製品の数量について
  • 小麦ちゃんグッズを作ってコミケに出展、十分で売り切れやる事が無くなり途方に暮れた思い出
  • ある時のコミケで列整理をしていた川瀬、完売の知らせが入った時に並んでいた人間に「あたし、一時間半並んでたんですけど!」と睨まれる
  • 今週は普段のスタジオではなく、よくわかる現代魔法のラジオでよく使っていたスタジオで収録
  • ワンダーウーマンについて
  • 川瀬、アニかる部にゲスト出演
  • 川瀬がドクロちゃんでお薦めする場面はドクロちゃんが松永君を猿に変えるところ
  • プロのパーソナリティは凄いなあ
  • 川瀬が思い描くラジオ文化と今のラジオ文化は違う
  • 声優が出演するアニメラジオは昔のアイドルラジオからの流れで箱庭を眺める形
  • 川瀬が好み自身でも実演するのは双方向の対話メディア
  • 来月で番組が十一年目に突入!
  • この時期は誰かしらがラジオの終了について触れるのだが、カンパで配信用のパソコンを買ってしまった為に今年は誰も言い出さなかった
発言

川瀬「次週九月六日水曜日、二十二時から生放送行います。ゲストはグルーヴガレージの中根一薫さんをお迎えしております」

オンエア楽曲
  • STAND PROUD/橋本仁
  • ジョジョ その血の記憶〜end of THE WORLD〜/JO☆STARS 〜TOMMY, Coda, JIN〜


第468回 放送日 2017年9月6日 ゲスト 無し
内容
  • 収録が押して生放送の開始が六分遅れる
  • 川瀬は十月から延延と数珠繋ぎでオリンピックまで仕事が入っている
  • 富野アニメを見直すのはしんどい?
  • 川瀬はΖガンダムが中学二年生の時だったので嗜好にドンピシャだった
  • 逆シャアは世代によって見方が変わる
  • 岩浪からの命令に従いイベントに参加する為にベルギーから訪れるリスナーが
  • 川瀬はMDが好きではなくDATに流れた
  • 健康診断や人間ドックは大切!
  • アニメ業界の人間は老けない
  • 川村や佐々木は健康の為にダイエットをしているが、痩せると一気に老けて来る
  • SHIROBAKOがオールナイトイベントを開催!
  • 大手会社からアニメプロデュースの依頼があったのに、永谷と大澤のメールアドレスを書いて「信頼出来るプロデューサーです」と返信した里見
  • ロフトの日野から十一月にSFイベントを出来ないかと相談のメールが八月に来ていたのだが返信していなかった事を思い出した里見
  • SFの話をすると嫌がられる人生を歩んで来た為に、SFの話を聞きたいと言われると居心地が悪い里見
  • 客を五六十人呼べる切り口があれば里見はSFトークイベントをやるのも吝かではない
  • 大正十五年から昭和十五年、小酒井不木から角田喜久雄までしか語らない戦前探偵小説ナイト!?
  • 里見はドラクエはVまで、ロトの三部作が完結したので満足し、その後はメガドライブに移行した
  • 川瀬はドラクエはTはやっておらずUからプレイ
  • 大和田は週間連載は辛かったと吐露している
  • バンダイビジュアルのアクタス買収について
  • 丸山が企画書でこれだけ凄いと思ったのは『宇宙戦艦ヤマト』と『電脳コイル』だけ
  • 劉慈欣の『三体』を英語で読んだら面白かったので、翻訳されたらそれについて語るイベントをやりたい里見
  • 里見はSFを原書で読むので日本で話題になるタイミングと合わない
発言

川瀬「気が付いたら!」
里見「はい」
川瀬「2020年の三月まで仕事が全部入っていると言う事が判明しまして」
里見「弊社はがら空きなんで、これをお聞きの業界の皆さん、ご発注お待ちしております」

里見「ダンバインって面白いんすか?」

里見「(Ζガンダムは)抑抑かったるいからね、話が。何してるか分かんないし」

川瀬「三十代の時にシャアに凄く共感出来たんですよ」
里見「ほぅ。それは問題がありますね」
川瀬「マジっすか?」
里見「シャアに共感したら一番いけないですね」

里見「富野さんは、力があればこれぐらいの理由で人類を粛正するんだなって思った」

里見「しませんよね普通ね? やっぱりおかしいよあの人」

里見「今日もゲスト居ないんすか? 今日」
川瀬「今日もゲスト居ないんですよ」
里見「はい、理解りました」
川瀬「ハハハハ!」
里見「ちょっと周り見回して居ないのは理解ってたんですけど」
川瀬「(飯田の話を聞き)先刻の人は生危ないね。来週聞けば、皆理解ると思うけど。(飯田の話を聞き)ええ、中中、中中危ねぇっすよ」
里見「そうですか、理解りました」
川瀬「面白い、来――」
里見「危ない、ところは切られてるから伝わんないんじゃない?」
川瀬「あぁそうかそうか!」
里見「何だよ、こんな押すぐらい収録したってのに何でこんな時間短いの?みたいな話になる訳でしょ?」

里見「うちの総務さぁ、俺の、人間ドック取ってくんないからさぁ」
川瀬「ハハァハハ、ハハッ」
里見「自分で予約しないとさぁ」
川瀬「ハハハハ」
里見「社員のは取ってるみたいなんだけど」
川瀬「いやそりゃそうでしょう」
里見「どうも俺が勘定に入ってないんだよね」
川瀬「何故?」
里見「俺が教えて欲しいよ」
川瀬「アハハハハ」
里見「うははは。何時も何か俺自腹で自分でドック取ってるんだよね」

里見「だから、皆若さを保ちたかったらアニメ業界に入ると良いんじゃないかな?」

川瀬「だからこの前もちょっとずっと二人であの人と、ね? オフィスの部屋で話してて、ふって顔見た瞬間に『この小父さん老けたなぁ』と思って。言えねぇけど何かあれだなぁと思って」

川瀬「まぁ実際ね、僕ともね」
里見「ぼちぼち」
川瀬「そろそろ、そろそろ発表出来るかなと、言う感じですね」
里見「もう俺何時でも良いよ?」
川瀬「いやぁ、駄目なの! 駄目駄目」
里見「俺何時でも発表出来るよ」
川瀬「お前ぇ言っちゃ駄目」
里見「何NDAって?」
川瀬「守秘義務」
里見「何NDAって? 聞いた事無い食べれるの?」
川瀬「食えるか! 食えない契約だよ」

川瀬「で、一応、やく、声優さんのゲストとか呼ぶ訳ですよ。木村ジュリーとか呼んでんですけど、まぁ〜、あの、永谷がベラベラ喋る」
里見「あん、ノブと一緒だな」
川瀬「そう」
里見「ゲストを呼んで、私が喋るって言う」
川瀬「あの世代はやっぱね、喋んのが好きなのよね」
里見「ハハッ、そうだよね。あの、『いやぁ、俺あんまやりたくないんすよ裏方だから』って言って司会を」
川瀬「あぁそうそうそう」
里見「司会を請け負い、尚且つゲストの三倍喋る」

川瀬「またあの珠莉の悪い癖で、喋ると段段落としどころが分かんなくなって取り敢えずグダグダなトークになるんだけど。って言うのをまた酔っ払ってるから更にグダグダになってて『あーあ』と思いながら見てたんだけど。微笑ましく」

川瀬「只管、SF、について、里見哲朗が客から、質問を受ける、イベント」
里見「……ヤだよどうせヤな客ばっかりになる――」
川瀬「うんそうだよ(笑)」
里見「ねぇ、もう」
川瀬「それを俺は楽屋で見てゲラゲラ笑うって言うのをやりたい」
里見「絶対この人達業界側じゃないですかみたいなのが――」
川瀬「うんうんそうそうそう(笑)。うん」
里見「だって早川とか創元の人が質問、『はい、先生質問です』とかってやるんでしょ?」
川瀬「はい、そうです」
里見「サイアク〜」
川瀬「あっはっは!(大笑)」
里見「最悪ですそういうの」
川瀬「それで野次られるって言う、答え次第で」
里見「そう、質問されて答えてるのに『里見それは違う』って言われるんでしょ?」
川瀬「そうそうそうそう、ハハハハハハ」
里見「違うって言うなら最初から質問すんなよバーカバーカ!」

里見「小酒井不木について語る二時間て言われたら誰も来ない」

里見「ワンダーウーマンナイトって、行くと……SF、女流のSF作家の話しかしない俺が居るみたいな」
川瀬「ハッハ、それも捻くれ者だよな。フハハハハ」
里見「そういうの」
川瀬「そういうの」
里見「じゃあ今日はアーシュラ・K・ル=グウィンについて語りましょう」

里見「角田喜久雄って言う超面白い作家が居るんだけど、何かねぇ、あんまり、世間的には忘れ去られちゃったんだよね、何を間違ったのか分かんないけど」
川瀬「何でだろうね」
里見「分かんない。時時あるのよ、ほら半村良さんとかもそうだけど、何故か今読まれなくなっちゃう人って」
川瀬「はいはい」
里見「居ますよね。時代に寄り添い過ぎちゃって時代と共に廃れちゃう人」
川瀬「まぁ其処はありますよね、やっぱ。生ものじゃないですけど当時のトレンドに乗って」
里見「乗り過ぎちゃってると、読まれなくなる」
川瀬「ねぇ」
里見「ね。丹下左膳書いた林不忘もそうだけど」
川瀬「そうですね」
里見「(あと)の時代では読まれなくなっちゃう、流行作家過ぎて」

川瀬「アイスティーさんから、『君の名ははSFか――』」
里見「SFだよっ!! 誰がどう見ても!」
川瀬「『――辺りを切り口に』って書いてあるね」
里見「売れてるものは全部SFと呼びます。俺は業界を盛り上げていきたいんで」
川瀬「はいはい」
里見「SF業界を」
川瀬「業界を盛り上げる為には何したら良いんですかね?」
里見「あ、売れてるものをSFって呼べば盛り上がるんすよ」
川瀬「成程(笑)」
里見「あ、またSF売れたわぁ!」
川瀬「凄いなもう」
里見「逆転の発想」
川瀬「小賢しいわ」
里見「それもSFだからって売れてるものに対して言う。そうすると、常にSFは大ヒットですよ」
川瀬お前の中ではな」

川瀬「ドラクエはそれでもやっぱり、僕も6とかで終わりましたからね」
里見「6って石板の一番長い奴?」
川瀬「だっけ? 何か変なターバン巻いてる、あれ違うか」

里見「でも何か今回のドラクエやたらと評判良いね」
川瀬「評判良いね。皆面白い面白い言ってるね」
里見「まぁうちにもあるんだけど」
川瀬「まぁうちにもあるんだけどね。単に封が開いてないだけで」
里見「うちはうちの奥さんが」

里見「理解りましたって需要無けよ! 闇の左手何で誰も読んでないよもう!!」

里見「まぁ僕の知る限りそんなにバンダイグループ同士仲が良い様に見えないですけどね」

里見「嬉しい嬉しくないは、幾らで買ってくれるか次第ですよ」

里見「バーナムスタジオを買う会社は何時でも募集中ですよ」

オンエア楽曲
  • Red Like Roses [Red Trailer]/RWBY VOLUME 1-3 BEST VOCAL ALBUM
  • ゴォ!ウエストォォォッ!(GO WEST)/富永 TOMMY 弘明
  • Mirror Mirror [White Trailer]/RWBY VOLUME 1-3 BEST VOCAL ALBUM


第469回 放送日 2017年9月13日 ゲスト 中根一薫
内容
  • 里見は新卒でムービックに入社、1999年ぐらいまで所属して第一営業部でグッズの営業をしていた
  • 里見、ムービックを退社後ブロッコリーに入社
  • グッズオンリーからグッズと映像、そして映像オンリーへと上流へスライドした里見
  • グッズ担当時代にアニメーターに煮え湯を飲まされた経験から、上流へ行って何とかせねばと決意した里見
  • 川瀬は学生時代に早見仁の弟子をしていた
  • 中根、UCC在籍当時にエヴァを見てエヴァ缶を作る事にした
  • 最初はコミケでこっそり売るつもりだったが、話は大きくなりコンビニエンスストアなど全国で販売
  • 中根はスライドCMを知っていると言うだけで年配の演出家から可愛がられた
  • CMはプランナーに相当する人間が多くて大変
  • 博報堂の孫請けで仕事をしていた頃過酷で、夜魘されているのを見た娘に「そんなに仕事が嫌ならもういっぺんエヴァ缶やったら?」と言われて新劇を知り再びアニメグッズの世界に舞い戻った中根
  • ヤシの実サイダーが作りたくて単身アスキーメディアワークスに乗り込み三木に直談判した
  • サマーウォーズの時に上田市限定でラッピング自動販売機を作ったら非常に売れたのだが、台風直撃で温度が下がり全く売れなくなった
  • エヴァの全盛期、土日になると入り切れないくらいの客がアニメイトに押し寄せて入場制限をした
  • とある科学の超電磁砲のグッズを作る時にレシートに『とある』と書いたら「何だこの“とある”は!”?」と怒られ、「お前が知らないだけだろ!」とぶち切れた中根
  • ローソンアニメキャンペーンで氷菓が題材だった時、何もグッズが作れなかったので一等の景品を米櫃にした
  • 氷菓のキャンペーンがヒットしたので誰も作らない斜め上の商品を作る様になった中根
  • 里見がムービック時代に作ったグッズで一番気に入っているのがJペン
  • 和月がジャンプの巻末コメントでJペンを買ったと援護射撃をしてくれたのにそれでも売れなかった
  • Jペンを作った事で里見は筆谷の信頼を勝ち得て、今に到るまで付き合いが続いている
  • 最近は売れていない作品だと打ち上げもしない場合がある
  • ムービック時代の里見、売り上げ目標が届かなかったのでブロッコリーにデ・ジ・キャラットのグッズを作らせてくれと営業に行った
  • 里見の行動に「敵だよ?」と呆れた木谷だが気に入り、筆谷から里見がムービックを辞めたと聞いて声をかけた
発言

里見「ブロッコリーもグッズ――」
川瀬「作ってたね」
里見「――の会社だったんだけど俺は――」
川瀬「あ、映像のプロデューサーやってたんだ」
里見「――映像とグッズを兼任で作ってた」
川瀬「増えてる(笑)」

里見「だってカレンダーなのに一月一日に絵が上がって来るんだぜ?」

川瀬「彼はホビージャパンで当時パトレイバーの連載をしててですね」
中根「ええ」
川瀬「それの、あの、雑魚キャラを作れってんで黙黙と、作らされてって言う」

中根「それでガイナックスさんに電話したら、『すみません。あの、UCCの者なんですけど、缶コーヒーを作らせて頂きたいんですけど』つったら『すいません!!』っていきなり謝られ――」
里見「まぁ謝りますよ普通は」
川瀬「謝りますよね普通」

中根「序の時はね、面白い話なんですけど某、あの……里見さんの上司が」
川瀬「はぁ」
中根「パンフレットを」
川瀬「うん」
中根「当たらねぇだろと思って」
川瀬「えぇ」
中根「十万枚しか、十万冊しか作んなかった」
川瀬「成程」
里見「十万冊なら充分当たってるけどね」
川瀬「まぁ、まぁね。充分だよ」
中根「でも! 当たると思ってなかった。『そんなもんだろ? 余っちゃったらどうしよう』」
川瀬「成程」
中根「つって、蓋開けてみたら、一日で(笑)」
川瀬「(笑)」
里見「なりますよね」
中根「それで、それが欲しいあまりに何回も通った」
川瀬「はいはい」
中根「『狙った訳じゃないんです。僕は当たらないと思ってました』ってゲロってました」
里見「Dさん?」
中根「ええ、Dさんです。その後かなり偉くなりました」

中根「『リゼロを読んで)一巻きついなぁと思って、二巻から、あとドワアーン!っていって、『あ、駄目だこれ、青、あの、青い髪の子、綾波レイ超えるわぁ!』つって、で、一気に書き下ろしから何から、もう他のメーカーが何もやらないとこから突っ込んじゃって、申請室見たら三十幾つあって、俺大丈夫かなぁって思ったんだけど、蓋開けて見たら、ねぇ、もうエミリアどっかいっちゃって。で、今出て来て」
川瀬「大ヒットですね」
中根「ドーン!!つった時に、書下ろしから何から全部うちがあった」

中根「ムービックさんとかが、よく出資担当の人が『何であんなに当てるんですか?』って、おめぇに言う訳無ぇだろってよく言いますけどね」

里見「で、失敗したとしても、一年間、クリエイターさん頑張ってくれたんで、打ち上げぐらいはしてよって思うんだけど、お金無いんでって言われる。うわぁぁぁ」
川瀬「まぁねぇ」
里見「申し訳ございません、はいかいさーんみたいな」
川瀬「世知辛いね」
里見「世知辛い。こんな××××作んなよって俺は思う」
川瀬「そらな、受ける側は言うかも知んねぇがな」
里見「なけなし過ぎるよ! ××××って、俺は思う」

里見「そういうアニメのイベント(フィルムフェスティバル東京)って言うのは、何か僕は、気付かない内に行われて気付かない内に終わるんですけど、誰か教えてくれないのかなぁ」

オンエア楽曲
  • From Shadows [Black Trailer]/RWBY VOLUME 1-3 BEST VOCAL ALBUM
  • IGGY WALK/Coda


第470回 放送日 2017年9月20日 ゲスト 中根一薫
内容
  • 物理的に限界があるのでデジタルにシフトせざるを得ない
  • 里見は家の一部屋が完全に埋まっており、それとは別に倉庫も借りているが限界を感じ、本はデジタルに移行しつつある
  • 今の技術でセカンドライフを?
  • けいおんブーム時、神田商会が田井中律モデルのドラムスティックを作ったら累計一万セット売れた
  • グッズを売るに当たって長いアニメならではの面白さ
  • 飯田尚史は影のプロデューサーに向いている
発言

里見「でも、ねぇ? 皆がフェイトグランドオーダーに貢いでる金額を思えばね」
川瀬「其処と比べるんだ」
里見「ガチャでしょ?」
中根「まぁまぁ、ガチャ――」
川瀬「其処!?(笑)」

里見「えぇ、(電磁パルス攻撃を受けても)でも絶対納品しろって言われますよ」

川瀬「けど朽ちたらどうなるの?」
里見「其処に本が入れられるじゃない」

中根「皆レムちゃんレムちゃんって青毛の子ばっか言うけど、いやレムが一番好きなのはラムちゃんだから! お姉さんが一番好きなんだよ! だからうちは絶対ペアで出すんですよ。商品単独じゃ出さない。そうしない、それが分かってくれた人達が一杯居て、それは売れました。ラムレムはもう凄かったです」

川瀬「思い出した! ろうきゅーぶでそう本当にね、だからバッシュを作ろうと思って」
里見「はい」
川瀬「えー、××××」
一同笑
里見「それ最初の時ね」
川瀬「最初の時。まぁそりゃそうだよなって言いながら、アッハハハ」

川瀬「あの飯ちゃんは知らないだろうけれど、あまりにもその当時のプロデューサーが何もやらないから俺は、『お前飯田尚史に全部やらせてんじゃねぇよバーカ!』っつってた、てのは、今だから話します。と言うぐらい、飯田尚史がプロデューサーかっつーぐらい、あの人がとある劇場版をやってた」

川瀬「だからねぇ本当に、『やー、出来た出来た!』とかって糞眼鏡が言ってる時に、よく飯ちゃん後ろから刺さないなぁと思って見てたんだけどね俺(笑)」
里見「作ってんのはJCだよって」

川瀬「僕、オ、殆どオールナイト二部の、葉書き職人でしたから」

オンエア楽曲
  • I Burn [Yellow Trailer]/RWBY VOLUME 1-3 BEST VOCAL ALBUM
  • NAKED SILVER/橋本仁


第471回 放送日 2017年9月27日 ゲスト 無し
内容
  • 電撃25周年記念 電撃文庫 秋の祭典2017 直前特集!
発言

 

オンエア楽曲
  • ストライク・ザ・ブラッド/岸田教団&THE明星ロケッツ
  • →unfinished→/KOTOKO
  • telepath〜光の塔/三澤紗千香
  • SHOOT!/RO-KYU-BU!
  • Serment/川田まみ
  • signal/分島花音
  • PLASMIC FIRE/KOTOKO × ALTIMA
  • stand still/井口裕香
  • One More Chance/ALL OFF
  • Get goal!/RO-KYU-BU!
  • Light My Fire/KOTOKO
  • Shining Star-☆-LOVE Letter/井口裕香
  • nameless/鹿乃
  • OVER/アリサ(三澤紗千香)&シャットアウラ(日笠陽子)DuetVer.


第472回 放送日 2017年10月4日 ゲスト 柿崎俊道
内容
  • 本来は生放送の週だが、飯田出張の為に次週に持ち越し
  • SHIROBAKOオールナイトイベントについて振り返る
  • 聖地巡礼プロデューサーとは?
  • 聖地巡礼の元祖はセーラームーン
  • とり・みきやゆうきまさみ曰くビデオデッキが普及した事で尾道三部作がファンが舞台を訪ね始めた最初
  • 鴨川市が交渉して『輪廻のラグランジェ』の原画動画全てを引き受けた
  • 原画動画と言うご本尊が来る事で本当に聖地となった
  • 画一的な背景が許されなくなりつつあり、しっかりとしたロケハンをしている作品が増えている
  • 柿崎は大野、松下編集長時代のアニメージュ編集部に在籍していた
  • 雑誌『GaZO』のアルバイトとして入った柿崎、渡邊隆史、徳木吉春の三人しか居なかった
  • 百八十頁を三分割し、渡邊編集長がサンライズや自部に行き、徳木副編集長が本広克之の取材をし、残り六十頁を誰も居ない編集部で一人でやっていた柿崎
  • 渡邊に言われカレカノ制作現場に密着していた柿崎
  • 渡邊に連れられて共に角川書店に行きガンダムエースの立ち上げに携わった柿崎
  • ガンダムエースに係わる傍らアニメージュも手伝っていた
  • 柿崎、メガミマガジンにも呼ばれたが萌えは性に合わず一年か二年で辞めた
  • その他にもファミ通、SPA!、毎日新聞の記者など手広く仕事をしていた柿崎の二十代
  • 2004年頃に聖地巡礼の本についての執筆依頼があり報酬も交通費も出ると言う事で快諾、毎週末に日本中を旅していた柿崎
  • 上記の取材の末に書籍『聖地巡礼 アニメ・マンガ12ヶ所めぐり』を1500円で八千部発行したが売れず終わった
  • その二年後に『らき☆すた』が始まり聖地巡礼が盛り上がった
  • 北海道大学が発表した『アニメ聖地巡礼の誕生と展開』に柿崎が執筆した本の内容が殆ど引用されていた
  • 論文執筆者岡本健のシンポジウムに乗り込み名刺交換、その後仕事を共にする
  • スマートフォンの普及、グーグルマップの登場で聖地巡礼が簡単になりウェブログで個人が簡単に発表出来る様になり、その後に出る聖地巡礼の本は売れなくなった(個人のウェブログは権利を無視してキャプチャー画像を載せるが本はそういう訳にはいかない)
  • サテライトと初めて仕事をする事になった川瀬、嘗てハルフィルム在籍時代の金子文雄と仕事をし、その後も何かやりたいとお互い話していて『博多豚骨ラーメンズ』で実現した
  • 原画や動画などの中間成果物も歴史的価値があるので残すべきだが権利は制作委員会にあり廃棄される運命にある
発言

川瀬「博多豚骨ラーメンズと言う――」
里見「はい」
川瀬「作品」
里見「何となく博多が舞台な気がするなぁ」
川瀬「えぇ、理解る? そうなんすよ」

里見「製作の都合上必要だったりして、あの皆さんの、クオリティへの要求の結果」
川瀬「ハハハッハ、ちくりと入れて来た」
里見「えっ?!」
川瀬「いえいえいえ」
里見「皆様のご要望にお応えして」
川瀬「ちくりと入れて来たこの社長」
里見「風景を、きちんと――」
川瀬「成程」
里見「はい」
川瀬「了解しました」
里見「せざるを得ない時代が、到来……」
川瀬「しましたか」
里見「しました」
柿崎「で、それを見たファン達がまた行きますからね」
里見「で、更に俺た、俺らは写真を大量に撮る」
柿崎「撮る」
川瀬「成程!」
里見「それの――」
川瀬「でもお客さんから見たらwin−winな関係じゃないですか」
里見「いやいや
一同笑
里見「いやいや。『うどん(の国の金色蹴鞠)』だって香川三回ぐらいロケハン行ってんじゃねぇのかなぁ」
川瀬「凄いねぇ」
里見「多分『この世界の片隅に。』は百回ぐらい行ってると思うんだよね」

川瀬「けど聖闘士星矢はどっちかって言うとSFじゃないですか?」
里見「そんな事無いですよ。現代が舞台だから」

川瀬「ファンであるお客さんが喜んでいるんであればなぁ、まぁそういう方向になっていくわなって気はしないでもないけどね」
里見「まぁ俺らはただ作画崩壊とか言われたくないってネガティブな」
川瀬「後ろ向き(笑)」

里見「ちょっと俺だったらその西遊記とかでガンダーラまで行きましょうぐらい――」
柿崎「ああ―――、良いですねぇ」
川瀬「何言ってんだよ」
一同笑
柿崎「シルクロードそのまま入って」
里見「聖闘士星矢とベルばらやりましょうよ」

里見「でも金子ももう偉いんだからね?」
川瀬「金子ね、偉いんだよ」
里見「プロデューサーの上だからね」

里見「でもまぁメーカーさんに言うと、(原画動画は)要らないって言われる」
川瀬「だってどうすんだよぉ!」
里見「知らん」

オンエア楽曲
  • Die/RWBY VOLUME 1-3 BEST VOCAL ALBUM
  • Brand New Bright Step/三澤紗千香


第473回 放送日 2017年10月11日 ゲスト 飯田尚史
内容
  • 生放送だがウィンドウズアップデートにより定時に開始出来ず
  • 番組十一年目に突入!
  • 里見よりも子供(五歳)の方がインスタグラムを使いこなしている
  • フェイスブックで知り合いではない人も承認してしまった里見、ミクシィに戻りたいけれどパスワードを忘れては入れない
  • 川瀬はフェイスブックの承認基準を実際にあった事がある人にしている
  • アメリカ帰りの飯田によるニューヨーク・コミコンレポート
  • 『ニンジャバットマン(BATMAN NINJA)』の発表時、客による中継があり川瀬はそれを見ていた
  • 里見が依頼を受けてからニンジャバットマン(BATMAN NINJA)の製作経緯
  • RWBYは何故自分が、或いは日本人が作っていないのかと反省する里見
  • ハリウッドのハイバジェットには敵わない日本がやるべきだったのがRWBY
  • アニメと実写の境目が無くなりつつある中で日本のアニメがどうするのか考えなければならない
  • 上記問題に対する里見なりの現時点に於ける回答がニンジャバットマン
  • スーパーバイザーとしてクレジットした堺三保だが、クリエイティブプロデューサーと言えるくらいの貢献度
  • 『ブレードランナー2049』の本上映は早早に打ち切られたので、川瀬はランボー2と併映の同時上映で見て満足した
  • 基本的には「俺の方が巧く出来るのに!」と常に嫉妬しながら生きている里見
  • 『ブレードランナー ブラックアウト2022』には里見もお手上げ
  • 他にワーナー作品でアニメ化出来る題材は無いか
  • アニメ『博多豚骨ラーメンズ』はワーナーとしては初めてサテライトと組む
  • 岸田教団&THE明星ロケッツがアニメの主題歌を担当する時は曲名にアニメの題名を使っていたが、博多豚骨ラーメンズは珍しく違う
発言

里見「うっかりけもフレジョークとかも呟けない」

里見「製作期間三年。そんな訳無いだろってGメール遡って、偽まるからオファー来たのが2013年の秋だった」

里見「で、そん時の、まぁ今は居なくなった、ワーナーのトップの方(=福田太一)も、スタッフィングに噛みたいと言うお話が――」
川瀬「そう、あり、」
飯田「あ、そうなんだ」
里見「あり、」
川瀬「そう」
飯田「へー」
里見「で、」
飯田「どっか、あの、某」
川瀬「どっかの遊園地」
里見「そうそうそう」
飯田「か、関西方面の」
里見「それ!」
川瀬「関西方面」
飯田「(笑)」
川瀬「関西方面の遊園地に行った人」
里見「行った、前のボスが、噛みたいと」
里見「ゆって、俺が何パターンかスタッフィングのプレゼンをしたりとか」
飯田「マジで?」
川瀬「そうさせられてたのよ、可哀相に」
飯田「そんな」
里見「色色やってたのよ、その頃から」
川瀬「まぁ一応あの、形だけやってって」
里見「そうそう。もう露骨に、形だけで良いから頼むって言われて」

里見「ニンジャバットマンって言われても誰もオフィシャルだと思わないよ」

里見「ウルトラマンで言えばウルトラマンキッズぐらいの位置――」
川瀬「そうそうそうそう」
里見「ハヌマーン――」
川瀬「ハヌマーンだね」
里見「ね。で、ガンダムで言えばもう逆襲のギガンティスぐらいの」
川瀬「そうそうそうそう」
里見「位置にある奴に見える」
川瀬「そう。とか、『(ふみ切戦士)シャダーン』とか」

飯田「もう一つの方はね、色色」
一同笑
里見「たーかーのーつーめー」

飯田「それこそ先刻言ったRWBY? のプロデューサーのグレイとかは、『いやぁ仕事ちょっと早く切り上げて、(ブレードランナーの)前夜祭行っちゃったよ』。三回泣いたっつってましたね」
川瀬「三回泣いた」
飯田「うん。三回泣いたっつって、『何処で泣いたの?』って言ったら、『いや、あの、OPで、タイトルが出た瞬間に泣いちゃいました』」
一同笑
川瀬「分かり易い」
飯田「分かり易い」
里見「よく、よく、よく訓練されたオタク」

里見「ちゃんと(ブレードランナーの新作を)提案したんですよ」
飯田「あ、そう、あ、アメリカなんかに?」
里見「そうそう、川瀬さんに。主人公女性にして、日本だから公安を舞台にします」
飯田「はぁはぁ」
里見「で、義体にしよう」
飯田「成程。……あれどっかで、聴いた事のある話じゃない?」
里見「どう見ても見た事ある気がするけどこっちが本家だから文句が言えないって――」
川瀬「って一通り言い切った後に、却下って」

里見「ただ、(パシフィックリムは)日本人が作った方が、俺達にやらしたらもっと巧く出来るよって嘘でも言い続けたい」

里見「(『劇場版 マジンガーZ / INFINITY』を見て)東映って未だ本気出せんだぐらいの――」
飯田「ハハハハ」
川瀬「そう」
里見「驚き――」
川瀬「驚きは、あるよね」
里見「こんなに出来んの!? この人達みたいな」

里見「でも、あれを見ても、俺にやらせたらもっと巧く出来んのにって言う思いは何処かに」
飯田「ハハハ」
川瀬「マジンガーの人達は一杯、皆そんな人達ばっかりだから」

里見「そうそうそうだから、ブレードランナーを公安にしようとか、ハーマイオニーで魔女っ娘アニメ作ろうぜとか――」
飯田「ハッハッハ(笑)」
川瀬「だから、ありえない事ばっか言うからさ」
里見「都度俺はもう、ワーナーさんに提案し続けた」
川瀬「取り敢えずこの男のアイディアは取らないって。ただプロデュースと、スタッフィング能力は買うから、お前は考えなくて良い」

里見「こんだけ提案してるのに『じゃあバットマンね』って、『えええ〜!? 頼んだのと違うううう!!』」

川瀬「まぁ俺フラッシュの方が楽で良いなと思うけどね」
里見「作画的に凄い楽だよね」

川瀬「治安の良い紐育から、修羅の国博多へ。怒られちゃうわ」

川瀬「メディアワークス文庫のえーと、過去に『ビブリア(古書)堂(の事件手帖)』で、実写ドラマ化はされたんですけど、アニメ、あの、此処のレーベルのアニメ化は初めてと言う事で」
飯田「あ、そっか」
里見「え? あれは? JC――」
川瀬「どれ?」
飯田「何かあったっけ」
里見「えぇとJCでやった……」
飯田「何かあった?」
川瀬「何かあった?」
里見「あれ、えっと、えー……」
川瀬「どれ?」
飯田「メディアワークス文庫?」
里見「うん」
川瀬「あったっけ?」
里見「あの、女子、大、大学生の、恋愛の……うぅん、ちょっと待てよォ! 名前が出ねぇッ! メディアワークス文庫のアニメ、JCで、女子大生ので、駒都えーじさんがキャラ描いてた……駄目だ、出て来ない」

川瀬「本当ね、博多豚骨ラーメンズ(これ)に関しては久久に僕も、気合いは入っておるのですが、頑張りたいと思っておりますので」

川瀬「『お仕事でこれはやっちまったなって言う失敗はありますか?』、このラジオかな(即答)」

川瀬「らしいんだよ。俺もツイッターで見て、だから早速『お〜い、秀樹、芝刈り行こうぜ』って書いといた」

オンエア楽曲
  • Let’s Just Live/RWBY VOLUME 4 Original Soundtrack
  • Great Days/青木カレン/ハセガワダイスケ
  • Bad Luck Charm/RWBY VOLUME 4 Original Soundtrack


第474回 放送日 2017年10月18日 ゲスト 柿崎俊道
内容
  • アニメとゆるキャラが埼玉県観光課を作った
  • 新しく深谷にライデンフィルムのスタジオを作った
  • 動画は生活が苦しいので家賃負担や生活費が抑えられるところで上手なアニメーターに学べる環境を整えた里見
  • 聖地には聖地巡礼をする人の溜まり場があるので理解らない時は其処に行くと良い
  • 川瀬の友人森崎は大洗に行き、ギョーカイ時事放談のイベントを見て、バスで帰っている
  • 今後の聖地巡礼は大河ドラマビジネスになる
  • 大河ドラマの開始前後で客数がどれだけ変化するか
発言

柿崎「ただ、得意な人は、議員て言うのは無料で使える相談窓口だと皆思っているんですって」

里見「しかもね、深谷は、皆がイメージする埼玉と言うより皆がイメージする群馬に近いからね」

オンエア楽曲
  • Sacrifice/RWBY VOLUME 1-3 BEST VOCAL ALBUM
  • Grow Slowly/井口由香(公式サイトの表記に準拠)


第475回 放送日 2017年10月25日 ゲスト 無し
内容
  • 若手のアニメーターは総作画監督が手を入れた原画などを勉強の為に持ち帰ったりしている
  • 転売屋の問題を考える
  • 作品の放送予定がずれる要因について
  • 発表前に予定をずらしている作品はもっと大量にある
  • 会社員は誰だって騒がれたくないのでけものフレンズの件に悪人は居ない
発言

川瀬「十月二十五日水曜日十九時更新の、のら犬ブラザースのアニメ!ギョーカイ時事放談第475回になります」

里見「そうそうそう、やる気のあるアニメーターさんが……まんだらけに持って行ってるかも知れないけど」
川瀬「おおい!」
里見「もうああいうの本当止めて欲しい」

里見「で、先生の方からは、そういうものは安く売って欲しいとお達しが――」
川瀬「成程」
里見「お達しがあり、」
川瀬「お達しがあり」
里見「理解りましたって言って、」
川瀬「はい」
里見「イベント十時開始」
川瀬「十時開始」
里見「十時に、業者が六十万円のキャッシュでバーン!(笑)」

川瀬「まぁ、うちの、ね。我々のイベントは別に行けなくても何のあれも無いから大丈夫大丈夫」
里見「はい」
川瀬「はい、あのー、そんなもんが出、まぁうちは出てないと思うけど、まぁ、出てれば、買う必要は無いので、はい」
里見「はい」
川瀬「止めてください、と言う話でした」
里見「はい」

里見「ポプテピピカは出来てんじゃないかなぁ」
川瀬「あぁ、そうなんだ(笑)。そうですか」
里見「うん。比較的神風動画に詳しい僕が言うなら」
川瀬「比較的神風動画に詳しい、里見さんはそうですね。何だろう。放送、放送都合かな? 委員会都合かな?」
里見「大体出来てるよ」

里見「ただまあ普通に考えて、悪人は居ないですああいう時には」

里見「良かったね、(禁書三期が漏れた)裏で別の大きな話題(けものフレンズ)が」
川瀬「本当だよ」

里見「(KADOKAWAは)JASRAC、電通に並ぶ、」
川瀬「本当だね」
里見「お客さんが悪役にし易い」

里見「クリエイターさんに罪は無いですよ」

オンエア楽曲
  • bmblb/RWBY VOLUME 4 Original Soundtrack
  • COLORFUL BOX/石田耀子


第476回 放送日 2017年11月1日 ゲスト 無し
内容
  • セ・リーグでは大洋ホエールズ、パ・リーグではホークスを応援している川瀬にとって今年の日本シリーズは悩ましい
  • 川瀬が南海ホークスファンになった切っ掛けはあぶさん
  • 売り場でホークスの帽子を見ていたら巨人ファンの親に「何だ緑なんて小汚い」と言われた川瀬、爾来、隠れホークスファンとなった
  • 重大事件が起きた際に於ける表現の規制について
  • 現在のシステム上、作画同様に声優も個性を出し辛くなっている
  • 野球には興味が無いが『あぶさん』を読んでいるのでどのシーズンに誰がどの球団に居るのか、野村が選手権監督をやっていた頃から大体理解る里見
  • 仕事をしていてアニメの聖地を感じる時は?
  • にCSPGとしてクレジットされている伊平
  • 伊平がタツノコアニメにクレジットされているのは一周回った感がある
  • 今の時期に『とある魔術の禁書目録』アニメ第三期が放送されるに到った理由
  • ニンジャバットマンの発表以降、バーナムスタジオへの問い合わせは外人によるカンピオーネ二期を希望する一件のみ
  • あと五年くらいは今のタイトル数が続くが、その後がどうなるか
  • 増えたフリープロデューサーに未来はあるのか
発言

里見「急に寒くなったよね、皆体調崩して」
川瀬「そう、皆ゴホゴホやりだして」
里見「いい気味ですよね」

里見「まぁヤクルトと大洋の区別付かないもん」

里見「牛島もヤクルト?」
川瀬「それは中日です」

川瀬「アルビレックス……じゃない、アルビレックス新潟くらいしか無いよね」
里見「でも俺が新潟住んでた時Jリーグ無いから」

川瀬「けど香川(伸行)は良かったんですよ、大阪球場にチャリンコでやって来るんですよ」
里見「あの体形で」
川瀬「あの体形で。近所に住んでたから、チャリンコでやって来て、で、大阪球場の前くらいになると子供がワーって香川選手に、集まって来る訳ですよ。『あードカベンだー!』つって」
里見「うん」
川瀬「『ドカベンやー、ドカベンやー!』つって、香川のチャリンコの後ろに乗ったり、アハハ、あの、荷台のとこ引っ張ったりして、あの邪魔するって言う(笑)。で、香川が優しい人だから、『やめぇや、やめぇや』って言いながら、ふらふらしながら南海球場、大阪球場に入って行くって言う」

里見「(優勝を逃した広島カープだが)でも数年前まではさ、」
川瀬「そうよ」
里見「あの、」
川瀬「理解ります」
里見「鯉幟を上げる頃にはシーズンは終わる――」
川瀬「終わるって言うね」
里見「――みたいな人達だったじゃないですか」
川瀬「そうですね」
里見「ね。あれぐらい悟り切ってた人達が」
川瀬「もう、ちょっと調子付いちゃっ(笑)」

川瀬「だから僕が数年前にだから、アルジェヴォルンと言うロボットものを……」
里見「ロボットものが同時に来るのも、『ロボットもの最近無いから今行けば行ける』」
川瀬「行けるかなって思って行ったら皆考えてる事は一緒だったって言うね」

里見「ジャスティスリーグを鷹の爪に許諾するならハーマイオニーを俺に許諾しても良いじゃない」

里見「成程、シャリバンの時に都庁があったんですね」
川瀬「都庁は無い」

川瀬「“(DCVS鷹の爪を見て)本国の人が驚くほどの作品なのだからとても面白い作品になっているのだろうと思って観賞する事にしました。”」
里見「本国の人が驚いたのは其処じゃないかも知れない」
川瀬「アハハハハハハハハ(笑)」
里見「そういう以前だと思います。『吉田君ってジャスティスリーグとどういう関係があんの?』みたいな」

里見「ちょっと待って『獄門島』であの台詞修正したら成り立たないんじゃないの?」

里見「でもさ(妖怪人間)ベロは、『おいら達怪しいもんじゃないよ〜』って人間の女の子に向かって三本の指を出してるところを見ると頭おかしいなこれ、この世界って思うじゃん」

川瀬「それこそ2000年当時ぐらいにアニメの、ね、制作現場に居た時に、『この台詞って』局から言われた時に、じゃあこのきょ、台詞、何がNGで、どういう説明を……僕を納得さしてくださいって言った訳ですよ。『けど、これって、こういう人達を差別する事になりませんか?』。『このシチュエーショ、このキャラクターが、この状況のシチュエーションでこの台詞を話すって事に対して、何処に差別が入っているのか教えてくれ』。『いや、言葉だけで抜き出してですね』、『いや、そりゃ分かります。ただ状況さえ見ればこれ理解る台詞じゃないですか』、『けど、安全策を取りませんか?』みたいな事を言われる訳ですよ。安全策つってもさって話で(苦笑)。最終的に、だから、えーと、『局として変えてください!』って言われて、『じゃ最初っからそう言えよ!』つって、俺大喧嘩したんだけど(笑)」

里見「(インフィニティフォースは)CGじゃねぇか!! まぁ、アニメなのかな」

里見「俺もうプリキュアしか見てないから」

川瀬「一番やっぱりその三期を、ま、『俺達はま、ずっと待ち続けるからな』って言うファンの、声に、三木一馬が応えたと、言うのが一番の真相ですこれ。嘘偽り無く」

川瀬「ま、監督発表してないですけど錦織さんですよ」

里見「野球の話得意ですよ!」
川瀬「ドカベンだろ?」
里見「いやいや、ドぐされ球団」

里見「もう俺行く先先で、『エッグファームさん2025年まで埋まってるからもう受けらんないらしいですよ。御用のさ、時は、バーナムスタジオへ』って言い続けてるから」
川瀬「アッハ、酷ぇ話だ。何妨害してんだよ」
里見「って言うのを、月曜日に大澤さんにちゃんと――」
川瀬「話した」
里見「事後報告して」
川瀬「事後報告した」
里見「『お前ぇ、何やって俺の妨害してんだよ!』」
川瀬「アッハッハッハッハッハ(笑)」
里見「超切れてた。『お前ぇ、何株主の癖に、エッグファームの妨害してんだよぉ!』」

里見「いや、(バーナムスタジオを目指すのは)絶対止めた方が良いよ。あの、これを聴いている業界人の皆さん、フリープロデューサー止めた方が良いよ」

オンエア楽曲
  • Like Morning Follows Night/RWBY VOLUME 4 Original Soundtrack
  • 99/MOB CHOIR
  • Home/RWBY VOLUME 4 Original Soundtrack


第477回 放送日 2017年11月8日 ゲスト 無し
内容
  • ブレードランナーは打ち切り映画である
  • 里見は『聖石傳説』を見て衝撃を受け、人形劇の可能性を感じた
  • 幹事会社が責任を取らず、業界がルーチンワークと化している
発言

里見「この収録の時点で未だ分からないけど、(日本シリーズの結果を)俺が大予言しとくと(三連勝中の)ソフトバンクが勝つね!」
川瀬「その予言はかなり高い、かなり高いよね。大予言でも無いし。()予言」

里見「(を見に来ていた家族連れは)俺がヤマト復活篇で見た若いカップルみたいなもんだよね」
川瀬「あぁ、そういう奴そういう奴」
里見「ヤマト飛び立つ前に退室しとる〜!」

川瀬「あれを大画面で見るとどうなるんだろうなって」
里見「あのなんにも変わんないよ」
川瀬「(笑)」
里見「音が5.1ch(ゴーイチ)になるくらい」

里見「ニトロプラスさんの社長が、『台湾の人形劇で――』『あ、布袋戲(プータイシー)っすか』、『昔一回、バンダイビジュアルさんの仕切りで日本でも少し――』『あ、聖石傳説っすね!』、『これは話が早い里見さん!』みたいな感じで俺んとこに(オファーが)来たので」

川瀬「自分の金で摩ったんならまぁしょうがねぇやで帰れるんだけど、人の金ってところがこれ問題でね」
里見「気が楽だよね」
川瀬「いや気が楽じゃねぇよ」
里見「ま、所詮他人の金ですし〜!みたいな」

里見「まぁでもね、返す訳じゃないしね。皆博打だって理解ってるから」
川瀬「来た〜、居直り強盗」

里見「偽まるさんが一番嫌いな奴だよね」
川瀬「うん」
里見「グダグダで負けるの」
川瀬「グダグダで負ける……あ〜もうご存知の通り、ほら付き合い長いから、もうせっかちだからさ」
里見「意味も無く中継ぎ出て来て1イニング持たず炎上」
川瀬「最悪」
里見「また、また変わるみたいなのが」
川瀬「ムッチャ、超むかつく」
里見「そのまま行けよ!」

川瀬「それでも減らないじゃない?」
里見「貴方方の所為じゃないですか?」

里見「でもそれが一周回って場外ホームランとかになってるのこの数年見てるから何とも言えないよね」
川瀬「そう、おそ松さんとかね」
里見「おそ松さんとかけものフレンズとか」

里見「意外と、一生懸命やっても一生懸命やらなくてもビジネスの結果は変わんないのかもって思うよね。プロデュース側は」

里見「情熱的に語るフィルムは、受け手が望んでいないとただのノイズですからね」

川瀬「純愛ものって、小父さん大好きですから」
里見「ブレードランナーもそうですね」
川瀬「……全部ブレードランナーで話すんじゃねぇよ!!」

オンエア楽曲
  • 愛のプリズン/監獄男子(cv.神谷浩史、小西克幸、鈴村健一、浪川大輔、興津和幸)
  • 変わらない強さ/井口裕香


第478回 放送日 2017年11月15日 ゲスト 無し
内容
  • 死ぬまでに最終回を見たい作品は?
  • 作者の年齢が自分より年下の場合は厳しいので、里見はワンピースの完結を見るのは諦めている
  • 川瀬は『あぶさん』が何時完結するのかやきもきしていた
  • 『ドカベン』はちゃんと追いかけている里見が疲れて来ており、周囲で誰も話題にしていない
  • 老化と共に新作への好奇心が衰えていく
  • 本を読まないと自動的に爆発する様になっていない人類の仕組みを嘆く里見
  • ハロウィンで大人が仮装をしている光景に違和感を抱き、この奇習が何時から始まったのかと途惑う里見
  • 12月2日に開催されるイベントのチケット発売日(11/18)告知
発言

里見「俺だってアニメ映画見ててもやってる事はラッシュチェックだからね」

川瀬「あの〜、だからうちのね、わ、土肥Pとかが、ちゃんと一応クール毎に全部見てんの。で、その、ま、これはもう私は見なくて良い、って言うのを削って行って、一応何本か見ている、って話を聞いた時に、こいつ超偉ぇなって思っちゃった」
里見「でも、昔やってたでしょ>」
川瀬「やってた。ワクワクしながらやってたんだけど」
里見「ワクワクはしなかったけど、俺は」

川瀬「これねぇ、だた、大体同じ世代の人が聞いてんじゃないですか」
里見「はい」
川瀬「皆さん気を付けましょうね」
里見「……。フハハハハハハハ、どう、何を気を付けると好奇心が維持されるのか」

里見「そん時に、あの、まぁ、俺が、『最近全然本を読めないんすよね』みたいな事を言った時に、日下さんが『まぁ、本を読まなくたって別に死ぬ訳じゃないからね』って言う話になって、で其処で俺ははっと気付いて、本を読まなかったら死ぬ様になってれば良いのにってのが俺の結論ね」
川瀬「成程!」
里見「そしたら俺はもっと読めるのに、何で死なないんだろうなぁって思って」

里見「Read or Dieですよ!」

里見「昨日の夜、うっかり新宿に行ったら、まぁ破廉恥なコスプレをしているお姉さんが凄ぇ――」
川瀬「多かったね」
里見「沢山」
川瀬「いらっしゃいましたね」
里見「居て、ナイトメア・ビフォア・クリスマス私好きなのみたいな、ねぇ? シャレオツな、仮装」
川瀬「仮装」
里見「で胸元開いてる、寒空の中」
川瀬「えぇ」
里見「何じゃこりゃああ!と思って、あ、今日、ハロウィンか」
川瀬「まぁ新宿だから大人しかった」
里見「あ、そうそう」
川瀬「渋谷とか六本木とか酷ぇもんですよ」
里見「で俺は、そのままエスウッドの鈴木さんと二人で焼き肉を食いに行ってんだけど」
川瀬「ハハ、このハロウィンって言う、何だろう催しと真逆の行動!」
里見「そうそう、でエッグファームの大澤さんに、鈴木さんと飲んでるから直ぐ来いよって言ったら『仕事(泣)』みたいな顔文字で来る」
川瀬「あぁー」
里見「この付き合いの悪さ」
川瀬「悪さね」

里見「(池袋や渋谷と新宿でハロウィンに仮装して練り歩く人数の差があると聞き)え、でも魔界都市〈新宿〉キャンペーンとかやったら一発で逆転しそう――」
川瀬「莫迦な事言ってんじゃねぇよ!」

川瀬「皆コスプレしてるから、まぁソフトバンクの土地だしな此処福岡とか言ったら違うんハロウィンパーティーだったって言う。違うわこれ(笑)」

川瀬「親子揃ってミニオンズの格好してるから、この親子(××××)、あ、やべぇ、中中クレイジーだなと思って」

里見「偶偶俺が鈴木さんと新宿で待ち合わせしなかったら、また俺は何年か(ハロウィンについて)気付かないまま」

川瀬「一回だから、あ、あの仕事で、丁度ハロウィンの時に、し、し、渋谷で打ち合わせが一個あって、町を降りた瞬間に何じゃこりゃと思って、直ぐ連絡して、悪い、今日はパス!つって、そのまま俺山手線にUターンして帰ったんだ(笑)。てゆーよーな、これはと思って新宿降りたら何にも、ハロウィンのハの字も無くて、あぁ良い街だ新宿やっぱり俺の、やっぱ、あの、ホームタウンだわと思いながら。で昨日、馬場でちょっと話、あの、打ち合わせして飲んで、で、馬場だから折角だから西武新宿で帰るかと思って、西武新宿降りた瞬間に、ホームにもう何かぞろぞろ居る訳ですよ、ゾンビの格好した姉ちゃんとか」
里見「ま、BIG BOXは魔界都市〈新宿〉の舞台だからね」
川瀬「はいはい」
里見「はい」
川瀬「そしたらもう、あれっ、とうとう新宿にも侵食して来やがったかと思って。ねぇ」
里見「ま、早稲田の学生が居るからじゃない」
川瀬「あぁ〜。けど馬場は、ハロウィンのハの字も無かったよ」
里見「あ、早稲田の学生だからじゃない?(得意気)」
川瀬「そうだね。フフ。ハハハ、ハッハッハ。早稲田の学生だからじゃないって早稲田の学生、元学生が言うのも面白いね」

オンエア楽曲
  • Armed and Ready/RWBY VOLUME 4 Original Soundtrack
  • GATE〜それは暁のように〜/岸田教団&THE明星ロケッツ


第479回 放送日 2017年11月22日 ゲスト 日野弘美
内容
  • 普段は腰の低い飯田が、日野が相手だと上から目線になる
  • 日野の経歴を語る
  • 専門学校を出てアニメインターナショナルカンパニーに入社、制作進行で『魔法遊戯』などに携わる
  • 『(太陽の船 )ソルビアンカ』でデジタル進行をやっていた頃に川瀬と知り合う
  • 魔法遊戯で一度だけ演出を嗜むが、絵コンテが平面でしか描けず誰にも伝わらないと言われ挫折、AICを退社
  • AICの退社後、故郷の仙台に戻り普通のOLに
  • OL業をしつつむクリエイティブな仕事に関わりたい思いが燻っていた日野、東北大震災があり再びの上京を決意
  • ロフトプロジェクトにアルバイトとして入社後、イベントをしていた川瀬と再会を果たす
  • 現LOFT9 Shibuya店長の石崎が当時ロフトプラスワンの店長でギョーカイ時事放談イベントの担当でもあったが、日野が知り合いと言う事で担当をやる事になった
  • ギョーカイ時事普段はロフト側から見てどんな客か?
  • 日野がAIC退社後に帰ったのは実家ではなく登米市だった
  • アニメへの興味が強まりつつある川瀬の姪に、アニメファンである従兄弟が「お前のおじさん凄ぇんだぜ」と教えている
  • 里見の口調ではクライアントに厳しい状況である事を訴えても、危機感が伝わらず何とかなると思われてしまい後で怒られる
  • イベント中の佐藤辰雄に、客の前で強制的に次の日程を決めさせた日野
発言

日野「普通の何か社畜みたいな社員は辞めて(笑)、何か自由な感じで何か、ライブハウスは自由だってイメージがあったから、でも音楽じゃないなとは思ったんで、音楽好きだったんですけど、何か、カルチャーの方も好きだったから、って言うので東京上京して、ま、ロフトプラスワンか、下北沢のヴィレッジ・バンガードで働きたかったんですけど(笑)」
里見「どっちにしろサブカル糞野郎だって事だよね」
川瀬「そういう事だね」
里見「その二択だと」
日野「そうですね」
川瀬「一番俺の嫌いな人種だね」

日野「アニメのお客さんは本当に優しいです。何か、まぁそれこそあのぅ、ご飯作り過ぎて余っちゃったって言ったら頼んでくれたり」

里見「(ロフトプラスワンにとっての)良いカモになりたい」

川瀬「今まで一番大変だったのはどんな感じ? ま、あ、こ、特定名挙げちゃ不味いからあれですけど」
日野「ま、まぁ――」
里見「(××××)ックスとかじゃないの?」
日野「あ、それは、ちょっと、本当に、ちょっと……もう忘れ去りたい過去らしいので……」
川瀬「(笑)」
日野「触れると……」
里見「じゃそれ無かった事にしよう! ごめん! 俺、ちょっと読めてなかった」
日野「フフフ、フフフ、フフフフフフフフフ(笑)」

里見「ライブ……ま、歌よりトークの箱の方が増え易いって何で? 競合が居ないから?」
日野「いやそんな事は無いんですけど何でなんですかね、ま、あのぉ、ま、平野さんが音楽に飽きたからじゃないかな」
一同笑
里見「音楽に飽きたら、流石に確かにライブハウスやんないよね」
日野「多分、音楽に飽きて、多分話を聞く方が興味があるから、多分やってて。ま、トークに飽きたらまた今度違う事やると思います」
川瀬「成程」
里見「パントマイムハウスみたいなね」
日野「と、とかやると思います」
川瀬「とかやるか分かんないけど、決めてる」

里見「日野さんは、仙台で生まれ育ったの?」
日野「そ、そうですね。仙台と言うか、岩手と宮城の――」
里見「大分離れたね」
日野「さ、境――」
川瀬「仙台じゃねえじゃねぇか! 何誤魔化してんの」
里見「ま、愛知県民が名古屋って言う様なものだよね」
日野「そうですね。まぁ、実家は、まぁ、仙台まで車で二時間半ぐらいかかるんですけど」
川瀬「ちょっと待て。それは大概だぞ? それは仙台って言っちゃ駄目な奴だぞ」
里見「それ仙台、なの?」
日野「せ、仙台なん」
川瀬「仙台じゃねぇよ。車で二時間半って。おかしくね?」

日野「テレ東映んなかったです」
里見「テレ東なんか無ぇよ」

里見「子供の頃、藤子アニメが見れない訳ですよ」
川瀬「あ、そうですよね」
里見「テレ朝系とか」
川瀬「テレ朝系無い」
日野「え〜〜〜〜〜〜? そうなんですかっ、たい」
川瀬「大変とか言ってるよ」
里見「大変、大変じゃねぇ無いから分かんねぇんだよ」

里見「(父親から)お前もジブリアニメみたいなの作れば良いんじゃないの?」
日野「え、でも、ジブ、ジブリはジブリで良いと思いますけど」
里見「そんな真面目に返すなよ!!」

日野「(里見の作品で)あ、あれ凄い好きでした、か、可愛い女の子が――」
里見「うわ、沢山あるわぁ。けいおん? けいおん?」
日野「違います、あの(笑)」
里見「可愛い女の子が、部室で、放課後ティータイムする奴でしょ? 知ってる知ってる」
日野「ひ、ひ、引きこもりの男の子に、あの――」
里見「あ、天使の3Pですね」
日野「そ、そそそそそ!」
里見「あ、そんな最近の話ね。ありがとうございます!」

日野「あたしはアニメとかで未だ落ちた事を経験した事が無く……」
里見「何時でもうちに来れば良い」

日野「その、二十周年か。二十周年のイベント――」
里見「ええっ、もっとだろ」
日野「嘘っ、三十周年(笑)」
川瀬「三十ぐらいじゃない」
日野「三十ですね、すいません(笑)」
川瀬「もっとだろう」
日野「すいません本当に、殺されるぅ!」

日野「イベントを多分月一本しかやらなくても、多分……何か十本やろうが変わらないと思うんですけど、こ、固定給なんで。ま、でも、ま、詰められますね」

里見「三か月に一回ロフトプラスワンで――」
日野「やって」
日野「翌月ネイキッド、翌翌月渋谷――」
川瀬「勘弁してくれよ」
里見「ナイン、ナインにすれば」
川瀬「ぞっとするわ」
日野「死んじゃう。皆死んじゃう」
里見「そしたらロフトさんも幸せだしさ」
日野「そうですね。それは凄いありがたい。ありがたいんですけど、いや何か」
川瀬「何だその営業」
日野「申し訳無いなと思って」

日野「これはバットマンしか見た事無くても楽しめ――」
里見「そのバットマンって言うのはどれだよ? もうちょっとヒント頂戴」

日野「あたしバットマンがそんなに、シリーズ化してるのも、よく分かって、なくて(笑)」
里見「バットマン好きな人の前で言うと超面倒臭いよそれ」
日野「ハハハ、すいません」
里見「あの親切なバットマンファン全部説明するからね」

オンエア楽曲
  • 奇跡/井口裕香
  • 夢の果てまで/早見沙織


第480回 放送日 2017年11月29日 ゲスト 日野弘美
内容
  • ロフトプラスワンでのスペシャルメニューについて
  • 丸山、井上と毎月食事会をしている里見だが、行った店を誰も覚えていないし記録も取っていないので、過去に三人で行った事のある店なのか判断がつかない
  • 最近のアップルを見習って、イベントにサブタイトルを付けるのは止めた
  • アニメ業界の人間は約束が守れないだけで人を騙そうとはしていない
  • アニメーターは最盛期の自分を基準に仕事の進行速度を計算する
  • このラジオに出演して仕事が無いと言った岩浪、プロダクションのマネージャーからゲームのディレクションの依頼が来た
  • ネイキッドロフトのキャパシティ(五十人)を埋める丁度良いイベントは?
発言

日野「被ったら駄目じゃなくても、毎回高菜……あ。すいません」
里見「お前――――っ!」
日野「(笑)。ごめんなさい」
里見「シークレット……じゃないよね? シークレットでもないよね? あ、えーと、次回のイベントのご飯は高菜ご飯でございます」

日野「二人のイベントも本当に大人気イベントです」

川瀬「本当にあの子も駄目、駄目な女になってしまったね。まぁ元元駄目な女だったんだけど」

日野「レジェンドじゃないですか、お二人」
里見「何の?」
川瀬「何の?」
日野「え、アニメ業界の」
川瀬「いやいや」
里見「いやいやいや! 本当のレジェンドの話は、此処では喋れねぇんだよ!」

里見「『ちゃんと催促してくんないと上げらんないよ』」
日野「そうそう! 『ご飯作ってるんじゃないんだからさぁ』」
里見「えええぇ――――っ!?って思うよね最初」
日野「今来いって言ったから私、態態来たのに、出来てないって」
里見「ああ、そう、回収来てくださいって言って、呼んで、」
日野「そうそうそう、所沢まで行ったのに……」
里見「呼んで行ったら、上がってないんだよ」
日野「上がってない。えぇって思って」
里見「驚くよね」
日野「驚きますよ」

里見「実際、あの、脚本家の玉井剛さんいるじゃないですか」
川瀬「はいはい、居ますね」
里見「ゲストに出たじゃないですか」
川瀬「はい」
里見「それで何と」
川瀬「何と」
里見「俺が思い出して仕事を振りました」

日野「本当に私オカルトが好きすぎて、SF……はら! えぇと何だっけ、原田大二郎? 違う」
里見「諸星大二郎の話ですかもしかして?」
日野「諸星大二郎(笑)」
川瀬「違うだろう」
里見「何かちょっと違う人が出たね今」
日野「諸星大二郎さんが好きで」
里見「本当に好きなの?」

オンエア楽曲
  • さらば29/井口裕香
  • SIDE SEAT TRAVEL/早見沙織


第481回 放送日 2017年12月6日 ゲスト 無し
内容
  • 2018年より隔週放送になる事を告知(事前にイベントでは発表済み)
  • プロデューサーのモチベーションを上げる為のラジオ
  • ネガティブな事を言うと心の貧しさを出している(川瀬の持論)
  • 九十年代を多感な時期を過ごした里見は、その時代に受けた影響をそのままにアニメをプロデュースしている
  • 自分が好きだった音楽を時代を遡って聴いてみた里見だが、里見の中で感覚が固まった九十年代の前半に壁があり、それ以前は恥ずかしいと思ってしまう
  • ぽてまよのイベントが四時間喋ったのに配信だと四十分に短縮された件を反省し、イベントでの飲酒を禁じている里見
  • アニメ映画は実写に比してグッズなど映画館に落とす金額が二倍くらいある
  • 里見のTwitterアイコンは『アンビションオブシーザー』
  • パスワードを忘れた上に使っていたメールアドレスを変更した事でmixiに入れなくなった里見、好きな事を呟ける場が無くなった
  • アニメの映像ソフトを買いたいと言う声に対して里見が九十年代の世界名作劇場で薦めるなら『ロミオの青い空』か『ナンとジョー先生』、ロボットアニメならアイアンリーガーかガオガイガー
  • 川瀬は九十年代ならGガンダムかファイバード
  • 川瀬の友人森崎ヨシユキはロフトプラスワンのイベントに毎回密かに来ている(お土産の中に日の出製麺所とおか泉の饂飩があり川瀬は気付いた)
  • 川瀬がニフティサーブで知り合い今でも付き合いのある友人イナバが、実は岡田麿里の同級生だった
発言

里見「人力で言霊の機能が働く様になっててですね、人間は」
川瀬「人間はそうなってんですよ。其処にね、いい加減そろそろ気付いて欲しいなって瞬間がある訳ですよ。何だろう何かこう、吐き捨てた事を言えば、俺分かってる感を、って言う事が、いや寧ろTwitterとかで吐いてる人間は恥ずかしいと思うって言う風潮になって欲しいなって思う瞬間はありますよ」

川瀬「《ロビーには、えー、ぬのぶくろ劇人形も飾られて》」
里見「あ、布袋劇ね」
川瀬「失礼、失礼しました。俺そのまま読んじゃったよ(笑)」

里見「ま、先刻偽まるさんには話したんですけど、俺はもうゴジラの感想を人前では言わないって決めたんで」
川瀬「そうですね。止めといた方が良いと思います」
里見「酷い目に遭わされたんで」

川瀬「あの〜、何か、先刻、ちょっと、曲中に、Twitterをペロっと見てみたら、『週二回なのか隔週なのか』、隔週に決まってんだろ!」

川瀬「同じ様な例で言うとサザンオールスターズって言うバンドがありまして」
里見「はい。まぁ日本中、皆大体知ってんじゃないですか」

川瀬「あの〜、ナムコクラシックって言う」
里見「あ〜」
川瀬「あの、そこら辺の詰め合わせのゲームが――」
里見「ファミコン時代に台湾とか香港で売られてた奴ね」
川瀬「そうそうそうそう。って言う……いやいやナムコオフィシャル、ナムコの出してる」

里見「うちの娘が(どうぶつの森ポケットキャンプで)二日連続でチョウチンアンコウを釣り上げてましたね」
川瀬「あぁ、そうなんですか。チョウチンアンコウが凄いのかどうか僕よく理解りませんが」
里見「俺もよく分かんないんだけど」

里見「でも何かmixiがね、最後にアクセスする頃に、一回何か何年、十年か前の日記の、が見れるみたいなイベントがmixiの中で――」
川瀬「おぉ、ありましたか」
里見「あって。もうタイトルがさ。エイベックス潰れちゃえとかそんなタイトルなのね、俺の」
川瀬「碌でも無ぇな」
里見「酷いこれって俺が思った」

里見「初期のTwitterもバンダイビジュアル潰れちゃえとか言ってた訳ですよ」
川瀬「言ってたね」
里見「それが!」
川瀬「はい」
里見「何と俺は大人になった事か」
川瀬「うん」
里見「皆潰れないと良いなって俺は思ってるもん」

川瀬「僕のお薦めは、カードキャプターさくら」
里見「つまんねぇ事言うなあ!」
川瀬「ワーナーの犬なので」

里見「まぁ俺抑抑友達居ないかったからね
川瀬「わぁお!」
里見「友達居ないから本読んでた――」
川瀬「はいっ、と言う訳で!

里見「今だと(Gガンより)ガンダムWの方が面白いんじゃないかと言う気もする――」
川瀬「あのね、ガンダムWの方が面白いと思います」

オンエア楽曲
  • キミとボク/井口裕香
  • day by day/鹿乃
  • めっちゃ好っきゃもん!/井口裕香


第482回 放送日 2017年12月13日 ゲスト 無し
内容
  • 里見のメールは酷い! 語尾に「です」を付ければどんな内容を書いても良いと思っている
  • 十二月のイベントで、うっかり後ろがあるのを失念していた日野
  • 川瀬が昔ラジオで語った碌でも無い武勇伝の数数がWikipediaの記事から削除され、経歴ロンダリングが成功し初対面の人に半笑いで「あの川瀬さんですか」と言われる事が無くなった
  • 来年川瀬と里見が組む仕事がニンジャバットマンだけなので、それに絡めて何かイベントを?
  • 博多豚骨ラーメンズは女性向けと言う訳ではなく、男性も楽しめると川瀬熱弁
  • 博多豚骨ラーメンズは探偵物語の様なハードボイルド作品である
発言

里見「あの、検索したらさ、Wikipediaが出て来る訳じゃん、俺ら。ね?」
川瀬「そう」
里見「で、新規のクライアントさんは、検索してWikipedia見ますもん」
川瀬「うんうん」
里見「そん時に、里見最近仕事してねぇなって思われる訳じゃん」
川瀬「成程!」
里見「あの、客がサボるとさ」
川瀬「はははははは(笑)、客がサボると
里見「ザ・他力本願」
川瀬「今この、このプロデューサー兼社長、凄ぇ嫌そうな顔して抜かしましたよ」
里見「はははははは(笑)」
川瀬「皆さん! 成程、そうだね。確かにそれは言えてる」
里見「うん、でしょ?」
川瀬「僕が……」
里見「営業妨害も良いとこですよ」
川瀬「(笑)。営業妨害じゃない。だったら自分で更新しろ」
里見「そうそう。しかた分かんないしさあ」

里見「そりゃあやっぱり、ハーマイオニーのアニメ作るしか無いよね」
川瀬「また言ってるよ」

里見「ちょっと初心に帰って、ちゃんとやってみる?」
川瀬「ハハハハハハハハハ!(笑) 暴言!!」
里見「ちゃんとやってみる?」
川瀬「ちゃんとやってますよ! 何言ってんすか、先輩」

川瀬「台本通りにやんねぇからさ、だから台本要らねぇやと思って」
里見「何を言ってんすか、台本があるから台本を破るところに面白さがあるんですよ」
川瀬「すげ、超むかつく。ああ言えばこう言うの極みだよね今の」

オンエア楽曲
  • 陽だまりのように/井口裕香
  • nameless/鹿乃


第483回 放送日 2017年12月20日 ゲスト 無し
内容
  • 川瀬と里見のスケジュールが合わず、飯田と萩野谷による特別番組
  • 誰がこれからのアニメをつくるのか? 中国資本とネット配信が起こす静かな革命』は書籍版SHIROBAKO? 飯田が自社の新入社員やインターンシップの学生に買って渡しているバイブル
  • テレビシリーズと劇場作品に於ける宣伝の違い
  • 飯田、“宣伝”について深く語る!
  • 飯田の記憶だとテレビアニメの世界で宣伝プロデューサーと言う言葉がクレジットされる様になったのは十年くらい前から
  • 時間が無いので今回はワーナーカウントダウン打ち止め
  • 映画の試写会には大きく分けて、一般の人間に向けたリサーチとしての場と、インフルエンサーを対象にした場がある
  • 萩野谷としては2018年に宣伝スペシャルをやりたい
発言

飯田「『お便りを取り上げて貰っている方々は、割とお年を召した小父様世代が多い様に思えます』。あらま、中中あの、言い回しがね、あの……」
萩野谷「あぁ、素敵ですね」
飯田「ね? お気を使って頂いてる」
萩野谷「そうですね」
飯田「お年を召した小父様世代」
萩野谷「(笑)」

飯田「是非、僕らの為に、Wiki(pedia)は更新して貰えると、とっても嬉しいです」

飯田「下手すりゃ結婚式も仕事になってますからね」
萩野谷「(笑)」
飯田「結婚式もね、あれ、ハギーが居ると思ったら、何か横で、あのPA卓に座ってるみたいな」
萩野谷「あれでもお祝いしてんですよちゃんと」

萩野谷「面白いです」
飯田「ありがとうございます。全部受け売りです」

飯田「久々に、何か皆で、居酒屋収録か、」
萩野谷「おっ!」
飯田「或いは、あれですね、あの何か車乗っての移動収録かどっちでも良いんですけど」
萩野谷「えー
飯田「またちょっとそ、外でやりたいな! はい!」
萩野谷「車乗っての……(苦笑)

オンエア楽曲
  • Let's Just Live/RWBY VOLUME 4 Original Soundtrack
  • Bmblb/RWBY VOLUME 4 Original Soundtrack
  • Home/RWBY VOLUME 4 Original Soundtrack


第484回 放送日 2017年12月27日 ゲスト 無し
内容
  • 西新宿にあるたくあん・牡丹亭にて収録
  • 川瀬、里見、飯田、萩野谷、河野が参加
  • この場で『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』を見ているのは里見のみ
  • 飯田は中学時代の友人と三人でスター・ウォーズを見に行く約束をしている(まさかこの歳になって一緒にスター・ウォーズを見ているとは)
  • 岡崎が『マイティ・ソー バトルロイヤル』を見ていないと言う事でニンジャバットマンのメンバー(里見、中島、堺、岡崎)で平日の真っ昼間に見に行った
  • アニメの第二期は本当に難しい、希望していた人がいざ放送する頃には居なくなっている
  • ジャンプフェスタでキャプテン翼とソーマを展示した時の、客層、年齢層の違い
  • これからの配信などでは、玩具販促特化でも無い、ビデオグラム販売のハイエンド特化でも無い、その間の道が見られるかも知れない
  • 巨大ロボットに傾倒するのは特定の世代のみ
  • 全くビッグヒットしなかった『チャント!炒飯』のCFが急に見たくなって検索したYoutubeにあって驚く里見
  • どれだけやっても情報が届かない難しさ
  • 公式サイトやTwitterで発信しても博多豚骨ラーメンズが福岡で放送しないと思われる
  • 放送中でもジョジョファンから何度も「ジョジョアニメになってんの?」と言われた
発言

里見「まぁ、じゃ別にネタバレ見たって良いっすよね、友達の為ですもんね」
飯田「いやいやいや、あの、ちょっとそれは、どれだけ僕がその友達を裏切って、見てしまおうかと言う誘惑に――」
川瀬「どんなドSだよ」
飯田「ダークサイドに落ちてしまいそうになりながら頑張ってるんですから」

飯田「大分分かれてますよね、その」
里見「(スター・ウォーズの)評価がね」
飯田「評価がね」
里見「まぁ分かれる様な作りに、なってんすよ」
川瀬、飯田「ふ〜ん」
里見「あの、脚本が駄目なんで」
飯田「あら」
里見「うん。……ただ、じゃあ、凄かったスター・ウォーズって何よって言われると、まぁ毎回こんなもんじゃなかったんじゃないかなって気もするし」

飯田「あ、(『KUBO/クボ 二本の弦の秘密』は)CGじゃないんだ?」
里見「は? 売り! 売り! ストップモーション」

川瀬「ワンダーウーマンだけは面白かったんだよなぁ」
飯田「“だけ”はって(汗)」

飯田「あの黄色い奴、何でしたっけ」
一同「?」
飯田「黄色い」
川瀬、里見「黄色い奴」
飯田「黄色い……一つ目の奴」
里見「あぁ、ミニオンズ」
飯田「あぁ、そうそうそう」
里見「雑な記憶ですねぇ」
萩野谷「(手を叩いて大笑い)」

飯田「ラ・ラ・ラ・ランドがやっぱりヒットしてギャラソンが良かったですね」
川瀬「ラ一個多い」
里見「ラが一個多かったね」
飯田「うん」
川瀬「うんじゃなくて、ラが一個多い」
飯田「あっ!」
川瀬「ラ・ラ・ランドです」

川瀬「井口裕香ちゃんの、月曜日やってる奴とかもさ、番組も――」
里見「月曜ドラマランド?」
川瀬「違う違う」

里見「いやほらこれから十年後無くなる仕事みたいなのもあるじゃん。ねぇ、ラジオディレクターとかさ」

里見「いやだって俺らは、ニコ動の始まりを見て、滅びまで見ているかも知んないわけですよ。滅びるかどうか知らないけど」

萩野谷「まぁ知らないから知らないって言うだけですからね」
里見「事実ですからね」

川瀬「ちょっと来年から隔週になりますが」
里見「え?」

オンエア楽曲