のら犬ブラザースのアニメ!ギョーカイ時事放談
備忘録

『偽・うpのギョーカイ時事放談』として始まり、『のら犬兄弟のギョーカイ時事放談』を経た、表題のインターネットラジオ番組に関する私的な記録です
番組を聞いていると過去の内容を思い返したくなる事があるので、忘れない様に簡単ながら記録を付けました


第434回 放送日 2017年1月11日 ゲスト 大和田秀樹
  • 誰かが大和田の細君に告げ口をして、暫くゴルフクラブを変えなかった
  • 川瀬と大和田の二人でゴルフに良くも、川瀬が寝坊し一人でやる羽目になった大和田
  • 大和田が尿管結石になった話
  • 大和田が健康診断で直腸が引っ掛かり、校門にカメラを入れる為に病院へ行ったら担当医師が読者だった
発言

川瀬「俺写真でしか見てない、(里見の娘の)なぎちゃん」

川瀬「で、(姪の)上のお姉ちゃんがさ、ちょっと横に大きくなってたから『お前横に大きくね?』っつったら……」
大和田「デリカシーの無ぇ」
里見「最悪だ」

オンエア楽曲
  • In Shadows/ALL OFF
  • FAITH/青木カレン


第435回 放送日 2017年1月18日 ゲスト 大和田秀樹
内容
  • 何が売れているのか、お金は何処に流れているのか理解らない
  • 面白い物を描くより手に取って貰うハードルが高い
  • 本屋が消えつつある
  • トランプは逆に漫画に使い辛い
  • 講談社はちゃんと校閲が居る
  • 悪ふざけで書いた一文を校閲の人間が国会図書館まで調べに行く事もあり、今更作り話とは言えず申し訳無い気持ちになる大和田
発言

大和田「ワッショイ一杯入れば」
川瀬「ワッショイ一杯入れば」
里見「いけないよッ!!」

川瀬「えーと、此処で一曲」
大和田「えぇ、じゃあ……いっか、この乗り。十年ぐらいやってる」

大和田「昔だったら全部見ましたよねぇ。『コアラボーイコッキィ』だって見ましたよ俺は」

大和田「佐藤栄作と、池田隼人が殴り合いの喧嘩をするシーンを描いたら、『多分これやってないと思うんですけど』みたいな」
里見「知ってる知ってる」
大和田「うん俺もそう思います。多分実際には殴り合いしてないと思いますって赤で書いて、戻したら、返事無かったです」

大和田「今更、『それごめん、俺の作り話』とは書けないじゃん」

オンエア楽曲
  • insomnia/岸田教団&THE明星ロケッツ
  • One More Chance!!/ALL OFF


第436回 放送日 2017年1月25日 ゲスト 大和田秀樹
内容
  • 週刊連載を始めた所為でドライバーの飛距離が落ちた大和田
  • 佐藤利奈の結婚について沁沁と語る
  • 著書を買って焚書して、もう一度買う様にと大和田のお達し
  • 里見が八十年代の巨大ロボットアニメで好きなのはトライダーG7、ゴーグ、ガリアンだけ
発言

大和田「モーニングは別に買わなくて良い。色色あったし」

里見「(ガリアンは)俺が面白いと思う数少ない巨大ロボットアニメですからね」

大和田「(疾風の勇人の4巻を)買ってくれて、街で僕を見付けてくれたら、あの、Aまでなら」
川瀬「Aまでならすると」
大和田「場合によってはBまでオッケー」
川瀬「オッケーらしいんで、是非とも皆さん」
大和田「Cはちょっと勘弁して欲しいなぁ」

オンエア楽曲
  • telepath〜光の塔/三澤紗千香
  • ありがとう/ALL OFF


第437回 放送日 2017年2月1日 ゲスト 無し
内容
  • 試験的に従来のUSTREAMに加えてYouTubeでも放送、更にYouTubeでは動画も
  • 昔は製作委員会内でお互いの出資比率を知っていた
  • 里見の中で九十年代ロボットアニメの最高峰はガオガイガーとアイアンリーガー、次点がエヴァンゲリオン
  • 川瀬も里見に賛成するがGガンダムを加える
  • 毎年旧正月の影響が出ると理解っているのに、毎年パニックになるアニメ業界
  • 里見の娘はアイカツ、プリキュアに夢中
  • 忙しい時期のアニメーターは疲労しているし運動もしないので抵抗力が無くなっていてウィルスに弱い
  • 『乃木坂春香の秘密 ぴゅあれっつぁ♪』では打ち上げが始まってから終わり役者が帰るまで二時間半、川瀬が只管に小原充に説教していた
  • 川瀬の説教が小原のトラウマになっており、『風夏』でも「川瀬さんどう言ってた?」と気にしている
  • 社長、ライデンフィルムが地方にもアニメスタジオを作る理由を語る
  • アニメーターが東京に集中し様様な作品に参加する事と、地方で固定したメンバーで作り続ける事、どちらも一長一短
  • 京アニやPAの例の様に地方で同じメンバーが作る事で安定したクオリティを達成出来る
  • クライアントからは第二の『君の名は。』を求める声は多い
  • 業界ではリトルウィッチアカデミアが大注目!
  • これまでの配信に使っていた飯田のマックはOS]が入らない程(!?)古くYouTubeで配信するのにパワーが足りない為、川瀬の家に転がっていた使っていないマックを提供した
発言

川瀬「『そんな大変な事出来るかよ』。『そんな大変な事出来るかよ』って言われました」
里見「と、仰る宣伝マン」
川瀬「ええ、と言う宣伝を放棄した宣伝マンがあそこに居る訳です」
里見「で、これ宣伝ラジオ」

里見「感覚で言うと、俺達がお茶飲んで旨ぇって言ってたら茶道が始まってた感じ?」

里見「言っとくけどこの番組のローカルルールで、俺達が十年前って言ったらそれは九十年代半ばの話だから」

里見「Gガン俺ん中で未だロボットアニメのカテゴリーに入っていない」

川瀬「そうだからガリアンの、比較映像を、今、まぁ、あの、YouTubeとかに上がってるんですけど」
里見「比較? テレビとOVAで全然違うぞデザイン」
川瀬「そっちじゃねぇよ。今回ニューマスターと、前のマスターとの違いってやってんですけど」

川瀬「テストですから。文句言って来ない様に」

里見「で、其処(モンスト劇場版の打ち上げ)で小西克幸」
川瀬「あぁ、こにたん」
里見「『何か関わってんの?』って言われて」
川瀬「うん」
里見「こにたんに」
一同「(大笑い)」
里見「えと、この映画を作った会社の、社長でーすみたいな。『マぁジで!?』」

里見「俺ね、偽まるさんに言われたので覚えてんのはね」
川瀬「何だよ?」
里見「乃木坂晴香の秘密か何かの時に俺がインフルエンザに罹ったの」
川瀬「なったね」
里見「それで、『ごめん、俺インフルエンザになったんで一週間無理だわ』って言った瞬間に」
川瀬「うん」
里見「川瀬さんの、一言目」
川瀬「はい」
里見「『納品どうするんだよ?』」
川瀬「ほぅ?」
里見「病気ですよ?」
一同「(大笑い)」
川瀬「俺そんな事言った?」
里見「うん」
川瀬「冗談だよ、ジョーク」
里見「アハハハ」
川瀬「ジョークジョーク」
里見「って言うのを覚えてて」
川瀬「うん。結構、意外と君もねちっこいな」
里見「で、その何年か経ってですね」
川瀬「うん」
里見「あのー、別会社の」
川瀬「別会社の」
里見「WBさん」
川瀬「WBさん」
里見「で、あのSTBってのやってたんですよ僕」
川瀬「はいはいはいはい、STBやってましたね」
里見「N山Nぶ」
川瀬「N山N宏」
里見「で」
川瀬「うん」
里見「コネクトの、田部谷がですよ、インフルエンザにかか」
川瀬「かかりましたね」
里見「『ちょっと、田部谷インフルで一週間リタイアだわ』って言ったら、ノブ先生が『納品どうするんだ?』って」
一同「(大笑い)」
川瀬「あいつの方はガチだよ。俺のは冗談だよ」
里見「労りの無い」
川瀬「労りの無い。やべぇ、其処は系譜が引き継がれてる」

里見「俺は何時でも『君の名は。』みたいなの作るんで皆さんお金下さい」

里見「本当さぁ、アニメでバンドはきついよね」
川瀬「いやきっつい!」

オンエア楽曲
  • →unfinished→/KOTOKO
  • ストライク・ザ・ブラッド/岸田教団&THE明星ロケッツ
  • OVER/三澤紗千香、日笠陽子


第438回 放送日 2017年2月8日 ゲスト 無し
内容
  • 年を取ると分母が増えるので年月の経過を早く感じる
  • 昔のウェブログとかを見ると尖っていたと感じる里見
  • 里見も今はクライアントの悪口を言わなくなった
  • 怒ってもカットが上がる訳でも無し、里見悟りの境地
  • 怒っても状況が改善しないので里見は怒らない、その代わりに怒られても気にしない
  • 川瀬はロジカルに怒る様になった
  • 里見も川瀬も現場で最年長と言う機会が増えて来た
  • 川瀬が新人だった頃は、今の川瀬の年齢くらいのメーカー側の人間は現場に来なかった
  • キングレコードの大月やビクターの佐々木はアニメ業界に於ける映像メーカーの第一世代だったので管理職になるのが当たり前
  • 昔に比べて製作委員会も複雑化しており、若い人間はそれに翻弄され先ずシステムを考える
  • 川瀬からすれば重要なのはシステムではなくフィルム
  • 里見がホン読みで意見を言っても部下にひっくり返される
  • 太陽戦略を取る里見に対して、ホン読みで北風戦略を用いて部下を追い詰める川瀬
  • 三月は飯塚晴子嬢のゲスト出演が実現!?
発言

川瀬「十六七年前のソウルテイカーの時もそうでしたよ」
里見「うん」
川瀬「後藤(広光)君に、『カットは何処だい?』って優しく言ったら、『すいません』ってこう三段目の引き出しからこうやって」
里見「アハハハ」
川瀬「優しくすると出て来るな、みたいな」

里見「怒る事は無くなりましたよ」
川瀬「そうですね、僕もなぁ、無くなりましたね」
里見「減っただよね」
川瀬「減った減った」
里見「偽まるさんは怒っている時は怒っていますよ」
川瀬「そう?」

川瀬「段段ね、僕の師匠に自分が似て来てるのが凄い自分で嫌でさ」

里見「もしくは湯川専務になるまで頑張って頂きたい」

川瀬「だから何言っても『今はこんだけパーセンテージがあって、此処も入る予定です』、『いやだからそれは良いんだよ、このフィルムは何を作りたいの?』つったら、『いや、原作があるんで』って言うから、『原作をどういう風に作るんだよ!?』って言ったらもう黙っちゃう」
里見「太陽で行こうぜ」

オンエア楽曲
  • Serment/川田まみ
  • Grow Slowly/井口裕香


第439回 放送日 2017年2月15日 ゲスト 無し
内容
  • 川瀬も里見も業界に入った頃は用語が理解らなかった
  • 最近のクライアントは現場と離れているので若手のプロデューサーが偉そう
  • 里見が理想とするのは編集者と漫画家の関係
  • 部下から避けられている川瀬は、慕われている飯田や大森を見て羨んでいる
発言

川瀬「世間的にもさ、最近我我もよく言われるのが、『『君の名は。』を作ってくれ』って無理だ莫迦野郎ってよく言うんだけど」
里見「作れんだったら毎年作ってるわ!!」

オンエア楽曲
  • GATE〜それは暁のように〜/岸田教団&THE明星ロケッツ
  • SHOOT!/RO-KYU-BU!


第440回 放送日 2017年2月22日 ゲスト 無し
内容
  • 川瀬の単独放送
  • アニメ業界に復帰した伊平からこの番組には特に連絡が無い
  • 昨年、飯田がイベントで伊平と会ったがラジオについて言及はされなかった
  • 川瀬がトークを纏めようとすると卓袱台を返すのが里見、中途半端に甘噛みするのが伊平
  • 第一優先権とは何か
  • 製作委員会のリスクヘッジが進んだ事や、ソーシャルゲームメーカーが宣伝としてアニメに参入している事が、アニメが増えている要因の一つか
  • この番組は昨今のアニメラジオとは構成が違う
  • 番組のアシスタントにお薦めの人間を募集!
発言

川瀬「あの乗りが悪い時はね僕が振っても(里見は)話をしようとしないから。面倒臭がって」

川瀬「僕ね来年が多いんですよ。今年中に遊んどこうって思うんですけど。こんな事、うちの川村小父さんに聞かれたら殺されるよ」

川瀬「阿呆の大西が主役なの!?」

オンエア楽曲
  • きっとワンダフォー/澄原サトカ(CV:日高里菜)&菜森まな(CV:小倉唯)
  • 天鏡のアルデラミン/岸田教団&THE明星ロケッツ


第441回 放送日 2017年3月1日 ゲスト 無し
内容
  • 生放送、映像配信は無し
  • 里見は新潟から東京に出て来たら花粉症が収まった
  • 川瀬はアレルギーを血液検査で調べたら、僅かにハウスダストが出たくらいで他は何も無かった
  • 里見は金属アレルギーで腕時計も結婚指輪も着けておらず、学生の頃は懐中時計を愛用していた
  • 番組のアシスタントにリスナーが候補を挙げる
  • 大澤からも「おぉ、恐いの来た!」と言われる川瀬
  • 飯田もブースに入り配信に使うパソコンを新調する為の金策を講じる
発言

川瀬「今ね、何かほら、植林で杉の花粉が出ない奴……」
里見「何故また其処で杉を植えるって俺は思う。何でお前らはそんなに杉好きなのって思うんですけど。やっぱ杉じゃないと駄目なの?」

川瀬「『第四候補佐倉綾音』、もう人気あるから呼べない呼べない。『結構キャリアがあるのに世の中の事をよく理解っていない娘だと思います』って凄い、あ、阿呆扱いだなおい。阿呆枠。阿呆、阿呆だったらあれだぜ? 大西沙織の方がよっぽど阿呆だぜまぁ良いや。あれ阿呆のプロだからね」

里見「俺アニメ好きだったのに何か見れないんだよね」
川瀬「あぁ、そう?」
里見「動いて見えないから」
一同「(笑)」
里見「もう世の中のアニメ全部二コマ打ちにして」
川瀬「また無茶な事を仰る」
里見「全部のアニメを二コマ打ちにしてくれたら儂はまたアニメを楽しめる事になるんじゃあ」

川瀬「ね、ぢゃくそんって奴がね、『いい声じゃなくてもいいからせめて下読みして咬まない・間違えないで読んでほしいなぁ』だって。失礼なメール、あの、呟きだなぁと思って見てましたけど」
里見「それは王雀孫とは違うんですよね?」
川瀬「王雀孫じゃない」
里見「王雀孫じゃない、じゃあ良いや」
川瀬「本当にじゃあ聞かなきゃ良いのにね。ずーっとこれだよ」
里見「十年間」
川瀬「十年間ずーっとこれなんだから今更何言ってんだこいつ」

里見「うちのイベントは盛り上がり過ぎです。皆優し過ぎます」

里見「日本のアニメの、五十一パーを作ったら、多数決で日本のアニメが俺の物になるから、五十一パーセントのアニメを作りたい」

川瀬「役者としての大西は天下一品ですよ」
里見「普段は阿呆ですけど」

飯田「出来る限り(この番組には)お金は使わない、ワーナーの。じゃないとワーナーの悪口も言えないし」

飯田「キャシャーンボックス四つ買っちゃって」
里見「四つ! 四つ…? え、キャシャーンボックス四つは買わないよ」

里見「そういう人達はプレゼント抽選会時間も、本来はトークに充てて欲しい」

オンエア楽曲
  • ふりだし/早見沙織
  • Stay with Moon/姫柊雪菜 (CV:種田梨沙)
  • GATE〜それは暁のように〜/岸田教団&THE明星ロケッツ


第442回 放送日 2017年3月8日 ゲスト 無し
内容
  • アシスタント候補に関するメールを読み上げる
  • 面倒そうな案件にはマウスプロモーション社長のメールアドレスを教えて振る里見
  • 明坂聡美からラジオに出たいと
  • 伊平は粋が理解るへうげもの
  • 里見がワーナーで付き合う人間が全く変わらない、若手を知らない
  • 後継者育成を兼ねたアシスタントを入れる?
発言

里見「マウスプロモーションの人達は意外と本気度が何時も高い」
川瀬「意外と本気度が高いからねぇ、役者も含めて」
里見「まぁ、社長も含めて」
川瀬「社長も含めて」
里見「社長も含めて乗り優先だからね」
川瀬「乗り優先だからねぇ、危険なんだよ」
里見「社長から『里見は面倒な案件しかこっちに振って来ない』って言う……」
川瀬「ハハハハハ!」
里見「……話をされてばれてたかって言う」

川瀬「一応、本人(明坂聡美)にオファーをしましたけど。じゃあ何時でも来なよつって。後は、事務所さんと確認をしつつ。えー、『お前がギャラが高い、高くなければな!』つって一応、捨て台詞を吐いておきましたけど」
里見「ハハハ、捨て台詞吐く必要無いだろう(笑)」

里見「(宣伝番組で宣伝するのは)一石二鳥じゃなくてこれ一石一鳥じゃないの?」

オンエア楽曲
  • eve/早見沙織
  • GATE U 〜世界を超えて〜/岸田教団&THE明星ロケッツ


第443回 放送日 2017年3月15日 ゲスト 無し
内容
  • 自分がアニメ業界に入った当時の大月俊倫、真木太郎、佐々木史朗と言ったレジェンドクラスの年齢を超えたが、その域には辿り着けていないと感じる里見
  • 距離を縮めようと若い衆のカラオケに混じるものの、翌日謝罪メールを受け取る事になる川瀬
  • 皆のお母さんである飯田、陽気なお父さんの大森、近所の雷親父の川瀬
  • 若い子が不用意な発言をすると直ぐに撃つ川瀬
  • 土肥は川瀬に正論で飄飄と返す
  • 松倉からも(松倉の部下に)優しくしてくれないかと言われる川瀬
  • 東京オリンピックに肖りたいと考えている里見、国立新競技場を最初に壊してみたい
発言

里見「威圧感って消せないの?」
川瀬「いや俺は消してるんだよ!!」

里見「俺も大月さんの前では思った事言った事一度も無かったしね。『はい、理解りました!』って言い続けてたし」
川瀬「成程、なるよね」
里見「だって恐いもん」

川瀬「いやだってさ、拾いたくなるじゃん」
里見「撃つなよ実弾で! 大人なんだから」

川瀬「(撃つのが)楽しいんだよね?」
里見「ハハハハ、相手は、それどころじゃない」

里見「いやっ、でもそれの、一番重要なところは、えっと圧迫感の塊の松倉友二に言われたって事だよ」
川瀬「そう、そう、それがね、俺ショックだったんだよ! お前が言うなよと思いながら」
里見「其処に言われたはかなりやばいよ」
川瀬「かなりやばいんだよね」
里見「肉しか食ってない人に栄養バランス考えろよって言われるぐらい、ぐらい、偏ってるところだから」

里見「(ひるね姫の紹介を読みながら)2022年夏、東京オリンピックの三日前、私の家族に事件が起きた」
川瀬「はい! さぁ、何でしょう?」
里見「AKIRAじゃねぇの?」

オンエア楽曲
  • レーゾンデートル/姫柊雪菜(cv種田梨沙)
  • LIVE MY LIFE/岸田教団&THE明星ロケッツ


第444回 放送日 2017年3月22日 ゲスト 木村珠莉、高橋未奈美
内容
  • 里見はライデンフィルムの社長として社員と和気藹藹は出来ていないが怒らないので恐れられてもいない
  • 空腹で会議が長引くと激怒する川瀬
  • 木村と高橋の川瀬に会った時の第一印象は?
  • 飲み会で浮かれている部下を見ると説教したくなる川瀬
  • 最近は大人しくなり、変なポーズを取らなくなった高橋
  • 年始に風邪を引き酒を断った事を気に呑まなくなった木村
発言

里見「(アニメジャパンとギョーカイ時事放談イベントは)規模で言うとクリスマスは俺の誕生日、くらいのスケール感の違いはあるよね」

川瀬「『さて偽さんと若手さんの距離を近付ける為の解決策ですが、偽さん側の方策は1.偽さんにとって異常と感じられる事の殆どを知らない振りをして見逃し続ける。2.失策は二回までは怒らない。の二つだと思います』、俺別にそんなに、一回で怒るなんて一言も言ってねぇだろうがよぉ!」
里見「ほら怒り始めた!」
川瀬「いやいや、違うから! 違うから!」

里見「腹減ってると怒る?」
川瀬「うん、腹減ってると怒り易くなる」
里見「居るよねぇ、腹減ってるとか眠いとかって理由で怒る人」

川瀬「違う違う違う、(ソードオラトリアの)プロデューサーは志治だから」
里見「あ、志治君だったんだ」
高橋「あ、そうなんですか?」
木村「志治さんなんですか?」
川瀬「そうだよ」
木村「へー……」
高橋「へぇぇえ!?」
里見「でもまぁ志治君はほら、生涯アシスタントプロデューサーだから」
木村、高橋「(笑)」
高橋「アハハ、何で!?(笑)」
里見「ほら風格が」
高橋「若いしね見た目が、お若いし」
里見「アシスタント臭がする」

木村「私、(志治に)サブカル糞女って言われました」

木村「お酒飲めば良いんじゃない、お酒飲んで……」
里見「あ、あ、志治君も酒飲んで、ワーナーに出社してれば……」
高橋「それはやばい!! それは駄目よ!」
川瀬「成程ね。まぁそうしたらぶん殴るけどね」

高橋「あたし基本何にも考えてないから」
川瀬「そうだね! 知ってる」

川瀬「けどねぇ、飲みの席で若いの見ると説教始めちゃうからね」

高橋「じゃあかない(みか)さんを呼んで、やりましょうよ」
川瀬「止めて」

木村「ティオナの、あの二つ名面白いですよね、あの、妹の方の」
高橋「うんうん」
里見「あぁ、大切断」
川瀬「大切断」
高橋「アマゾン」
里見「アマゾン。俺達向けじゃねぇか」

高橋「違うんですよ。何か、先輩にもてないぞって言われて」
木村「あー……」
高橋「えぇっ、もてたい!って思って」
里見「脇から何か掻き出してるのは、もてない」

里見「寝てる時のおぼっちゃまくんみたいな」
高橋「あぁそう! 知ってます!! 理解る! おぼっちゃまくん大好きなんですよ」

里見「ポーズで、好きだって言ってくれる人は外れだと思うよ」
高橋「へー、マジレスだー」

オンエア楽曲
  • 希望の歌/岸田教団&THE明星ロケッツ
  • LIVE MY LIFE/岸田教団&THE明星ロケッツ


第445回 放送日 2017年3月29日 ゲスト 木村珠莉、高橋未奈美
内容
  • 周囲に原因を押し付けずに部下には責任を自覚して欲しいと考える川瀬
  • 井澤詩織のラジオかイベントに誘われていたが、先にギョーカイ時事放談のイベントに出ないとと筋を通した水島努
  • 木村と高橋は養成所の同期
  • 人生で初めて髪を染め、その印象の変化に鏡を見る度に自分で驚く高橋
  • 川瀬や里見の同期は?
  • キングレコードの中西が里見と大学の学部が一緒だったが、在学中に面識が無かった
  • 木村と土肥は大学が同じと言う訳ではないがそれに近しい関係
  • トリガーの宣伝に里見と同じ新潟県西蒲原郡吉田町の出身で、同じ吉田中学校の一年後輩が居た
  • 川瀬の実家がある千里丘駅の一駅先の茨木駅にサエキトモが、もう二駅先の高槻駅に福山潤が住んでいる
  • 『ラジオ「ソード・オラトリア」 〜魔道士とアマゾネス〜』をどんな番組にしたいか
発言

高橋「顔で、あーこの人何か凄い言いたい事あるけど、今は取り敢えず褒めとけって言う顔してるなーって……」
里見「あぁ、志治の事ね」

高橋「飲み会でもこういう話しないじゃないですか」
里見「する訳無ぇだろっ!!」

里見「何でも訊いちゃえば良いんだよ」
高橋「えぇーっ!?」
木村「訊いちゃえ訊いちゃえ♪」

高橋「決済、月? には何か急に工事が増える、みたいな……」
里見「それ決算だろ」

里見「コントをやってた? サブカル糞野郎ですね。仏像、ラーメンズ……」

川瀬「(髪を染めた高橋を見て)俺の知ってるたかみなはもう終わったな」
高橋「何でぇ――――ッ!!?」
木村「えーっ?」
高橋「そんな事無いじゃないですか! ごめんなさいね、声大きくなっちゃって」
川瀬「不良になっちゃった」

木村「でも良い感じの色で」
高橋「せんきゅぅ」
木村「可愛いよ」

里見「だからこれ聞いてる中で、吉田町出身で業界人はもう皆メールくれ。本当に居るのか、他に」

高橋「仏ゾーン大好きだったから」
里見「仏ゾーンアニメになったら見たいよねぇ」
高橋「いや見たいですよねぇ!!」
里見「俺仏ゾーンがアニメにしたい」

高橋「確か川瀬さんと話していると突っ込まれる事が多い!」
里見「いやでも、でも多分世間一般から突っ込まれる事が多くない?」

川瀬「(木村は)呆け殺しだもんね」
木村「うぅん、そうなんですよ」
高橋「えー? 殺さないでー」
木村「ブス」
高橋「えっ? ブスって言われた」
木村「違う、違う違う! 刺したのぉ!! 刺したの!」
高橋「ブス……」
里見「大丈夫、カットしておくから」
木村「違うんだよぉ! そんな暴言吐かないよぉ!」

川瀬「まぁ取り敢えずしょうがないよ、ね。呆けるから突っ込まないと……」
高橋「呆 け て な い !」
川瀬「え、呆けてないと思ってんの?」
高橋「呆けてないですよね今日は?」

オンエア楽曲
  • RE-ILLUSION/井口裕香
  • レーゾンデートル/姫柊雪菜(cv種田梨沙)


第446回 放送日 2017年4月5日 ゲスト 無し
内容
  • ストブラの編集作業を行っていた川瀬が遅れ収録が押した事で、生放送の開始時間が遅くなる
  • 『のら犬ブラザースのアニメ!ギョーカイ時事放談〜のら犬フレンズ監督ってすごーいSP〜』にゲスト出演し、楽しそうだった水島努
  • 『ウルトラスーパーピクチャーズ横断ナイト』で里見が思う一番の失敗は名前
  • リスナーからの募金で配信用のパソコンを買った以上、番組を止められない……
  • ゴールデンウィークは生放送を休止、翌週に行う
  • お薦めの海外旅行先は?
  • 川瀬は心が荒むと紐育に行く
発言

川瀬「ちょっと入りが遅れましてね、飯塚先生をお待たせてしまってですね、申し訳無いなと」
里見「飯塚昭三さんを待た……」
川瀬「昭三じゃない。晴子先生です。フフフ、来る訳無ぇだろ」

里見「毎週飯塚さんになるよね、それだと」
川瀬「毎週飯塚さんになる」

里見「そして俺達はネットを信じてない」
川瀬「はい」
里見「ニコ動も信じてない」
川瀬「ほぅ、何故かと言うと三回目で大炎上したから! もう遥か十年も前の話ですがな!」
里見「俺は未だ根に持ってるよ」

里見「秀樹だってクリエイターだからね?」
川瀬「あぁ、まぁな」
一同「(笑)」
川瀬「まぁ、まぁ」
里見「うん、酒飲みカテゴリーに入ってるかゴルファーのカテゴリーに入ってるか」
川瀬「ごめん俺ん中で完全にゴルファーのこうカテゴリーに入り始めてるからさ、秀樹。そうだった、あれもそうだった。絵描きだった」

オンエア楽曲
  • zero-sum game/岸田教団&THE明星ロケッツ
  • RE-ILLUSION/井口裕香
  • life logistics/岸田教団&THE明星ロケッツ


第447回 放送日 2017年4月12日 ゲスト 飯塚晴子
内容
  • クドが描きたいからとリトバスのキャラクターデザインを引き受けてくれた飯塚
  • 飯塚ゲスト出演が実現するまでの経緯
  • テニスの王子様参加中に作画監督の枠が空いたので、自分から売り込みローテーションの座を勝ち取った飯塚
  • 飯塚は就職難の時代だったのと満員電車が嫌でアニメーターになった
  • 『機動戦艦ナデシコ』が好きだった飯塚はジーベックしか受けなかった
  • 飯塚が最初に動画をやったのは∀ガンダム
  • 動画から始まるアニメーターの構造だと、才能がありながら千が綺麗に引けない為に消えて行った人が居るかも知れない
  • デジタルで並列化すれば才能の取りこぼしが無くなると主張する里見
  • 飯塚は十年先まで自分年表を決めて動いている
  • 飯塚は最初にキャラクターデザインを担当したのがオリジナル作品だったので、原作に合わせたりする必要が無く楽だと感じた
  • 現場は上に行く度に違う業務になるのに皆がこなしているアニメ業界の不思議
  • キャラクターデザインや総作画監督をやっていると原画やレイアウトが描く機会が無くてアニメーターとして不安になる飯塚
  • 初心に帰る精神で昨年は原画や第二原画に精を出した飯塚
  • JCスタッフの車両部に入りたいと何時も言い、松倉からそんな高給取りは要らないと返される川瀬
発言

川瀬「はい偽まるです!」
里見「飯塚晴子で〜す」
飯塚「ふっ(笑)、アニメ仮面です(苦笑)」

川瀬「リトバスで、大変お世話になりまして」
飯塚「はい」
里見「キャラデ総作監」
川瀬「はい」
飯塚「そうなんです」
川瀬「それ以来仕事してくれません」
飯塚「(笑)。気の所為です」
川瀬「何を、何を俺は仕出かしたんだろう」

飯塚「偽たんに苛められてるー」

川瀬「何も無ぇのにさ」
里見「何も無ぇじゃんかよ今回!」
一同「(笑)」
川瀬「や、あ、あの、飯塚ちゃんには何も無いけど」
里見「無い、無いよね」
川瀬「俺達は、あのゲストの穴が開いている。さぁどうする?」
飯塚「穴埋めかぁ」

里見「『その席私の席、だと思うのだけど』」
飯塚「いやいやそんなじゃないですっ」

飯塚「何か色んなインタビューで訊かれる度に言ってるんですけど」
川瀬「うん、一応訊いてみます」
飯塚「満員電車が嫌だったから」
一同「………………………」

川瀬「新しい社屋になってからの(スタジオ)ぴえろも吃驚したけどね」
里見「あぁ、ラブホみたいな」
川瀬「あぁ、言っちゃった」

川瀬「『其処の席は私の席だ』と」
飯塚「いや違う(笑)、何言ってん……」
川瀬「と捏造してみる」
飯塚「やめちょ、かか、書かれちゃうじゃないですか。動揺しますわ」

川瀬「最初キャラデやった時、難しかったとかあったの?」
飯塚「いや無いです」

里見「楽で儲かるならずっとキャラデやりますもんね」
飯塚「……あぁ、そうですねぇ」

川瀬「(プロデューサーには)クラスチェンジ先が無ぇから、『あぁもう爺だな、はい、ポイっ』って言われたら終わりだよ俺。そしたら多分、ジェーシースタッフの前でこう、あぁ、何か、箒でこうパンパンパンってやりながら『あ、おはようございまーす』って言うね」

オンエア楽曲
  • Alicemagic 〜TV animation ver.〜/Rita
  • Boys be Smile/鈴湯


第448回 放送日 2017年4月19日 ゲスト 飯塚晴子
内容
  • 四十六歳になった川瀬
  • 川瀬の目標は柔らかな物腰を身に着けて五十歳で独立?
  • 里見は中学、高校は耐えられたが大学の四年は本当に長くて辛かったので、三年毎に何か新しい事をしようとしている
  • デジタルの脚本に馴染めず紙に印刷している川瀬
  • 里見は脚本を読まず脚本会議で無言で俯いている
  • アニメはフィクションなので嘘を吐いて良い世界だが、里見は合理的とか辻褄が合うとかつまらない指摘しか出来ないので発言を控えている
  • 飯塚は『ららマジ ホニャららMAGIC』で三十人のキャラクターデザインをする時はフローチャートを作って対応した
  • 飯塚は吹奏楽経験者だったので一通り楽器の持ち方は理解る
  • 飯塚はクラリネット、川瀬はチューバを吹奏楽部で担当していた
  • 日本語で書いてある作画注意報が伝わっていないと感じる事がある飯塚
  • SHIROBAKOを見て小笠原の「〜ですのよ」と言う言い回しが局地的(飯塚と足立慎吾の間で)に流行った
発言

飯塚「もう一回言ってください」
里見「歩く圧迫面接」
飯塚「あるくあっぱくめんせつ?」

里見「俺その後田部谷(昌宏)に呼び出されて、『川瀬さん現場に来るなんて聞いてないですよ。止めるのが里見さんの仕事でしょ』」

川瀬「中山君がですね、田部谷君にですね、『ほんな何かこうゆったり仕事してると、川瀬さん呼ぶぞ』って言うらしいんで。脅しの道具に使っていると」
里見「もう本当カマスの小父さんみたいな」

川瀬「リトバスはねぇ、逆にほら、面白小父さんとして居たから」
飯塚「…………あぁ、そう、でしたっけ」
里見「自己評価“面白”なんで許してやってください」
飯塚「あ、はい。うふふ(笑)」

里見「俺もう、抑抑脚本(ホン)読んでないからね」

里見「思った事は取り敢えず口にして、採用されなくてもめげないって事が一番良いと思う」
飯塚「次に活かします」
里見「脚本(ホン)も読んでない俺がするアドバイス、受け流して貰えると」
川瀬「確かに、異常なくらい説得力が無いね」
里見「脚本(ホン)も読んでないのに、脚本会議で喋るって某脚本家に驚かれましたよ」
川瀬「成程」
里見「その場で読んでるくせに指摘しやがるこいつ」
川瀬「ぁー、それムカつくね」
里見「ムカつくと思う。良くないなぁと。発言しない」

里見「後半の宮崎駿作品とかもさ、キャラクターがどう思ってこういう行動しているのか俺途中で分かんないんだけど、何か繋がってるから良っかぁみたいなとこあるじゃん」
川瀬「あ、そうそう、だから、だからそういう脚本(ホン)だったら良いんだよ」
里見「繋がってないんだけどね」
川瀬「繋がってないんだよ」
里見「繋がってないんだけどそれを一千万人が見て面白いと言ってんならもう」
川瀬「うん」
里見「もう多数決で俺の負けだよ」
川瀬「繋がってないんだけどそれってさ、結局、繋がってない様に見えて、キャラクターって言うところで繋がっている訳だよ」
里見「まぁ何か飛躍が許されるところと許されないところあるからね」
川瀬「そうそうそう。キャラの許容量?」
里見「はい」
川瀬「うん。キャラの造形の許容量で、そこって許される部分だったりするからさ。そこ……がやっぱ最近やっぱね? 無いから、尚更そういう風な、そっちで、あの、リアルな方で押していかざるを得なくなっちゃってるってのはあるかもね」

飯塚「(キャラクターデザイン)三十(人)くらいまでは多分大丈夫」

飯塚「実際の原画よりは、作画注意事項と言うのがあるんですが、それが伝わらない事が多いですね」
川瀬「作画注意事項」
飯塚「日本語で書いてあるんですけど……」
里見「タイトル毎に……」
川瀬「日本語で書いてある…(笑)。そりゃそうだろ。カタロ、タガログ語で書いてあったら吃驚だ」

里見「それはね、まぁ大体、読まない」
飯塚「そうですね
里見「場合によってはキャラ表も見ない」
飯塚「見ない
里見「としか思えない! ものが来る」

里見「ハッピーエンドが約束されてる当日納品は楽しいですよね」

飯塚「でも一応、テニスのルールとかちゃんと覚えました」
川瀬「あ、テニプリの時? へ〜。あ、知らな……」
里見「テニスのルール必要なの!?」
飯塚「あの、偶にこの……」
川瀬「ハハハッ(笑)」
飯塚「あの、シングルスの……」
里見「あのちょっとごめんね」
川瀬「ハハハ」
飯塚「アハハハハハ」
里見「何かアストロ球団で野球のルール……」

オンエア楽曲
  • day by day/鹿乃
  • 君とのなくしもの/北沢綾香


第449回 放送日 2017年4月26日 ゲスト 無し
内容
  • のら犬トランスミッションバリケード
発言

 

オンエア楽曲
  • Nameless suravivor/岸田教団&THE明星ロケッツ
  • 平和な街角/「ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない」O.S.T.VOL.1
  • フィフス・フォース〜フォームアニマ〜/「スクールガールストライカーズ」オリジナルサウンドトラック
  • Main title 〜亡国のカトヴァーナ〜/「天鏡のアルデラミン」オリジナルサウンドトラック
  • Neon/「RWBY VOLUME3 」オリジナルサウンドトラック
  • ハイスクール[ANIME SIDE]Bootleg/in NO hurry to shout
  • モブ 感情の爆発/モブサイコ100 オリジナルサウンドトラック
  • 99/MOB CHIOR
  • 水槽/早見沙織
  • undeletable/cyua
  • YOU ARE MY WOMAN/「ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない」O.S.T.VOL.1
  • 皇帝との謁見/「天鏡のアルデラミン」オリジナルサウンドトラック
  • ありがとう/ALL OFF
  • Cold/「RWBY VOLUME3 」オリジナルサウンドトラック


第450回 放送日 2017年5月3日 ゲスト 無し
内容
  • のら犬トランスミッションバリケード
発言

 

オンエア楽曲
  • 杜王町RADIO/「ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない」O.S.T.VOL.1
  • ダイヤモンドは砕けない メインテーマ/「ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない」O.S.T.VOL.1
  • NOTE/早見沙織
  • 日溜まりのような君と/「スクールガールストライカーズ」オリジナルサウンドトラック
  • Not Fall in Love with You/「RWBY VOLUME3 」オリジナルサウンドトラック
  • ハイスクール[ANIME SIDE]Bootleg/in NO hurry to shout
  • Ruler/岸田教団&THE明星ロケッツ
  • 超能力者にありがとう/零幻新隆(cv:櫻井孝宏)
  • Shine/「RWBY VOLUME2 」オリジナルサウンドトラック
  • Don't worry/ALL OFF
  • 思考の迷宮/「天鏡のアルデラミン」オリジナルサウンドトラック
  • ESCORT/早見沙織
  • FAITH/Cenderillion /song by 青木カレン
  • 別れ、旅立ち/「ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない」O.S.T.VOL.1
  • Wings/「RWBY VOLUME1 」オリジナルサウンドトラック


第451回 放送日 2017年5月10日 ゲスト 明坂聡美
内容
  • 生放送の一時間前に収録の様子が誤って流れてしまうトラブルが発生!
  • リスナーのカンパで配信に使う新しいパソコンを用意したが、使う方がそれに伴っていなかった……
  • クリスマスに黒判定されたい無条件白の女明坂!
  • 声優の結婚がニュースになる世の中
  • イベントなどの兼ね合いもありアニメ業界は以前よりゴールデンウィークを休みにする様になった
  • ゴールデンウィークにやる事が無くて映画ばかり見ていた川瀬
  • ローグ1を買うのを忘れていて註文、届くまでエピソード7を延延と見ていた川瀬
  • あまりにもやる事が無くて『探偵物語』を一話から全部見て、『プロハンター』の途中まで見た川瀬
  • ゴールデンウィークに家族が実家に帰っていたので、里見はSF大会に行っていた
  • SF大会の後、合宿で小浜主導のニコニコ生放送に宮内悠介と共に参加した里見
  • しかし事前告知が無かったので五十人くらいしか聞いていなかった
  • 日常ではSFについて語れる場が無いのでSF大会を満喫した里見
  • 急に一人になりアマゾンプライムビデオで『のび太の恐竜』と『のび太の恐竜2016』を見比べると言う不毛な事に時間を費やしていた里見
  • 川瀬の同級生の父親は、退職して好きな本を毎日読めると喜んでいたら本を読んでいる内に呆けてしまった……
  • 中途半端にネットに踏み込んだ川瀬里見世代が一番呆け易いかも?
  • 総集編の挿入が決定するタイミングは?
  • 凍った鶏肉を包丁でバキバキ切っていたら刃毀れしたので新しく包丁を買った里見
  • 川瀬が立ち上げ周囲からの若い者に任せる様にと言う声に従い中山に託したストブラが、中山の転職に伴い川瀬に帰って来た
  • 中山の転職で引継ぎが大変!
  • ストブラティームの異様に纏まっており、アフレコも然も先週もやっていた様に自然に行われる
  • ストブラティームにある学生の倶楽部活動の様な感覚は、川瀬と中山の違い?
  • ガリアンが赤い!
  • このラジオでマベリカの求人をして、応募があればラジオの存在意義が生まれる
  • 飯田に自身の転職をラジオで言ってくれないかなと頼んでいた中山
発言

川瀬「明坂聡美凄ぇなぁ、もう俺の出なくて良いや」
明坂「や――――――――っ! 出ぁしてェ――――――――っ!」

明坂「クリスマスとか暇なんで(このラジオに)行きますよ!」

川瀬「葉山いくみちゃんが結婚してヤフーニュースになるからね」

川瀬「けど、幸せになる前はずーっとこう、彼女の人生設計では三十二歳で着床とかそういう事を含めて考えてた」
明坂「あー!」
里見「言ってた」
明坂「でも私ももう子供産まれてる筈なんですけどね」

川瀬「何で僕はエピソード7を毎日見なきゃいけないんだろうと思いながら……」
里見「そりゃ不毛ですね」

川瀬「僕の友達の森崎君もまた大洗行ったみたいだし」

里見「これ(徹夜で麻雀を打つ大学のOB会)を、毎週末やってくれれば俺呆けないのになぁ」

里見「だからアニメ見て、Twitterに感想書くのって何か落ち着き無ぇなと思ってたの。見る時は見て集中してれば良いじゃんと思うんだけど、大事だなと……」
川瀬「大事」
里見「何でも良いからコミュニケーション取る……」
川瀬「そうそうそう」
里見「……のをしといた方が」
川瀬「だからもしかしたら僕らよりも後ろの世代って、そういうのが身に着いちゃってるから、当たり前の世の中になっちゃってるから、呆けないかも知れない」
里見「だからストイックに映像を楽しむ人の方が……」
川瀬「そうそうそう」
里見「きついよ」

川瀬「けど『(ウルトラマン)ティガ』はね今見てもよく出来てんなとは思うよ」

川瀬「合成は確かに未だあの当時の合成だから、ちょっと……ん?って言う。まぁグリッドマンより増しみたいなそういうレベルではある」
里見「いやグリッドマンよりは大分増しですよ!」
川瀬「アハハハ(笑)」
里見「それは比較しちゃいけない」

里見「『(ウルトラマン)レオ』の頭の洪水の丹念なところとか本当凄いなぁと……」
川瀬「よく出来てるよね」
里見「……思ったんですけど、展開の雑な感じ?」
川瀬「はい」
里見「『セブンはその頃戦っていた』。……何でそんな海の真ん中で」

里見「前前から言ってる、八十年代の、トップ2はガリアンとゴーグだから」
川瀬「はいはい」
里見「俺の中では
川瀬「中ではね」
里見「二大巨頭の一つですよ」

オンエア楽曲
  • ハイスクール[ANIME SIDE] -Alternative-/ニノ(CV.早見沙織)
  • アレグロ/ニノ(CV.早見沙織)
  • ウェンズデイビューティー/ニノ(CV.早見沙織)


第452回 放送日 2017年5月17日 ゲスト 明坂聡美
内容
  • バンドリの練習に備えて機材を揃えたら自宅が凄い事になった明坂
  • 『あけテレ』は最初はウェブ配信のつもりだったが、東京MXが声優番組をやりたいと言う事でスポンサーを集めてあれよあれよとテレビが決まった
  • 昔の声優業界は椅子の無い椅子取りゲームだったが、今はそれどころじゃなくなった
  • データの行き来が可能になったので声優オーディションのやり方も変わった
  • 今は最終オーディションなど段階を踏んで絞る余裕が無くなった
発言

明坂「で、あたし、中山さんもかなり久久にお会いして、で、本当に、おっぱいとお尻が出て来ないのに何でこの人はGATE(このアニメ)をやっているんだろうと凄い思ったんですよね」
里見「まぁ気の迷いだよね」
川瀬「気の迷いだね」

川瀬「一応そのマチアソビのイベントに出る前に、飯田尚史には」
里見「に」
川瀬「これから、告知解禁します」
里見「何タレント気取りみたいな事してんだっつー話ですよね? 何ですか告知解禁って、自分の転職を」

明坂「何かやってた事全部糧になってるんで。高校の時、嫌嫌ながら、無理矢理スペクラに習わされたダンスとかも」

明坂「何で炎上すんですかね?」
川瀬「知らねぇよお前が炎上させてんだろうが」

明坂「火炎瓶投げられたらそりゃうちコンクリートとかではなくて木造住宅なんで直ぐ燃えますよ」
川瀬「乾いてるの?」
明坂「乾き切ってますからね」
川瀬「潤っていこうよ」

明坂「いやでもあれあたし、金出してる上に未だ絵本届いていなかったですからね。その状態で無料っておかしくないですか?」

明坂「あの、何だろう、部屋は何処?みたいな。椅子のある部屋すら理解らない」

川瀬「いや里見さんと、えー……コネクト田部谷社長のおかげです」
里見「田部谷は社長じゃない。色色雑だなぁ(笑)」

川瀬「(発売を一月)伸ばした方が良い、良さそうだなぁと思って聞いてて、えー、前任者にね、『どう思う?』って訊いたら、『良いんすよ!』って言われて……」
里見「『甘過ぎますよ川瀬さんは!!』って言ってた」
川瀬「……って言う。って、言ってて、こい……」
里見「お前、お前の仕切りの問題だろ!」
川瀬「ハハハハハ!(笑)」
里見「俺らが俯きながら手を握り締めながらプルプルして」
川瀬「そうそうそう(笑)。って言う姿を見て」
里見「『川瀬さんは甘いんですよ!!』」
川瀬「そうかぁ? って言うね、このじょう、この状況で甘いも糞も無ぇと思うけどと思いながら」

オンエア楽曲
  • カナリヤ[ANIME SIDE]/ニノ(CV.早見沙織)
  • サテライト/ニノ(CV.早見沙織)


第453回 放送日 2017年5月24日 ゲスト 明坂聡美
内容
  • “表現者”明坂聡美
  • 明坂は人生を楽しく満喫している? 生き急いでいる?
  • 周囲の阪神ファンを見た川瀬はアンチ阪神になった
  • 人との縁が新しい仕事に繋がっている明坂
  • 声優は“声”の資質が必要なのでプロデューサーが声優になる事は出来ないが、声優がプロデューサーになる事は不可能ではない
  • 明坂聡美が次に目指すのは、曲作りから演奏、歌唱まで何でも一人でこなす?
  • テレビアニメを始めた時はジョジョの奇妙な冒険の二十五周年だったのに、今や三十周年に……
発言

里見「我我組んであんまヒット作無いからね」
川瀬「なぁ」
里見「程程は当たるんだけどね」
川瀬「程程は当たるけどなぁ」
明坂「……何か哀しくなって来ましたね」
川瀬「何かあったかなぁ
里見「内野の頭は越すんだけど」
明坂「うんうん」
川瀬「そうね」
里見「大きく外すもあんま無いもんね」
川瀬「無い無い」
里見「あの出塁はするんだけど、ホームランにならない」

川瀬「哀しい人生だね一人でね」
明坂「やー!」
里見「家から一歩も出ないで」
川瀬「出ないでね」
明坂「いやいや」
川瀬「引き籠ってね、男も居ないくてね、かわいそっ♪」
里見「大丈夫、猫が居れば」
川瀬「あーそうか猫が居るから大丈夫」
明坂「っ、哀しい……!」

オンエア楽曲
  • RE-ILLUSION/井口裕香
  • day by day/鹿乃


第454回 放送日 2017年5月31日 ゲスト 小浜徹也
内容
  • 萩野谷が多忙につき六月の生放送は第二週に
  • 第七十回の乱入以来、飯田の頭に小浜の面白さが頭に残っていた
  • 里見が昨年原書で読んでフェイスブックなどで感想を書いていた巨神計画が創元社から出版された
  • 里見は高橋良平を海外SFを読む指標にしていた
  • SFファンダムのオープンな空気
  • SFの人間がアニメ業界に入る切っ掛け、方法は?
  • 幡池裕行は凶暴なSFの獣を飼っている
  • 蝗の様に刈り尽くすアニメ業界、漫画、PCゲーム、ライトノベルと来て、次は文芸……?
  • 逆張りしないと大ヒットしないけれど怖いから誰も逆張りしない
  • 今は安直なスペースオペラを書く人は居ない
  • 面倒臭いSF叛逆航路
  • アップデートの意味を込めて新訳をどんどんやって欲しい
  • 戦前の文章が読めないのは世界中だけで日本だけと言う説も
  • 北欧の人がカレワラをそのまま読めると言う噂がある
  • 佐藤亜紀が新刊の文中に『誰得』とウェブ用語を使っていた事に震撼した里見
  • 『都市と星』が理解出来なかった里見少年だが、二十一世紀になって読むと納得が出来た
  • 『ニューロマンサー』の翻訳時、原稿段階では『Cyber-space』の訳語が『〇〇空間』となっていて決まっていなかったが、白石朗から中国でコンピューターを電脳と言うと教えられた黒丸尚が『電脳空間』と訳した
  • 伊藤計劃は黒丸文体の影響を色濃く受けており、その話を小浜が伊藤計劃のファンでもある黒丸の息子に話した
  • 小浜ゲストに飯田が盛り上がっていたのだがメールは一通も来なかった
  • イベント(タイトル未定)のチケット発売日告知
発言

里見「落ち着いて。ゲストは。今回のゲストは、ゲストが司会になります」

小浜「あれ(外から野次る)はね、SF大会としてはよくある事なんだよ」

小浜「あ、何か、凄ぇ何か(『巨神計画』が)売れてて」
里見「あ、良かった、俺のおかげだ」

小浜「あぁ、じゃあ里見ちょっと読んだ本教えてよ」
里見「ねぇ」
小浜「(笑)。里見が英語で読むと、それは結構何某かの……」
里見「それは何かお守りみたいな感じ? 験担ぎみたいな感じ?」

里見「まぁ俺の一番お薦めはデビッド・ウォンですよ」
小浜「誰?」
里見「デビッド・ウォン」
小浜「何者?」
里見「……えーと、作家」
小浜「はい、はい、そうでしょう」
里見「小説書いてるんすよ。未だ三冊くらいしか出てないんで」
小浜「へー」
里見「狙い目ですよ」

小浜「戦後SF出版史って言うのとか」
里見「無限に終わらない奴」
小浜「あれもう十年ぐらいやってない?」
里見「もっとやってると思いますよ」

小浜「だからもうその勢いでね早川書房の編集者は皆後輩みたいなね」
里見「ってなるでしょ? SF的には」

小浜「皆アニメの国にはどうやって入って来るの?」

里見「でも、アニメ、界、(冲方丁に)俺が俺が声かけたんですよ、最初」
小浜「あ、そうなんだ」
川瀬「そうなの?」
里見「ユリイカにそう書いてあった」
小浜「SFはやらないとか言ってて(笑)」

小浜「(『時をかける少女』は)何かすっごい大嘘吐かれて、皆騙されて泣いてるけどお前ちょっと本当はその理屈な、泣けないんじゃないの? みたいな」

里見「そろそろ文芸来ても良いんじゃねぇのってのは俺が此処十年以上……」
川瀬「十年かよ(笑)」
里見「提唱し、提唱しつつ誰も聞いてくれない」

小浜「アメリカの事情なんて知らなくて良いのよ日本人は。あの、無い事にすれば良い」

里見「あの、最近のあの三部作(グレッグ・イーガンのOrthogonal三部作)……」
小浜「読んでない読んでない」
里見「読まないですよね!? 良かった」
川瀬「そうなの?」
里見「超面倒臭い」
川瀬「アハハ、超面倒臭い(笑)」
里見「いや百頁読んで、話が分かったら俺に教えてください」
川瀬「ハハハハ(笑)」
里見「えと、聴いてるリスナーもメール送って大丈夫です」

里見「良いですよね九十年代の神林長平」
小浜「良い物もあれば悪い物もある」

里見「だからイーガンを、読んで内容が一番理解るのは多分『ゼンデギ』、だと思うよ」
川瀬「あーそう」
里見「あれは分かり易、ちょ、あの、普通に理解る」
川瀬「普通に理解る」
里見「普通に泣け、泣ける良い話で、イーガンが書いちゃいけないぐらい」
小浜「あ、それ言われたね! あんたが斯かんでも良いだろうみたいな(笑)」
里見「そう、お前の仕事じゃないそれは!!」
一同「(笑)」
里見「もっと『ディアスポラ』みたいなの書けよ!って」
川瀬「それ皆に言われたからイーガンさんは……」
里見「そうそうそう! 偶には、偶には皆が理解るの書こうって言ったら怒られる」
川瀬「より、よりこう入ってちゃったんだよ」
里見「そうそう普通に、流行りのVRを使って親子の絆を描いてみたいな良い話を書いちゃって」
川瀬「はい」
里見「もうさっぱりですよ!」
川瀬「アハハ!(笑)」
里見「お前に求めてない!みたいな」
川瀬「酷い」

里見「白石朗さんもう今じゃ、スティーブン・キングやジョン・グリシャムの翻訳を一手に引き受ける大人気翻訳家で、まぁ僕の先輩なんすけど」

里見「二週録りなんで」
川瀬「二週録りなんですいません」
小浜「はい。あ、そればらしちゃうんだ二週録り」

里見「抑抑リスナーが東京創元社って出版社を知ってるかってところから……」
川瀬「知っとるだろ流石に!」

里見「あぁSF恐い伝説ね」
川瀬「そうそうSF恐い伝説」
里見「SFの人は、直ぐ、恐い」
川瀬「そうそうそう」
里見「理解る」
川瀬「うん、カウ……」
里見「俺もそう思う」
川瀬「カウンターで攻めて来るって言う感覚がある訳じゃん」
里見「『えそれどういう意味なの?』、ハハハ」
川瀬「ハハハ、そういうのそういうの(笑)」
里見「『ちょっと詳しく教えて貰える?』」
川瀬「そういうの」
里見「『答えられないなぁ』」

里見「(SF業界も)皆人間丸くなってるから大丈夫ですよ」

オンエア楽曲
  • JOURNEY/井口裕香
  • RED LIKE ROSES/RWBY VOLUME 1 オリジナルサウンドトラック


第455回 放送日 2017年6月7日 ゲスト 小浜徹也
内容
  • 本来は生放送の週だが収録放送
  • 大学に入学し東京に出てSFファンダムに参加した里見は、皆がこんなにもSFを読んでいるのかと衝撃を受けた
  • 里見が見上げた小浜などの世代は異様に層が厚い
  • コージーコーナーでの小浜と山形浩生の出会い
  • 東大在学時に『東西ドイツSF作家研究』と言う同人誌を作りその名を轟かせていた山形
  • 初対面の山形に「お前選ぶんだったらもっと面白いの選べ!」と言い放ち帰らせた小浜
  • 日下三蔵は穏健派なのでミステリーの落ちは言わないが、
  • ワセダミステリクラブは卒業したらOB会に入会の挨拶をする
  • 宮さん
  • SFセミナーに行ったら井手聡司に「本当に君が帰って来てくれて嬉しいよ」と言われたSFファンダムでは期待の若手の里見
  • 万単位で本を読んでいる様な人がアニメ『けいおん!』を見て最高だと言ったりする
  • SFとして認められた事のゼーガペインファンの喜びと、その反応に対する小浜の途惑い
  • 出版数が増えているのでその中で発見して貰う方法を考えなければならない
  • 永井豪ファン倶楽部は漫画家のファン倶楽部と認識してはならない、当時多くあった作家ファン倶楽部の一つである
  • 東京創元社のジンクスは発音し難い作家ほどよく売れる
  • 里見はアメリカ原作をアニメにしたい
  • 漫画は表情や構図も最初から示されており意思統一がし易くアニメ化に向いている
  • 漫画原作に対する実写とアニメのアプローチの違い
  • 高橋良平門下の里見は己の中の獣を飼い馴らして何でもSFと言える様になった
  • 宮内悠介の無駄遣いと言われたSF大会チャンネル
  • 六月二十四日に行われるイベント(タイトル未定)のチケット発売日(六月十日)について告知
  • アニメ業界とSF業界は近くて遠い
  • 国内だけで一定以上の水準を持つSFが豊富にあるので海外作品に手は伸びない
発言

里見「三月に一度の集金イベントでございます」
川瀬「ウハハハハハ、生臭せぇなぁ」

里見「SFも、ミステリーも、俺がその十八で東京来て、凄ぇなこの先輩の人達って思った人達が、二十数年たって業界を支えてる訳ですよ皆」
川瀬「はい」
小浜「うん」
川瀬「変わらず」
里見「騙されたと思うよね?」
川瀬「何で(笑)」
小浜「何で騙し……」
里見「いや普通に東京の人こんな本読んでんだぐらいに……」
川瀬「あぁ〜、成程ね」
小浜「あぁぁぁああ」
川瀬「そういう事ね」
里見「……思ってて」
小浜「抑抑特殊な人達だったみたいな」
里見「そうそう」
川瀬「ハッハッハッハッハ(笑)」
里見「こんなに本読まないと、やっぱ社会に出て編集者とかなれないんだなって、信じるじゃん?」
川瀬「うん」
小浜「うん」
里見「だって皆そうなんだもん」
川瀬「うん」
小浜「うんうん」
里見「信じらんないほど、本読んでて……」
川瀬「うん。本の虫だったと。と思ったら特殊だったと」
里見「特殊だった」
一同「(笑)」

小浜「俺さファンダムに居て良かったなって思ったのはさ、山形浩生に先輩風吹かせられる立場ってある」
一同「(笑)」
小浜「俺は本当にね」
川瀬「成程」
小浜「結構ね、こいつ後輩で良かったとかって思う奴何人か居てさ?」
里見「俺も沢山居ますね。先に生まれてて良かったって思うの」
小浜「そうそうそう! よくある」
里見「アニメ業界でもよくあります」

小浜「人生初対面の、一回、一発目で山形に俺は勝った!」

小浜「だって何て言うの、出たばっかりの本の話をして、あのもうネタバレなんて言う、概念が当時無い訳ですよ」
川瀬「はいはい」
里見「あだ、ありますよっ。酷いなぁ」
小浜「皆平気で……」
川瀬「言っちゃう訳だ」
小浜「何かもう落ちまで喋って、で、読んでないお前が悪い」
川瀬「成程!」
里見「それはねぇ」

小浜「何かこう『一本二本代表作読んだだけで読んだ読んだとか言うんじゃねぇ!』みたいなね」
川瀬「成程」
小浜「そういう過酷な世界で俺って本当に早稲田行かなくて良かったなぁって思って」
一同笑
里見「そういうの広めんの止めてくれません? 未だ続いてるんですからサークル」

小浜「そこら辺の世代も居るは居るんだよ」
里見「パッとしないだけでね」

里見「俺だって、こんな目の上のたん瘤が無ければSF業界行ってたかも知れないじゃないですか」
川瀬「成程」
里見「勝てないもん」

小浜「偶にね、その(けいおんの様なアニメを)見なきゃいかんのかなって思うのよ」
里見「まぁ錯覚ですよね」

小浜「あの高橋良平が昔ね、あのヴォルコシゴン・サガ(あれ)はSFじゃないって言って翻訳家の水戸さんが怒ったって言う」

小浜「今で言えばあれですよ、あの東京のファンダムのお局様であるところの立花真奈美とかがね」

里見「浸透と拡散って奴ですね」
川瀬「はい」
里見「ハハハハハハ」
小浜「ちょっと違うと思う」
里見「何時の時代だよ(笑)」

里見「伊藤計劃も俺の中ではSF純度は低いです。かなり低いです」
川瀬「あーそうなんだ」
里見「うん、中では未だ『ハーモニー』は一番SF」
小浜「はいはいはい」
川瀬「あー、それは理解りますね」
里見「中では」
小浜「『屍者の帝国』が完成してたら一番……」
里見「『屍者の帝国』のプロローグはSFです。あれはキム・ハワードに匹敵するSFです」

里見「でも普段はくだらない事喋れるじゃないですか」
小浜「本当に?
里見「ラジオじゃなければ」
小浜「本当に?」
里見「セミナーとかくだらないすよ」
小浜「あそう」
川瀬「ハッハッハッハッハ」
小浜「くだらなかった?」
里見「くだらなかったです」
小浜「そうかー……
里見「セミナー、あのSF大会チャンネルの方がくだらなかった」
小浜「あれはさ、里見全開だったから」

オンエア楽曲


第456回 放送日 2017年6月14日 ゲスト 無し
内容
  • 小浜ゲスト回の反響が凄く、大量のメールが
  • 『疾風の隼人』連載終了の裏には何が……!?
  • 初心者にお薦めのSF作品は?
  • ホーガンの星を継ぐもの、ブラッドレイの火星年代記、都市と☆
  • 飲食店で業界関係者が川瀬について話しているのに偶さか出くわしたリスナー
  • 喫茶店などで仕事の話をして他人に聞かれる危険性
  • アニメ映画の公開が多い時期はあるのか?
  • 昔は科学考証だったが、『機動戦艦ナデシコ』から最初からフィクションを前提にしたSF考証、SF設定が登場して来た
  • SF考証が居て助かるのはネーミング
  • 胃カメラを飲んで胃にアニサキスが居るのを知った川瀬(全く気付いていなかった)
  • 忖度されたと思う瞬間は?
  • 昔からテレビへのクレームは一定量あったが、テレビ局へ直接つけていたのが今はネットで広く拡散する様になった
  • クレームへの対処にかかるコストや手間を考えると、委縮して最初から大人しい作りになるのも宜なるかな
  • 小学生にとってのYoutuberは昔の高橋名人みたいなもの?
  • 打ち合わせで原作者ではなく客としての目線で見ている青山サグ
  • 番組で告知していたマベリカの社員募集に多数の応募があり数名の採用が決まった
  • クローズアップ現代の『2兆円↑アニメ産業 加速する“ブラック労働”』について
発言

里見「何も無かったから終わっちゃったんじゃないの?」

里見「飯田さん渾身の楽しみだー!って思って小浜さんをTwitterでゲスト発表!」
川瀬「うん」
里見「無風」
川瀬「無風って言うね」
里見「ハハハハハ」
川瀬「ハハハハ。本当、ねぇ。いやいやいやいや」
里見「で俺は、ほら言ったじゃあん」

里見「どんな、どん。ちょっとヒントヒント!
川瀬「えぇ?!」
里見「ただSFって……」

里見「昔なら新井素子さんなんだけどね」

里見「エイベックスは岡田(昭彦)か」
川瀬「岡田岡田」

川瀬「春先は本当にこのラジオやりながら腸煮え繰り返っていましたからね」

川瀬「本当にねこの件に関しては申し訳無かったと。これはもう……駄目だこれは言えない」
里見「ハハハハ(笑)。言えないでしょ!」
川瀬「言えない! 言え、言えない! 言えない」
里見「それはもうロフトで、ロフトで」
川瀬「ロフトで、ロフトで言う!」
里見「はい〜、ロフト送りで〜」

川瀬「だから逆にあのあれだね、僕なんかはこの夏番は全部見てみようかなって久久に思うね。自分の作、担当作品が無いから、久久に」
里見「いやぁ〜……ちょっとその数を見てから考えた方が良いよ」
川瀬「マジで?」
里見「あのー……」
川瀬「手ぇ振ってる、やめとけやめとけ」
里見「何年か前に一話は全部見ようぜみたいな――」
川瀬「言ってたね」
里見「――軽い気持ちでいったらもう一瞬で……狩られるよ」

川瀬「やっぱりこれも、六月二十四日のイベントでしか言えないな」
里見「ハハハハ、じゃあロフト送りで」
川瀬「ロフト送りで。それもこれも皆やっぱり、まぁロフトが皆鉄の掟で何も言、楽しかったしか言ってくれないからこう、ね、言える事だったりする事がまた一個増えましたね」

川瀬「何かねぇ。俺が首切り人みたいで嫌なんだけどね。全然別に自分の意思で、お二人ともお辞めになれたんでね。あのっ、ちゃんと、色んなその目標を持ってね。全然、あの、僕的には残念ですねって話で」

里見「多分、日本で一番ガンダムの……頭文字になる様に英語の単語を並べた人だと思います」
川瀬「そうだと思うね俺も」
里見「略してGUNDAMって言うのを一番考えたのぬえの森田(繁)さんじゃないかね」

川瀬「よくねぇ脚本会議を最初に開く時に、『この場は、プロデューサーだろうが監督だろうが、えー、アシスタントプロデューサーだろうが、皆同じ立場です』と」

里見「まぁ松倉っちよく言うよね、その、意見とかキャスティングの時とかもね、『皆一人平等に一票です』みたいな」

里見「まぁでも逆らったら、ねぇ」
川瀬「うん」
里見「訴訟を起こされちゃったりするのかなって思うと忖度しちゃうよね」

里見「いやぁ〜、もう、ね。右側へ一直線ですよ」
川瀬「何かねぇ」
里見「頭おかしいです」

川瀬「それでテレビがつまらないとか言われてもなぁ、テレビ局の人にしてみれば」
里見「いや皆さんの」
川瀬「皆さんのご意見を踏まえた上で作ったらこうなりましたって話だからね」

里見「どっちが良い悪いじゃないよ?」
川瀬「そうそうそうそう」
里見「マーキュリー計画をアポロ計画ってタイトル付けちゃいけないじゃんって、それは、それで正しい。仰る通り」

川瀬「パワーレンジャーの映画見て吃驚した」
里見「何で?」
川瀬「超格好良かった」

川瀬「まぁ、アニプレに毒されてしまえ!」
里見「アニプレックス国の人ですね」
川瀬「アニプレックス国の人ですわ」

里見「サグ先生ちゃんと」
川瀬「うん」
里見「見てますよ全方位」
川瀬「あぁそう」
里見「はい」
川瀬「流石ですねあの男」
里見「流石です。うん。よく出来た原作者」

里見「良いなぁ家建ててみたいよねぇ」
川瀬「家建ててみたいねぇ」

里見「え、ライデンフィルムの京都と大阪も制作(進行)欲しいんだけど」

川瀬「えー、そろそろお別れの時間がやって参りまして、そしたら雪崩の様にメールが一杯来ましてですね」
里見「皆スロースターターだな」

里見「(NHKは)自分の局内で取材すれば良いじゃんね?」
川瀬「いや本当そういう事です」
里見「アニメ作ってんだからさ」

里見「(わたくし)はもうBPO入りまで何度も経験してる――」
川瀬「経験してるじゃん?」
里見「――猛者ですからね」

里見「いやだって今のネットの人達ってスポンサー企業にまでクレーム入れちゃうんでしょ?」
川瀬「そうそうそう」
里見「怖ぇー! 怖ぇー!」

里見「ちょっと外すとBPOで審議入りするんで気を付けてください」

オンエア楽曲
  • ノート/早見沙織
  • Gold/RWBY Volume 1 Original Soundtrack VOCAL ALBUM
  • Sacrifice/RWBY Volume 2 Original Soundtrack VOCAL ALBUM


第457回 放送日 2017年6月21日 ゲスト 無し
内容
  • ボケボケ日野嬢のうっかりにより、イベントの開催場所がネイキッドロフトとチケットに誤記された
  • SFとは酒である! 硬派な酒飲みが混ざり物を「あんなの酒じゃねぇ」と言うのと一緒
  • 早稲田は偶に出来てもワセミスが潰すのでSF研究会が無い
  • ワセミスは本を読んでいるところを見せない暴れん坊系
  • 里見在籍当時の雰囲気は西側は作家に、東側は編集者になる傾向があった
  • 里見が薦める作品は『彼女がエスパーだったころ』、『あとは野となれ大和撫子』
  • 国内だけでも豊富な作品があるので原書まで手を出す人はあまり居ない
  • 翻訳される作品は厳選された作品なので原書に手を出すより打率が高い
発言

里見「SFはアルコールって覚えて貰って」
川瀬「SFはアルコール」
里見「はい。そして、飲み過ぎると頭おかしくなる」

里見「向こうの方は、真面目にそのトリックとか犯人捜しみたいなの、それで、どんどん新本格の作家達を輩出してく――」
川瀬「はいはい」
里見「――訳ですね、関西の」
川瀬「成程!」
里見「で、その間東側は、酒を呑んだり麻雀を打ったり」

里見「だって別に、仲良い訳じゃないからね」

里見「原書まで読む人は、やっぱ、おかしい、んだと、思うよ、どっか。どっか、どっかおかしいと思う」

里見「出来れば原書で面白かった奴を紹介して――」
川瀬「また無茶言うなおい! ハッハッハッハ」
里見「俺の打率を上げさせてくれ」
川瀬「成程! ハハハハ」
里見「全然数が読めないから……」
川瀬「うん」
里見「外れを読みたくないんだ! 誰か、俺に教えてくれ」
川瀬「だそうですので。えー、原書読みの方、お待ちしております」
里見「そうそうそう」
川瀬「来ねーよ(笑)」

里見「今日の収録超やり易い、皆メール送ってぇ!」

川瀬「この人達がちゃんとヒットを出してくれたら私は、こうやってもう毎週、ラジオしかやんない」
里見「ハハハハハ」
川瀬「ってゆってこう――」
里見「毎週生だ!」
川瀬「そうそう、川村じ、親父にこうヤな顔されながら、『だって僕やっても当たらないんだもん』とか言いながら(笑)。俺広報広報って言いながらラジオやるって言うのはどうだろうって思ったりはしますけど」

オンエア楽曲
  • FALLING SILENT/SILENT BLACK KITTY vocal 深桜(CV高垣彩陽)
  • ノイズ/in NO hurry to shout; vocal ニノ(CV早見沙織)


第458回 放送日 2017年6月28日 ゲスト 無し
内容
  • アニメの舞台化について
  • アニメや漫画原作の実写映画は非難轟轟
  • ストレス解消法は?
  • 川瀬は以前映画鑑賞をストレス解消法にしていたが、職業病で文句をつけてしまうのでストレス解消にならず、今はゴルフにした
  • ボーナスの使い道は?
  • ボーナスを里見は引っ越し費用、川瀬はパソコンの部品に使ったりした
  • 会社員時代の里見はボーナスを生活費に補填しないと暮らせなかった
  • 川瀬は四十手前まで宵越しの金は持たない主義だったので今は貯金に苦労している
  • SHIROBAKOのオーディオコメンタリーに於いて制作サイドと役者サイドでのやり方の違いについて
発言

川瀬「『キャラ、ビジュアルもそうですが、す、すぶり……うん? 素振(すぶ)りなども? うーん……素振(すぶ)りなどもかなり原作に似せていて驚きました』」

里見「(ハイスクール奇面組は)玄田さんの数少ない高校生役だよね。岩鬼(正美)以来じゃねぇの?」

里見「実写だから同じもんじゃないよねぇ、って言う――」
川瀬「そう」
里見「――事を知らないのかなみたいなレベルの(批判の)時もあるじゃない」

里見「あと(るろ剣の実写映画では)飛天御剣流の解釈が良かった」
川瀬「うん、そうね」
里見「走りながら振り回す感じの」

里見「すんげぇ真剣に男塾やって欲しいんだよね、実写で」

里見「あんま無いね、俺は」
川瀬「無いよね」
里見「うん。ストレスは、抱えたまま」

川瀬「ナイツ(オブ・ザ・ナイフ)も三十八かお前」

里見「俺が会社員の時にメルカリがあったら現金買ってるね」

川瀬「取り敢えず三食食うぐらいの金は残しておかないと拙いなって思い始めて」
里見「か、一生働けば良いんじゃない?」
川瀬「えええー?」
里見「死ぬまで」
川瀬「死ぬまで」
里見「何か丸さん見てるとそれはそれで楽しそうに見えるんだよね」

里見「だって偽まるさんとかさ、定年退職で出社しなくて良いよって言われたら呆けない?」
川瀬「呆ける」

里見「でも六十五になって会社作れば良いんじゃないの? あのどうせ、何かしらの年金とか貰ってさ」
川瀬「そうか。六十五になったら、ライデンフィルムの掃除の小父さんやれば良いんだ」
里見「その頃ライデンフィルムに俺が居ない気はするけどね」

川瀬「いや六十過ぎて会社作って何かまたやろうだなんて思わないよあんた」
里見「丸さん七十でMAPPA作ったよ」
川瀬「あれは妖怪だからね」

里見「『夢の果てまで』」
川瀬「はい」
里見「レッツ&ゴーのEDのタイトルみた――」
川瀬「またコラ!」

オンエア楽曲
  • GREEN ROAD/井口裕香
  • 三日月/井口裕香