のら犬ブラザースのアニメ!ギョーカイ時事放談
備忘録

『偽・うpのギョーカイ時事放談』として始まり、『のら犬兄弟のギョーカイ時事放談』を経た、表題のインターネットラジオ番組に関する私的な記録です
番組を聞いていると過去の内容を思い返したくなる事があるので、忘れない様に簡単ながら記録を付けました


第383回 放送日 2016年1月13日 ゲスト 無し
  • 最後に作ったガンプラは里見がユニコーンとシナンジュ、川瀬はスモー
  • 子供のじかんのV編が長すぎてキュー・テックでユニコーンを作った里見
  • 東京MXでの放送が多いので深夜アニメはオリンピックの影響を受けない
  • 監獄学園イベントの感想
  • まさか日本がオリンピックを出来なくなっているとは
  • 日本のアニメの為にと言いながら海外にお金をばら撒くよりゼネコンでも何でも国内に使って欲しい
  • 渡辺明夫と伊平が思い描いていた小麦ちゃんは今回のリメイク作品?
  • アニメ業界に必要な資格はあるか? 強いて言えば普通免許
  • 前売り券はシネコンでの座席指定が面倒
  • ストブラで痛感する決め台詞の偉大さ
  • 歴史物でアニメを作る事について
  • 川瀬としてはこの仕事をやっている内に、一度は歴史アニメを作りたい
  • 川瀬は歴史が好きで学生時代に塾で教えていた事もある
  • どうして三国志は赤壁の戦いで終わるのか、最後までやりたい
  • 里見は偶に書籍執筆の依頼が来るが、面倒なのでブログを勝手に纏めてくれと返答している
  • 川瀬から仕事を取ったら何も無くなってしまう
  • アニメ業界の第一世代がこれから定年退職を迎える
  • アニメビジネスの形が変わりつつある過渡期なのでフリープロデューサーが増えた
  • 製作現場からも驚かれるプロデュース料でやっている里見
発言

川瀬「十年経つんだよね、そりゃ佐藤利奈も……まぁ、良いや。ね、はい」
里見「佐藤利奈さんも大人っぽくなられて」
川瀬「あ、はい、巧い! 大人! ハハ、それが出なかった俺」
里見「はい、大人の女性に」
川瀬「大人の女性に、なられましてね。良い事ですよ。本当に。早く誰か貰ってやってください」

里見「クールジャパンとか、アニメの為に何か頑張ってくれる時があるんですよ、役人が」
川瀬「ありますね」
里見「でも、頑張り方間違っているから、あの人達 頭は悪いと思うんだけど」
川瀬「またそういう事 言う」

川瀬「で、僕がこう、ぼーっとテレビを見てて、(しょこめざの)エンドロール見た時に何で俺の名前入ってんだよと思いながら」
里見「入れときました!」
川瀬「あんにゃろう! 何もしてないよ俺」
里見「いや何か組織上、のぶ君のお目付け役だから」

里見「まぁ、一年後のネタバレすると真田幸村は死ぬぜ」

里見「吉川英治原作で宮本武蔵を、たまったまバガボンドみたいな絵で映像にするとどうなるかね」

里見「うちの子供が、三歳にして函館で鮪を食ったら、納豆巻きを食べなくなりました」

川瀬「東映さんなんかで言うと、高寺プロデューサーなんかも本 書かれたりしてましたね」
里見「東映……」

里見「いや、もう日本人全員確定申告しろ!! 皆この苦しみを味わえ!」

川瀬「飯ちゃん(年俸の契約交渉を)やってみたら? 『一瞬の内におさらばされちゃう』、全くだね。『ああ良いよ、じゃあ、ありがとうございました』って言われちゃうからね」

川瀬「定年になったら取り敢えずバーナムスタジオで掃除員として入れてくれとかそういう話をしようかなと思うんだけどさ」


第384回 放送日 2016年1月20日 ゲスト 大和田秀樹
  • 蔡英文、SMAP、不倫、時事ネタからスタート!
  • 大和田のドライバーコレクションは八本に
  • 大和田の著作が売れれば子供に手袋を買ってやれる!
  • 明日発売のモーニングに新連載の告知が載る
  • 昔は月に六度も何度も締め切りがあったので月に四回しか締め切りが無い週刊連載が楽に見えていたけれど、久し振りにやってみたら楽ではなかった
  • 十八頁だと必殺技は四回しか使えない
  • ムダヅモの初速は一万程度だったが、其処から一気に数十倍になった
  • ムダヅモ新章のネタはあるが麻雀の役が無い
発言

川瀬「埼玉県、ウルトラ万太郎さん」

大和田「ちょっと不貞腐れて」
川瀬「そうそう不貞腐れてた」
大和田「OK無いんすか? OKを要求されると言う」
川瀬「言った言った、言った。これOK出さないんだこの親父と思って。先刻 俺 倍ぐらいの距離OKしてやったのに」
大和田「これ、本当なんですよ、本当」

川瀬「神奈川県、東京砂漠のオアシスさん」
大和田「どう言う事だ。神奈川で東京で砂漠でオアシス」

大和田「今のところ(『立‐Ritz‐』の単行本が)出る予定なのですが、延びたら賢い皆さんは察してください」

大和田「この漫画(坊ちゃん)をやった理由と言うのが、原作夏目漱石と言うのを入れたかっただけです」

大和田「週刊って個人的には週に二回くらい描きたいんですよね」

大和田「起承転で終わって良かったり、序破で終わって……まぁQはあんななっちゃいましたけどね。いやいや! エヴァの話じゃなくて」


第385回 放送日 2016年1月27日 ゲスト 大和田秀樹
  • 大和田秀樹の新作について
  • 戦後史は実は幕末に匹敵するほど濃くて面白い時代である
  • 冷戦期に作られた映画は面白い、冷戦があるとエンタテイメントは面白くなる
  • 十年前はちゃんちゃんこを買うと言う話をしていて、今は手袋を買うと言う話をしていて何も変わっていない
  • 大魔法峠に偽まるとUPLIFTを出したのは担当編集(セリザワ)にラジオを聞いていないと理解らないと怒られたが、一週間ばっくれて間に合わないタイミングで押し通した
  • 大和田は結婚する時に貯金が六千円くらいしか無かった
  • ご祝儀で払おうと考えていた大和田は式場で驚いた
  • 大和田に貯金が無い事を知った奥さんは切れた
  • 結婚したら財布をどうするか
  • モーニングは某誌と違って何処にでも売っているので買い易い
  • 定年退職を迎えて威張れる部下の居なくなった年寄りはどうしようもない!
  • 今後数年の間に歴女ならぬ戦後女子が出る?
  • 手塚治虫は十五万枚、石森章太郎は三十万枚、どうすればそれだけ描けるのか
  • 『立‐Ritz‐』で小林立に背景をお願いした
発言

大和田「と言う事はそろそろ、ライフワーク的な事を始めとかないと、間に合わない」
川瀬「そういう事ですな」
里見「早く火の鳥みたいな漫画を描かないと」
大和田「そうそう。と言う訳で描き始めたのが、明日発売のモーニングから始まる、疾風の隼人」

大和田「ムダヅモでオバマ出さなかったのも、あいつ腰抜けじゃないですか」

里見「鉄砲持ってる奴は撃ち殺すぞコラぐらい言って欲しい」
川瀬「言って欲しいですよね、アメリカの大統領はねぇ」

里見「俺は講座にあるだけ使う。寧ろクレジットカードを作りたくない。あれは悪魔のカードだ」
川瀬「悪魔のカード(笑)」
大和田「だって魔法だもん。お金が湧いて来る魔法ですからね」

川瀬「じゃあ此処で一曲聴いて貰いましょう」
大和田「はい。何唄いましょう? もう良いかこののり。これもう、だからこういう事 十年やってるんですよ」
川瀬「十年やってるんですよ、この件」
大和田「だから最近 思うんですよ。パッと言われて、曲名が思い付かないんですよ」

大和田「団塊の爺には殺虫剤でも撒いて全部死んで貰うしかないですね」

大和田「出来る人ほどえばらないですよね。で、えばって来る奴は本当、社会的には要らない人物なので」

大和田「俺がヒトラーとかフセインなら××××」

大和田「去年の前の年に、長崎に一緒にゴルフ行ってるんです。そん時スコア凄ぇ悪くて、物凄い機嫌悪かったですから」
里見「ハハハハハ」
川瀬「最悪でしたね」
大和田「不貞腐れた」
川瀬「不貞腐れてた不貞腐れてた。けど、その半年前に、北海道に二人でゴルフ行ってるんですよ。スコア悪くて寒くて死にそうで不貞腐れてやがんの」
大和田「まぁあれは、寒かったですね」
川瀬「寒かった(笑)」
里見「毎回二人で行ってんの?」
大和田「そう毎回」
川瀬「うん」
里見「付き合っちゃえば良いのに」
川瀬「ハハ。あのね長崎はね、たけっちゃん(武智恒雄)と三人で」
里見「あぁ! あぁ、あぁ……」

里見「二話から本番ですからね」
川瀬「おぉ、来た!」
大和田「ダグラムみたいですね」
里見「ダグラムの本番は本当はもっと後の様な」

大和田「毎年言われるんですよ嫁に、後から聞いて。何とかならない?」

里見「今まで怠けてた分を取り返さないと」
大和田「俺 結構 怠けてないんですけどね」


第386回 放送日 2016年2月3日 ゲスト 加隈亜衣
  • 生放送の裏でニコニコ生放送にてselectorの一挙放送をしている
  • 加隈が最近美人に見えておかしいなと社内で言ったら失礼ですよと返された川瀬
  • 口を開けていると阿呆っぽいので止める様にマネージャーに言われた加隈
  • 加隈にとって初めて名前の付いた出演が『カンピオーネ!』
  • 里見が加隈との接点を探してウィキペディアで探し、『カンピオーネ!』の名前を見かけて万里谷ひかりを万里谷祐理と間違えレギュラー出演していたのかと勘違いした
  • 川瀬は釘宮にターニングポイントで助けられている
  • 川瀬の相方が里見に替わり遅刻が減りグダグダ感も減った
  • 部下一同に説教をしていてラジオの収録に遅刻する事になった川瀬
  • 打ち上げやイベントが終わる都度、加隈に冷たく別れを告げる川瀬
  • 加隈が今後演じたい方向
  • 重低音が凄いと膀胱に響く
  • スターチャイルドレーベルの消滅について
  • 大月=スターチャイルドなので大月が身を引くと同時にレーベルを畳む判断は正しい
  • 歴史アニメのマネタイズについて
  • ワーナー歌手の人数は増えているがスタッフは増えていないので大変
  • 里見は本屋大賞を全く信用していない
発言

川瀬「俺 出たがりってのは心外ですよ。中山信宏と一緒にしないでください」
加隈「あ、中山さーん」
里見「出たがりコンビ」

里見「まぁだって、麻雀アニメを作るたびに麻雀のルールを説明されたらかったるいでしょ?」

川瀬「じゃあパンフレット買うしかないよね」
加隈「あ、本当、やったね」
川瀬「やったね」
加隈「ちゃりーん」
川瀬「ちゃりーん。出た、下種の極み」
加隈「止めて」

里見「俺 呼ばれてないぜ?」
川瀬「のら犬のイベントじゃございません」

川瀬「『肉眼で確認した加隈さんがとても可愛らしいの一言に尽きました』」
加隈「あ、盛ってくれてる、ありがとうございます」
川瀬「本当だねぇ」
加隈「本当だねぇ言うてる」
里見「ハハハハハ(笑)。ひどーい」
加隈「どいひー」

川瀬「僕は何時も崇め奉ってるじゃないですか」
加隈「え、ど、どういう事? 何かを勘違いしてません? ちょっと、じ、辞書を!」

里見「俺が何時もロナウジーニョに感じてる事だよね。こいつ口閉じれんのかなぁ」

川瀬「けど、あれだよ、年食って来たって事だよ」
加隈「どういう事 言い方!!」

加隈「久野ちゃんは、『熊さんが好きだけど加隈さんじゃないです』ってめっちゃ毎回 言ってくるから」

里見「まぁ莫迦っつってる時点で誉めてない」
加隈「あはははは、い、良い、良い……」
里見「良い意味でってつければ何でも免罪符になると思うな、お前ら!」

川瀬「テレビで見た時(加隈の芝居に)何にも感じなかったのに」
加隈「嘘やろ?!」

川瀬「過去にそれをやらかしたのはねぇ、ポニーキャニオン高取プロデューサーくらいのもんだからねぇ」

里見「愛知県多いなぁ」
川瀬「うちのリスナーさん愛知県多い」

里見「伊集院光とかラジオ面白いけどテレビ出るとあんま面白くないし」

里見「俺も偽まる相手じゃなきゃもうちょいまともに話せるしね」
川瀬「酷い話だ」

里見「一時間二時間遅刻して『やれやれ酷い目に遭いましたよ』。酷い目に遭わされてんのは俺達だ」

里見「まぁでもワーナーの社内で、時事放談の収録あるからって会社出るの出辛いと思うよね」

川瀬「あのさ、こうでこうでさって言ってる時に、中山信宏から『川瀬さんそろそろラジオの時間じゃないっすか』。『そうっすね、そうっすそうっす、まぁまぁ良いや話しよう』みたいな感じでやってたから」

里見「冒険する感じ」
加隈「冒険、おりゃーっつって」


イベント 放送日 2016年2月7日 ゲスト 山口朋、松倉友二、岩浪美和
  • イベント『劇場版 selector destructed WIXOSS 公開直前?トーク(仮)』の前半一時間半をニコニコ生放送で配信
  • 前週木曜日にロフトプラスワンより打診があり急遽イベントの開催が決まった
  • イベント来場者にはデッキを一つプレゼント
  • 当初は三月発売予定だったが四月に延期し、山口に騙されたと思った川瀬
  • タカラトミー社内でselectorの試写をやったら「凄ぇ面白い!」と言われるがカードについては触れられなかった
  • メインスタッフはカードゲームの経験が無かったので不安だった
  • 川瀬から岡田への発注のワードがピーキーとか下種だった
  • 完全新作はスタジオとして厳しい、総集編だと客に申し訳無い、だから総集編+新作映像の構成になった
  • 禁止カードになったのでアフレコ中に変えたのがある
  • 極上爆音上映と極上音響上映の違い
  • イベントの模様を見ている佐藤卓哉、それが分かった途端に掌を返して誉めそやす川瀬
発言

川瀬「たっぷり(カードの話を)用意してない?」
山口「と言うかあんまり(映画に)カード出て来ない」

川瀬「じゃ誰もルールの知らねぇカードゲームのアニメを俺達やんなきゃいけないのかなって思って」

川瀬「知ってるのは岡田麿里がポケモンカードをやっていた」
松倉「それだけだからね」
川瀬「そう、それだけだから」
山口「そうですね。ちゃんと話聞いたらやっぱり浅いなぁと思いました」

川瀬「まぁまぁ、確かに俺も尖がったものを作りたいとかそういう事を言ってたから、で、何か俺が言う度にマリーが、『だってあんたが言ったじゃねぇ』」

山口「本当は最後にパックぐらい開けて欲しいなぁ」

川瀬「新しいエピソードを入れて、2クールのものを、九十分に収めろ」
松倉「これはねぇ。富野さんですら、二本にしか出来なかったからね! ∀的な奴とかイデオン的な奴とかそうだけど」
川瀬「あれ4クールあったから」
松倉「あぁ、成程成程、そうか」
川瀬「て事は、2クール」
松倉「やれんのか!」
川瀬「一本で出来んじゃねぇの?」
松倉「え、マジで!? 前例を作ってしまった」

川瀬「あら良い事言うわ」
松倉「ありがとうございます」
岩浪「ニコ生の間はね」

岩浪「ガルパンの時に立川 行って、selectorのポスター貼ってあったんですよ。で、あの、企画室長、室長さんが居るんですけど、『あ、selectorやるんすね、極音やらせてくださいよ』『あぁ、良いっすよ』」

岩浪「まぁまぁ、あんま期待されなかった映画だからね、あれ(BWの映画)ね」
山口「知らないです。知らないです、僕 知らないですあんまり」
川瀬「されてました!」

岩浪「未だにタカトミさんで、何でタートルズは当たったんだろう」
山口「僕も持ってました」

岩浪「(BW当時の川瀬が)カチコチに緊張して……」
川瀬「また言うか」

川瀬「出来上がりまして。今週の、先週か。あ、今週の頭だ。違う違う違う、まぁ、五日前?」
松倉「あぁ、その、完成し……それ言っちゃうの?」
川瀬「言っちゃうよ! いやだって、ほら、禁書目録よりも早いじゃん」

川瀬「マリー、泣いてやがった」
松倉「お前の書いたホンだよ」

川瀬「此方(前売り券特典カード)どんな効果があるんですか?」
山口「強いです」


第387回 放送日 2016年2月10日 ゲスト 加隈亜衣
  • 川瀬遅刻につき里見と加隈のみで開始
  • selectorの新作がある時はキャラクター続投で明るい作品が良い!
  • 岡田麿里に日常アニメは書けるのか?
  • こどものじかんは小学生の日常を描いているのに殺伐としていた、子供の頃に見ていた加隈は怖い雰囲気を感じた
  • 里見は自分の子供に声優を目指す事は勧めないが、自分と同じ仕事は勧める
  • アニメ業界で最も生き残るのが難しいのは声優?
  • 自分の子供や結婚相手は安定している公務員が望ましい加隈
  • バレンタインデーにselectorの映画を見てどんよりしよう!
  • 里見にとっての楽しみは仕事と家族
  • 好きな事を仕事にしているから辛い部分はある
  • 里見、生活サイクルを語る
  • 社会を知らないので会社員は徹夜しても朝九時に出社しないといけないのかと思っていた里見
  • 川瀬は仕事が好き過ぎるので退職したらボケる
  • 辛いと噂のアニメ業界から三十五歳のおっさんが専門学校に入学したので、他の生徒から優しくして貰えた里見
  • “大人”は世の中に存在しない架空の生き物だと社会人になると気付く
  • 里見は昨年、革職人を目指す専門学校の願書を取り寄せたが、コースが細分化されていて現実的ではなかった
  • 里見お薦めの気分転換は専門学校の願書を取り寄せること
  • 待ち受け画面、川瀬はポスケとうさぎ、加隈はタモリ
発言

加隈「あ、妹だから、妹の方はちょっとませてたんです」
里見「あー、そっちか」

里見「う〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ん……」
加隈「よーし、頑張ってこう」

加隈「壁越しに居たんですけどね。煙草吸いに行きました、あの人(川瀬)? 自由すぎる……」

里見「根本的には、これを聞いているリスナーが優しい」

加隈「養って欲しい早く。気にせず仕事がしたいよ〜」

里見「声質似てる〜、この人が憧れ〜、って入ると、その人が皆役持っていくんでしょ?」

里見「毎回一緒にオーディション行くけど、何時もあの人がテレビに出てる〜」
加隈「うわぁ、ドロドロして来た! selectorかな?」

加隈「アラブの石油王……。え、凄い、究極良くないですか? 喋んなくても良いし、でもお金は持ってくれてるし、養ってくれるって言うの前提で自由にさせてくれるって」
里見「う、うん……。保護者だよね、それ」

加隈「お金だけくれて、『君にお金をあげたいんだ!』って言って、でお金だけくれて、『じゃ!』って言って、それが女性でも男性でもどっちでも良いんです」
里見「まぁ年齢も問わないし」
加隈「問わないです」
里見「職業も問わない」
加隈「そう、で、こっちの事も何も質問せずに、置いて綺麗なお金を。どっか行ってくれる人が理想的」
里見「うん、うん……。今まで聞いた中で一番下種な。下種な結婚の」

里見「今の時代だと何かさ、ニコ生とか出てお金下さいって言うとくれる人居そうじゃない」

里見「大体世の中糞しか居ないなって事に気付いたところから、急に楽になるよ」

加隈「何で、急に好感度上げ始めたんだ。あたしお金の話してたのに!」
里見「で、まぁ加隈さんはお金が大好き」

加隈「いや、何か凄い訊きたいんですよ。そんな風に、自分にやりたい事をやりつつ、どうやって結婚したんですか?」
里見「何だと?」

加隈「偽まるさんはやっぱ駄目なんですか?」
里見「ま、どう見ても駄目だね」

加隈「先生、どんな感じで接して来るんですか?」
里見「『サムライチャンプルー』見てました」

里見「(社会人を)やってないと会社員て凄いしっかりした印象になっちゃうじゃない? でも実際 糞ばっかりじゃない」

加隈「下種くない。普通ですよ」
川瀬「極みだね」
加隈「極……止めてください、ちょっと色色! 時期的に止めてください!」

川瀬「司会は何故か私がやります」
里見「また出たがりが」
川瀬「出たがりじゃない」
里見「また出たがりが」
川瀬「うちの前田(有希)がさ」
里見「前田さんが」
川瀬「『えっと、司会は川瀬さんで予定しています』ってしれっと抜かしやがってよ」

里見「よし、買って、転売だ」
加隈「出た。あ、ご、ご、ご、こっちの方が下種くないですか? ちょ、ちょ、ちょ」
川瀬「コラコラ」

川瀬「のら犬ブラザースのアニメ!ギョーカイ時事放談、四半期に一回の、えーと……」
里見「集金イベントが」
川瀬「ハハハ(笑)、言っちゃった。今 言い方どうしようかなと思って集金と言いそうになった」

川瀬「フリーと事務所所属の方に乗っ取られたと言う形で」
加隈「乗っ取られた」
里見「お前が遅刻したんだろー!!」
加隈「そうだぞー」


第388回 放送日 2016年2月17日 ゲスト 無し
  • 先にお金を払って貰う映画の怖さ、ゲームも同じ?
  • selector映画の前夜祭で感無量となり普段は断るサインを書いた川瀬
  • 『ヒカリ』や『星に願いを』を経て音の可能性に手ごたえを感じた岩浪
  • 土肥、今年の目標は何事も経験
  • イベントは宣伝費で行われるので、ロフトプラス・ワンのシステムは会社に理解されない
発言

里見「まぁドルビーアトモスが普及したら岩浪さんもお役ご免だがな!」

里見「カバ丸くん居ないじゃん」
川瀬「(笑)。カバ丸くんちゃうわ」
里見、川瀬「ハハハハハハハ(笑)」
川瀬「豚ね。ハルユキ君」

里見「業界では新宿ピカデリーは新ピカと言います」


第389回 放送日 2016年2月24日 ゲスト 無し
  • 松倉友二の誕生日とバーナムスタジオの創立日が一緒
  • 里見、最初は会社を二年で畳むつもりだった
  • 自分がギブアップしない限りは会社は潰れない
  • 会社経営は三年目までは学ぶ事ばかりなので楽しいが、その先は惰性
  • 何度も税理士に会社を畳みたいと相談したが、倒産するのではなく畳むのは非常に面倒
  • 「アニメの半分は音である(by真下耕一)」
  • スタイリッシュさが一週周って客に届く真下、新房
  • 一月番組は年末年始と旧正月があるので製作する上で不利、またパッケージが発売される頃は生活環境の変わる時期なので矢張り不利
発言

里見「だから、皆 確定申告すれば良いのに」

川瀬「こういうメールを見る度に、だから三四時間とかかけて、時間がね、かかって、あのー、見に行って頂く……あ、この方は往復五時間超だから二時間半とかね片道……それで劇場まで足運んで見て頂くって言う、このね……」
里見「傲慢な、メディア」
川瀬「傲慢なメディア(笑)。と言わざるを得ないよね」

里見「なので一三月はアニメを休もう」

里見「まぁしょこめざと、シュバケンを、石膏ボーイズ辺りで良いんじゃないですかね」

里見「多分 立川君は、遅かれ早かれブレイクするので皆 気にしておいた方が良いよ」

川瀬「超イケメン。成程、そりゃ飯ちゃんテンション上がりますね」


第390回 放送日 2016年3月2日 ゲスト 上田渉
  • 上田、ゲスト出演の経緯
  • 里見と上田の出会い
  • アニメの関連会社は意外と田舎?
  • 川瀬、selectorの映画にバッドエンドを提案するも断られる
  • 秋山幸二に辛辣な1987年のプロ野球チップス
  • 『にじがくっ』を作ったのはLINEでは趣味を出せないから
  • 司会中山、喋り過ぎ問題
  • アニメの再放送が減った理由
  • 映像作品が無い年は少しWIXOSSの売り上げが下がった
  • 里見は女性との会話が苦手
  • 劇場特典のカードご封入について
  • 面接の心得
  • ライデンフィルムは手書きの履歴書は採用しない
  • 面接で選ぶ基準は能力よりもその人と一緒に働きたいと思うか
  • 『宇宙戦艦ヤマト2199』や『機動戦士ガンダムUC』と言った普段は映像ソフトを買わない年齢層に売れる作品は、BDに比してのDVD比率が非常に高い
  • アフレコ現場で生の芝居や指示に対する対応を見ているので役者の質が分かる
発言

川瀬「え、誰? 山森さん?」
里見、上田「そうそうそうそう」
川瀬「ハハハハハ、やっぱり(笑)」

上田「selectorのタカラトミーさんにね……」
里見「ああ、田舎!」
川瀬「立石!」

里見「まぁでも(立石に行くのは)旅だよね」
上田「小旅行気分でした」
川瀬「この前 新年会やろうっつって、selectorも劇場も公開したしっつって。じゃあ立石でやろうっつってやって、で、松倉友二がやって来たんだけど、『旅だね』って」

川瀬「『ホームラン王と盗塁王の候補。これは長打力はもちろん、足の速さがなければできないことだ。しかし、この2つのタイトルは、まったく正反対の性質をもっている。それが、秋山の中途半端な』……(笑)」
里見「凄い辛辣じゃない?」

上田「『いいね』って気持ち悪いなって思ってて」

川瀬「村川絵梨さん、ね。えー、あ、梨衣さんだごめん。村川は村川としか呼んでないから」

上田「ま、これは先刻の、スタッフみとって言う、あいつが選んだんですけど」
川瀬「あ、そうなんだ」
上田「この三人だったら絶対面白いからって、そうかぁ」
川瀬「いや、面白いけど、人間が面白いだけであって」

里見「必要か必要じゃないかで言うと必要じゃないから、おめおめと偽まるも生きてるんで大丈夫だよ」

里見「だから面接ってシステムが間違ってんだよ!」

里見「面接で分かるって奴は嘘を吐いている!」

上田「普通の企業に行く時は、多分 手書きじゃないと採用されない」
川瀬「採用されないよ」
里見「マジで? そんな会社 行くなよ」

川瀬「愛知県、OLさん。『『にじがくっ!』の話を聞いててとても面白そうに感じますが携帯もスマホも持っていないので『にじがくっ!』の波に乗れず申し訳ございません』」

上田「売れる子って直ぐ分かったりするものなんですか?」
川瀬「分かりますね」

川瀬「これまた出来レースじゃねぇの?とかって言う未だに言う莫迦たれが居るんですが、お前さぁ二億も三億もかかってるプロジェクトにそんなお前好みだけで、嫌、キャスティングする訳無ぇだろうが莫迦垂れがぁ!!」

里見「テレビ見たらさ、それが一発で録った声か百回リテイクした声か分かんないじゃん」


第391回 放送日 2016年3月9日 ゲスト 上田渉
  • メールを送るのに最適なタイミングは? 生放送の時に合わせて収録、翌々週の月曜に収録
  • 上田は東大在学中に社長に! しかしそのまま卒業し損ねた……
  • オーディオブックについて語る
  • オーディオブックのラインナップを増やすのは、書店の書棚を埋めて行く作業
  • 独立する前に会社員を経験していて良かったと里見は語る
  • 出版業界は堅い、お酒の注ぎ方や名刺の渡し方を全て教わった
  • オーディオブックは各ジャンルの代表作は揃えて行きたい
  • 現時点の日本では、オーディオブックはビジネス書が強い
  • 子育てしている母親にオーディオブックは人気がある
  • 日本の絵本は親が子供を膝の上に乗せて読み聞かせる事を想定しているが、アメリカではCDが付いていて子供が自分で再生する
  • 絵本の定額配信サービスもある
  • 絵本は許諾が取り辛かったり仕掛け絵本も多いので電子書籍が難しい
  • CGで仕掛け絵本のポップアップを再現しようとした出版社もあったが巧く行かなかった
発言

川瀬「僕はあの、この業界二十年近く居ながら声優業界疎いんで、今の、今の女の子誰だろうと思いながら。見た事無ぇな」

上田「ただ皆 学生だからって言うので、未だ笑って許せる」
里見「でも翌年 来ても未だ学生だからね」

里見「筒井康隆のロートレック荘とか無理だよね」

川瀬「何で(佐藤利奈ラジオへのゲスト出演)俺の時だけは秀樹とセットなんだよ」


第392回 放送日 2016年3月16日 ゲスト 無し
  • どうする?どうなる?ギョーカイ時事放談
  • 四月から隔週放送に?
  • 川瀬の下から離れて一年半、再び帰って来た中山のお守りをする事に
  • 川瀬、中途半端に偉くなった
  • 飯田が皆のお母さん、大森は陽気なお父さん、川瀬は近所の雷親父、エリート山口貴也は偶に来て整理して帰って行く
  • 製作は作品が変わってもやる事は一緒だが、宣伝は作品毎に全く違う
  • 大和田秀樹の息子が来年中学受験
  • 普段は言われた仕事を引き受けるので自分からこれが良いと言う事はあまり無い里見が推薦するアルデラミン
発言

里見「生放送残るの!?」
川瀬「生放送残る」
里見「マジで? 其処だろ問題は!」

川瀬「僕もそうですけど、仮面さんもね。お互い何かこう、最近 むちゃむちゃ忙しいじゃないですか」
里見「全然 暇ですよ」

川瀬「社内の人事報告が出た後にですね、うちの飯田Pが『川瀬ちゃん、今だよ!』って言われて。『何が?』って。『辞めるなら今だよ』って(笑)、話をされまして」

里見「あとはガンダムを作れば良いだけだよね」
川瀬「そうそうそうそう。まぁ中山辺りが作ってくれるんじゃないかな」

里見「でもそのフロント二人がこうやって、揃って此処に雁首 揃えている訳でしょ?」
川瀬「はい」
里見「ワーナーの主力二人が」
川瀬「はぁ」
里見「製作と宣伝の」
川瀬「そうっすね」
里見「そりゃ確かに、良くないよね?」

里見「でもまぁ永井豪は週刊連載同時五誌やってるからね」

川瀬「確かにね、定期的にこういう事言って、何かやってるけど、最終的に元に戻るって言う」
里見「戻る」
川瀬「ま、今回もそう思って頂ければ、良いのではないかと」

里見「二三年前かな、ノブ先生から『何か良いの無いかなぁ?』って言われた時に、あの、俺が『アルデラミンがやりたいです』ってメールを送ったら、『ごめん、それ、俺』って言われて」
川瀬「ハハハハハハ(笑)」
里見「がっかりした記憶がございますね。これアニメ、向いてんじゃないの。向いてないんだけど、これアニメやりたいなぁって思って」


第393回 放送日 2016年3月23日 ゲスト 無し
  • 松倉友二は丸山正雄になる道を歩んでいる
  • 里見のお薦めは、鰻で一番有名な尾花、鯛茶漬けの竹葉亭、新宿にある饂飩屋さんの慎
  • 川瀬のお薦めは永福にあるマッシモタヴィオ、近辺のシェフが自分の店が終わったら食べに来るほど美味しいファンゴーダイニング
  • 飯田のお薦めは代田橋のしゃけ小島
  • 川瀬がキンプリを見た!
  • 里見は映画たるもの、映画としてを考えてしまうのでマクロスFやガルパンの物量に勝てない
  • プリキュアの映画で川瀬より年上の人がミラクルライトの代わりに自前のサイリウムを振っていた
  • 映画館がアトラクション要素を組み入れ工夫している
  • ヒット作を生み出す為には迷わずに振り切る事が大切
  • しょこめざのオーディオコメンタリーに出演する里見、コメンタリー出演はぽてまよ以来
  • しょこめざの最終回で良い仕事をしたと川瀬にLINEを送ったさとうたくや
  • しょこめざ劇中に登場するプレス工場は、里見が足を運んで写真を撮って来た
発言

里見「アニメ仮面リベンジでーす」

里見「横手美智子さんが来て、『あ、これ(project)9の糀谷(智司)です』って紹介したら、『靴の尖った人!』って言ってて(一同笑)、足を見てた。『凄ぇ、糀谷 浸透してんじゃん』みたいな。『あれで俺尖った靴履くの止めましたから』」

里見「この前ね、井上敏樹さんとも話してたんですけど、ミシュランの所為で頭のおかしい予約のされ方をする様になった」

川瀬「永福にあるね、マッシモタヴィオってピザ屋が滅茶苦茶 旨いんですよ」
里見「ピザ一人で食うの?」
川瀬「俺 一人で食う」
里見「ハハハハ、イタリア人みてぇ」

里見「木谷さんがよく言ってた、どうやって、アナログを手に入れるかとかライブを手に入れるかって言うのがデジタルの……」
川瀬「そうですね」
里見「最大の難しさであり、ヒットする理由? 映画も出来上がったものをただかけてるだけだと、ライブではないんで、ライブ感をどう作っていくか、体験は其処でしか出来ない。体験を買いに来る」
川瀬「いや、まぁ、まさに、あの小父さんの言うとおりですね」
里見「って言うのをね、僕がブロッコリーに居た頃からそんな事を言ってるから、やっぱり天才」

川瀬「プリキュアの時はね、僕もプリキュア見た時に、見に行った時に」
里見「プリキュア見に行ってんですか」
川瀬「見に行きますよ僕。一人ですけどね? 貴方みたいに娘が居る訳ではないので」

川瀬「是非、西新宿のファンゴーダイニング、行ってみてください。運が良ければ僕が居ます。俺、大体 此処で食ってる。食ってから家 帰るみたいなパターン」

里見「多分おそ松さんの企画書もキンプリの企画書も俺のとこは通せない。受け取ってない気がするんだよね」

里見「だってどう考えてもおかしいだろロフト!って思ったのよね。新宿ロフトプラスワンと大阪ロフトに俺の名前が両方あるって言う」

川瀬「のら犬トランスミッションバリケードの再放送が流れるんじゃないかなぁと僕は思っておりますが」

里見「俺なんてあまりに現場に居なさすぎるから行くと関係者以外立ち入り禁止ですって言われるからね」


第394回 放送日 2016年3月30日 ゲスト 無し
  • ガリ勉眼鏡のアニメ!ギョーカイ時事放談(仮)
  • 月四回の約束であると五週目を川瀬と里見が拒んだので中山と飯田による特別放送
  • 年末に予定を立てたがスケジュールの都合で実現しなかったので、改めて中山パーソナリティが実現した
  • 中山によるAJの雑感
  • 飯田がAJの感想を訊くと誰もが口を揃えてスタジオ地図を挙げる
  • AJでは外国人や女性客が増えていた
  • 缶バッジバッグに衝撃を受けた飯田
  • コミケを取材した写真に偶さか写り込んでいた中山
  • 来年はアニラジアワードにエントリーする?
発言

中山「隔週オンエアにしようか、みたいな話も出ているらしいんですが、えー、恐らく熱狂的な、あの時事放談ファンの方方が、全国にいらっしゃるんじゃないかと思いますので、あのその方方の為にもですね、可能な限り諸先輩方には頑張って頂きたいなと言う風に思う訳ですが」

飯田「偽かアニメ仮面か、どっちか忘れたんだけど、何か先週の放送で、『どうせ、次は、あ、あの、何時もの奴だよね?』とか言われて、ちょっとこう、カチンと気が立ってですね」

中山「それで言うとあの、トディが、秋葉原の、こう、あの〜、漫画専門店で漫画 買っている時に『轟さんですよね?』って声かけられるみたいな。あの、その、この漫画を持っている時にその声をかけないでくれって言う種類の漫画を持ってたって言う事を言ってたので」

中山「と言う事なのでやっぱり毎週やらないと駄目な気がします」

中山「まぁ戦記ものと言う感じで、えーと……何故中山さんがそんなのやってるんですかと言われると言う事もあるんですが、いやいやいや、僕がやると言う事はそういうシーンがあるかと言うかは、見て頂ければ」


第395回 放送日 2016年4月6日 ゲスト 大和田智之
  • 前回の放送は中山が早口で聞き取れなかったと言う意見も
  • 新社長が駄目な場合、責任は任命した前任者、ボンクラはボンクラである責任は無い
  • 社長に必要なのは人に任せられる事と決断が出来る事
  • 地方ではアニメを見られなかった大和田自身の経験から、BS11のアニメ数を増やした
  • 監獄学園の放送に唯一物申して来たのがBS11
  • 黒子のバスケを見てアニメ業界に入って来た新人の出現に、里見激震
  • 大和田がこの業界に入るきっかけとなったのはアニメ好きの友達から作品を紹介されたのと、浪人中にキッズステーションでアニメを見たから
  • BS11を応援するにはどうしたら良いのか
  • 各番組頁にコメントが書かれると嬉しい
  • 先行して深夜アニメに力を入れた大和田としては、追従する他のBSに思うところはある
発言

里見「やべぇ、丸さんがショートメールの使い方 覚えた」

川瀬「ネトゲ……の嫁は……女の子じゃないと、思った」
里見「何で噛むんだよっ! 普通に読めよっ!」

里見「もう一つ衝撃だったのが、『『オネアミスの翼』って、あ、白黒の奴ですよね?』」
川瀬「……は?」
大和田「……は?」

川瀬「(若い人は)ガンダムWですか?みたいな話でしょ」
大和田「まぁ、SEEDですか」
川瀬「Wでもねぇか」
里見「何 言ってんだお前は!!」
一同「(笑)」
里見「あの、エヴァンゲリオンが二十年前だからな?」

川瀬「OVA版でしょ?」
大和田「OVA」
川瀬「あ、吃驚した吃驚したぁ! 危ねぇ、テレビ版だったら本当に俺 働いてるから、普通に、オープニングのCDとか俺 セールスで売ってたからね」

川瀬「気が付いたら二十五番組の編成をしていたと」
里見「あるあるあるあるー!」
大和田「いや、あんま無いかと!」

川瀬「駄目じゃない。駄目とは言ってねぇ。だから、それと! もう人の話をちゃんと聞きなさいよ!!」

川瀬「取り敢えずそのゴルフを始める切っ掛けはですね、とある出版社の法務担当の小父さんからですね、『川瀬君がゴルフやらないんだったら俺この書類に判子 捺さないよ』って言われたんで、やるかって」

川瀬「あの〜、遅かったね。と言うのが俺の中の感想なんですよ。よっぽどキラーなものを用意しなければ、11さんには勝てないよ」

大和田「いやいや、それだったら、東京在局の、あの……うん」
川瀬「はいはいはいはい、在局の」
大和田「あの局さんも……」
川瀬「あの局さんも中中ですよね」
大和田「はい、痺れますね」
川瀬「はは、し……やべぇ、皆Mばっかりだよ」
大和田「寧ろ一時期 勝てねぇって思った瞬間がありますからね」

里見「軍隊でもねぇ、毎週アニメは納品出来ないからね」

里見「まぁ、えっと、僕も納品したいんですよ? 出来ないだけで」

里見「そうそう、だからやってる事は毎週203高地を取れみたいな。突撃ー!みたいなのを、毎週、歩兵で、機銃を持って、行けー!みたいなのを繰り返して、毎週 勝たない限り納品出来ないみたいな、そういうミッションだからさ。どうしようもないんだよ」

里見「(MBSの丸山は)局Pの中では別格だもんね」
川瀬「まぁ、奴はな。ちょっとおかしいぐらいの勢い。逆に俺達が、本当に大丈夫なの?って心配するぐらいだから」
里見「そうそう、俺らの方が心配になっちゃうぐらいの」
川瀬「ねぇ。あの男は中中の、中中ですよ」
大和田「いえいえ、とても真似出来ないなって思いますね」

川瀬「来週はちょっと時間が短くなっております」
里見「お前が遅刻したからだ!」
川瀬「はい。僕が説教してて時間が短くなってしまいました。申し訳ございません」
里見「来ないなーって言いながらずっとね」

川瀬「うちの志治の所為です」
里見「志治君は誉めて伸ばしてあげてください」
川瀬「いやいや、誉めて伸ばしたら調子に乗りやがって」
里見「調子には乗るよね」


第396回 放送日 2016年4月13日 ゲスト 大和田智之
  • 一般的にBS11の潮目が変わったと言われるのはタイバニの頃だが、大和田の感覚としてはその前のぬら孫の頃
  • 地上デジタル移行で一番恩恵を受けたのが東京MXでその次がBS11
  • WOWWOWノンスクランブル放送の成功を見ていたので、BS11単独の放送を決断した
発言

川瀬「いや、これも仕事じゃないかなぁ」
里見「違う、道楽だろどう見ても! マベリカさんから見たらぁ!!」

川瀬「逆切れされたらしい。この件(ギョーカイ時事放談のリニューアル)でアポを入れようとしたら、『おたくの案件の、これとこれとこれ』って言われて。『それが今、大変な事になってんですよ!』って言われて、『ですよねー』って言う飯田Pが居た訳ですよ」


第397回 放送日 2016年4月20日 ゲスト 無し
  • 深夜アニメの放送中に流れるCFについて
  • アイドルの高齢化が激しい
  • 社会的な幼児化
  • selectorの視聴率は十代と二十代が高く、三十代以降が非常に低かった
  • 遊戯王でカードゲームを体験している世代は、ルールが違っても新しいカードゲームに馴染める
  • 昔の格闘ゲームで他のゲームでも波動拳コマンドとか共通要素があるので馴染めた
  • 里見が十年前から提唱しているアニメの三十分枠は間違っている論
  • 集中力が持続する五分や十分のショートアニメ、ちゃんとドラマが描ける四十分、劇場映画の九十分が適切
  • 中国の若者はテレビが共産党のチェックが入っていると分かっているので見ない、ネットに移行している
  • ショートアニメに未来があると信じて作り続けている里見、携帯電話向けアニメも初期から手掛けた
  • 『SOSTV ワルプルギスナイトフィーバー』は低予算なので里見が自分で脚本を書いている
  • ショートアニメは番組表と相性が悪い
  • 定額見放題サービスが登場してショートアニメの土壌が生まれたと感じた
  • ショートアニメの番組表対策にウルトラスーパーアニメタイムを始めたが、番組名の登録が出来ないのが失敗だった
  • 里見はワシントン海軍条約をアニメでやりたいと言い続けている
  • 『アニメは農業ではなく漁業である』と言う話を里見は最近クライアントにしている
発言

里見「アニメって、皆アニメファンだと、凄ぇ強いコンテンツだと思うかも知れないけど、実際には高山植物とか、高山に生き残ってる動物達と一緒で、サバンナとか平野での生存競争に負けて、高いところで行く事で、其処に適用して生き延びて来た、コンテンツがアニメ。で、それが深夜帯で。ま、逃げそびれると時代劇みたいに世の中から消えたりね。歌番組も比較的消滅しかかっていますよね。次 多分、実写のドラマも、ちょっと、先細りつつあったりとか。あのー、やっぱり時間帯、ゴールデン枠では生き残れない。商品力だったり、視聴率だったりの中で、段段、夜中へ、逃げて行ってですね。適者生存、進化論の結果です。我我が此処に居る理由」

里見「バンダイビジュアルさん(『SOSTV ワルプルギスナイトフィーバー』を)ブルーレイにしてくんないかなぁ」
川瀬「本当だよね」
里見「ハハハ、ブルーレイ一枚で」
川瀬「うん」
里見「俺が全話オーディオコメンタリーで喋っても良いよ」

里見「『(がんばれ!)ルルロロ(TINY★TWIN★BEARS)』良いよ〜」

里見「疲れていると、里見のトークが密度上がる問題ですよ」


第398回 放送日 2016年4月27日 ゲスト 無し
  • ワーナー社内の会議で(たかはし智秋から告白された)中山に身を固めるよう諭す川瀬
  • 懸賞の思い出…川瀬はジャンプでプラモデルなどを、里見はてれびくんでメガロマンを当てた
  • 里見と松岡超で話していて誰も寄り付かなくなったところに、花澤が困った大人を見る目をしながら声をかけてくれた
  • 花澤は演技の勘所が分かっているのであれでオーディションに来られると他は勝てない、釘宮の領域になっている
  • 花澤は監獄学園で水島努に対して大魔法峠の恩返しが出来た
  • 大魔法峠で花澤と出会わなかったら、里見の中でぽてまよは無かった
  • 里見がずっと見ている声優の中でも沢城と花澤は才能が図抜けている
  • 小麦ちゃんのパロディをやる勇気は今の川瀬にも里見にも無い
  • 里見がGAで知り合った丸山、井上、小林と今でも一緒に食事をするくらい仲が良いけれど、誰一人としてGA十五周年である事や小林の誕生日である事に気付かなかった
  • 歳を取ると時間の感覚が無くなるので昔の話ばかりするのも仕方が無い
  • 木谷は里見本人よりも里見を使いこなしていた
発言

里見「メガロマン俺大好きなんだよね」

里見「『ずーっとね、僕は香菜ちゃんを応援してるよ』と。ね、あの『大魔法峠の、ぴゅんとぽたるの頃から俺は応援してるよ! ぴゅんかぽたるか覚えてないけど!』って言う……」
川瀬「ハハハ、言うと思った!(笑) ハハハ」
里見「話をしたら香菜ちゃんが『ぽたるですよーッ!』って言ったんでもうぽたるだって完全に覚えた」

川瀬「よくね、こうネットとか見ると『また、花澤が主役をどうのこうの』っていや、主役になるべくしてなってる声なんだよ、あの子」
里見「し、まぁ、オーディション会場に来ると理解るよ」

川瀬「じゃ再来年(バーナムスタジオが十五周年なので)何かやろうぜ」
里見「やんねぇよ!!」

里見「単純に、同じ事をやってるにしても阿呆みたいにあのツイッターで呟いているだけで偉いと思うよ」

里見「今とはちょっと市況 違うんだけど、十年ぐらい前かな、あの某プロデューサーが言ってたのが、あの、一万本を超えて、リクープしなかったら、宣伝の責任って言っても良いと。一万本行かなかったらプロデューサーの責任だよ」

里見「ゼロ年代を、最高のアニメグレンラガンの、中島さんが」


第399回 放送日 2016年5月4日 ゲスト 無し
  • のら犬トランスミッションバリケードフィメールボーカル特集
  • 飯田と萩野谷によるトークパート
  • 幼稚園の頃にRCサクセションの『けむり』を従兄弟に聞かされたのが、萩野谷が音楽を意識した最初
  • 最初に買ったレコードは萩野谷(中学一年か二年)がプリンスの『KISS』、飯田がスター・ウォーズを見た帰りに父親にせびったサウンドトラック(小学五年生)
  • 小学五年生か六年生の頃に病気で入院、暇だったので買って貰ったラジカセとヘッドフォンでラジオを聞いていた飯田
  • 入院中に『コスモ ポップス ベスト10』で聞いた『春咲小紅』がきっかけで矢野顕子にはまった飯田
  • 高校時代、音楽より映像への興味が優っていた飯田だが、『ストレンジャー・ザン・パラダイス』を共通言語にクラスで上位カーストであった音楽好きと親交を結んだ(その時に仲良くなった一人がメディアワークスの編集者となり後に再会する)
  • 音楽好きの同級生から教えて貰いニューウェーブ系の音楽に触れ、『FMトランスミッションバリケード』を聞くようになる
発言

萩野谷「偽さんとねアニメ仮面さんが昭和トークしてるからとか言ってこう、サブでいっつも『アッハッハー、古い話して』っつてるけど、同じ事になっちゃった」

萩野谷「大先輩の新居昭乃さんにですね、(わたくし)不躾にも、えー、『音楽作ってらっしゃいますよね。えー、ラジオ折角やるんですから、えー、オープニングの曲とかジングル作れませんか?』って言う今 聞いたら本当ぶん殴られそうな事 言いまして。そしたらあの本当物穏やかにですね
飯田「この番組の為の?」
萩野谷「はい」
飯田「楽曲発注じゃないですかもう」
萩野谷「すいませんがって軽く言って、後で考えてみたら」
飯田「楽曲発注ですよ、それ」
萩野谷「恐ろしい事 言ってまして。そしたら、新居さんがですね、『ええ、あの音楽作ってくれる方は全然居るんで、作ってくれると思いまーす』って言ってですね。はい、保刈(久明)さんがですね、ギタリストアレンジャー担当している保刈さんがですね、オリジナルのオープニングテーマ、ボイスジングルなどをですね、えー、作って頂いておりまして、保刈さんのTwitterを見るとですね、このオープニングテーマなんかも全部公開しておりますので、此方も合わせてお楽しみ頂けると」

飯田「誰だっけ、何か、僕の知らない声優さんがケーキの差し入れをしてくれましたよね、きんいろモザイクの」


第400回 放送日 2016年5月11日 ゲスト 無し
  • 400回記念放送
  • 五月病の思い出
  • 川瀬は仕事が比較的楽しく、また忙しかったので五月病になる暇が無かった
  • 里見は毎日怒られて辛かったが、一人暮らしだったので五月病になったら死ぬのでなれなかった
  • 歳を取っても大人になっていない
  • 結婚すると地域コミュニティが増える
  • 川瀬は日常会話が圧迫面接
  • 里見や川瀬がバック・トゥ・ザ・フューチャーの話をしても、今の若い人にとっては生まれる前の話
  • ライブマンくらい前の戦隊は全部分かるけれどプリキュアは見分けが付かない
  • ブース内で平成仮面ライダーを全部言えるのはトディだけ!
  • 仮面ライダーやウルトラマンは昭和までは理解っても平成は厳しい
  • ウルトラマンは80くらいまでなら怪獣の肩書きもセットで理解る
  • 里見の娘はキュアマジカルとキュアラブリーが好き
  • 川瀬、映画『テラフォーマーズ』は三池フィルムとしては最高と語る
  • 六月からの番組リニューアル案を発表
  • 川瀬、BS11の『アニゲーイレブン』にゲスト出演する旨の告知
発言

里見「五月病と言えばエッグファームの大澤さんが、五月病で出社出来なくてFFやってたって言うのが超面白い」
川瀬「あぁ、あれ超面白い」

里見「(五月病は)無い。無いって言うか、ずっとか、どっちかだよね」

川瀬「今だからもう二十年ぐらい・・・二十、年一昔だから、時効だから言うけど、何かさぁ、店の親父がすっごい態度悪い奴が居てさ、新人苛めで有名な店の親父が居たのよ。ご多分に漏れず俺も、チクチクジクジク苛められて、『もう良いっすわ!』って言って帰っちゃったの。その後 上司と一緒に謝りに行ったんだけど。あん時に『社会人にこうだよね、こうなんだよ』って言われて『すいません』って言った事は今でも記憶してますね。今でも心的外傷(トラウマ)の様に、そうだよねって。偉い人には頭を下げろって言うのは、ありますよね」

里見「ずっと辞めたいけど、ねぇ。入社して、一月二月でさ、辞めて行く先も無いじゃん。そうすると辞められないじゃん」
川瀬「辞められないね」
里見「と言う感じ?」

里見「偽まるさんは恐いからさ、『大人ですよ』って周りが」

里見「(スターウォーズの)エピソード1って、十七年前の映画なんだよ」
川瀬「嘘!? あれが十七年前!?」
里見「二十世紀の映画なんだよね」
川瀬「ついこないだだぜ!?」

里見「アニメファンは本編を見てアニメマニアはEDを見るって言う」
川瀬「基本ですな」
里見「はい。ファンとマニアの違いですね」

里見「『未来少年コナン』と『未来少年コナンUタイガアドベンチャー』両方 見てる人は何人 居るのかと」

里見「(プリキュアは)最近 始まった、おジャ魔女どれみの、後番でしょ?」

里見「バトルケニアはndiyo?」
川瀬「ndiyo」
一同「ハハハハハハハ(笑)」

川瀬「グーグルで『川瀬浩平』って検索すると、他のキーワード『川瀬浩平 パパ』って出んのいい加減 止めて欲しいんだけど。もういい加減 苛めんの止めろよな」

川瀬「『(太陽の船)ソルビアンカ』で、 福家(日左夫)君に、『このアニメコギャルに売りたいんですよ』って言われた時はこいつどうしてくれようって思った時あったね」

川瀬「ヤフー……とか色んなところの映画サイトで、あの、猛烈に批判してる人が居るじゃない?」
里見「うん」
川瀬「別にそれはその人も自腹で行ったのかどうか分かんないから別に良いんだけどさ、いやその三池崇史って人を知らな過ぎるんじゃないかってのはある訳さ」
里見「うんうん」
川瀬「三池フィルムとしては今回の『テラフォーマーズ』はかなりよく出来てるぜ?」

川瀬「でもね大分 滑ってる様な気はするんだよね。うん。我ながら、あぁ滑って、滑ってる、滑ってる俺、と思いながら。何かね、難しいねテレビって」

里見「三十分は短いなと思いましたね」
川瀬「そうですね、三十分は短いなと思いました」


第401回 放送日 2016年5月18日 ゲスト 轟豊太
  • 会社を辞めてから顔色が良くなったとか健康的になったと言われる轟
  • バンビ時代、ヘルシアで太るくらい飲んだ轟
  • 宣伝時代はアニメに限らず手広く手掛けていた轟
  • おね2の時に雑誌の付録で初となるフィギュアを作った轟
  • バンビの宣伝は轟と沖訓久が二枚看板だった
  • 今と昔で宣伝の違い
  • 若い人にメールが無かった頃にどうやってグッズ監修をやっていたのか訊かれ、態態 足を運んでいた事を驚かれた里見
  • アニゲーイレブンの原稿で業界の生き字引と書かれたのを勘弁してくれと訂正した川瀬
発言

川瀬「高橋美佳子からは私の半分ですねと、ありがたいお言葉を頂戴しましてですね」

川瀬「俺と飯ちゃんが居た会社にいら、後からいらっしゃって。で、今……」
轟「はい、辞めました」

轟「あん時に、僕が結構 痩せたから、とある役者さんが『トディが飲んで痩せたからあれ(ヘルシア)効くらしいぜ』って。結構ね、広まったらしいよ」

川瀬「一応 聞いとくけど(体重は)二桁だよね?」
轟「えーと、二桁後半ですよ。えーと、結構ギリギリだと思うよ。二桁、も、あとちょっとでやばいかも知れない」
里見「それ消費税込みにするとどうなるの?」
轟「あー、大丈夫、消費税込みにしても未だ大丈夫」

川瀬「固いのは沖さん、柔らかいのはトディ」


第402回 放送日 2016年5月25日 ゲスト 轟豊太
  • VR体験記
  • ドクロちゃんは16:9だとギャグの構図が作り辛いと言う事で4:3になった
  • 『あのね商法』で轟がやろうとしたのは、ゲームの様に各ヒロインのエンディングを作る事だった
  • 『かしまし』は特典も全てボックスに収納出来るのが轟として満足している
  • 特典を余すところなく収納する発想の元となったのはバンダイの玩具
  • ある演出家が亡くなった時に偲ぶ会で遺品のフィギュアをビンゴ大会で配った
  • 轟の姪がラブライブにはまった
  • 2000年代初頭のアニメ宣伝マンは飯田と轟の独擅場だった
  • 轟はプロモーターからプロデューサーに転身した走り
発言

川瀬「そらああんたのとこのなぎちゃんもあんだけ大っきくなるわな」

轟「ただ、あの時にとある業界の人に言われたのは、『1クール作品なのに、此処までムーブメントが起こる様な、そういう商法とか呼ばれる様な言葉を生み出した君達は凄いね』ってやな褒められ方をした」

川瀬「あ、(サンプル交換をしていた)トディから何か来たと思って、開けた瞬間に赤いランドセルが見えてそのままパタって仕舞ったんだけど。とうとうあの人おかし、頭おかしくなったと思って」

轟「だから(姪が)遊びに来る時に、小っちゃなリュックを持ってて、ラノベが一杯詰まってて、大丈夫かなって本当に心配しちゃって」
里見「いや、ラノベが最初からある世界に俺らが住んでないから」

轟「あのあかほりさんとかね、凄い作家さんだと思った時期ですよ」
川瀬「いや凄い作家ですよ!」

川瀬「トディと付き合わなかったら本当あれだよね、里見さんとも会わなかったもん」

轟「いやいや、(ギョーカイ時事放談を)すごーく聞いてるよ」
川瀬「聞いてるの松倉友二ぐらいのもんだよ」


第403回 放送日 2016年6月1日 ゲスト 無し
  • 新しく出来る渋谷ロフトでのイベントについて検討する
  • 漫画の原作元にアニメ化の声がかかるタイミングは千差万別
  • 川村明廣の娘が『あずまんが2』のラジオCMに出演した経緯
  • コレクターは映像ソフトの帯も保存するのでそれも収納出来るとありがたい
  • マニアは本の帯やCDのフィルムも捨てない!
  • 嘗て川瀬はDVD本体はスピンドルケースに収納、カバーはトールケースから取り外しクリアファイルに収納していた
  • アニメ化したい昔の作品は?
  • 『機動戦士ガンダム』の様な後世に残る作品は、上から絵をそのままなぞってクオリティアップするべきと里見は言う
発言

川瀬「『また動く川瀬ちんが見られる事を楽しみにしてますので、tvkやMXで出る機会があればご出演をお願いします』」
里見「それはのら犬イベントじゃ駄目なの?」
川瀬「本当だよ。『今週末のイベント楽しみにしてます』、見る、見て、来んじゃねぇかよ! じゃあ良いだろそれで充分だろ!」

川瀬「そんな中、こう、ね。確かに久保さんが、『じゃ、川瀬さんの事 何と呼びましょうか?』って言ったから、『何と呼びたい?』」
里見「そう言うのが圧迫面接だっつーんだ!」

川瀬「この前本当にまさに原作サイドと話している時に、『この作品ねぇ』なんつって。僕が言ってた、その、この作品どうなのーみたいな作品やってまぁ、『それは全然あれなんですけど、別の作品でこういうのがあるんすけど、この前、この前 連載開始したばっかなんですけど、いきなり来る人が居て、分かんねぇよって言うしかなかったっすよ』」

川瀬「俺なんかもう確かに典型的に中身が欲しいから、バルクで良いよって言っちゃうタイプだから」

里見「俺はほら、ハードカバーと文庫は別の本派だからさ」

川瀬「中学校の時 学校サボって、ブレードランナーを一日六回見た」
里見「退屈ですねそれもね」
川瀬「ハハハハハハ、酷いな!」

川瀬「宮城県、大巨人さん。『偽さん仮面さん、生放送お疲れ様です。』」
里見「お疲れ様でーす!」
川瀬「『四百回突破記念の物販の話をされてましたが、私は偽さんや仮面さんの名言や格言を集めた偽まる&アニメ仮面の名言格言集と言うブックぼ……ブック的なものが、えー、個人的には気になって欲しい気がします。勿論それに似た様なものが既に商品化されていなければの話ですが。』うん」
里見「されねぇよ一生」

里見「名言格言を誰かが拾って纏め……」
川瀬「てくれればね」
里見「てくれればそれを俺達が売って俺達の財布に入れますよ!」

川瀬「あの時代が良い、今はもう平べったい飛行機ばっかだからさ」

里見「まぁ、(Ζガンダムは)中身もな、あんま面白くないしな」
川瀬「またそういう事 言う」


第404回 放送日 2016年6月8日 ゲスト くまのきよみ
  • 最終回を迎える時期と新番組が始まる時期が瞬間的に作業量が倍になるので忙しい
  • フリープロデューサーが増える事の弊害
  • 里見と大澤が共同プロデュースする可能性
  • 松倉が居るので里見はジェーシースタッフと組む意味が無い
  • 収録の前日に飯田からゲスト出演のオファーがあった
  • 川瀬と中山でくまのに対するオファーの違い
  • 監獄学園のEDは最初はもっと変な歌詞だった
  • 好き過ぎると良くない、半歩下がったくらいが丁度良い
  • 川瀬だったら四月番組に『はっぴぃ にゅう にゃぁ』はやらない
  • 主題歌とキャラクターソングでは、後者の方がよりファンに寄せている
  • 最近はキャラクターソングも少し主題歌に近付いていて、また曲としての完成度も高くなっている
  • ガーリーな料理ばかり作っている川瀬
  • 川瀬はコストコで半年に一回トイレットペーパーを買っている
  • もう他のは使えない! くまのがコストコのトイレットペーパーを大絶賛!
発言

里見「いや〜、高取さん大暴れだったね〜、みたいな、そういう感想 言っとけば良いの?」

里見「バーナムがちゃんと(エッグファームから)孫請けするから」
川瀬「意味が分かんない(笑)。何だそれ」

川瀬「今さ、それこそ、ね? 仮面さんもそうだし大澤氏もそうですが、と二人のフリープロデューサーと仕事してんのは中山信宏な訳ですが。中山信宏ぐらいのスキルでさ、フリープロデューサーと、を、動かすって非常に非効率だなって最近 思ってさ」
里見「やっと?」

川瀬「いやだからこの前 大澤っちとさ、しみじみとさ、『いや本当プリズンやって思うんだけどさ、川瀬氏と一緒にやってもさ、意味無いよね』って言われて」
里見「それそれ。俺もよく感じるんだよね」

里見「あまりに申し訳無くJC案件はプロデュース料 取らなかったんだよね。要らないって。で、ただで2クールやるのは俺にとってもヘビーだったので、JCと組むのは止めようって」

里見「アフ、ダビ、V全部立ち会って一円も取らずって言う」
川瀬「趣味じゃねぇかよそれ!」

川瀬「この男に日常会話が、お前は日常会話が恫喝なんだから注意しろって言われてるから」
里見「日々 圧迫面接」
くまの「(笑)。確かに。確かにありましたよねぇ」
川瀬「確かにじゃねぇよ!!」
里見「ほら、納得してるじゃん」

くまの「その後に川瀬さんに会った時に、『お前 四月なのに何が『はっぴぃ にゅう にゃぁ』だよ!』って言われました」

川瀬「(『はっぴぃ にゅう にゃぁ』の時に)高木隆次が流石に困って俺に連絡して来たからね。『中山さんから仕事貰って凄ぇ嬉しいんですけど、これどうしたら良いんですか?』」

里見「この前、おかまりに会った時もそんな話が出ていて、『川瀬さんが、何時も通りのマリーで』って」
くまの「そうですね、そう言われれば」
里見「『何時も通りって言われてもさぁ!』」

川瀬「二十年もこの仕事やっているさ、新しい人と仕事するのは疲れるんだよ!!」
くまの「そういう事 言って良いんだ!」

くまの「だってほら料理とか作ってるから……」
川瀬「煩ぇよ!」
くまの「暇なのかなぁって」
川瀬「暇じゃねぇよ!」

オンエア楽曲
  • 罪深き俺たちの賛歌/監獄男子(神谷浩史、小西克幸、鈴村健一、浪川大輔、興津和幸)
  • Stella-rium/鹿乃


第405回 放送日 2016年6月15日 ゲスト くまのきよみ
  • くまのきよみが作詞道を説く!
  • 中山はどういう発注の仕方をしているのか?
  • 出会った当初は細かかったが、年を取り中山の発注も雑になって来た
発言

くまの「“作詞とは”と言ってもね、作詞は作詞だもん」

里見「でも多分、同じだけ年を取っていると思いますよ」
くまの「あたしか?」
里見「はい」
くまの「里見さんって酷い!」

くまの「あたしほら結構、反吐とかもそうですけど汚い……」
川瀬「そうだね」
くまの「……気があるので。そうだね?! そうだね? 自分で言うの……」
川瀬「基本 品が無いじゃん」
くまの「…………そうだね。あっはっはっは、あれ? 品、品……」
川瀬「今 苛っと来た?」

川瀬「と言う訳でアクセルワールド第二十巻、白と黒の、えー、これ何て読むの?」
里見「アクセルワールドも二十巻?」
川瀬「うん」
里見「相克ですかね」
川瀬「相克ですか」

オンエア楽曲
  • わだちの花/フローレイティア(伊藤静)
  • Goodbye Nostalgia/Coda


第406回 放送日 2016年6月22日 ゲスト 無し
  • イベント『偽まるVSアニメ仮面』の様子を配信
  • 偽まるVSアニメ仮面 録れ高ゼロ篇
  • ロフトプラスワンの人間がトリガーに来て、里見が定期的にイベント出演している事が知られた
  • 渋谷ロフトの音響設備如何によっては、映像を使った催しもしてみたい
  • どんなに監督が気を張っても、制作進行が諦めれば終わる
発言

里見「何でしたっけ、アルジェント・ソーマみたいなタイトルだったよね」
川瀬「食戟のソーマね」
里見「あ、それ! それ、それ!」
川瀬「ソーマしか合ってねぇ!」

川瀬「すっかりさ、一年もやらないと感覚、感覚 忘れちゃってさ」
里見「俺が毎クール三本やってるのに」
川瀬「うん。ごめんごめんブルジョアな生活を送って……」
里見「ははははは(笑)」

里見「でも何か言ってみればSHIROBAKOの売り上げがあればさ」
川瀬「うん」
里見「何となくオンエアしてなくても……」
観客「(笑)」
里見「許される感じが……」
川瀬「俺はね」
里見「傍から見てると、あるんですけどどうですかね」

川瀬「渋谷(ロフト)禁煙、禁煙だって」
里見「えっと、それくらいでロフトを名乗るの?」

里見「丁度ね、本当は、此処も切られるんですけど、今日××××だったんだけど」
川瀬「だけど」
里見「俺が」
川瀬「俺が」
里見「××××」
観客「(笑)」
川瀬「成程。まぁ、間違いではないわな」
里見「とかって言うのが、出来たら良いなぁって」

里見「まぁハギーには申し訳無いけど、此処までの録れ高はゼロだ」

里見「『あれ?! 昨日まで色が付いてなかったのに翌日 納品出来てるみ!』みたいな事あるじゃん」

里見「まぁでも、SHIROBAKOを作ってくれたおかげで、社員面接が凄い楽になった」
川瀬「あら?」
里見「『SHIROBAKO見てますか?』『見てます』『じゃ大体 分かってるよね』」
川瀬「おい!」
観客「(爆笑)」
里見「あー良かった、大体わ、大体 分かるよね」
川瀬「それ楽とかって問題じゃねぇだろ」
里見「あれが、女の子が皆 男になってると思えば、大丈夫だから」

オンエア楽曲


第407回 放送日 2016年6月29日 ゲスト 無し
  • 偽まるVSアニメ仮面 ライオンの親子みたいな所に人間が放り込まれる篇
  • 男性と女性で精神年齢に十歳の差があるので、同じ基準だと男性を取るのは難しい
  • 激昂して部下に怒鳴り散らした後に慌ててフォローする“歩く圧迫面接”川瀬
  • 川瀬、最初は部下を褒めて育てようとするも調子に乗ったところで叩き潰す!
  • 客に能動的に見て貰うフィルムなのだからただ作れば良いものではない、意志を乗せろ!
  • 川瀬の言っている事は全て正論ではあるがそれを部下に伝えるのは難しい
  • ムービックやブロッコリーで独立してから業界で生き残っている里見が伝説の社員と化している
  • ずっと部下が剛速球を投げないと気付かない中山だったので、普通の力加減が分からなくなってしまった川瀬
  • 川瀬に正論を吐く土肥
  • 土肥は一言 言うと十 理解して動く、中山は一言 言うと十 違う事を理解して動く
  • 川瀬は今や現場を担当する現役プロデューサーとしては最年長の部類
発言

里見「新卒で面接するとね、同じ、同じ基準でやると女性ばっかりになるんだよね」

里見「やだやだ、僕のイメージしてる外資系と全然 違う」
川瀬「うん、外資系じゃなかったね。むっちゃ日本企業だった」
里見「町工場の親方みたいな」
川瀬「町工場の親方。まぁ、否定はしませんが」

川瀬「お前、××××入ってる? 何か入ってるちゃんと? 其処に入ってんのは××××ですか?って」
里見「ヤだ上司にそんな事 言われたらもう出社出来ない!」
川瀬「マジか! 柔らかくほら、マイルドにね」
里見「マイルドにお前のな××××に詰まってんのは××××そかスポンジかって言われて。二択を言われて、××××とも言えないし、スポンジですとも言えないじゃないですか」

里見「はじめの一歩で言えば青木だと思ったら鷹村だったぐらいの、酷いパターンですよ」

里見「でも俺 多分、それ(川瀬が部下に説教している場面)をカメラに収めている映像に、ナレーションつけてたらもう多分、『波動エネルギー充填120%、ターゲットスコープオープン、波動砲発射ァー!! ガシーン!』みたいなナレーションを俺は乗せるよ」

川瀬「て言うぐらい、真面目に仕事しろよ」
里見「はい。頑張ります」

里見「でも俺が二十代の時の四十代も、は逆に何でこいつこんな古いんだろうって思ってたから。本当、俺の言ったとおりにやれば巧く行くのにどうしてこいつやんねぇんだろうなぐらいのつもりで僕は二十代過ごしてたんで、逆の事を下は考えてんだと思うんだよね」
川瀬「成程」
里見「『こいつ分かってねぇ、けど言い返せねぇ』みたいな感じじゃないかなと思うんですよね」

里見「言われた通りやったら怒られないけど言われたのと違う事やったら怒られるって頭 働くじゃん」
川瀬「「成程、莫迦ですねぇ」
里見「(絶句)」
観客「(笑)」

川瀬「とっとと今ナウ、ナウ下剋上して欲しい訳ですよ」
里見「うん、うん。その芽を摘む行為をしてるよね?」

川瀬「ちょっとね、僕も運が悪いっちゃ運が悪いんだよ」
里見「え、う、運の話してた今!?」

川瀬「あれ言ったっけ? ラジオでも言ったよね。ノブに説教してる時に、お前さ、これってどうのこうのねって怒ってる最中に、あいつ、電話が横で鳴ったら電話 取りやがった」

里見「まぁでも、そういうライオンの親子みたいなところに人間が放り込まれる訳でしょ?」

里見「何でアニメ界の女性は皆 恐いんだろうね?」

川瀬「ついこないだ、ソウルテイカーでデビューしたばっかですよ」

川瀬「あ、其処は……そうそう、うぅん、えー? 其処は明確に言えるな、其処はね、多分ね、堀川社長と永谷さんがこう、永谷プロデューサーの、と水島努の作品かな。僕は寄せて貰っただけです」
里見「……うん、うん……。何で、光の当た、ヒットタイトルを皆 人の物にしようと。金 出したんでしょ?」
川瀬「出しました」
里見「金 出して口 出したんでしょ?!」
川瀬「出しました」

里見「何時まで日陰者の気分で居るんだっつー話だよ! 人気プロデューサーな訳ですよ」
川瀬「いやいやいや、日向はほら、ね? 今度 社長になられた岩上君みたいにさ。アニプレックス社長になったね……」
里見「アニプレックスの社長が“君”な訳よ」
観客「(爆笑)」

里見「ま、でも電撃文庫のアニメ化、ヒットさせるフォーマットは、偽まるさんが作りましたよ」
川瀬「まそれ中山さんが」

川瀬「皆の大好きな、高取編集長がやって来るよ」
里見「もう編集長なのかな」

川瀬「やべー殆ど俺の愚痴で終わっちまった」

オンエア楽曲