のら犬ブラザースのアニメ!ギョーカイ時事放談
備忘録

番組名が変わりました。


第343回 放送日 2015年4月1日 ゲスト 中山信宏
内容
  • 番組名変更一回目
  • イベント会場に適したもっと大きなハコ
  • 岩浪美和はイベント会場が劇場なら音響設備が整っているので歓迎
  • 色んな時代の“SHIROBAKO”を作ったらどう?
  • SHIROBAKO葛城さんの再現率が高い
  • アニメスタッフは肯定されると嬉しい
  • BDの所有枚数について
  • テレビ局へテープで納品する是非
  • アニメでモンスターは鬼門
  • “ダンまち”の正式名称
  • アニメプロデューサーは世代交替しないのか
  • オーディションキラーになる瞬間がある
  • ワーナー社内で主演声優が松岡禎丞でかぶった(ソーマとダンまち)
  • オーディションで毎回同じ演技をしてしまう
  • SHIROBAKOの稲浪は岩浪良和にとって営業妨害
  • ゴジラの新作について
  • 中山信宏はゴジラ’84が好き
  • 中山信宏が作りたいオリジナルアニメとは?
  • リスナーのメールに大激怒
  • 往年の人気漫画をアニメ化
発言

川瀬「僕は、もう、既に彼の上司ではございません」

川瀬「先輩ではあるけど、役職は一緒ですから。ですので、同僚であって上司ではありませんから」

里見「SHIROBAKOで数年開くとアニメの作り方変わってると思うんだよね。『紙と鉛筆なんか使ってやがるよぉ、この頃ぉ!』みたいな。『カット袋持って製作が走ってるよぉ、ハッハァ!』みたいな」

川瀬「葛城さんのモデルになった人と話しをしてたんですよ、会場で。そしたら、横通った、あの多分ね、PAさんの制作の女の子かクリエイターの女性の方か知らないけど、「はぁっ!?」とか言って」

里見「生放送二十五分遅刻して現れて、サラダ食おうとしている奴が居ますよ」

里見「倉田英之さんとか、さらっとBOXを一枚って数えてるけどね」

川瀬「『ダンジョンを待ちながら』って何を待ってんだよ」

里見「ヘスティアのあの紐が気になるよね」

中山「この前も会社で言ったんですけど、『僕大丈夫です、シニア向けに萌えアニメ作るから大丈夫です』って会社で言い切ったんで」

中山「会社の中で居たら僕らこんな事なってないじゃないですか」

中山「でも声を大にして言ったのは、『萌えものでは未だお前らには負けない』と奴らにははっきり俺言ったので」

里見「本当にフリーザ好きだね」

里見「やっさんの話で面白かったのが、『あいつらゆとり世代のくせにゆとり無ぇんだよ』」

里見「ブラインドでやれよなぁ、オーディションなんて」

川瀬「お前達の欲しいのはこれだろ?(By釘宮理恵)」


第344回 放送日 2015年4月8日 ゲスト 無し
  • イベントの感想、限定メニューが猫飯だった理由
  • SHIROBAKOの人気に手応えを感じたタイミングは?
  • SHIROBAKOの4クール構想
  • 宣伝マンを題材にしたSHIROBAKO
発言 里見「最初は2クールって聞いた時に『大丈夫かこの人』って思ったけど」


第345回 放送日 2015年4月15日 ゲスト 和田淳
  • ICカードステッカーやテレホンカードステッカーの問題点
  • ラノベ七年周期説
  • ドクロちゃんから十年
  • 電撃文庫編集部はアニメ化すると忙しくなる
  • 編集者には茶沢が居てもおかしくない?
  • 小説をアニメにする難しさ
  • ロウきゅーぶは小学生のバスケなので大変だった
  • 美少女アニメでスポーツは線が多くて難しい
  • ロウきゅーぶ脚本会議での駄目な大人達
発言

里見「そうか未だ発表されていない。もしかしたら発売されないかも知れない!」
川瀬「それは無い」

里見「俺が常常言ってる、ワーナー、エイベックス、東宝って言う、年間タイトルを引き上げた三社の中の一社ですよ、御社は」

里見「三木君なら、業界 皆『あー、あー、酷いネタにされているねワハハ。愛されてるね三木君』みたいな感じで終わるじゃん」

和田「僕 最初に出て来た時に、てっきり三木君がモデルだと思って」

里見「漫画は最強のアニメ原作」

里見「逆だろ振り先! 神メモが俺だ! どんだけ俺がミステリー読んで来たと思ってるんだ」

里見「何で上がらないのって言われると、作監が全力で一日一カット上がらないからですって言うそういう当たり前の返事を返すしか無いんですけど」

川瀬「横で、とある大プロデューサーが『川瀬さん、パート2なんですけど』」

和田「それ僕の台詞ですよ。僕が、中山さんに言った台詞ですよ」

和田「おかげでうちのすーさん(鈴木一智)も、今 副BC長ですけど、未だにカラオケ行くとロウきゅーぶ唄ってますから」

里見「伊藤美智子から見たら俺ロウきゅーぶの良心だからね?」

里見「YouTubeでただで見れるものを、四千八百円で!」


第346回 放送日 2015年4月22日 ゲスト 和田淳
  • 電撃文庫編集部からメール
  • 最近のライトノベルは似通っている、飛び道具が多い
  • メディアワークス文庫の方が実験が多い
  • 博多豚骨ラーメンズはアニメにするのが難しい
発言

和田「僕の歳で、高校生がねぇりく話作っていたら、まぁ、ロリコンっちゃロリコン」

里見「ホント ムカつくなアスキーメディアワークス」

里見「俯瞰で見てんの? それはイラっと来ますね」

里見「十年前に電撃文庫やってた担当が作ってるんじゃないですかね、メディアワークス文庫」

里見「俺が遅刻するって事は俺がどれだけ忙しいかって話よね」

里見「因みにストライク・ザ・ブラッド俺に名前入ってないんだよ」

里見「『川瀬呼ぶぞ』って言うと皆がビクンってする」

里見「(ワーナーが)博多豚骨ラーメンズを。俺がビブリア古書堂を」


第347回 放送日 2015年4月29日 ゲスト 飯田尚史
  • ゴールデンウィーク居酒屋スペシャル
  • 冒頭は川瀬が不在で里見と飯田の会話から
  • ヘルシングとまほろの発売時にヘルシングを増やして余らせた里見
  • 飯田が本格的に宣伝を担当したのはヘルシング、まほろ、シュガーから
  • 時効と思いきや他所の会社の事なので語れない……
  • 上田はシスタープリンセスを取りに行っていた(が、既に決まっていた)
  • プロデューサーが現場に居る意味とは?
  • 納期と質のバランス
  • 飯田が最も思い出に残っているタイトルは?
  • プロデューサーが来なくて飯田が編集に立ち会う
発言

里見「でも天下の(ピー音)も当日納品だろ?」

川瀬「当日納品が良いか悪いかって……」
里見「まぁ、悪いよ!」
川瀬「言っちゃうとね。……此処 難しいところだよね」
里見「難しくねぇよ! 悪いんだよ!」

飯田「今日、交際費申請 僕 切ったから喋って良いよね?」

里見「まほろまてぃっくってタイトル言ってたらほにゃららって言ってても意味無ぇじゃん!!」

里見「で、これを否定する事は俺を否定する事だから俺は褒め称えるよ!」

河野「飯田さんは宣伝だって言ってるのに、何故かキューテックに居ると。で、素材を貰わないとWEBを作れない。何で自分も、キューテックの前に出待ちしているんだろうって」

飯田「宣伝マン“も”一緒にじゃないですから、宣伝マン“が”ですから。制作居ないんですから」

里見「まぁ、料理アニメやる時は全部JCに入れろって事だよね。松倉っちー、また料理物だよーみたいなのりでガンガン入れて、潰してやろうぜあいつ」

里見「この前 松倉さんと会った時ね、松倉さんを褒め称えようと思って、『今 業界でヒモと言えば松倉友二ですよー!』って言ったら『言うなー!!』とかって言ってましたよ。おい、ヒモーって」


第348回 放送日 2015年4月29日 ゲスト 飯田尚史
  • ゴールデンウィーク居酒屋スペシャル
  • ゴールデンウィークの内訳
  • selector劇場映画を発表した時の反応
  • 個人プロデューサーがこれから出て来るか
  • 一度で回収しないとならない映画の重圧
  • 数年かけて開発して一発で回収するゲーム会社は凄い!
  • テレビで放送してもビジネススタイルは昔のOVAと変わらない
  • シャナの劇場版に芸能人を起用する案もあった
  • 小麦ちゃんの時に吉田昇一と喧嘩をした
  • 里見にはアニメが動いて見えない
  • 収録の会場は奥美濃古地鶏ZENNO(川瀬は上階にあるもうやんカレーにはよく行く)
発言

里見「良かったな、明日から仕事だ。出社しろ!」

飯田「アニメチームには趣味無いですからね」

里見「(ワーナーとアニプレックスの作品数比率が会社規模に比例していない事に)て事は、お前ら間違ってるんだよ」

里見「ジョブス気取りが、ステージに上がって」

里見「いやいや皆ね、お金の単位が円だと言う事に、拘り過ぎてる! 皆ね、俺から見てると、単純に足し算引き算掛け算割り算を、する能力が、最後に¥が付いた瞬間に計算能力 皆 落ちるね」

川瀬「まぁ、それに伴ってしんどい時もあるけども、まぁ、楽しくなきゃこんなずっと続いてないと思うしね。だから一回干された時は本当に辞めてやろうと思ったけども、やっぱり楽しいから辞められないんだろうね」


第350回 放送日 2015年5月20日 ゲスト 安彦剛志
  • 第341回のアーカイブ配信について
  • イベントのアンケートに対する提案
  • アニメプロデューサーになる為の勉強
  • ゴジラのアニメは作らないのか
  • 今の聖地巡礼ブームを作った作品はらき☆すた? おねティ?
  • 聖地巡礼が盛んなアニメに必要なノウハウとは
  • 都会と地方の温度差
  • 重要なのは地元を盛り上げる指導者の存在
  • 成功の秘訣は東京から適度に離れていて日帰りで旅行気分になれるところ
  • 昔のアニメファンと違って最近のアニメファンはアクティブ
発言

川瀬「ん? ふと思い立ったらラジオを聞きに来ます。じゃあ、ちゃんと聞いてないんじゃん」

里見「絶対ソーシャルゲームメーカーに入って、金ガンガン稼いで、俺達を札束でぶっ叩きながら、欲しいアニメ作る方が道 早いぜ」

里見「シンデレラ城とかを周ると……あっ!」
川瀬「あそこは周れねぇよ。あそこに入ると一大利権だからちょっとね」

里見「地元全てをディズニーランドに於けるキャストにしないといけないんだな」

里見「後ね、宗教への踏み込みって言うのが俺があんまり得意としないと言う……」
川瀬「いや誰も得意としねーよ!!」

「まぁ製作上の都合って第三飛行少女隊だろ?」

「ポジティブな発延。ちょっと流行らせて行きたい


第351回 放送日 2015年5月27日 ゲスト 安彦剛志
  • 京都は大人になってからお金を持って行くと楽しい
  • 里見の修学旅行は小中高全部鎌倉だった
  • 聖地巡礼アニメに適した場所は
  • 一過性にならない為に
  • アニメの聖地巡礼も義経所縁の五条の大橋を尋ねるのも根っこは一緒
  • SHIROBAKO最終話の納品場所割り振り
発言

里見「浜松のね、あつみって言う鰻屋が超旨いんだよね」

里見「鰻食う話とか、絶滅危惧種をそういう事しちゃいけないよ」

里見「お前千三百年以上前の遺産で何処まで食う気なんだって言うくらいの、何も無さなんですよ、奈良は」

安彦「あれ良すぎてね、それで……」
里見「何回ビルマに行っちゃった」
安彦「そっち行かない」

川瀬「(里見が)金が儲かり過ぎて今度は名誉を欲しがって来た」

里見「俺も何か地方納品って日本でもトップクラスにやってると思うんだけど」

里見「これ(監獄学園)さ前に『アニメにしたいんっすよ』って某社の制作に見せられて、『無理だろ』って俺が言った奴ね」

川瀬「てゆーか、これ、えーとラジオでも言っとこう。あのー、ガルパンの劇場が決まる前にこの企画はもう既に動いてた!」


第352回 放送日 2015年6月3日 ゲスト 高取昌史、松尾晃
  • 普段は忙しいか訊かれて暇と応える里見が「いやぁ、忙しい」
  • 松尾、七年振り(第八回依頼)のゲスト出演
  • 嘗て喋っていた筈なのに発言が消され、挨拶しか残らなかった高取
  • イベントでファンのキラキラした目を見ると続けようと言う気になる
  • ポニキャン石原とアニプレ高橋が出て来た時に後継者と期待したが……
  • 『戦う司書』をやる時のプロデューサー冥利に尽きる男気のあるエピソード
  • 貴方にとってポニーキャニオンとは
  • 馬飼野康二に曲を作って貰えて大喜びの井口裕香
  • 川瀬、ぎっくり腰になる
発言

高取「だからってあれだよね、SHIROBAKOの最終回 無理矢理シンクロさせなくても良かったんじゃないの」

川瀬「集英社の、もう偉いさん、もうほんとの偉いさんになっちゃった渡辺直樹先生からですね、『川瀬さん是非やりましょう』って。まぁ、断られるかも知れないなと思いましたが、一応試算して、うちとしてはこの作品だとこうしか見えませんわって言う条件を出したのよ! 多分、あぁそれだとちょっと、残念ですがって言われると思ったら、もう、見ずに渡辺直樹がそれ横に置いて、『じゃあそれで』って言う」

高取「その辺の細かいところは、マーベラスさんに聞いてください」
松尾「そうですね、再来週にゲストとかいらっしゃるんですかね」
川瀬「こねーよ」


第353回 放送日 2015年6月10日 ゲスト 高取昌史、松尾晃
  • ラジオ中に自分をプロデュースしたがる里見
  • トークのイニシアティブを取りたがる里見
  • 監獄学園の制作発表会について
  • 握手会について
  • 広い埼玉スーパーアリーナで四回も松倉に会った高取
発言

高取「川瀬君は握手回とかやった事無いの? 自分の握手会」

高取「何故かその、ラブライブ見に行った日は、埼玉の新都心の駅で、松倉さんにばったり会い……あ、これ、松倉さん言うなって言ってたっけな。俺が見に行ったって言わないでくれって言ってた様な気が

高取「あーでも何か色色思い出しちゃった。何であれ止められなかったのかなぁ、とか」

松尾「部長本部長になっても、未だにメガミマガジンを読み続けると言うね……」
川瀬「素敵な……」
高取「BUGBUGだよBUGBUG」


第354回 放送日 2015年6月17日 ゲスト 坪内君憲
  • 危うく連続でドタキャンするところだった里見
  • ソーシャルゲームについて
  • 元はコンシューマをやっていたけれど、ビジネス寄りの勉強をしようとソーシャルの世界に来た
  • コンシューマで一度通った道をもう一度辿っている
  • コンシューマは日本は壊滅したが、ソーシャルはどうなるか
  • ゲームオブウォーでアメリカ人に蹂躙される日本人
  • 坪内の来歴
発言

里見「本当Twitter無くなれば良いのにって思うね」

川瀬「本当忙しいよね?」
里見「そうでもないっすよ」

坪内「元元 僕、スタジオミュージシャンやってまして」
里見「えぇ、何かそんな外見ですよね」

川瀬「よく知ってんねぇ、あんたも」
里見「え? 常識ですよね?」

川瀬「FFぐらいから僕はついていけなくなっちゃって。FF、6とか、5とか」
里見「あぁ、吃驚した。FFTの事かと思った


第355回 放送日 2015年6月24日 ゲスト 坪内君憲、伊藤静
  • 安定の伊藤静?
  • 監獄学園に関して
  • アサルトレイヴンで伊藤が遠距離になった決め手は緑色だから?
  • 昔と今とでゲームに声を入れる考え方が変わった
  • ワーナーのファイティングプロデューサー
  • 伊藤、春は休憩、夏は監獄
  • ランクルやレンジローバーの燃費の悪さ
発言

川瀬「二本目になると結構 雑になるもんだよ」
伊藤「私は一本目だからぁ!!」

里見「(岩浪が)営業妨害だ。『俺は金にも長い物にも巻かれる』、そんな話をしてたんだ」

坪内「飲んでない時の方が珍しくないですか?」
伊藤「えぇっ、そん……そうかな」

伊藤「いや、あたしは、川瀬さん攻めてくれるんだろうなぁって。皆で期待してます」

伊藤「界人君と……誰だっけ?」

伊藤「たかみなちゃんが俳協なのにちょっと吃驚しました」

伊藤「そうですね。結構ね、貧乳の癖にね、巨乳をやりますね」
川瀬「そうだよね」
伊藤「そうだよねじゃねーよ」

坪内「好き勝手言って来ますよ。『誰が良いこれが良いあれが良い』とか言って、『煩せぇ!』っつって」

里見「まぁ、お金大事ですからね。お金には負けますよ僕ら」
伊藤「あれ?! 今凄げー良い話だったのに急にお金の話になったのは何でですか?」


第356回 放送日 2015年7月1日 ゲスト 無し
  • 時間を守る里見が遅刻しているのが多忙の証
  • メールテーマ『夏アニメは何を見るか』
  • リトバスをやっていた三年半、麻枝准に会う事が無かった川瀬
  • 里見と川瀬の極秘プロジェクトが動いている?
  • ショートアニメがライフワークの里見
  • 最近インタビュー付いている川瀬
  • 橋本ちなみがアルジェヴォルンの飲み会で川瀬を店員と間違えて注文してしまう
  • ホラーアニメは難しい
  • ワルプルギスナイトフィーバーを回想す
  • 松倉や里見は最年少プロデューサーとして扱われていたので、下の世代が居る事に不思議な感じがする
  • 久野美咲から吃驚おじさんと呼ばれる川瀬
  • 中山、土肥、志治を呼んで川瀬欠席裁判?
  • 水島努はもうラジオに出ない
  • うしとらで本当に怖い妖怪を見せる
  • 里見は『ヤマタイカ』、川瀬は『妖怪ハンター』を映像化したい
  • 小説をアニメ化する難しさ、漫画は向いている
発言

川瀬「Twitterの方にね、コメントでもありましたけど、里見さんは何をやってらっしゃるんですか?」
里見「里見さん何やってるんだろうね? 全くだよ!!」

川瀬「たかみなぐらいおかしいと覚え易いんだけどさ」
川瀬「とかあの、あの、うちにもゲスト来てくれた、加君ぐらい腹黒いと分かり易いんだけど」

里見「『里見ぃ、二十代の内に家を買えぇ』」

里見「乱歩奇譚みたいなの俺にやらせて欲しいんだけどぉ! 乱歩奇譚 俺やりたかったぁ!」

里見「あれ(ロウきゅーぶ)も危うく分割1クールになりかけたしな」

川瀬「またくまちゃんに悪態つかれんのは覚悟の上で」
里見「お前が悪態ついてんだろ」

川瀬「て言う事があったのを俺はすっかり忘れていて、この前プリズンのダビングの時に、あの、『あの時 川瀬さんにああいう事を言ってしまって、もう二度ともう私川瀬さんの作品に呼ばれないんだと思っていました』って言うから」
里見「うわ、どんだけ度量が狭いと思われてんのか」

里見「未だにね、何か、ちょっとしたPVとかだと沢城でとか言っちゃうからね」

川瀬「『がっこうぐらし!』はあれですよ。僕の、パイオニアLDCの同期の福良(啓)プロデューサーが久久にバッターボックスに立った作品なんで見てやってください」

川瀬「アシスタント」
里見「志治(雄一郎)君、志治君とか?」
川瀬「志治じゃねぇよ! 志治は良いよ。あんなゆとりは要らない」

川瀬「だからあんまり後腐れない人が良いと思う瞬間がある訳ですよ」
里見「後腐れとか言うし」


第357回 放送日 2015年7月8日 ゲスト 無し
  • 今年の夏は最暑、アニメ業界も熱い
  • ジョジョOP世界(ザ・ワールド)特別仕様秘話
  • 去年ぐらいから現場にデジタル化の波が押し寄せている
  • 里見、3DCGによる漫画をコミックマーケットで販売していた
  • 昔の作品をアニメ化する意味
発言

里見「何年か前に倉田英之さんが、『人類の歴史上こんなに命懸けでアニメを作ってんのは我我だけですよ』って言う発言をしてて、段段身に染みて来てる」

里見「俺らクラスになるともうサイヤ人と一緒だから戦闘期間が長いからさ。ずっとストライクですよ」

川瀬「仮面さんにやって貰いたい二十世紀作品……何だろうな」
里見「いや自分で作れよ!!」

里見「じゃあ皆やれよ!! 何か俺だけ孤軍奮闘してて、俺だけ二十世紀の人みたいじゃん!」


第358回 放送日 2015年7月15日 ゲスト 無し
  • 第341回のアーカイブ配信(但し冒頭十分程度が欠損している)
発言


第359回 放送日 2015年7月22日 ゲスト 飯田尚史
  • コミケからアニメジャパンへ変わった様なコミコン
  • アメリカ帰りの飯田がアニメエキスポを語る
  • 時差ボケはしないけれど只管に寝ている丸山正雄
  • コミケとアニメジャパンを足して二で割り縮小した感じ
  • サイマル放送はメーカーにとって採算が取れるか
  • アメリカだと日本ほどアイドルアニメの受けが良くない
  • ジョジョ主題歌の「その血の運命」を日本語で大合唱
  • アメリカではジャンルが大事、進撃の巨人は大きなゾンビ、東京グールは人を食べるゾンビ
発言

川瀬「前はコミック、ね? が殆どだったのが、段段そのハリウッドメジャーが其処で何か色色やったりとかしてね」
里見「完全なる企業への乗っ取りですね」

川瀬「視察と言う名の遊びじゃないかと……思う瞬間がある訳ですっ!!(怒) 行ってない私にしてみれば!!!」

里見「成程。飯田さんに次はゲスト居るよなと念を押した結果、飯田さんがゲストに」

飯田「ハロー! ハロー、ハロー! マイネームイズ、タカシイイダ」
川瀬「かぶれてますね」
里見「ちょっと日本語も不自由になっていますが、別に英語も饒舌な訳ではありません、飯田さんです!」

飯田「夜、皆でご飯を食べた時に、丸さん、凄い勢いで寝てて、パラパラの女の子が『あの、お爺ちゃん寝てるけど大丈夫?』言われてたのを凄い思い出しました」

飯田「七月から放送が始まった例のゴッドイーター」
里見「始まった……始まってると良いですね」

飯田「うちで言うと、ダンまちが凄かったですね」
里見「ブルーストリングとか言ってんの?」

飯田「またちょっと来年、川瀬さん是非」
川瀬「いや僕は良いですよ」

飯田「プリズンものって、アメリカって……」
里見「いや、中身見てますか?」


第360回 放送日 2015年7月29日 ゲスト 飯田尚史
  • 同人誌のアニメ化について
  • BOSEのノイズキャンセリングヘッドホンが凄い!
  • アニメ業界の人間は異様にマッドマックスが好き
発言

里見「でも何か東映・石森作品とかやっぱ東映になってるからここは永井豪だと思いますね」
川瀬「思いますって何 冷静に言ってんだよ」
里見「バイオレンスジャックだと思いますね」
川瀬「そこしか言ってねぇじゃねえかよ」


第361回 放送日 2015年8月5日 ゲスト 松倉友二
  • 松倉、久し振りのゲスト出演
  • ギャグ漫画は時代が違うと楽しめない
  • 幼少期に天才バカボンを読んで面白いと思わなかった川瀬
  • 『のだめ』は実写に同時に展開されてきつかった
  • デジタル時代の一万枚はアナログ時代なら二万枚相当
  • 同一画面に複数のキャラクターが入ってバラバラにアクションすると枚数が増える
  • 『SHIROBAKO』で松倉モデルの人物が南モデルの人物の部下だった理由
  • 『アニメ『監獄学園』を創った男たち』の感想
  • オーディオコメンタリーで意外とまともだった松倉
  • イカ娘を夏に放送出来なかったのが里見の心残り
  • ホラーはアニメが苦手なジャンル
  • アメリカ人は新劇もゾンビものと理解しているから好き
  • テロップ間違い談義
  • ジャイアントロボのリマスターでスタッフの名前をこっそり全部直した里見
  • おおさわは里見の未来
  • アメリカで夜中にギョーカイ時事放談を聞いていた松倉
発言

松倉「“下ネタ”って言うと、迷惑フィルタに引っかかるから“下せか”ね」

里見「どうやるとさ、今のこのデジタル時代に一万枚使えるの?」
松倉「意外と楽勝だよ?」
里見「嘘吐けっ!!」

松倉「うちも、俺の人件費は計上しない訳だから(笑)。それが無かったら結構やばいかも知れないよ」

里見「(松倉は南雅彦の)子分だからだよ!」
松倉「子分じゃねぇよ!」

松倉「地元に友達は居ない!!」
里見「そっか……」

川瀬「あんたそんなにやりたいんだったら自分で詞書きなよって言って……」
里見「いや書くよね放っておいても」
川瀬「『書きますけど、僕は今』丁度ね三女の追い込みマスターの追い込みと、後もうプリズンもやってて、勿論戦車もやってるし、『今ちょっと本当に書けないですから、えー、取り敢えずプリズンのコンテの最終話が終わった後なら書きます』って言った二日後に上げて来たんだよ(笑)」

川瀬「作詞が出来ちゃって、三女終わってねぇのに、努が何かたの、嬉しくなっちゃったのか、あの、堀川さんにも含めてこうメール皆で『出来ましたー!』って送っちゃって、堀川さんがそれ見て心が折れそうになった」

里見「でっかい包丁持って白装束って言うのは『一本包丁満太郎』じゃない」
松倉「えーと、確かに……いやぁ、でも包丁そんなにでかくねーよ! 確かにじゃねぇ」

里見「(ジュラシックパークで)感動したのって一本目の、何だっけ、首長竜のところでしょ?」

川瀬「『(中山が)もう円盤入れるの面倒くさいんですよ!』ってお前は何で食ってるって皆に突っ込まれてたけど」


第362回 放送日 2015年8月12日 ゲスト 松倉友二
  • 面倒臭いマニアと今の作品しか見ない人の中間が良い
  • 日本を代表して(?)アメリカのコンベンションサンジャパンに参加していた松倉
  • JCスタッフはブランディングされたくない
  • 松倉はOVAの日本記録保持者?
  • メーカーに引取りを拒否されたフィルムは処分してしまった
  • 本命は『機神兵団』だったのに誰も期待していなかった『天地無用』が大当たり
  • アナログで描かれた絵が持つ力
  • 『宇宙戦艦ヤマト』は大らかなものである
  • アニメの修復なら里見にお任せ
発言

松倉「そんなもんは入社の面接前に調べて来い」

里見「だからずーっと宮崎駿と言えば『パンダコパンダ』最高みたいな面倒臭い人達 沢山 居るじゃん」

松倉「まぁ、基本的には皆コスプレして、何だろう、ピザ食ってるみたいな」

松倉「えーと皆 銃を持ってる訳か近いかも知れないけど、恐くて訊けねーっちゅーの」

里見「それで、『ヤマトの皆さん、私は幸せな人生でした。私が過ごした星の中で地球が一番素敵な星でした』みたいな事を言うんだけどお前二歳だろうと! 何を人生 色んな星を渡り歩いた風な事を言ってんだと」

松倉「今年、何故か999の劇場版二作を、ちょっと家探したら見当たんなくてさ」
里見「待って待って、今エターナル・ファンタジーが抜けてたよ?」
松倉「エターナル・ファンタジーは、それは、ちょっと封印されているものじゃない。ファン的にも」
里見「今、無印とさよならしか無かったよ。おかしくない? 二作しか映画無い様な事を言われると困るな」

里見「だから『エヴァンゲリオン』も『綾音ちゃんハイキック!』も同じ様に保存しろと」


第363回 放送日 2015年8月19日 ゲスト 無し
  • 売り子も含めて高齢化が進むコミケ
  • 昔は“核の火に包まれた”に現実味があった
  • 『飛ぶ教室』が載っていたジャンプの幅広さ
  • あれだけ纏め上げる中国の凄さ
  • 昔の作品を掘り起こす商売について
  • ビデオ販売に限らない回収方法
発言

里見「我我世代 業界入る理由は、『マッドマックス』か、『燃えよ!ドラゴン』か、『北斗の拳』ですから」

里見「結果で見ると、そりゃ『うしおととら』アニメになるっしょって感じなんだけど、時間は凄いかかったね」


第364回 放送日 2015年8月26日 ゲスト 無し
  • ボルダリング教室を経営する川田紳司と
  • 萩野谷が北方謙三とコネクションがあると知りゲスト出演を所望する里見
  • 続続とゲストブッキングを行う飯田
  • 業界の人間と殆ど食事をしない里見が頻繁にするのが井上敏樹、丸山正雄
  • 川瀬がよく食事を共にする相手は高取、松倉
  • 『アニメ『監獄学園』を創った男たち』での反響
  • 外資の人はヤンマガを読まない!?
  • ジェンコから独立した大澤親分こと大澤信博を語る
  • 中山は相当に多忙で、以前は偶に収録を覗きに来たが最近はそれも無い
  • 歌詞を覚えようと歌詞カードを読みながら来る途中で歌詞カードを無くしてしまい泣きながらレコーディングに現れた金田朋子
  • アフレコ現場で会話する声優が中山の十分の一の川瀬、そして更にその十分の一の里見
発言

里見「ロッククライミングの、文化的な方」

里見「俺は、萩野谷さんに北方謙三先生を呼んでくれって話をしている」

里見「北畠顕家って、大河ドラマでゴクミがやってた……」
川瀬「よく、よく覚えてんなぁ」

川瀬「いや僕ね、貴方が何でも来いだなって思ったのは、あの腐男塾とやり合ってた貴方を見た時に思いましたよ」

川瀬「井上さんなんか来ちゃうと俺(仮面ライダー)555の話しか聞きたくなくなっちゃうから駄目だ」

里見「何かノーヒットノーラン目前に『疲れたんで変えてください』って言う石井一久みたいな感じ? えぇーッ! 一人で書き切らないの!? だって書けるって分かってるしみたいなそういう感じがするのよね」

川瀬「若いライターに見習って欲しいものですよね。ほんと。二言目には『さぁ、誰呼びましょうか』ってお前一人で書きたいんですよって根性無ぇのかよって思わず現場で言ってしまう俺」

川瀬「作家さんが気ぃ遣ってさ、大澤っちのさ、身長をさ、普通にしやがってさ。いや俺ミジンコサイズって言ったじゃんとかゆって言ってたんだけど。当の本人も『あれ結構僕おっきかったよね』って、いや本当だよおっきすぎるよあれ」

川瀬「ストブラには絡んでいないんですけど、ちょっと暇だったんで、ふらーっとスタジオ行きまして、したら、えー、製作をされているコネクトの社長の田部谷(昌宏)君が居まして」
里見「社長じゃないけどね」
川瀬「あ、社長じゃないんだ。田部谷君居まして、僕見た瞬間にドキッ、ビクッとして、『何で居るんですか、早く帰ってください』って言う」
里見「愛されてるねぇ!」
川瀬「仕打ちを受けまして」


第365回 放送日 2015年9月2日 ゲスト 大澤信博
  • アニメの主題歌担当歌手はどうやって決まるのか
  • 聴取者が素人ではないと驚愕する大澤
  • 水島作品のアフレコ台本は分厚い
  • 売れているゲストにヒットの秘訣を聞くコンセプトに立ち返る!?
  • このラジオが排出している
  • 一度飯田がゲスト出演を要請したが、試しに番組を聴いて絶対に出ないと誓った大澤
  • 川瀬と里見が薪をくべているところに遠くからガソリンを入れていた伊平
  • プロデューサーの仕事とは何か
  • 高画質配信はどうなるか
  • エヴァの次の十年間持つコンテンツは
  • ジェンコ時代とフリー時代の違い
  • 自動公衆送信権の細分化が激しい
  • バーナムスタジオの基本方針は知識と人脈は無料
  • 監獄学園のアニメ化を決めた理由
  • 監獄学園をテレビでやるのが当たり前だと思っていたのは川瀬と水島努だけ
  • いざとなったらバンビの杉山(潔)に泣きつこうと思ったけれどしなくて済んでよかった
  • オリンピックロゴのパクリ問題
  • チェックして全てを見抜くのは不可能なのでクリエイターの倫理に期待するしかない
  • 秋の電撃で最多ステージ出演の中山
  • 中山、乱入
発言

里見「結果見るともうこの人しかないよねって時でも、その水面下に候補は何人も上がってたりする」

大澤「『SHIROBAKO』もあんな分厚いの?」
川瀬「分厚い分厚い。『SHIROBAKO』もっと分厚い」

大澤「どうやって入れんだろうと思ったら、簡単な話、早口で」
里見「早口で(笑)。沢山喋れば良い」

川瀬「まぁ、(ソウルテイカーをやっていた頃は)死ぬかと思ったね。過労死ってこういう事言うんだねってそういう気分になる」

大澤「川瀬と里見だよ? 絶対上げて後で落とされるパターンじゃん!」

里見「何年か前に大澤さんに、『バーナムスタジオが持ってるのは、親が金持ちが親の遺産が入ったかのどっちかに違いない』って」

里見「その二択の違いって親が生きてるか死んでるかだけだからね!」

里見「で、申し訳無いからちゃんとフェイスブックのところにね、『すいません』て『今月投函を忘れました』って言うのを出したら、あの、『里見さんが自分で請求書作ってんですか?』みたいなコメントが付く訳ですよ。個人会社だっちゅーねん!!! 請求書も作るし判子も捺すし封筒の宛名書きもして切手も貼るわぁ!!」

川瀬「うちの、関係無いけど大森プロデューサーが――ジョジョの――昔マッドハウスに送る封書で、マッドハウスしか書いてなくって(笑)。帰って来て、川村おじさんが面白いからずっと神棚の上に飾ってあった」

大澤「こんなおっかない番組出れっかよって」

川瀬「『ガソリン撒いて他人に口開かして貴重なご意見ありがとうございましたって自分で締めて自分は何も言ってないって態を装ううぷ氏って構図でしたっけ』ってその通りだよ!!」

里見「俺はほら、マザーマスター渡しちゃえ派じゃん」

大澤「だけど不自由もあるんですよ。机も椅子も自分で買うんですよ」

大澤「だったら、うちにある、スタッフ名簿出す? 表に」
里見「それ、それ、それは個人情報保護法に触れてますよ!」

大澤「人脈外に出せって言うから、名簿、名簿全部……」
里見「それただの情報流出だよ」
大澤「ホームページにでも載せればいいか」
里見「テロじゃねーか!」

川瀬「かましてやり逃げして三年ぐらい何か雲隠れして、何かぷらーっと『あれ元気?』とか言って現れる奴。平気な顔をして。あれは良くないなって思う訳だ。TAFでよく居たけど」

大澤「川瀬氏はでも(監獄学園に)お金の匂いがするって言ってた」
里見「……マジで?」
川瀬「で、二人(大澤と松倉)から狂ってるって言われた」

大澤「俺がとにかく吃驚したのは、やりたいとは言ったけどテレビと言ったのに吃驚した。この人ちょっと頭おかしいんじゃないかと」
川瀬「酷いな!」

川瀬「これを、何か、こそこそOVAでやるのって、そりゃ負けだろ。そんなの誰でも出来るわ!」

川瀬「それこそ、お二人にちゃんとフィルムを作って貰ってるおかげですよ」
里見「何だかよく分かんない」
大澤「分かんないよね」
川瀬「うるせぇな」

里見「前に俺がゲーム屋さん行ったら、子供が『このゲーム欲しい』って言ったら親が、『後でマジコンで落とすから勿体無いでしょ』って叱って教育してた訳ですよ」


第366回 放送日 2015年9月9日 ゲスト 大澤信博
  • 独立して最初の一ヶ月は机も椅子も無いので花に水をやる為に出社していた大澤
  • 会社を作って最初の三年間は楽しい
  • 労働環境で人は辞めない
  • 川瀬と里見が最初に組んだのは小麦ちゃんZ
  • 同時期に川瀬からドクロちゃんの、タツノコの成島専務から小麦ちゃんのオファーが里見に来た
  • 里見、桜井、トディが飲んでいるところに川瀬が呼ばれて出会った
  • アスミック・エースでニアミスしていた里見と大澤
  • FFZの所為で会社を二三週間無断欠勤した大澤
  • レナスのデバッグをしていた里見
  • 大澤が会社を辞めて所持金が五十円くらいしか無かった時に真木太郎に誘われてジェンコの役員になった
  • 『時空転抄ナスカ』の現場で川瀬と大澤が対面を果たす
  • ゲームを全部やろうとする人間も音楽を全部聴こうとする人間も本を全部読もうとする人間も居ない、アニメもそうなった
  • 『EGG FILM』と言う社名の評判が頗る悪い
  • 上の世代に可愛がられ下の世代が寄って来ない里見
  • 五十歳のニューカマー!
  • 里見の後から入ってあっと言う間に追い抜いて天上界に辿り着いた齋藤優一郎
発言

大澤「川瀬氏も是非ちょっと(独立を)」
川瀬「是非ちょっとじゃねぇよ」

里見「頭良かったら今頃ムービックかブロッコリーで役員か何かやってますよ!」

里見「(『ルパン三世 カリオストロの城 ‐再会‐』は)『未来少年コナン2 タイガアドベンチャー』ぐらい酷いですよね」

大澤「この社名もまた評判悪くてさ」
川瀬「そりゃそうだね」

川瀬「そりゃああんたらと違ってビデオの数で俺の給料と馘が決まるんだよ!」


第367回 放送日 2015年9月16日 ゲスト
  • イベントを振り返る
  • 護衛艦勤務の自衛官からのメール
  • 会って五分でポンコツと判明した結
  • スーパーマリオスタジアムで優勝したのにヒーローになれなかった
  • 結の両親が新しいもの好きで家に3DOやジャガーがあった
  • コスプレをしたら校長室に呼び出されて2ちゃんねるのスレッドを証拠として見せられた
  • シャーマンキングのオンリーイベントに行く為に修学旅行を休む
  • 買えないゲームの一枚絵から前後を想像して妄想を膨らませていた
  • 東京ガールズコレクションの最終審査オーディションで、趣味・特技としてツンデレカルタの物真似とテニミュを一人でやると言うのを披露して滑った
  • お洒落とは何ぞや?
発言

里見「だってジャガーとか最初から負けるって分かってるのに」

結「私はもう、声を大にして、(沢城みゆきファンの)最古参は間違い無く私だと」

里見「この前ね、その日下三蔵さんて言う本を読んでる仙人みたいな人が居るんですけど、『本だけ読んでて暮らしてえなぁ!』って言ってて、『本だけ読んで暮らしてんじゃーん!』と思ったけどやっぱ違うと」


第368回 放送日 2015年9月23日 ゲスト
  • 初恋の相手はダイ大のポップだった
  • 女性同士の劣等感から来る嫉妬を抱く関係性が好きな結
  • 喋り方を何とかしたい!
  • 「そんなものでお金を稼いでいて恥ずかしくないの?」と言う人が来る
発言

川瀬「で、俺が脚本を読んで日高に言った最初の一言は、『これロボット要らねぇんじゃねぇ?』」

川瀬「うちの、関戸(雄一)Pが……」
里見「うちのじゃねぇだろ(笑)」
川瀬「元うちの……」
里見「元うちのだと何か違うだろ。どっちが出てたんだって」


第369回 放送日 2015年9月30日 ゲスト 中山信宏、南健
  • アニメ仮面、夏休みで家族サービス
  • SHIROBAKOイベントを振り返る
  • アニメ化の企画が動いた時点では連載ストックが無いので原作通りの結末は無理である
  • 川瀬と南の初対面は千野孝敏に誘われた飲みの場
  • 飲んでいる隣の席に某大物声優が
  • 南がアニメプロデューサーになった経緯
  • マクロスの良いところは新作を出すと昔のCDが売れる
  • レコーディングスタジオ閉鎖に纏わる問題
  • 海外でコーディングの機会が減ったのでサッカーを見に行けなくなった佐々木史朗
  • 監獄学園の音楽はロサンジェルスでレコーディングした
  • サンレッドは一年目だからこそ出来た
  • 孤軍奮闘してアニメを作っていて会社で「居たんだ?」と言われる辛さ
発言

川瀬「このラジオのイベントのリスナー諸君は皆 凄いなって言うのを改めて思い知ったね」

川瀬「別にメデューサは局に怒られてないって。怒られたのは(ピー)だって」

南「未だにね、週に四日はやさぐれてる(近藤)真理子には言われたくないわ」

南「僕はだからアニメが好きですって言ってる人の意味がちょっとよく分からないところがよくあって。だってアニメって別に何でも好きな訳じゃないでしょ?って。面白い映像だったら、アニメで出来てても、あのー、白人や黒人が出てるだけのフィルムでも、日本人が出てるフィルムであっても何でも良いじゃんなって言うのがあって」

南「これはちょっと、お二人にもお願いがあるんですけど、本数減らしましょうよ」

南「十年前と今と違うのは、まぁ今もうね、マクロスデルタ発表になったんですけど、あれが例えばオンエアなってまた主題歌が売れても、もうCDは売れないぞって言うのが我我の一番辛いところ」

南「何なら月に二万円ぐらいCDを買っていた(わたくし)がですね、七月にアップルミュージックが始まってから、月に五千円以下になったりと言う事もあるので、事実 減るんですよね」

南「ドイツで(ワールドカップを)やった時は、もうレコーディングが入れられなくて、泣く泣く自腹で」

川瀬「ロス行って録って、その流れで音楽の映像あれだからね。何か良いのかって」
南「ロス行ってオケ録って、音楽をバックに、ね、女子高生が放尿して良いのか(笑)」

川瀬「『上田耕行氏のヘルシング方式でアルペジオの原作全話をOVA化を希望します』」
南「そんな方式は無い!!」

南「評判が良いのは分かってるけど、かと言ってそれイコール枚数じゃないよなぁみたいな事も、我我は数数裏切られて来てる結果、あるから(笑)」

南「こうやって僕が此処に来れたのも川瀬さんのおかげですよ」
川瀬「超、超気持ち悪い!」

川瀬「(サンレッドを見て)くそ悔しいと思って俺 無駄ヅモやったんだもん。で、オンエア出来ませんて言われて」

川瀬「俺もね思った事はあったけど、多分まぁ岩上(敦宏)君の下なら三日で馘になるなと思ってやめた」

川瀬「エヴァ中で、キングの小父さんが、どっかのお店の営業行ったら、キングの小父さんが居て『あぁ、川瀬君来た来た来たぁ!』とか言って。『これさぁ、よく分かんねぇんだけど宣伝、あの、教えてくんね』とか言って。エヴァンゲリオン」
南「LDだ、当時」
川瀬「これ無茶苦茶売れるっつってんだけど言う事聞かねぇんだよ。教えてやってくれよぉ!』お前セールスだろ!」
南「他所のメーカーに頼るな!(笑)」
川瀬「『川瀬君はあれだろ? アニメ詳しいだろ?』適当だなこの親父」

南「里見はだって敢えて売れないのを好きにやってるけどさ」


第370回 放送日 2015年10月7日 ゲスト 鈴木絵理、中山信宏
  • バーナムスタジオが十四期目に突入
  • 好きなアニメの二期はどうやったら実現するか
  • 好評であってもスタッフィングの問題で二期を作る難しさ
  • 最高学府でアニメを学ぶ意味とは?
  • 今日は里見哲朗 四十一歳の誕生日!
  • 誕生日ケーキのチョコレートに『アニメ仮面』と書いて貰うのが恥ずかしかった(By飯田)
  • 生放送で少しテンションが高い鈴木だが、普段はもっともっと高い
  • 誕生日なのにラジオの収録があって家に帰れない里見
  • 鈴木は最近の俳協はどうしたとよく言われ、(村川、高橋に)負けているぞと活を入れられる
  • 木村珠莉は佐藤ラインだと思っていたけれどおかしかった
  • オーディションで鈴木を選んだ理由
  • ボールのイントネーション、関東と関西で違う?
  • ミリンダを演じるに当たって気を付けている事
  • 同じ原作を使ってもお色気場面が増えるのは中山だからこそ、里見なら脚本に入っていても却下する
  • ミリンダ役に決まって参考に鈴木はエヴァとかを見た
  • イベントチケットの転売対策について
  • 業界も座して見ている訳ではないが必要なのは法律か判例
  • ヘヴィーオブジェクトの主題歌90秒CFの発案は音楽プロデューサー中西
  • 映像ソフトが売れなくなっている
  • 木谷が昔からデジタルをアナログに変える事で商売になると言っている
  • MX4Dは映画と言うよりアトラクション?
  • 映画館がアトラクションに、USJの様なテーマパークが映画に、お互いに寄りつつある
  • かくまあいは最初から完成されていてラジオ慣れしていた
  • 日下三蔵が住んでいるので里見は横須賀に何度か足を運んでいる
発言

里見「今週やっと大澤さんから名刺貰った」

鈴木「同い年とかになるとやっぱり、ウウェエエエエイイって」

鈴木「里見さんの様な少年心がある人には本当に良いと思います!」
里見「少年の心しか無いですけどね」

鈴木「夜ちゃんと帰ってますか? 家に」
里見「このラジオさえ無ければ帰ってるよ!!」

里見「(ミリンダを見て)このぷにえに似た髪形の」
川瀬「はっはっは、言うと思った」

里見「ま、ぷにえも多分オブジェクト破壊出来るよ。素手で」

鈴木「ちゃんとお色気シーンも、ありますので。えへへ」
川瀬「その中山信宏に言わされてる感は凄いね」
鈴木「えへへへへ。中山さん色が強くなっています」

川瀬「何故 此処にシャワーシーンが入るのかって言う」
鈴木「そう最初 吃驚しました!」
里見「頭おかしいんじゃないのって」

川瀬「ツイッターのね実況をやってくれてる人達が、リスナーの方がやってんですけど、どうやら『鈴木絵理は高橋未奈美(たかみな)枠』って」
鈴木「止めてください!!! ちょっと」

川瀬「ぱっと見、鈴木君は、『あぁ、佐藤ラインなのね』って由井(かおり)ちゃんに言ったんですけど、ちょっと苦笑いしたって言うのがあって」

里見「何か(ヘヴィーオブジェクトの話を)聞いてると面白そうだね」
中山「面白いですよ! 面白そうじゃなくて、心外です。面白いんです」

中山「当然原作にあのシーンを入れたのは、あの、あの、三木一馬編集長が! 絶対鎌池さんに入れさせたに違いないと思っているんですが」

川瀬「そりゃ貴方にとっては(日下邸のある横須賀は)非常にエルドラドみたいな……」
里見「エルドラド、逆だって! 地獄ですよ! 本を買い続けるとこの様な、この様な事があるのかって」


第371回 放送日 2015年10月14日 ゲスト 鈴木絵理
  • マチアソビに出演した時は二つ後の花澤香菜トークライブ目当ての客ばかりで最悪だった
  • 嘗ては高みを目指していた里見や川瀬だったが、山が低くもう下山している
  • 川瀬がよく役者に言うのは、三年後に会ったら川瀬を「誰こいつ?」と見下せるくらいの大物になって欲しい
  • 里見はアフレコ現場では隅っこで膝を抱えて座っている
  • ケイオスドラゴンの最終話アフレコ現場で役者から「あれ? 里見さん居たんですか? 何か関係しているんですか?」と言われる
  • 役者から見て中山はプロデューサーなのに距離が近くて接し易い
  • 中山の司会業は言うなればやくみつるのコメンテーターと漫画の関係
  • 川瀬は威圧感の塊である松倉に「俺と一緒だから」と言われるのがショック
  • 十年来の付き合いであるストブラのプロデューサーが、川瀬が隣に座って「よぅ兄弟」と言うと怯える
  • ミリンダ役に決まった鈴木はキャリーバッグを持って原作を全巻買いに行った
  • SHIROBAKO合格の際、マネジャーにドッキリをしかけられた木村
  • 話しかけやすい
発言

里見「これほど継続力にならないってのも珍しいっすね」

川瀬「威圧感じゃないんだけどさ、僕なんかも出してるつもり無いんだけどさ……」
里見「お前は威圧感の塊なんだよ!」

里見「ノブはノブで、圧迫感とは違う面倒臭さはあるよね」
川瀬「うん、面倒臭さはある。でしょ?」
鈴木「えぇッ!?」

里見「圧迫感って本人分かんないんだよね」
川瀬「分かんないよ。だって無いんだもん」
里見「……。ほら来た」

里見「(鈴木が川瀬に圧迫感が無いと言ったのを受けて)ンな訳無ぇだろ! だってリスナーだってイベントで見てるんだから、そんなジョークは飛ばさなくて大丈夫ですよ」

里見「え、ヘヴィーオブジェクト(これ)音響監督(明田川)仁なの?」
川瀬「仁」
鈴木「仁さんです」
里見「そうだよね、ノブ君だもんね」

川瀬「頑張んないとね」
鈴木「頑張んないとです」

里見「ま、偉くて恐そうより正しくは、偉そうで恐い」
川瀬「ムカつくなぁ、おい! えーとな、それ悪口!」

川瀬「見渡してふって見たら高橋未奈美(たかみな)が居て、『お前 何で居んだよ!』ってゆっちゃったよ」

鈴木「私何も考えてないんですよぉ。はははっ、テキトーなんです、意外と」


第372回 放送日 2015年10月21日 ゲスト 兼田健一郎
  • フィリピンからのアニメ事情現地レポ
  • 4DXで頭文字Dをやってみた
  • 最初は報道だった兼田
  • 兼田と木谷の出会い
  • いきなり全国ネット展開の話をされて携帯電話の電卓機能で必死に計算した
  • 川瀬が業界に入った頃の上司が今でも現場に立っている
  • アニメは極めて日本人的な文化
  • Kirakira☆メロディ学園は偉大だった
発言

兼田「だって俺本当に最初、國府田マリ子ってどう読むんだろうって」

兼田「でもね、この分野二十年やって面白いのは…貴方方もそうですけど…メンバーが代わらない」
川瀬「其処が問題」
里見「それ悪い事じゃん」

里見「で、(ギョーカイ時事放談のゲストとして)呼ばれて行ったら、いきなり川瀬(この男)が、ぶち切れて現れて」
兼田「……は?」


第373回 放送日 2015年10月28日 ゲスト 兼田健一郎
  • 『夜中メイクが気になったから』は兼田が二十年で培った人脈の集大成
  • 百年Vステ構想に必要なのは血の結束
  • 鈴村健一から結婚相手が坂本真綾と聞かされてこの和から一生出られないと感じた兼田
  • 『夜中メイクが気になったから年忘れビッグショー』の会場を三原文化会館にした理由はラジオ大阪の送信所が近くにあるから
  • 声優は襲名制にならないのか?
  • 中山はこれ以上 出世せずに現場でアニメを作り続けたい
  • 今の川瀬は後進を育てるチーフプロデューサー
  • 老舗が強いのは過去の積み重ねがありカタログがある、ワーナーアニメ部門はそれが無いので新作で稼がないといけない
  • 飯田からは全く外資臭がしない
発言

川瀬「北海道、守銭奴さん」
里見「俺も俺も」

兼田「鈴村君の結婚式に私行きましたけども、もうこっちサイドも向こう、まぁ俺は当然鈴村君の方の座ってんだけど、こっちサイドも向こうサイドも知らない人がいないんだから」

里見「でもね俺 飯田さんが行けるって言って当たったの見た事無い」

兼田「あいつも本当 出世したよね」
川瀬「出世したね」
里見「でももう此処で打ち止めですよ」

川瀬「そういう仕事だけど現場にも行く谷繁みたいなもんだよ」
兼田「それが一番良いよね」
里見「面倒臭いのは下にやらせて」
川瀬「酷い事 言ってるな!」


第374回 放送日 2015年11月4日 ゲスト 無し
  • ヨコカル祭を振り返る
  • 横須賀は意外と遠かった
  • 小麦ちゃんリメイクに対して
  • BDになるとアニメの画質はどれだけ変化するのか
  • PS3とPS4を同時にテレビに接続している里見曰く、3の方がDVD再生は綺麗
  • ヨコカル祭で萩野谷も川瀬も里見も盥回しにされた
  • 十月期待の新番組は?
  • ルパン三世の声優問題
  • 16ミリフィルムの作品はHDリマスターで充分
  • 大友勝弘を百年部屋に閉じ込めて描かせれば凄いアニメが出来る!
  • 同クールの別作品と被ってしまった時の対策は?
  • 書店でライトノベルコーナーを眺めるとどれも表紙が美少女、赤毛、剣を持っている
  • 時代小説が楽しくなってくるのは心の老眼
  • ラブライブの顔は区別が付かないがキャプテン翼の見分けはつくし流れ星銀の絵を見ても名前が理解る
  • 高取がポニキャンブックスの編集長になる
  • ギョーカイ時事放談DVDの発売を希望する声
  • 川瀬と松来は同じ美容室に通っていた
  • 情報番組にヘヴィーオブジェクトの宣伝で出演した中山が声優より目立っていた
発言

里見「願わくば(ラジオのトークが)金になれば良い」

川瀬「お、飯ちゃんが『ぶっちゃけ百人切ったらラジオを辞めようと思ってた』」

里見「鉄の掟が機能し続ける限りは頑張ってみるよ」

里見「画素の数が増えたらアニメが面白くなる訳でもありませんしね」

里見「いや〜、面白い話が業界沢山あるね」
川瀬「本当一杯ありますよ。もう離せない話だらけ」
里見「ハハハハ、ロフトでも話せないもんね」
川瀬「ロフトでも話せねーよ、本当にもう」
里見「早く思い出に変わって欲しい」
川瀬「全く全く」
里見「十年経てば話せる」
川瀬「そうだね、十年経てば話せるな、笑い話になるね」

川瀬「ルパンはなぁ、俺一回見たけどさ、面白いなとは思うけど、ルパンだなぁって」
里見「それは、なん、ルパンだよ」

里見「ただ、解像度ではアニメは面白くなったりしない!」

川瀬「何か最近ラノベが同じに見えちゃってしょうがない」
里見「それはね、ただの高齢化ですよ」

里見「皆 同じに見えるのは心の老眼ですよ」

川瀬「その話の締めとしては、かなり無責任に和田君に『だからこそ、あれでしょ、ラノベと言えば電撃文庫なんだから電撃文庫が何か新しい機軸を出さなきゃ駄目だろ!』って説教して帰って来ると言う、失礼な」
里見「酷い」
川瀬「失礼な、ざっくりした大人です」

川瀬「川村おじさんに乗せられてこう、何か只管マシンガンをガンガン撃ってた様な気がして、今それを中山信宏が受け継いでますから」

川瀬「『釣りバカ日誌が装いも新たにドラマ化されましたが……』スーさんが西田敏行がやってんだよね」
里見「はい。小麦ちゃん方式で」
川瀬「小麦ちゃん方式だ、成程! 小麦ちゃん方式っておかしくないか、それ。『これに続いて釣りキチ三平のリメイクが見たいです。グランダー武蔵や釣りたまなど、魚釣りを題材にしたアニメは色色ありますが……』」
里見「色色無ぇーよ!!」
川瀬「『三平ほどの本格的釣りは出て来てない様に思えるので、ここで一発、当たったりはしないでしょうか』。ね?」
里見「はい。今 挙げたの意外に釣りアニメ何があるんだ」

川瀬「包丁人味平がアニメになってないんだよなぁっ、て話をこの前してた」
里見「やりますか」
川瀬「アハハハ、あのね、カレー編をオンエア出来ないんだよなぁ」
里見「え、そんな事無いでしょ?」

川瀬「皆で手分けして、それでリリースして、皆 買うの?(笑) 可哀相だよそんなの!! させらんないよ!(笑)」

川瀬「このラジオ残念ながら四人でやってるから」
里見「本当だ! 四人しか居ない!! おかしいと思った!」

川瀬「良いですかとは訊かないでくれ。そうしても良いですかと言われたらそれは駄目ですと言うけど、見て見ぬ振りは出来る。フフフフ、何ちゅー話だ。ただ、それで商売はするな」
里見「お前らの首の上に付いてる物が飾りじゃないなら、後は自分で考えろ」


第375回 放送日 2015年11月11日 ゲスト 岩浪美和、山中隆弘、中山信宏、千菅春香
  • ヨコカル祭公開録音
  • 公開録音の来場者は二百人を越えていた
  • 岩浪曰く、面積の広がったロフトプラスワン
  • 通称『山中の変』の真相が明らかに?
  • 定額映像配信サービスがアニメビジネスに及ぼす影響は
  • 今の映像配信サービスは新規開店のスーパーが卵を百円で売っている状態
  • RETASとAnimoで起きた争いがデジタル移行で再び起こる
  • 音楽配信サービスを最初は無料で始めて途中で有料に移行すると客は居なくなる
  • 年齢層の低い作品でCGは売れなかったけれど配信はよく売れた
  • アニメの制作費回収に様様なパターンがあるので、BDが売れていないからと言って必ずしも赤字ではない
  • 大月俊倫・真木太郎世代が作ったビジネスモデルが時代に合わなくなっているので、そろそろ川瀬世代が次のモデルを作らなければいけない
  • 日本は過渡期が長い
  • 業界人が深夜の歌舞伎町に三十人集まってモンハンをやっていた
  • 里見自らキングレコードにミスモノクロームの納品に行った
  • 『少女たちは荒野を目指す』について語る
  • 黒田はステレオタイプに演じられると少し違う
  • 釘宮理恵の領域になりつつある花澤香菜
  • 周りの演者が生き生きと演じているので、千菅もマイクの前に立って迷う事が無い
  • 里見にしては珍しくうっかり一話をカラーでアフレコにしてしまった
発言

里見「俺さ、電車乗ってたら次は鎌倉って言われて、やべぇ乗り過ごしたって思ったら、鎌倉より遠いんだよね」

山中「川瀬さんに『何時ラジオに出る?』って言われて『もうちょっと待ってください』」
岩浪「未だ禊が……」
山中「もうちょっと。『ラジオでもう謝罪しちゃえよ』って」

川瀬「このラジオとか知らずに偶偶 疲れたから座っちゃった人なんか、こいつら何者だろう。何だあの態度の悪いおっさんはって言う」
里見「お前が言えた義理じゃないだろう」

里見「だってね、ヤマチュウの会社の常務に俺昔言われたのは、『ヒロインが一ダースだと少なく感じる』って」

里見「紙と鉛筆でこんな大量生産してんの頭おかしいからね」

里見「でも俺現場で居たら、手練のアニメーターがデジタル覚えようと思うんだって言ったら、良いから描いてくれって」
岩浪「まぁでも、長い目で見たら、どう転んだって、紙と鉛筆は何時かは……」
里見「その長い目と来週のV編とどっち大切……」

里見「先ずファックスを殺してからだね」

里見「まぁでも、アルコール入ってないとこんなもんだねって」
岩浪「拍手するとこじゃねぇだろ!!」

里見「ウルトラスーパーピクチャーズの担当は居るんだけど、持ってけよって言ったら『えー。僕らがですか?』って言われて、『じゃあ大丈夫です、僕が持ってきます』っつって」

中山「まぁ、ざっくり言うとですね、ゲーム版SHIROBAKOでございます」
千菅「あ」
川瀬「言っちゃった」
中山「まぁ会社の企画通す時もそう言ったからね!」

里見「最近流行りの岩浪組の岩浪抜き」

川瀬「明坂聡美が!?」
里見「何と言う勘所の良さ」
川瀬「明坂聡美のくせに!?」

中山「あの、何だろう、年齢感ですかね、やっぱり」
川瀬「まぁ、いい年だからねぇ」
中山「そうですねぇ」
里見「おい!」

川瀬「香菜ちゃんぽいキャラクターじゃない様な僕はイメージに……」
中山「いやそうなんですけど」
里見「でもね、オーディションで聞いたら……」
中山「あーあってなったんですよね」
里見「あーあ、あーあ」

里見「まぁでもワーナーのラインナップ聞いたら大体続きだから、まぁこれを推すって言う事で良いよね」
中山「全部推します!!」
里見「まぁこれメインで……」
中山「全部大事!」
里見「これメインでお……」
中山「全部大事!」


第376回 放送日 2015年11月18日 ゲスト 数土直志
  • イベントが惰性にならない様に試行錯誤した……が
  • グループワークでやる気があって優秀な一人の人間に周りが流され、多様な意見が出なくなってしまう場合はどうすれば良いか
  • ネットはマネタイズが難しい
  • 証券マンとアニメ情報サイトの運営は、人に知らしめると言う意味ではやっている事は変わっていない
  • アニメの映像ソフトやグッズは部屋が埋まっていく、木谷は2000年頃に言っていた
  • アニメ業界に新規参入する企業には、里見が無料でレクチャーをする
  • 深刻なライター不足
  • アニメは広く、薄くなっている
  • イベントで小洒落た格好をしているファンが増えて来た
  • 浸透して拡散して薄まる、SFが嘗て辿った道
発言

里見「皆さんが、こんなイベントがあったら良いなと言うのがあれば、何と! 飯田さんが、そのメールを読んで俯きます」

里見「やっぱりね、皆 多分 一回 俺に連絡するべきじゃね、新規参入する時ね」

数土「でも(アニメプロデューサーが)足らなくならないんですか?」
里見「まぁでもね、太平洋戦争最後まで日本出来ましたからね」

「でもやっぱり、今ラノベ原作のアニメを語るのは僕は二十代であるべきだと思う訳でよ。もう一つやっぱり、二十代、出来ればもう大学生ぐらいの方が書いてくれた方が、ビビッドな筈だと思うんですけど、中中 居ない。勿論ライターも儲からない商売なので、なりたがる人が居ないのかも知れないんですけど、そこはね、結構大きな悩みですよねぇ」

里見「だって、今のミステリーとかSFのライターって、俺が学生の時の先輩方ばっかりですよ」

里見「だから僕がよく言うのは、手塚治虫をロールモデルにしてる人達が今業界を支えてるんで、非常に危険だと言う。皆、トキワ荘世代の鉛筆を握ったまま倒れてくので」


第377回 放送日 2015年11月25日 ゲスト 数土直志
  • RUBWは川瀬、里見が応援している音響監督打越が良い仕事をした
  • 今は国産アニメの登場、OVAの登場に続く第三のアニメ変革期
  • 配信もあるので海外でも日本のアニメが普及している
  • 海外が主戦場となったゲームがアニメの十年先を行っている
発言

里見「俺は生き残れる気がしてないんだよね」

数土「何年も前から、いやいやいやこれからはニュースと言えどもコンテンツの時代なんだよって言うけど、いや中中来ねぇなぁ、待ってるんだけどみたいな」

数土「もう、(アニメ!アニメ!を)一日十回くらい見てください」


第378回 放送日 2015年12月2日 ゲスト 高取昌史
  • 若い頃にこんな風になりたいと憧れたキャラクター
  • 里見は次元大助に憧れたが煙草を吸っているところしか共通点が無い
  • 川瀬はに憧れたが名前の読みしか共通点が無い
  • ぽにきゃんBOOKSで企画からアニメ化まで自社でやったメリット
  • マニアックなポニキャンカルトクイズ、最初に自前で音楽をやったアニメはSA
  • アニメ側から原作側に変わって見える景色が変わった
  • 十代の頃に好きだったものは決まり、三十年経っても変わらない
  • 高取は感性で戦う
  • 川瀬は理論派なので『面白い』の理由を解析する
  • アニメの小説化と小説のアニメ化はどちらが難しいのか
  • 帯のキャッチコピーを考える難しさ
  • 電子書籍の同時発売は難しいのか
  • 書店で買い難い本ほど電子書籍で売れる
  • ライトノベルと言う呼称について
発言

高取「色色な事を考えると、俺はねテレビでアニメ見る時は、やっぱり酒飲んで見ないし、録画を早回しで見たりとか絶対しないもんなぁ」

川瀬「俺もアマゾンでポチって三木に取り合えずサイン下さーいって言いに行こうと思って。嫌な顔すると思うけど、ニヤニヤしながら」

里見「えっ、固有名詞とか出てんの!?」

高取「まぁね、本はフェティッシュですから。肌触りとか……」
里見「煩ぇな、そんなの石版とか羊皮紙の頃から毎回やってんだよ」


第379回 放送日 2015年12月9日 ゲスト 高取昌史
  • 第369回で語られた「知らないのによくプロデューサーになりたいと言える」「プロデューサーに求められる能力が普通とは違いすぎる」とは
  • ストブラOVAが好調!
  • ストブラ、決め台詞の巧さ
  • ぽにきゃんBOOKSについて斯く語りき
  • そろそろレーベルにヒット作が欲しい!
  • 5巻まで出すと続くと信用されて売れる様になる
  • 編集部としては他社からのアニメ化を誘う声もウェルカム!
  • アニメのプロデューサーから原作サイドになると視点は変わる
  • ぽにきゃんBOOKSは売れている他レーベルと同じ紙を使おうとしたが駄目だった
発言

里見「まぁ、アルペジオで調子に乗ってんじゃないですかね」

川瀬「(メールフォームに)地域とか性別とか入れてないから今度から入れてね。入れないと、俺 読まない事にしてるから」

里見「ちゃんと我我 娯楽特化組が何とかしますよ」

里見「まぁ未だ発売してないけどネタバレしちゃうとさぁ!」
川瀬「はぁ」
里見「あの決め台詞があるぜ!」

里見「だってのぶ先生は未だに聖エルザクルセイダーズアニメ化したいって言うからね」

里見「でもまぁ別に投資リスク無いからやっちゃえば良いんじゃないの」

里見「一部も売れなくたって高が知れてるじゃん」

川瀬「例えばこっちが、日曜五時で二十何局ネットです、って言うじゃない」
高取「……うん」
里見「吹いたな」
高取「提携しないよ?」

高取「デビューしてて、もう何万も売ってる実績があるんだけど、ぽにきゃんBOOKSで書いてみたい」
里見「それ何かメリットあんのか? おい!」

高取「売れてるから


第380回 放送日 2015年12月16日 ゲスト 無し
  • イベント『のら犬たちは荒野を目指す』で提出されたアンケートを読む放送
  • 冒頭は里見が不在
  • 影山ゲスト回で舞い上がって単なる客と化した伊平
  • 視聴者も“心の老眼”が進んでいるのでぼんやりしたフィルムが作りたい
  • 川瀬、小麦ちゃんはやり切ったので新作が作られても悔しくない
  • 川瀬、大魔法峠はやり残した感があるのでもう一度やってみたい
  • 子供向けアニメが夕方から消えていると言われるが土日の朝に異常な量が放送されている
  • 子供の生活環境と合わなくなり夕方にアニメを放送しても視聴率が取れなくなった
発言

里見「ほら本屋に行ってさ、全部の本 読もうと思わないじゃん」
川瀬「思わないですよね」
里見「その中で、これにしよう。事前情報で買う時もあれば表紙買いもあれば作者買いもあればって言う。見切ろうって思う事自体が今の量じゃ間違ってます」


第381回 放送日 2015年12月23日 ゲスト 無し
  • ユーザー層の変化、リア充オタクの登場?
  • 先週に続いてアンケートに答える
  • 飯田出演を希望する声が多いが、本人としては『お喋りが下手だから皆さんにやって貰っている』
  • 化けたと思う人として里見は荒木、沢城みゆき、川瀬は鈴村健一を挙げる
  • 飯田橋の路上で目線があった木谷に何の関係も無い会議に連行される里見
  • 結婚より子供が生まれてからの方が生活が変わる
  • 買った本が子供に破られたり、イギリスから取り寄せた五千円の本が踏み台にされたりする
  • 公開録音や地方イベントを求める声が多数
発言

川瀬「今後の放送でどんな事をやって欲しいですか? メールを沢山読む」
里見「あぁ〜……」
川瀬「うん。いやそりゃメールが沢山来てくれたらね」
里見「そうそうそう、あの普段メール沢山来てません」

里見「仮面さんが携わる奴はさ、ワーナーのイベントでかけたいんですけどって委員会に言う勇気が俺には未だ無いんだよね」

川瀬「今後の放送でやって欲しい事。ワッショイ無しの放送」
里見「出来るか! 若しくは、ワッショイを入れなくて良い様な事だけを喋るぞ。どっちが良い!?」


第382回 放送日 2015年12月30日 ゲスト 無し
  • のら犬トランスミッションバリケード
発言