ジェノの系譜
〜4〜


 ジェノの系譜四回目、今回扱うお題はダークスパイナーです。
 ダークスパイナーは設定的にはスピノサウルス型ですので、ジェノザウラー系統の直系ではないのですが、私は敢えてデザイン面から見て『ジェノの系譜』にて扱う事にします。

 ダークスパイナーは、ゼネバス帝国の最高傑作ゾイド、ディメトロドンの技術を利用して作られたそうです(爆) 我らが鉄竜機兵団の後方支援を担うゾイドでしょうか。かなりの高性能な部類です。また、SSゾイド中心の鉄竜機兵団に於いて、フューラー、イクスに続く期待のM型ゾイドです。
 しかし、大変喜んでいたミオさんは絶望のどん底(大袈裟)に突き落とした事件が起きました。それは、電撃ホビーにて紹介された『シュトゥルムスパイナー』です。簡単に言えば、シュトゥルムブースター、アクティブシールドユニットを装着したスパイナーです。その高機動ゆえに孤立する可能性のある、シュトゥルムフューラーを支援するそうです。そう、そこまでなら問題は無いのです。しかし! 何とシュトゥルムスパイナーは、バーサークフューラーを瞬殺したのです。何故に支援機の筈のスパイナーが、パーツを装着しただけで純粋な戦闘ゾイドである筈のフューラーを撃破するのですか。納得できませんよ、全く。

 さて、設定面はともかく、キットは素晴らしいものです。通常の歩行形態と、ジャミングウェーブ形態になるのです。背鰭の動きは、あのディメトロドンを彷彿とさせる(らしい)のです。
 ええと、素晴らしいと言っておきながら他に書くことが思いつきません。しかし、これには大いなる理由があるのです。そうです、ミオさんはスパイナーのキットを所有していないのです。そんな所で、了。

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