ジェノの系譜
〜1〜


 新世代ゾイド第一弾として登場し、第一回にも書いたとおりミオを本格的にゾイドにはまらせた機体、それがジェノザウラーです。
 この期待は、既存の恐竜型ゾイドとはまったく別のスタイルを持ち、2000円と言う値段で始めて電飾を搭載した機体でした。デザインもデスザウラーを基にしていて、非常に格好良い物となりました。当初トミーでは、バーサークフューラーに近いデザインの機体を販売させようとしていたらしいのですが、あまりにも旧ゾイドとデザインに差がありすぎる事が原因で、デスザウラーをモティーフに取り込み、ジェノザウラーの完成に至ったらしいです。

 ミオは、購入当時その様な理由や設定は全く知らなかったのですが、単純に惚れ込みました。また、友人も「凄い格好良い!」と大絶賛、偉く感動していました。
 デスザウラーの雰囲気を取り込み、凶暴そうな面構え、デザインにマッチしたカラーリングなど、当時の小生の目には、何処から見ても格好良く映りました。

 設定的には、デスザウラー復活計画の副産物であるOSを始めて搭載したゾイドとして、デザインにあるデスザウラーとの類似性もカバーしています。
 バトスト、アニメ、共に重要な機体として搭乗し、ライバルとして活躍していました。新世代ゾイド第一号として、非常に相応しい活躍をしたと思います。

 しかし、一番小生を虜にしたのは、他でもない尻尾フリフリです。歩かせると、尻尾を振り振りしながら歩くのです。これが、物凄く可愛いのです。これこそ、ジェノザウラーの最大の魅力であると思われます。

 次に登場するのが、ジェノザウラーの武装強化型であるジェノブレイカーです。外見的には、ジェノザウラーのカラーリング、一部武装追加されただけですが、非常に高いインパクトを持っています。それと言うのも、追加された武装と言うのが、非常に巨大なブースター、ハサミ、盾なのです。
 かなりの重武装型ゾイドなのですが、最高速度は寧ろ上がっていると言う凄まじい機体です。この機体の評価は、賛否両論分かれますが、取り敢えず小生は好きです。寧ろ、ジェノザウラーよりも好きだったりします。何故でしょう。理屈など気にせずに、格好良さにだけ憧れたようです。単純なようですね(笑)。

 上記した通りなので、商品的には武装を追加しただけです。よって、ギミック等にはなんら変化ありません。唯一上げるとすれば、背中の武装により歩行に不都合が出る場合があるそうです。非難ものですな。私はあまり動かさないので知りません。でも確かに、動く事が魅力なゾイドにしては問題かもしれませんね。

 この機は、ジェノザウラー以上に、バトスト、アニメで優遇されています。あまりにもも活躍しすぎて、一部からは非難も浴びてしまいました。小生は単純に喜んでいました。好きなゾイドが活躍して。う〜む、何だね、私は。

 どうやらジェノブレイカー、途中からはキットの成型色が変わったらしいです。どす黒い赤になったらしいです。初回版しか持っていないので確認できませんが、良いやね、どっちでも(ぉ)


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