公式ファンブックについて
久方ぶりの更新です。どうにもこうにも、ネタが中々見つからず、更新が捗りませんでした。恐らく年内はこれが(コラムでは)最後の更新となると思います。
今回のネタは題を見ればわかりますが、公式ファンブックです。四巻が発売すると言う情報を一向に聞かないなぁ、と思いながら思いつきました。
恐らくここを読んで下さる方はご存知だと思いますが、知らない方が見ているという可能性も無きにしも非ずなので簡単に紹介。
公式ファンブックは小学館から発売されている書籍です。現在出回っているゾイド関係の書籍の中では、一番充実しているかと思われます(電ホビを考えると少々微妙かも)。
メーンはバトルストーリー(箱裏に掲載されているものや、コロコロにて連載されていた(過去形)ストーリーを大幅に加筆されたもの)とゾイドの紹介。それに+αで構成されています。
一巻ではバトストが西方大陸戦争開戦からオリンポス山の戦いまで収録、機体紹介は初期に再販されたゾイド群に加えコマンドウルフアーバイン仕様、グスタフムンベイ仕様が掲載されています。
二巻に収録されているバトストはアーサーとリッツを中心に展開され、ニクシー基地が陥落する所までです。一巻に比してかなり充実している感があります。機体紹介はオーガノイドシステムを搭載したゾイドが中心。又、巻末には戦力比較表が掲載されています。誤植が多いのが難点ですが、参考にはなり得ます。
三巻のバトストはニクシー基地が陥落する所から始まり、共和国のニクス大陸への上陸、そしてレイとヴォルフの激突が描かれています。機体紹介はエレファンダー、ライガーゼロに始まり、超大型ゾイドマッドサンダーも収録。
簡単と言う割には結構長くなってしまいました(汗)
そして、ここからが本題。本題といっても別段大した事をするわけではなく、各巻に対する感想を少々述べて行くだけです。
先ず一巻です。私が一巻、と言うより公式ファンブックの存在を知ったのは、発売から暫し経ってでした。当時、ネット環境も無く、コロコロを購読していない私には、ゾイド情報は殆ど知る事が出来ませんでした。それがある時、故あって少しだけネットを見る事が出来ました。その時に初めて、公式ファンブックの存在を知ったのです。
しかし、存在は知っても中々現物を見つける事は出来ませんでした。近所の書店には売っていなかったのです。そもそも近所の書店に売っているのだったら、存在は知らなくてもタイトルで興味を惹かれたはずです。
それから暫し経ち、故あって帝都へ行くことがありました。その際に探して、初めて見つけることが出来ました。勿論即購入しました。
で、それを見た時驚愕しました。今まで箱や小冊子に書かれている程度しか知らなかった私には、その情報量は驚くほど多かったのです。特にバトストは非常にありがたいものでした。
しかし満足すると同時に、続巻の発売を非常に期待しました。そしてその期待が最高潮に高まった頃、立ち読みしたコロコロで衝撃の情報を目にしたのです。二巻の発売の情報でした。
それを知った私は狂喜乱舞。発売日を記憶し、その日が来るのを待ちました。そして発売日を過ぎた頃、私は探しました。しかし何故か見つからない。割と大きな書店で探しているし、他の揃い具合から見ても無いと言うのは非常に考え辛い。結局、見つからずにその日は帰途につきました。
なぜなかったのか、それは間も無く解けました。簡単なことでした。発売が延期されていただけだったのです。コロコロを購読していないが為に、それを知る事が無かったのでした。とにもかくにも、以前探しに行った書店にて無事見つけることが出来ました。
二巻の内容にも満足しました。一巻よりも主人公のキャラが深く掘り下げられ、量も大幅に増加したバトスト。期待に違わぬ出来でした。
そして、それから数ヶ月ほどして、ネット環境が整い、ゾイドに関する情報は容易に入手する事が可能となりました。そして知りました。公式ファンブック三巻の発売を。そして発売日、あまり期待はしていませんでしたが一応近所の書店に探しに行きました。すると、嬉しい誤算。三冊置かれていました。勿論購入して帰りました。
内容に関しては更に満足しました。ヴォルフ様が大いに活躍するバトストは、二巻と同様素晴らしい内容でした。
しかしこの巻には、気になる事もありました。バトストの進行具合と、紹介されている機体の数が合わないのです。機体紹介ではマッドサンダーまで掲載されているものの、バトストはマッドサンダーが誕生する場面までは進まなかったのです。
それを見た時、ある願望を抱きました。ひょっとしたら次巻は、夏頃に発売するのではないだろうか。バトストではマッドサンダーが登場するまで収録され、機体紹介ではCPを装着したゾイドや改造ゾイドが詳細な説明と共に掲載されるのではないか。単なる願望でしたが、バトストの収録具合から見てこの通り行かなくても夏頃に発売されるのではないか、と期待していました。
しかし、残念ながら、矢張りと言うべきかそれが叶う事はありませんでした。更には、この時期になっても四巻が発売される気配は見せず、と事態は悪くなる一方。
無論、今までどの時期に発表されていたかを知らないので、後に発表されるのかもしれませんが、普通に考えてそろそろ発表される時期だと思いますし、四巻の冬発売は絶望と見るべきなのでしょうか。くぅ、残念。