ゾイドとの出会い


 ミオがゾイドを知ったのは、アニメ放映前にコロコロを読む機会があったからでした。その時に、漫画(機獣新世紀ZOIDSの事)とゾイドの記事が確認できました。
 正直、その時は気にも留めませんでした。「新しいホビーとその漫画かぁ」、程度にしか考えておりませんでした。

 それから、二、三ヶ月の時が流れました。当時、ウルトラマンガイアを見ていた小生の前に、新番組としてゾイドがその姿を現しました。しかし、その時でも、「あ、コロコロでやってた奴だなぁ」程度にしか思いませんでした。
 放映が始まると、元来アニメ好きなので、普通に見ていました。尤も、特別面白い、とは感じなかったので、見逃す回も多々ありました。

 それから更に時が流れ、その年の12月。クリスマスシーズンに入りました。近所の店(玩具も少々置いてある、と言った程度の店です)でも、大量の玩具が売られていました。その中に、ゾイドが置いてありました。ラインナップは、当時発売されていたゾイドの小型が中心です。
 その時、何を考えたのか、小生、ゾイドを買おうとしていました。ゾイドの値段が300円程度だと思っていた小生は、二、三個買おうかなぁ、と思っておりました。しかし値段を見て、その考えが甘かった事を認識しました。
 取り敢えず、一つだけ買おうと思い、選びました。全く知識が無いので、外見だけで決める事にしました。そして、ヘルディガンナーを手に取りました。その箱をレジに持っていこうと思い、歩き出したその時、棚の上の方にあるドラゴン型ゾイド(御存知、レドラーの事です)を見つけました。
 次の瞬間には、迷わずヘルディガンナーを置き、レドラーを手にとっておりました。“ドラゴン型”と言う部分に引かれたようです。

 さて、自宅に帰り箱を開けてみた時、組み立てキットだと言う事に驚きました(実際にはもう一つ、レドラーに火器が装備されていない事にも驚きましたがね・苦笑。いや、確かに機体説明には記載されていませんが、写真では撃っているではないですか)。小生、てっきり完成品かと思っていました。
 組み立て後、動く事には感動しました。又、箱の裏に記載されていたバトルストーリーや、機体説明に惹かれました。この時点で、既にゾイドには大分心が惹かれておりました。

 そして、本当にはまり始めたのは、一週間ほど後にレブラプター、コマンドウルフアーバイン仕様を購入し、更にその後にガイサックを購入。極め付けに、ジェノザウラーを購入した時の事でした。
 これらの機体については、又別の機会に・・・


           コラムへ戻る  第弐回へ進む

トップへ戻る