第21回(我輩の野望 其の参):まだ続いてたのソレ!? そして、まさかまさかの「マージャンCOP竜」

ロ ボ:「全国のロボファンの皆様コンバンハ。我輩がロボ
     の中のロボ、ヴァル=ロボだす。」
ヴァル:「フゴフゴガガガ!(訳:コラー!元に戻しなさーい)」
ロ ボ:「フゴフゴでは何を言ってるのか、閲覧者の皆様は 
     分からないので訳すと、"私めは、ロボ様の忠実な  
     る僕、ヴァルです。てへっ♪"と申しておるのダス。」
ヴァル:「フゴーゴー!(訳:コラー!)」
ロ ボ:「前回、邪教の館の合成装置のトラブルで、三人共
     スライム化してしまったので、人間語をしゃべれなく
     なってるのダス。不憫ダス〜(^д^)/♪つー訳で今
     回は、お待ちかね、我輩の野望シリーズ第三弾
     お送りするのダス♪ え?ソンナのまだ続いてた
     の?とか、何ソレ?なんて言っちゃ駄目なのダスYO
     ♪」
ヴァル:「フゴゴ、フゴフゴ!」
ロ ボ:「とはいえ我輩一人で話しても収まりが悪いので、一
     人だけ元に戻して差し上げるのダス。我輩の開発し
     た、この、携帯型簡易復元装置で! それではヴァ
     ルさん復活ダス〜! シュビビ〜ン(効果音)」
=======ヴァルは元に(?)戻った=======
ヴァル:「・・・はぁ、はぁ。やっと元に戻った。><; ・・・!コ 
      ラー!ロボ! 早く皆も戻しなさーい!」
ロ ボ:「ホッホ。我輩に命令出来ると思ってるダスか?」
ヴァル:「・・な、何? 今日は強気ね・・・^^;」
ロ ボ:「さぁさあ・・・ハ・ン・セ・イ♪」
ヴァル:「あ、あれ?身体が勝手に反省ポーズに! ロボ、
     悪い冗談はヤメナサイ!何をしたの?」
ロ ボ:「ホッホッホ。簡易復元装置Robo-Xで復元されると、
     我輩に逆らえなくなるのダス♪」
ヴァル:「ぅ、嘘っ! わ、私をどうする気?」
ロ ボ:「ホッホッホッホ。ナニ、大丈夫ダスよ。今回は題材
     的に、いくつもコスプレして欲しいだけなのダス♪」
ヴァル:「ま、まさか、ローリングサンダー1とか?
                      や、やめて・・・」
ロ ボ:「ホホホホホダス♪ それでは今回紹介するソフト
     は、メガドラの"マージャンCOP竜"ダス。ロカしゃ
     んが取材と称して、ついでに買ってきた捨て値ソフト
     の1つダス。」

ヴァル:「え?まーじゃん? ぁあ良かったー。それなら変な
     格好は無さそうですね。^^; しかしロボ、これまた
     微妙なソフト持って来ましたね。メガドラだった
     ら"片山まさゆきの麻雀道場"とか"雀皇登竜
     門"
とか良作があるでしょうに。」

ロ ボ:「そんな完成度の高いモノは、メガドラらしくないのダ
     ス。」
ヴァル:「そんなトコ言い切らなくても。^^; 確かにその
      通・・・・は!いけないっ! ケホケホ・・・・」
ロ ボ:「本作はメガドラ初期ソフトの1つで、麻雀とは名ばか
     りの、インチキ技が横行するナンデモアリの展開、
     某芸能人のパロディな敵
キャラと、胡散臭いうえ
     に、箱絵に描いてある、主人公"竜"の顔アップが、
     ビミョーな表情といい、ドコをとってもB級グルメ
     違いなしダス。これぞメガドラだす!」
ヴァル:「あれれ? 今の聞いた感じだと、同じくメガドラ
      の"バトルゴルファー唯"に似てない?」
ロ ボ:「開発チームまで同じかどうかは未確認ダスが、全く
     同じ路線で作られた模様ダスね。キャラデザインも
     同じ人ダスし、cop竜とgolfer唯は、言うなれば義兄
     弟みたいな感じダス。ケンシロウとラオウみたいな
     関係?」
ヴァル:「多分、そんなに壮絶な感じじゃないと思います
     が・・・。 ^^;」
ロ ボ:「それともう1つ、本作は、アーケードゲームの続編に
     当たるのダス。」
ヴァル:「へー。そうだったの? それで、何ていうタイトルだ
     ったのですか?」
ロ ボ:「フフ。“スケバン雀士 竜子”といって、そう、脱衣
     麻雀ダスよ。グフフフフ♪」
ヴァル:「・・・ま、まさかコスプレって・・?」
ロ ボ:「つー訳で、チェーンジ!スケバン雀士ヴァル子!強
     制指令発動!ダス♪」
ヴァル:「ひぃやぁああっ! この年になってこんな格好
     に・・・は、はずかしい (//▽//)」
ロ ボ:「ジィイイイン! ホワァアアアン!余は満足ダス♪」
ヴァル:「・・うぅーーーー・・・。 だいたいロボ、麻雀なんて出
     来るの?ルールちゃんと知ってるの?」
ロ ボ:「我輩は以前、ゲームセンターにあった、脱衣麻雀
     のパイオニア的存在、“スーパーリアル麻雀”シリー
     ズを遊びたいだけの為に、必死でルール覚えたの
     ダス!エッヘン♪ そういうヴァルさんなんて、麻雀
     知らないダショ?」

ヴァル:「むーー! し、知ってるわよ。“勝負師伝説 哲
     也”
っていう深夜アニメのファンでしたから! アレ
     ですよね?左手芸勝手に牌交換したり、二人コ
     ンビ打ちで相手をハメたり、あ、打つ ではなく、

     つ
 でしたっけ? そういうのが麻雀の技術なので
     すよね?」
ロ ボ:「・・そ、それは! ダマされてはいけないダス! あ
     れは完全にイカサマ麻雀ダス! では折角なの
     で、コスプレチェーンジ!勝負師 ヴァル!」
ヴァル:「ぁああ・・・って、アレ?普通の格好ですね。絵柄が
     微妙に劇画調? あ、でも、成る程ね。麻雀のルー
     ル知らなくても楽しめたのは、ドラマ部分が多い事
     と、インチキありで実際よりも大袈裟な展開だった
     からですね。そういえば哲也って、原作は
少年マガ
     ジン連載
でしたね。房州さん?」
ロ ボ:「誰が房州さんダスかっ! 我輩は漫画、哲也のサ
     ブキャラではないのダス!」
ヴァル:「じゃぁ、ロボぅしゅう(房州)さんってコトで♪」
ロ ボ:「ろぼーしゅー・・・・・・・・」
ヴァル:「ほほ。冗談はさておき、麻雀漫画って普通は、麻雀
     漫画だけが載っている麻雀専門漫画誌(?)ですよ
     ね。コンビニに売ってるので少しだけ覘いたことあり
     ますが、ああいう漫画って、
麻雀知らないと何して
     るのか全く分かりません
。」
ロ ボ:「まさしく専門誌?ダス。そして麻雀ゲームって、大き
     く分けると二種類あるのダス。」
ヴァル:「二つ? それって、ふ、服を脱ぐのと、そうでないの
     と?」

ロ ボ:「・・・! ヴァルさんまで、ナニを言ってるのダスか! 
     違うのダス!真面目な麻雀か、インチキ麻雀かダ
     ス!」
ヴァル:「わ、私としたことが・・ホホホ ^^; 真面目路線って
      いうと、古くはファミコンで“井出洋介名人の実践
      麻雀”とか、フーファミの頃になると
“プロ麻雀 
      極”
とかですね。」
ロ ボ:「一方のインチキ麻雀は、本作以外にも色々出てま
     すが、何と言っても有名なのは、“アイドル雀士ス
     ーチーパイ”
ダス♪」
ヴァル:「それ、脱衣麻雀じゃないの・・・ −−;」
ロ ボ:「つー訳で、コスプレチェーンジ♪」
ヴァル:「あぁぁ・・・ 私がこんな・・・ ><」
ロ ボ:「ホホホダス。 そう毛嫌いせずに、スーチーパイっ
     て脱衣自体よりも、インチキである事を逆手にとっ
     て堂々と公言したうえで、TVアニメ風で派手な演
     出、会話がイイのダス。ステージ間に、“ぷよぷよ”
     みたいな漫才デモがあるのダスが、この会話が面
     白いのダス。話も長くて、下手するとコッチがゲーム
     の本編じゃないかって思うくらいダス。」

ヴァル:「スーチーって、ジャレコでしたね。同社のセガサター
      ンソフト“ゲーム天国”は縦スクロールシューティ
     ングでしたが、これもステージ間に漫才デモがあり
     ましたね。」
ロ ボ:「コスチェーンジ!ゲー天お姉さん♪」
ヴァル:「・・・あぁぁぁ・・・ぁ? コレはマトモですね。 ^^;」
ロ ボ:「ゲーム本編の出来が良いうえでの漫才デモ追加だ
     と嬉しいのダス。高い完成度が更に上がった気分ダ
     ス。」
ヴァル:「そうですね。でも、ゲームによっては中身がアレ
     のに、余計なトコばかりにチカラを入れちゃったのも
     ありますよね。アレとか、ソレとか・・・ゴホゴホ」
ロ ボ:「そういう意味では、本作は」
ヴァル:「本作は?」
ロ ボ:「どちらも微・・・ゲホガハ! イ・イイ味出してるダス
     YO♪」
ヴァル:「ま、まぁメガドラ初期ソフトという事で仕方ない部分
     はあります。ついでに言うと、麻雀ゲームって、大体
     どれも画面構成が同じ様な感じになりますね。」
ロ ボ:「元来、麻雀台を囲んで遊ぶものダスからね。インチ
     キや脱衣の有無に関わらず、緑色のフィールドに麻
     雀牌が並ぶ、という感じは同じダス。違うのは、せい
     ぜい視点が3D的か、真上から見下ろした感じかくら
     いダス。」
ヴァル:「こう言ってはなんですが、本作の画面構成ってイマ
     イチ、というよりも窮屈な感じですね。文字は小さめ
     で丸み帯びてて読みづらいし、キャラの顔サイズや
     雀卓サイズなど、バランスが悪くて、なんだか勿体
     無い感じです。」
ロ ボ:「インチキ技としては、牌交換、100%次でツモれるリ
     ーチ棒、相手の牌が透けて見える、積み込み技と、
     一般的な(?)ものは網羅してるダス。」
ヴァル:「インチキ麻雀って、使える技のバリエーションだけ
     でなく、話の流れも大体どれも同じですね。なにかあ
     る度に麻雀で対局して勝つと進める、みたいな。 
      ^^;」
ロ ボ:「題材が麻雀である以上、仕方ない事ダス。スポーツ
     ゲームなんかもそうダスよ。例えば、テニスゲームな
     のに、カバディしてたらオカシイだすよ。」
ヴァル:「・・・何故にカバディ・・・!? そもそもアレって、ス
     ポーツに属するのでしょうかね ^^; それは置いと
     いても、麻雀って展開が概ね似てくるのに、ソフトに
     よって完成度が全然違うのって、釈然としませんね 
      ^^;」
ロ ボ:「ほほ、それまた、スポーツゲームと一緒ダス。同じ
     野球やサッカーでも、ソフトによって良し悪しが大き
     く異なるのは、アレだすよ、一流プレーヤーと韓流、
     でなく!三流との差みたいなものダス!」
ヴァル:「うーん、そんなものかも知れません。」

ロ ボ:「そしてインチキ麻雀史上、最も良く出来たのは
     分、“スーチーパイ2”ダス。当時のゲーム雑誌で、
     セガファンにはお馴染みの“サターンマガジン”
     BEメガ以降、ソフトの評価を10段階評価で読者投
     稿を募って、その平均点で順位をつけるという、
     者ドッグレースコーナー
がありましたが、スーチー
     2は確か、9点台!トップクラスだした。そこまで高
     得点となると、他には“サクラ大戦”や“グランディ
     ア”等、まさしく極上級ソフトだす。」
ヴァル:「それは、納得ですね。私、麻雀はロクに知りません
     が、スーチー2って、他人が遊んでいるのを眺めて
     いるだけでも楽しめました。派手な演出、スムーズ
     な展開、対局中も画面上に、スーチーチーム?が
     小さくディフォルメされた姿で、トコロせましと、ワイ
     ワイ動いてるのが可愛いし、何よりも、雰囲気が明
     るくて楽しい
のです。」
ロ ボ:「題材にもよるダスが、明るさって、楽しむには大切
     な要素ダス。その点を見ると本作って、暗いダス
     ね・・・暗い、暗ぁ〜い!もっと明かりを〜!」
ヴァル:「どこかで聞いたような・・^^; ただ、雀荘って、薄暗
     くても正しい気もしますが(偏見120%♪)、本作の
     は、渋みを感じられる程、ではないのですよ。」
ロ ボ:「キャラデザイン、“ANO清水”さんと言って、前述の
     竜子やgolfer唯、スーファミで“負けるな!魔剣道”
     とかの絵を描いてて、一部で人気あるみたいなだけ
     に、勿体無いのダス。」
ヴァル:「どうせならもっと、ANO清水キャラの魅力を前面に
     出す感じの画面構成にすべきだったと思います。」
ロ ボ:「ぶっちゃけ、本作はどうダス?」
ヴァル:「やや消化不良気味ながら、あのバトルゴルファー
     唯と同じ作りで、ANO清水キャラです。バランスは難
     ありですが、題材的にはゲーム向きなので、良かっ
     たら、コレクションに加えてみてはいかがでしょう
     か。」
ロ ボ:「・・・ガサガサガサ・・・! これはっ!」
ヴァル:「ゴキブリ? でなく、なにしてるの、ロボ?」
ロ ボ:「まとめ買い捨て値ソフト群の他のを見てたら、面白
     いソフトが混ざっていたのダス。」
ヴァル:「へぇ〜、どれどれ・・・・! それはっ!」
ロ ボ:「次回はコレだす! 当然ヴァルさんには、引き続き
     コスプレフィーバー係という事で♪」
ヴァル:「ひぃ・・ ^^; で、でもコレって、二人いたほうが良く
     ない?」
ロ ボ:「そうダスね。 つー訳で、カレンさんも復活ーっ♪」
カレン:「・・・はぁはぁ、やっと元に戻れた >< そ、それ
      で?私をどうする気??」
ロ ボ:「フッフッフダス♪ 二人には次回、コンナのやアンな
     のを色々ヤってもらうのダス♪ うぷぷダス♪」
カレン:「・・・・・・・・!」
ロ ボ:「それでは皆様、次回をご期待下さいダス♪」
ヴァルカレン:「


ナレーション:「今回はこれで終了です。発想は面白そうでも、出来たソフトは・・・? 完成度って、改めて大切ですね。
         さて次回ですが、またまたロボさんの趣味が炸裂しそうな不吉な感じです。^^; プレイヤーを震撼させた
         という、あのゲームみたいです。それではまた、次回デース バイバーイ♪」

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