第16回:当社比120%のボリューム?移植を超えた移植を楽しもう!「ローリングサンダー2」

カレン:「皆様コンニチハ。最近は雨天が多いので心もジメジ
     メ、仕方なく引きこもりがちなカレンです。」
ロ カ:「コンバンハ。ロカです。雨のせいにしなくても、カレン
     さんは元々、引きこもりがちデスヨ。」
カレン:「・・・バラさなくても! それはそうと、ロボは? 今回
      もコスプレのイケニエ?」
ロ ボ:「・・・・ココ・・・・・ダ・・・・・ス・・・・よ(鈍重)」
カレン:「あ、あれ? 酷く弱っているような・・・」
ロ ボ:「・・・不覚に・・も・・前回は・・ヴァル・・さ・んの・・逆鱗
     に・・触れて・・・・・しま・・・・・い・・・まだ・・・・回復・・し
     て・・・い・・ない・・・の・・・ダス(鈍重)」
ロ カ:「アイタタタタタ^^; でも、次の回まで回復が追いつ
     かないナンテコトがあるのデスネ。」
カレン:「最近は、更新ペース速いもんねー。」
ロ カ:「ホワッツ? 更新って、ナンデスカ?_?」
カレン:「コッチの話ですよ。オホホホホホ^^; 
        あと、大丈夫だよ、ロボ。」
ロ ボ:「ホォゥ・・ワァッツ? ワ・・ガ・・・ハイ?(鈍重)」
カレン:「ギャグ漫画奥義・一発復元で、瞬時に元通りだ
      よ。 ほれっ イタイノイタイノトンデケー♪」
ロ ボ:「さてさて、今回は、工作員が秘密組織に潜入する、
     というアクションものダスね。工作員というと、どうい
     うのを想像するダスかね?(キビキビ)」
ロ カ:「回復、速っ! てか、それなら今までのボロボロな
     状態はナンダッタノです? 回復に必要なのは時間
     デハナク、心のモチヨウですか?」
カレン:「多分それ、心の中で都合よく、夢だった事にしち
     ゃってるんじゃないの?」
ロ カ:「なんと! そんな、写輪眼の禁じ手・イザナギと同
     等の技がノーリスクで使えるノデスカ! ギャグ漫画
     ってスゴイデスネ。」

カレン:「ジャンプ漫画ネタ、久々ですー。」
ロ ボ:「そろそろ欲しい頃ではないかと思ったのダス。」
カレン:「ところで工作員って、OO7みたいなの?」
ロ ボ:「惜しいダスが違うダス♪今回はロ・・・」
===バシュッ!(ロボの頭をかすめる銃弾!)===
ロ ボ:「ビクッ! Σ(´д`ll) ア・アブナイダス。」
ヴァル:「惜しいっ♪ じゃなくって、タイトル紹介は私の役目
     ですよ。」
カレン:「(ひょっとして、前回の、まだ根にもってる?)」
ロ カ:「(根にもってますね、アレハ・・・。)」
カレン:「(ソッチは、イザナギでは回復しないのね・・・)」
ロ カ:「(心の傷は、根が深いのデスヨ、キット・・・)」
ロ ボ:「ビクビクビク (゜o゜;)」

ヴァル:「さてさて、今回紹介するのはメガドライブの“ロー
     リングサンダー2”
です。」
ロ カ:「元はアーケードのタイトル、シリーズ2作目です。1
     はファミコンに移植され、PS1他ではナムコミュージ
     アム系ソフトの中にアーケード版が含まれてました。
     2である本作は最近まではメガドラへの移植のみで
     したが、現在はWiiのバーチャルコンソールでメガド
     ラ版、及びアーケード版が配信されてます。」
ヴァル:「本作はアルバトロスとレイラの二人の主人公です
     が、1では先行して潜入していたレイラが敵組織に
     捕らえられてしまい、主人公アルバトロスがレイラを
     救出しつつ、敵組織のボスを仕留めるという話でし
     た。」
カレン:「1でヒロインを救出して、2で一緒に戦うのって、あ
     の“ドルアーガの塔”⇒“イシターの復活”も、そう
     でしたね。あれ?ところでヴァルさんの衣装、レイラ
     さんって、パーティドレス着てましたっけ?」

ヴァル:「ホホホ。実はコレ、メガドラ版で追加されたオープ
     ニングデモ
に登場する格好です。通常はコッチの
     格好ですよ。(脱ぎっ♪)」
ロ カ:「・・! コ・コ・コンナトコロデ着替えてはイケマセ
      ン・・・・ダメデスッ (ドキドキドキ)」
ヴァル:「こんなふうに、下に重ね着してきて・・・って、顔真っ
      赤!大丈夫?」
ロ カ:「ダダダダイジョウブです、ハイ! 本作は基本的に
     横スクロール
で、銃で敵を倒しながら進みます。ス
     テージ中、いたるところにドアあり、武器マークのド
     ア
の部屋に入ると、弾薬補給またはマシンガン等
     の使いきり武器を入手出来ます。」
ロ ボ:「また、何も表示されていないドアは基本的に、敵が
     出てくるだけなのダスが、時々(場所は完全固定)、
     体力回復&体力上限値アップする等の、シークレ
     ットボーナス
が混ざってるダス。シークレットドアを
     探すのダス。」
ヴァル:「本作って、何気にドアの使い方が重要です。」
カレン:「そうなの? ドアを引っこ抜いて、武器として振り回
     すとか?」
ヴァル:「そんなバイオレンスな行為は出来ません^^; とい
     うか、そんな事できるのって、馬鹿力のカレンちゃん
     だけです!」
カレン:「・・・・ぶぅ〜〜〜 (`з´)/」

ヴァル:「ゲーム中の全てのドアは開けて入れますが、敵弾
     と敵の体当たりに対する回避手段としても活用でき
     るのです。」
カレン:「へぇー。そうなんだ。」
ヴァル:「ドア開けて入るには、十字キーの上を押しますが、
     上を押しっぱなしにする
と、離すまで出てこなくな
     ります。これを利用して、回避するのです。 ただし
     コレ、万能ではなく、敵によってはドアの前をウロウ
     ロするのもいるので注意が必要です。」
カレン:「最初から、弾を撃ちまくっていれば、隠れなくてもイ
     ケるんじゃないの?」
ロ ボ:「それだと直ぐに弾切れをおこすダス。といっても攻
     撃手段が一切無くなるのではなく、弾速の遅い弾が
     画面中に一発だけ撃てる状態に、弱体化するのダ
     ス。この状態ではかなり苦しくなるので、無駄弾は抑
     えるのダス。」
カレン:「うーん、敵の攻撃避けるのって案外、難しいです。
     本作のジャンプって、速くて低いので、しゃがんで避
     けれない、下段に弾撃たれると、ヤラれちゃいます
     〜(T.T)」
ヴァル:「上下に足場がある場所なら、移動できますが、障
      害物も何も無い平地だと、ハイジャンプが有効で
     す。(とっさに上を押して跳ぶというアドリブ操作が要
     求されますが)又、ドアが近くにある場所なら、敢え
     てドア前に陣取り、ドア回避を使うのも手です。と、
     実は本作には、攻撃と防御を兼ね備えた技がある
     のです。」
ロ カ:「伝説の“ガンシールド”技ですね。」
カレン:「がんしーるど?_? ガンブレイドなら、某FFに出
     てきましたが。」
ロ カ:「本作の敵って、画面の両端から歩いてくるか、ドア
     開けて出てくるか、デスヨネ。そして、全ての敵は配
     置が完全に固定デス。」
カレン:「うんうん。それで?」
ロ カ:「ガンシールド技とは、あらかじめ敵が出そうな場面
     で、先に弾を撃っておき、画面から消えないように、
     この弾を追いかけて画面をスクロールさせる技でし
     て、敵が来た瞬間に撃退可能という、攻撃は最大の
     防御的な方法デス。」
カレン:「へぇ〜。考えたね〜。確かに有効な技・・・って、でも
     コレ、敵が複数まとめて来たら、先頭の一人にしか
     効かない
のネ^^;」
ロ カ:「まさしく、“出鼻をクジく”という感じデシテ、これまた
     万能ではアリマセン。」
ヴァル:「敵の配置が固定なので、慣れてくると、ココで中か
      ら2人⇒右から1人⇒左から2人⇒上から3人、と
      いう感じで、まるでパズルを組み立てるかの様に、
      必要な弾数を“置く”ような感覚で進められるよう
      になると、ガ然、楽しくなりますよ♪」

カレン:「遊んでて思ったのですが、本作のキャラクターって
     体型がスマートで、動きもキビキビ、上下のフロアへ
     の移動も、手スリを片手でヒラリと飛び越えるとい
     う、格好良さがあります。なんと言うか、日本人の習
     慣から外れているというか、アメリカンな雰囲気
     すよね。」
ロ カ:「まさしく、OO7みたいに、華麗に、スマートに、鮮や
     かにミッションを遂行する、という感じデスネ。」
ロ ボ:「それって、我輩みたいダス♪」
ロ カ:「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
ヴァル:「もう1つ、本作は移植度が高いだけでなく、新規オ
     ープニングデモもですが、オリジナルステージがい
     くつか追加
されてます。」
ロ カ:「移植に際して、ボリュームアップって、凄いデス。」
ロ ボ:「そもそも、16ビット機であるメガドラの時代になると、
     移植ゲームによっては、かなり再現度の高い、もしく
     は見分けがつかないものも充分、可能になってきた
     頃で、人の欲求は果てしないモノ、ファミコン時代
     は、スペースインベーダーとかでない限り、アーケー
     ドの完全移植なんて夢みたいなもので、基本的に無
     理なものとして、どの部分をどこまで妥協するか、と
     いう感じダシた。」
ロ カ:「なるほど、ところが完全移植がほぼ現実のものにな
     ると、最高〜♪満足〜♪ではなく、単なる移植だけ
     では物足りなくなり、付加価値が欲しくなってきたの
     デスネ。そういう事デスカ。本作は、ある意味、移
     植モノの理想形
とも言えマスネ。」
ヴァル:「おまけ要素として、もう1つ! 本作には“サウンド
     モード”
があります。 あ、メガドラソフトって、タイト
     ル画面のオプション項目でBGMと効果音が聴けるタ
     イトルが多いですが、普通は、画面は文字だけの味
     気ない感じですよね。ところが本作は、一枚絵なが
     ら、バンドのライブ風の背景があるのが嬉しいで
     す。特にこのバンド、演奏者が、敵のザコキャラが
     モデルで、ノリノリな感じに仕上がってるのです。
      ^^♪」
ロ ボ:「本作のBGMって、1もダシたが、ジャズ調な落ち着
     いた雰囲気なので、案外このサウンドモード、家でく
     つろいでいる時にBGMとして流すのもアリかと思う
     のダス!アレ?これって、もしかしてiPodのライバ
     ル
かもダス?」
カレン:「いやいやいや! アリエナイからっ!^^; 向こうは
     多分、ライバルどころか、ラの字にも思ってないか
     ら!」

ヴァル:「ほっほっほ。なにはともあれ、家庭用として追加要
     素があるのは嬉しいです。本作って、パッと見、地
     味な印象かも知れませんが、十字キーを上に押す
     と顔が上を向いたりと、芸が細かく、丁寧に作られ
     ている良作です。」

カレン:「前述の通り、現在ではアーケード版とメガドラ版が
     Wiiのバーチャルコンソールで配信されてますので、
     余力があれば両方遊んで、原作を超えた120%移
     植を楽しんでみて下さい〜^。^)♪」
ロ ボ:「アノー。ヴァルさん? どうせなら今度、ローリング
     サンダーの1を紹介しませんかダス? というか是
     非ヤリましょうダス!ゼヒゼヒゼヒ!」
カレン:「ほぇ? 何で? おまけに、微妙に必死?_?」
ロ カ:「ハテ? 確かに1って、イイ味出してると思います
     が、面数は少ないし、内容も展開も、本作である2を
     遊んだ後だと、どうしてもトーンダウンしちゃいます
     が。」
ヴァル:「何か、特別な思い入れでも、あったの?」
ロ ボ:「フッフッフダス♪ ナニを隠そう、1の一番のウリ
     は、敵に捕らえられたレイラさんダス。面クリアデモ
     で、先の面に進む度に、捕らえられる⇒ハリツケに
     される⇒ヒン剥かれる⇒アンナ事やソンナ事(内緒
     ダス♪)、という風に、レイラ嬢の崩落の様子が、ラ
     イブ中継っぽく出るのダス♪そこで提案ダス! ヴ
     ァルさん恒例のコスプレで、その様子を実演して欲
     しいのダス♪」
ヴァル:「・・・・・・・・・・・・・・・」
ロ ボ:「そして、さらに・・・」
ヴァル:「・・・・・・ビキキキキッ!(効果音♪)」
ロ ボ:「・・・あ・・・・・サーーーーーーー(血?のひく音)」
ヴァル:「ロボちゃん♪ ちょっーと、オネエサンと一緒に向こ
     うの部屋へ、イキましょうかー。こぉんな美人と二人
     きりだなんて、良かったですねー、モテモテですね
     ー・・・・ガシッ(効果音)」
ロ ボ:「オ・オ・お助け〜ダス〜 ズルズルズル(効果音)」
ロ カ:「まさしく、シークレットドアに入りました^^;」
ヴァル:「どうして貴方は、×△※◎■ζж!!!!」
ロ ボ:「ギャフン! #$≠◎≦◆×▼〜・・・」
======ポ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜(一部、不適切な音声が発生しました。しばらくお待ち下さい)=====
カレン:「ま、またなの? ^^;」
ロ カ:「ロボットのくせに、学習能力が無いのデショウカ・・」
ロ ボ:「ημξψ no ΘΩ〜 γΞ(訳:トホホのホ〜 
                           ダス)」


ナレーション:「今回はこれで終了です。移植におけるボリュームアップ、それ自体は嬉しいですが、更に要求するなら、
         その機種、機種によって味付けを変える、というのが理想の移植ではないでしょうか? そんな訳で次回
         は、対応機種にベストマッチしたソフト、がテーマみたいです。
                               それではまた次回デ〜〜ス♪  バイバーイ♪」

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