第11回目:時代は3D映像へ!と、その前に触れておきたい隠れた逸品「メイズウォーカー」

ロ ボ:「皆様コンニチハだす。まだまだ外は寒いダスねー。
     先日なんて今更、雪降ってたダスよ。あ、いつも第
     一声はヴァルさんダスが、ちょっと買い物に行ってる
     のダス。」
カレン:「こんな寒い日は皆でコタツに入ってぬくぬくしましょ
     う。あ、そういえば電気店いったら、3D-TVのデモや
     ってまして、初めて見ましたよ。凄いですねーアレ。」

ロ カ:「ゲーム業界でも、発売直後の3DSもあるし、PS3は
     ファームウェア更新で3D映像も可能になったとか。
     ワタシ、ちょっと飲み物取ってきます。」
ロ ボ:「でも3Dって、対応ディスプレイとメガネ、ソフトの三
     つとも揃ってないと機能しないので敷居が高いのダ
     ス。」
カレン:「へへっ それなら大丈夫っ! 覚えてる?ロボ?前
     回のオミヤゲ」
ロ ボ:「ホワッツ?_? そう言えば何かあったような・・・何
     でしたっけかダス?」
カレン:「ジャーン! 3Dメガネ、買ってきたよー♪」
ロ ボ:「むむむ・・・二万もする3Dメガネだすか?物によって
     は本来の眼鏡よりも高価なものに手を出すとは、ボ
     ーナスでも入ったダスか?」
カレン:「私も最初は、そう思ってたんだけと、意外と安かっ
     たので、つい買っちゃった♪」
ロ ボ:「へぇー、どれどれダス。・・・・・! こ、これは!」
カレン:「へっへー、どう? 気に入った?」
ロ ボ:「・・・カレンさん・・・・ あ、あのー・・・・」
カレン:「ほぇ? どしたの?」
ロ ボ:「安くて当然ダス! これは、3Dメガネはメガネでも、
     3D-TVのものではなく、セガマーク3/マスターシ
     ステム用の3Dメガネ
だすっ コレではTVは見えな
     いのダスよ!」
カレン:「えぇーっ >< 駄目じゃん私。 間違えちゃっ
      た・・・・・・ゴメンネm(_ _)m」
ロ ボ:「遂に我が家にも3D−TVがっ と思ったのに肩透か
     し食らったのは残念ダスが、よくよく考えてみると、3
     DS発売直後ダスし、今このタイミングでコレをネタに
     するのは案外、オイシイかも知れないダス
     ね。・・・・・ニヤリ!」
カレン:「ぇ?え? な、何その目・・・嫌な予感が。^^;」
ロ ボ:「という訳で、今回は、カレンさんを被験者として、3D
     ソフトいってみましょーダス♪」
カレン:「ま、まぁ仕方ないデスネ。でもコレ、黒くて硬くて、な
     んだか付けるのイヤだなー
          ・・・たじたじ、おろおろ。」

ロ ボ:「四の五の言わずに、サッサと付けるのダス!ほれ
     ほれーダス♪ 
         ガポッ(強引にカレンに装着させたロボ)」

カレン:「いっ 痛っ ><  ま、待って・・・わ、私まだ・・・」
ロ ボ:「さぁ 早くっ」
カレン:「い、嫌・・・や、やめて・・・」
====戻ってきて、フスマに手を掛けるロカ====
ロ カ:「・・・・・・ぇ・・・・・・・・? 二人は一体、何を?・・・」
ロ ボ:「さぁさぁ、早くするダス。」
カレン:「ちょ・・ちょっと待って・・・・痛っ!」
ロ カ:「・・・まさか?・・・・(ドキドキドキ)」
====買い物から帰ってきたヴァル====
ヴァル:「たっだいまーっ  って、あれ?どしたのロカ、そん
      な所で。 中、入ったら?」
ロ カ:「・・・ぃぇ、あの、その、あの、今はそのつまり・・・」
ヴァル:「??? まぁいいや。ただいまーっ ガラリッ!」
ロ カ:「・・・! あぁっ イケマセン >< 」
====♪====♪====♪====♪====
カレン:「このメガネ、形が合わなくて、無理してかけると、ア
     イタタタタタ ^^; あんまり押し込まないで。」
ロ ボ:「うーん、確かに合わないダス。 というかカレンさ
     ん、案外、頭おっきぃダスか? 脳味噌は少なさそう
     なのに摩訶不思議なのダス〜。メガドラみたいに、
     振るとカラカラ音がしたりして・・・ぷぷぷダス。」
ヴァル:「こぉらーっ 漫才やってないで、今回紹介するセガ
     マーク3/マスターシステム用ソフト“メイズウォー
     カー
”始めるよぉーっ ・・・・あれれ?どしたのロ
     カ? 顔真っ赤。」
ロ カ:「・・・コホン! 何デモアリマセン。本日ハ晴天ナリ。
     諸行無常ノ響キアリ。順調ジュンチョー!朝カラ牛
     乳ー!」
ヴァル:「あらら・・・^^; 様子がオカシイですね。ついでに先
      日は天気もオカシイです。3月なのに雪って、うー
      ん。」
ロ カ:「トトトトコロデ、3Dメガネってファミコンでもありました
     が、どちらも、随分と前デスヨネ。今時の3Dと比べる
     と、技術方式もまるっきり違っていて、比較にもなら
     ないのではナイノデスカ。」
ヴァル:「ところが、現在の3D-TVの主流は、液晶シャッター
     方式と言って、TV画面は左目用画面と右目用画面
     が交互に表示されて、左目用の時はメガネの右目
     側が黒一色でシャッターされて(視力検査の時に、
     片目を隠している状態みたいな感じ)
、左右交互
     に高速で表示させる事で立体的に見せているので
     すが、実は今回のマーク3用とファミコン用も、やっ
     てる事は同じなのです。1秒間あたりの左右切り替
     えているコマ数は大きく違いますが・・・。」
ロ ボ:「その、コマ数が問題で、本作の頃は秒間コマ数が
     少なかったのダス。そのため丁度、目を開けて閉じ
     てをパチパチと繰り返した状態に近くて、点滅してい
     るような見え方だったのダス。イマドキのは大分気
     にならないレベルになってるダスが。」

カレン:「うーん、なんだか話を聞いているだけで、目に悪そ
     うデスネ^^; 平たく言うと、ゲーム中は常に、目を
     パチクリし続けた感じになるのですよね。そういえば
     本作を含めて、当時出た3Dメガネ対応ソフトって本
     数が、えらく少なかった気がしますが、普及しなかっ
     たのは、目に悪かったから?それとも、ソフトが面
     白くなかったの?」
ヴァル:「真相は分かりませんが、一般的、とは言えなかった
     ですね。 ところでカレン、3D-TVのデモ見て、立体
     映像ってどんな感じに見えましたか?」
カレン:「広告とかだと“飛び出す映像”とかって宣伝されてま
     すが、印象としては、飛び出しているのではなく、
     に向かって凹んでいるみたい
でしたー。」
ロ ボ:「そうなのダス。その見え方自体は、昔の3Dソフトも
     同じなのダスよ。そして今回紹介するメイズウォーカ
     ーは、3D映像の、そうした、奥行きが見える特徴を
     上手に活かした内容なのダス。」
カレン:「へぇ〜、そうなんだ。三次元映像って聞くと、未来の
     技術ぽいデスガ実際は色々と問題があったのか、
     本作の頃の3D対応ソフトは、ポッと出て、パッと消
     えてしまった印象が強いので、正直、あまり期待出
     来なさそうですが、大丈夫なの?」
ロ ボ:「フッフッフ。心配無用ダス! なにせ本作は、非常
     に地味で、たいしてヒットもせず、存在自体あまり知
     られていなかった・・・・って、アイヤマタレイ! しか
     しながら、3D映像の特性を活かした良作ソフトだす
     よ。ご安心あれ。」
カレン:「なんだか、タイトルも地味〜。」
ロ ボ:「さぁさぁ、泥舟に乗ったつもりになって、遊ぶのダ
     ス。スイッチ、ONダス。」
カレン:「・・・・・ほへ? ・・・・・・あれれれ? ・・・・こ、これは
     ナカナカ良いような。」
ヴァル:「でしょでしょ。」

カレン:「う、うん。 へぇ〜、ナルホド、立体迷路なんだー。
     ぁ、迷路と言っても、ウィザードリィとかの一人称視
     点の3Dダンジョンではなくて、平面の迷路を真上か
     ら見下ろした形でして、何段階か、高低差がありま
     す。」
ヴァル:「内容はシンプルで、ゴールまでたどり着けば面クリ
     ア、途中、敵が邪魔してきますが、落ちている棒を
     使って退治したり、ジャンプで避けながら進むので
     す。」
カレン:「段差があり過ぎて、もの凄〜く奥にちっちゃくなった
     りして、見た目は地味ですが、画面の奥深くに落っ
     こちそうな気分になります。なかなか新鮮な感じ
     〜。」
ロ ボ:「面数は少ないダスが、短時間でも目が疲れるので、
     案外、丁度良いのかも知れないダスね。」
ヴァル:「今時の3Dよりは少しショボいですが、遊んで見て、
     いかがでしたか?」
カレン:「面白かったですよ。ただですね、あのー、ソフトの良
     し悪し以前に、3Dメガネをかけるのって、ワズラワ
     シイです。こういうのもやっぱり、手軽さが大事なの
     ですね。」
ヴァル:「3Dについては、別の機会で取り扱う予定ですので
     今回はあまり深くは触れませんが、正直、現在の3
     Dメガネも、邪魔っぽいのです。」
ロ ボ:「そこはソレ。グラスレス3Dっていう言葉が出始めて
     きたのダス。先日発売したばかりの3DSも、メガネ
     不要で3Dが楽しめるのダス。これは楽しみダス
      〜。」
ヴァル:「3DSについては近いうちに購入予定です。どうや
     ら、ヤフオク高騰とかでなく、普通に買えるようなの
     で、ひと安心。」
カレン:「ついに我が家にも、3DSが、楽しみ〜。」
ヴァル:「ただ、問題はソフトですよね。リッジレーサーとか、
     戦国無双とかが出るみたいですが、こう言ってはな
     んですが、ゲーム内容が3D視点のものを3Dソフト
     で出すのって、安直な気がするのです。例えばリッ
     ジレーサー、多分、3D化すると画質は落ちそうです
     よね。思い過ごしならイイのですが。」

ロ ボ:「実際、3Dといっても、SF映画に出てくるみたいな、
     夢の映像!とかではなかったりするので、例えば本
     作のような、3D映像の特徴を上手に遊びに昇華す
     る、というほうが良いのではないでしょうかダス。」
ヴァル:「変に背伸びしないで、奥行きを活かしたゲームデザ
     インのソフトを期待しましょう。」
カレン:「そういう意味でも本作って、何気に凄かったのでは
     ないでしょうか。あまり知られていなくても、良いもの
     って、あるんですね。」
ヴァル:「本作、何処かで触れる機会に恵まれたら、是非遊
     んで見て下さいな。」
カレン:「・・・・・・・・! ・・あぁっ!」
ヴァル:「ホワッツ?_? どうしました?」
カレン:「セガマーク3の3Dソフトで、大事なのを忘れてまし
      た。そうでした、アレですよアレ!」
ロ ボ:「アレって? 何ダショウ?」
カレン:「私、まだ諦めてませんよっ!」
ヴァル:「も、もしかして・・・・。 ^^;」
ロ カ:「ひょっとして・・・・・やっぱり?」
カレン:「セガさーん! ア・ウ・ト・ラ・ン・3・D は、まだで
      すかーっ(絶叫)」
ロ カ:「・・・カレンさん、それは既に・・・・」
ヴァル:「死人にムチを打つような真似は止しましょう。^^;」
ロ ボ:「今回も、やっぱり最後は・・・・」
ヴァル&ロボ&ロカ:「 ><」


ナレーション:「今回はこれで終了です。最近は映画もTVもゲームもカメラも3D時代に入っているみたいですが、取りあえ  
         ず立体化するのではなく、立体である意味のあるソフトで遊びたいです。次回はシューティングを予定して
         ます。それではまた〜バイバーイ♪ (^_^)ノシ」

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