第4回:個性豊かで御免なさい♪古くて新しい「はにい・おんざ・ろおど」
         ヴァル:「皆様コンニチハ。突然ですが、個性ってとっても大
     切ですよね。」

カレン:「コンニチハ。カレンです♪今回、出だしからマト
     モ・・・でなく真面目ですね。」
ヴァル:「現代は物が、情報が溢れています。しかして、残念
     な事に、どれも似たようなのばかりで、こんなの見
     たこと無い♪というモノは、なかなかめぐり合えない
     です。又、何か1つ優れたモノが世に出ると、他所
     がこぞって真似します。結果、完成度は高いけど新
     鮮さが殆ど感じられない、というのが大半という切な
     い現状です。」
カレン:「そりゃあ、似たり寄ったりなのでなく、斬新なモノば
     かりだったら良いですが、そんなに良いアイディア
     ばかりは出てきませんし、無理して変わった事しよ
     うとすると、上手くまとまらないというパターンも多々
     ありますね〜」
ヴァル:「超大作と呼ばれるゲームでさえ、既存のものに1つ
     要素を加えました♪的なものが多い今日、そんなゲ
     ームなんて・・・・・実はありました。それも、20年前
     に!」
カレン:「ふっる〜い。そんなに昔のゲームでは、今遊ぶとな
     にかとショボかったりするんじゃないデスカ?」
ヴァル:「20年。生まれた子供が成人する程に長い期間で
     す。私も20年前はもっと純粋に・・・あ!コホン♪ 
     その話は銀河の彼方にでも置いといて、今遊んで
     もショボくなんかないですよ。操作感や内容という基
     本部分がシッカリ作られていて、BGMも世界観も画
     面構成もキャラクターもオリジナリティー豊かなの
     で、時代に左右されない面白さがあります。それ
     が、今回紹介する”はにい・おんざ・ろおど”です。」
カレン:「アルファベットで書かれていたら洋モノかと思ってし
     まいそうですが、平仮名なのですね。」
ヴァル:「そうです。和製なのです。更に言うと、”はにい”は
     主人公の名前で、相棒は”れもん”といって、二人
     (?)とも埴輪なのです。日本古来からある、ハニワ
     です。」
カレン:「ハニワが題材のゲームって見かけませんね。同社
     の”はにい・いんざ・すかい”くらいですよ。」
ヴァル:「それでは遊んで見て下さい。」
         
         カレン:「りょーかい♪ ぁ、なにコレ、可愛い〜」
ヴァル:「姿も素敵ですが、顔が最高です。へのへのもへじ
     級のシンプルな絵なのに、不思議さと楽しさと能天
     気さが同居したような表情、とってもカワイイです。」
カレン:「ゲーム開始すると、デモが始まりました。ムービー
     画面ではなく、ゲーム中のキャラクターによる演劇
     みたいな感じで、派手さは無いですが、これはこれ
     で楽しいデス。」

ヴァル:「キャラクターの可愛らしさに、つい見とれてしまいま
     すが、”はにい”に限らず、実はカワイイキャラのア
     クションゲームって、案外要注意だったりします。そ
     れというのも・・・」
カレン:「うわぁ・・・これ、難しいです。基本攻撃のキックの間
     合いが妙に狭くて、当てるのも一苦労です。^^;」
ヴァル:「そこなんです。カワイイアクションゲームは難しい場
     合が多いのです。バブルボブルシリーズ然り、ニュ
     ージーランドストーリー然り。」
カレン:「綺麗なバラにはトゲがある、みたいな感じデスカ。」
ヴァル:「ただ、このゲーム、難しいですが、全編通して丁寧
     に作られているので、ついつい遊んでしまいます。」
カレン:「先に進む程にクリアが厳しくなってきます。基本的
     に、覚えないと進むのはツライです〜。後半面は足
     場自体が狭く少なくなるので、どのタイミングでどこ
     の足場に飛ぶ、のかを何度も繰り返して覚えるしか
     ないです><」
ヴァル:「覚えて進む、というのはゲームの1つのカタチだと
     思います。大切なのは苦労を乗り越えたくなる内容
     かどうかですね。その点、このゲームは基本がシッ
     カリ作られており、面ごとに変化に富み、オリジナリ
     ティ豊かで、なによりも主人公”はにい”を動かすの
     が楽しいのです。」
カレン:「独創的でかつ、良いゲームのお手本ですね。」
ヴァル:「このゲームを作ったメーカーはフェイスといいまし
     て、PCエンジン用ソフトを10本くらいリリースしまし
     た。年齢制限で話題になった”麻雀学園”や”サイ
     バークロス”、”メタルストーカー”、”タイムクルーズ
     2”など、これまた個性的なゲームがあります。ま
     た、格闘ゲーム全盛時のネオジオでパズルゲーム
     を2本だけ出したりと、個性豊かです。いずれ、”は
     にい”以外のゲームも紹介してみたいですね。」
        
          カレン:「ハニハニワワワ、ハニワワワ(訳=ゲーム好きにこ
     そ遊んで欲しいです。オススメです♪)」
ヴァル:「・・・・・・・! カ、カレン。どうしたの?」
カレン:「ハワァ?(訳=何なに?)」
ヴァル:「顔がハニわにナっテルヨ。なンの冗談ハニ?」
カレン:「ハワワワアアア!(訳=何この顔。私どうした
     の?)」
ヴァル:「たいヘン、たぁいふぇン。ドウしまハニしょワワ。」
カレン:「ハワワンハワハワ(訳=そういうヴァルさんも声が
     オカシイです)」
ヴァル:「ハニニニニニニィ(訳=えー、私もー)」
ヴァルカレン:「ハニイイイイイイ!(訳=助けて〜)」
ロ ボ:「どうしたダス?御主人様。・・・・・!あやや、これま
     た大変な事態ダス。ハニワに呪われてしまったダス
     ね。」
ヴァル:「※◎▽×■」
ロ ボ:「お、落ち着くダス。我輩のデータバンクで対処法を
     検索中ダス。」
カレン:「$Ц▲×※※◎」
ロ ボ:「分かったダス。どうやら秘境にある温泉”埴の湯”
     に入ると直るそうダス。ただ、遠くて不便な場所にあ
     るので何日もかかってしまうダスよ。」
カレン:「ハハニハニハニワワワニハ(訳=今すぐいって来
     る。こんな顔じゃ耐えられない><)」
ヴァル:「ハニハニワワワハニワワワ(訳=カレンと二人でい
     って来るから、留守番お願いね。)」
       
        カレン:「ハニワワワニハニワニハハハ(訳=今回は真面目
     に、綺麗にまとまったと思ったのに、のに、あぁ、こ
     れってやっぱり・・・・・)」

ヴァルカレン:「ハニャワワワー(訳=トホホのホ〜)」
ロ ボ:「気をつけて行ってらっしゃいませダス。」

ロ ボ:「なにやら、慌ただしかったダス。」

ロ ボ:「暫く、ゆっくり留守番でもするダスかね・・・」

ロ ボ:「・・・・・・・・・・・ん?」
ロ ボ:「・・・! そうダス!留守の間は我輩が家を守るの
     ダス。そ、そして、ゲーム紹介も、守るのダス。そう
     ダス。これはチャンス。我輩が主役に躍り出る為の
     千載一遇のチャーンス・ダス♪」

ロ ボ:「かくして、風向きが変わったダス♪」

ロ ボ:「ふっふっふ。」
         


ナレーショ ⇒ ロ ボ「今回はこれにて終了ダス。次回は急遽、内容を変更して、ロボがお送りする”我輩の野望
                              その壱”になりましたダス。今決めたダス。我輩が決めたダス。フフフフフ。」

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