第2回:「ファンタシースター2 還らざる時の終わりに」本当の戦いはこれからだ!(少年ジャ○プ風味)
       ヴァル:「皆様コンニチハ。今回紹介するのはセガの看板
     RPGシリーズから”ファンタシースター2還らざる時
     の終わりに”です。」
カレン:「こんにちは。カレンです。ところで、今回の表題、ナ
     ンデスカ?少年ジャン○風味とか、変なのが付いて
     ますが。」
ヴァル:「あ、それは、ネタばれ発言になるので詳細は触れ
     ませんが、このゲームをクリアすると、そんな気分
     になるのです。」
カレン:「ま、まぁそれは良しとして、このゲームは、セガマー
     ク3で発売された”ファンタシースター”の続編で、メ
     ガドライブ初期の看板タイトルでしたね。前作は、
     RPGといえば動かないという当時の常識を覆した、
     敵の攻撃や3Dダンジョンの画面スクロールに滑ら
     かなアニメーション満載で、見た目の鮮やかさで衝
     撃を受けました。という事は、この”2”もまた、革新
     的な表現でユーザーを楽しませてくれたのデス
     カ?」

ヴァル:「ダンジョンは評判だった3Dを廃止し、一般的な
     RPG同様、2D見下ろし型の視点に変更されまし
     た。3D視点の迷宮って、家庭用ではウィザードリィ
     や女神転生が有名ですが、2Dに比べると、難し
     い、取っ付きにくい感があってか、一般的とは言い
     難い印象があったからでしょうか。しかし、そこはフ
     ァンタシースター、2Dダンジョンを二重スクロールで
     表現して、メガドライブの16BITパワー(?)を見せ
     付けたのです。」
カレン:「本当だ。滑らかな二重スクロールは綺麗です
     ね。・・・・・でもこれ、初めて見たときは凄いと思いま
     すが、見慣れてきたら、なんだか邪魔っぽいような
     気がするのですが。」
ヴァル:「ぽいではなくて本当に邪魔なのです!」
カレン:「・・・・・・・・・・・・・」
ヴァル:「ほほ、ダンジョンについては、誰でも親しみやすい 
     表現に変えたという事で良いと思います。それより
     も、私がこのゲームを買ってきて始めて遊んだ時、
     独特の近未来的な世界観に引き込まれました。セ
     ガの作る未来の情景、というのでしょうか。前作や、
     セガマーク3ソフト”星をさがして”と通じるものがあ
     ります。そしてこの雰囲気は、後のファンタシースタ
     ーオンライン、現在のファンタシースターユニバース
     にも繋がってゆきます。」
カレン:「シリーズ通じての共通の世界観って大切ですよね。
     続編を遊んだ時に、あ、またこの世界に帰って来た
     な、という感じが懐かしくもあり嬉しいですね。某ドラ
     クエやFFもそうですね。近未来的世界観という点で
     は、”ゼノサーガ”や”スターオーシャン”も独特の未
     来世界を描いてます。」

        
           ヴァル:「このゲーム、いわゆる見下ろし視点のフィールド型
     RPGですが、面白いのは、自分の家を持っていると
     ころです。」
カレン:「あれれ?他のRPGでも、ゲーム開始は自分の村や
     城から始まるのが一般的で、自分の家なり城なり、
     持っているのでは?」

ヴァル:「よくあるRPGは、始まりは自分の村でも、シナリオ
     が進むと次々と場所が変わり、拠点となる町も変わ
     っていきますよね。自分の家ってゲーム開始時の
     少しの間だけで、後は、家に帰る用事も必要もない
     のが殆どです。つまり、家という実感が感じられな
     いのです。」
カレン:「確かにそうですね。自分の家とはいっても、そこら
     へんの町にある建物と何も違いがありませんね。で
     は、これは違うの?」
ヴァル:「このゲーム、主人公ユーシスと妹のネイを含めて
     プレイキャラクターが8人いるのですが、どこかの町
     でイベントに巻き込まれて解決したら仲間になる、と
     いう一般的スタイルと異なり、シナリオが進むと、自
     宅に尋ねてくるのです。自ら名乗り出てくるのです
     よ。バイトの面接みたいに・・・
カレン:「・・・・な、なるほど、面接があるから時々、家に帰ら
     ないといけないのデスネ。そう聞くと妙に生活感が
     出てきました^^;」
ヴァル:「主人公の住んでいる町は、この惑星のちょうど真
     ん中あたりに位置していて、基本的にこの町が拠
     点になるので、最初立ち寄ったきり、という状態に
     はならないのです。」
カレン:「上手く出来ているのですね。それと、あくまで個人
     的趣味ですが、BGMがイイですね、これ。ボス戦の
     BGMが格好良いです。盛り上がります。シナリオも
     何か凄いですね。」
ヴァル:「当時としては、シナリオや展開、演出が他所ではあ
     まり見かけない、意外なものが多かったと思いま
     す。RPGとしてのバランスは、豪快というか、やや雑
     な部分も見え隠れしますが、物語中盤から終盤に
     かけての怒涛の展開は、是非とも体験してみてくだ
     さい。いまならセガエイジズで発売されてますので、
     PS2(プレステ2)でPS2(ファンタシースター2)が遊
     べます。略称がマギラワシイですね。・・; 特に、名
     作のPS4(千年紀の終わりに)の前に遊ぶとより楽
     しめます。」

カレン:「最後に、やっぱり気になるのですが、この表題の意
     味は?」
ヴァル:「ぁ、簡単に言うとですね、某ジ○ンプ漫画の最終回
     を彷彿させる展開とでも申しましょうか、RPGでああ
     いう終わり方は初めてでした。という事です。」

カレン:「・・・そこはかとなく理解しました。貴方達の本当の
     戦いはこれから始まるのです!
      やっぱり今回もラストは・・・・トホホのホ〜」
       

ナレーション「今回はこれにて終了ダス。え?構成が前回と違うダスカ?吹き出しは色々と大変で、試行錯誤ダス。」

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