第二回:XBOX国内版発売決定記念!眼前に広がる世界!まさしく幻想!「ファイナルファンタジー]V」(前編)

カレン:「・・・・ピコピコピコ」
ヴァル:「あら。」
カレン:「・・・ピコピコ、ピポッ   うーん」
ヴァル:「どしたのカレン?DSで某RPGしながら唸って。」
カレン:「RPGにも色々ありますが、基本、異世界を舞台にし
     た冒険活劇ですよ、ね!?」

ヴァル:「うん、まぁ、そんな感じ。王道ってことでしょうか。」
カレン:「このゲームに不満がある訳ではないのです。良く出
     来てるし、面白いし、やり込み要素満載で末永く遊
     べる、のは良いのですが、うーん、たまには、こう、
     何といいましょうか、背筋がゾクゾクするような刺激
     的な世界を冒険してみたいなーって思ってー。この
     ゲームが携帯機だからか、小っちゃな箱庭の中で
     遊んでいるみたいなんですー。」
ヴァル:「あー、つまり、普段は近場のスーパーで買い物済ま
     せてて充分だけど、たまには都心のデパートに足を
     運んでみたいって感じ?」
カレン:「・・・ほほ、なんだか生活感が滲みでてますが、そう
     そう、概ね、そんな感じですー。」
ヴァル:「ゾクゾクって言うとヤッパリ、迫力やスケール感でし
     ょうか・・・・・・・あ! それなら絶好のRPGがありま
     すよ。プレステ3のソフトで、今冬にXBOX360国内版
     も発売決定したという、例のアレですよ、アレ♪」
カレン:「あ、アレですか。某有名超ビジュアル志向大人気シ
     リーズですか。 ぁ、でも、セガびいきな当HPには天
     敵のような存在かもしれませんが。」
ヴァル:「そう、FF13(ファイナルファンタジー]V)です。セガ
     びいきなんてチンケな事を言ってては、立派なゲー
     マーになれません!」
カレン:「り、立派なゲーマーって・・・・私、べつにそんな・・」
ヴァル:「シャーラップ! セガマニア以前に、ゲームファンで
     ある以上、面白いゲームは思いっきり遊ぶ義務が
     あるのです!」
カレン:「りょ、了解! わ、分かりました! そそそれではい
     ってみましょう。現・ゲーム史上最上級の美麗RPG
     巨編、FF13のはじまり、はじまりー。」
ヴァル:「(・・・こよなく愛するセガのゲームと違って、これ以
     上ないような褒め言葉が次々と出てくるのね。羨ま
     しいやら恨めしいやら、そこはかとなく、切なくなって
     きましたヨ・・・)」

カレン:「ホラホラ、ヴァルさん!腐ってないで、始めますよー
     っ! スイッチON!ゲーム起動!」
ヴァル:「・・あっちはハヤリモン♪ こっちはノケモンorz〜」
カレン:「・・・!キ・キレイ! なにコレ? ハリウッド映画?」
ヴァル:「・・・・・ココハ ドコ ワタシ ハ ダレ?・・・・・・・」
カレン:「あれ? ヴァルさーん、何処?」
ロ ボ:「ドッスン!」
カレン:「あひゃ! ぁ、ロボ、ヴァルさん知らない?」
ロ ボ:「なにやら意気消沈なヴァルさんはリタイヤしたので、
     我輩がサポートするダス。(わーい、出番♪)」
カレン:「何でこんなに綺麗なのー!ドリームキャストのRPG
     には、こんなのなかったよー。どこの映画?って感
     じ!」
ロ ボ:「ホホ。ドリキャスは◎年も前に終わったゲーム機、
     かたや、PS3は現行のハイエンド機につき、その二
     つを比較する事自体、無理があるダス。」
カレン:「わーーー♪ スゴーーイ♪」
ロ ボ:「いいダスか? 基本的に、ハードウェアが進化する
     と、最も違いがハッキリするのが、1に見た目、2に
     見た目、3に音楽(あるいは、音自体)と言えマス。
     最新鋭機だからといって、必ずしもゲームデザイン
     やアイディアに優れている訳ではないのダスが、何
     よりも見た目の進化は印象強いダス。例えるなら、
     白黒TV時代の名作映画と、ハイビジョン画質で
     5.1chサラウンド時代の名作映画、どちらも面白いダ
     スが、スケール感やオドロキ、ゾクゾクする程の印
     象となると、やっぱり最新技術を取り入れた方が、
     断然違うダス。丁度、そんな感じなのダス。」
カレン:「あ、それわかるー。お店だって、人はやっぱり新しく
     て綺麗で大きなほうへ行っちゃうよねー。」
ロ ボ:「そういう点でも、最新鋭機、超人気シリーズ、超一
     流メーカー製作と、あらゆる面で現・最高峰のエンタ
     ーテイメント間違いなしと、言っちゃうダス。」
カレン:「見てみて、この表情。一昔前のポリゴン顔なんて、
     ロボットかマネキンみたいで、顔が怖かったり、気持
     ち悪かったりしてましたが、なんですか、この自然な
     表情。ゾッとしますよ。もう」
ロ ボ:「確かに物凄く綺麗ダス。(カレンさんもこのくらい綺
     麗だったらよかったのダスが・・・)」
カレン:「ほにゃ?何か言った?」
ロ ボ:「ぃぃえ、何でもございませんダス(汗)」
カレン:「ところで私、始めてからスゴイ、スゴイを連発してま
     したが、実は、映像の凄さに目が慣れてくると、幾つ
     か気になる点が見えてきました。」
ロ ボ:「ホッホー。どんな点ダス?」
カレン:「主人公達の置かれている状況というか、世界の決
     まりごととか、身分とか、始めた時点では、この世界
     のしくみが全く分かってないので、知らない言葉が
     次々と出てきて、なんだか私一人だけ、取り残され
     ている感じとでも言うのでしょうか、知らない世界に
     一人で迷い込んだ感じなのです。」

ロ ボ:「確かに、それは言えるダスね。でも大丈夫。メニュ
     ー画面から、語句の説明がいつでも見れるので、時
     折、状況を整理してみるとよいかも知れないダス。」
カレン:「はぃはーい、ポンコツ先生、しつもーん。」
ロ ボ:「はぃ、カレンさん♪(・・・ドサクサに紛れて酷い・・)」
カレン:「これって、アドベンチャーゲーム?ってくらい、決ま
     った一本道の話を辿っているだけみたいな感じなん
     だけど、もっと自由に色々したいでーす。」
ロ ボ:「フッフッフ。FF13については、ネットで調べても賛否
     両論イロイロダスが、大体まとめると、全13章から
     成る壮大な物語ダスが、9章まではチュートリアル
     で、そこからが本当のFFが始まる、という事ダス。
     実は、9章までは、今回、大幅に進化した戦闘シス
     テム、途中の章から急に強くなりだすボスとの対
     戦、ゲームの流れや世界観等を、時間をかけてじっ
     くり覚える為にある、と言ってしまうダス。」
カレン:「へぇー、そうなんだ。FFっていっても、毎度お馴染み
     の、草原や森が見当たらなくて、近未来映画的な街
     を駆け巡ってばかりなので、いつもと違うなーって思
     ってたら、本編は、まだまだこれからだからなのです
     ね。納得。」
ロ ボ:「そうこうしてるうちに、噂の9章に着きましたダス。」
カレン:「はぃはーぃ。それでは早速、9章開始〜♪」
カレン:「・・・え・・・・えええ! ・・・・ぽかーん。」
ロ ボ:「これは!・・・ポカーン・・・ダス。」
カレン&ロボ:「ス、ス、スス、スゴーーーーーイ!」
カレン:「このフィールド、見てみてー。ポリゴンで緻密に作り
     込まれた壮大な世界、迫真の3D空間が広がってま
     す。」
ロ ボ:「少々大袈裟に表現すると、この世界の風やニオイ
     を感じる、といってしまえる程ダス。純粋に凄いダ
     ス。」
カレン:「そうそう、これまでのFFって普通、無人の野を歩い
     ていると、“チャラララー”って感じで敵との戦闘にな
     るけど、コレ、最初からそこに敵、というか、魔獣達
     が居るのです。しかも、モンスター同士で争ってい
     て、追い回したりしてます。弱肉強食、アフリカのサ
     バンナみたいな感じです。」
ロ ボ:「我々の存在なんて、この世界のほんの一端に過ぎ
     なくて、本当はこんな感じに、そこに生きる者達の生
     活の営みがあるのダスね。鳥(怪鳥ダスが・・)が飛
     び、獣が野を駆け回り、岩山あり、森林あり、オアシ
     スあり。 特に、生い茂った深い森を抜けた時、眼
     前に開けた世界が眩しい日差しと共にやってきた景
     観は、さながら秘境探検みたいダス。」
カレン:「うんうん。この世界に居られるだけで幸せー。ここま
     で、予想を遥かに上回っていると、頭がパンクしそ
     ーです。」

・・・・・・・・・・ドスゥーーン!・・・・・・・・・・
ロ ボ:「ハレレ? カレンさん、何ダス?地震?」
・・・・・・・・・・ズゥゥゥウウウーーーーン・・・・・・・・・・
カレン:「はて、私達、草原の真ん中にいるのに、急に日陰
     になっちゃって。・・・・ぇ? ・・・ぇええ!後ろっ後
     ろ!」

ロ ボ:「何ダス? ゲーム紹介コーナーダスよここ。もっと冷
     静にダスね。ブツブツクドクド・・・ホワッツ?後ろ? 
     クルリ(後ろを振り向くロボ)・・・・・・・!・・・・!・・!」
カレン:「・・・パク、パク、パク(声になっていない)」
カレン&ロボ:「・・・・ギャッフーーーン!><」
ナレーション:「そこには、山の様に聳える巨大エネミー・アダ
         マントータスの姿がありました。 一目散に逃
         げ出した二人は、小さな泉の畔にたどり着き
         ました。」
ロ ボ:「ハァハァ ゼェゼェ・・ここまでくれば大丈夫ダス。」
カレン:「あービックリした。随分遠くまで逃げて着ちゃった
     ね。さっきの敵、象と亀を合わせたような姿の、おっ
     きなのが、あんなに小さく見えます。」
ロ ボ:「どうダス? ゾクゾクでしたか? ワクワクでしたダ
     スか?」
カレン:「・・・正直、この驚きは是非とも、予備知識なしで、ゲ
     ームが好きな人全てに体験してもらいたいです。」
ロ ボ:「先程の巨大エネミーは、どうやらアダマントータスみ
     たいダス。ファミコン時代のFFから出演してる敵ダ
     スが、同じ敵でも、大きさ・迫力が全く別物ダスね。」
カレン:「絵本でみた恐竜と、実物大模型の恐竜くらいの差
     があります。ハードの進化って凄いのですね。心臓
     が飛び出しそうになりました。」
ロ ボ:「しかしもう大丈夫ダス。ここまで離れれば害はない
     ダス。高層ビルも遠くから見るとエンピツくらいの大
     きさになるの法則ダス!いくら最大のエネミーといっ
     ても、良く見ると歩く速度遅いので、どうって事ありま
     せんダス。・・・勝てる気はしませんが・・・ホホホ。」
カレン:「ホホホ。 しかしここ、日差しが眩しいのね。 ぁ、向
     こうの山のほう、曇ってる。どんよりとした空でも見
     て、目の疲れを・・・ぉひょ? ・・・! ・・・! ロボし
     ゃん・・アッチ・・」
ロ ボ:「あん? どうしたのダス? また変な声出して、脅か
     そうったって、もう駄目ダスよ。大体、カレンさんは普段から、ブツブツクドクド」
カレン:「パク・・・パク・・・・・あ あっち・・・・・・」
ロ ボ:「まったく、何ダスかー・・・クルリ(振り返る)・・・・・・・・・・・・・・!・・・・・・・・・・!」
ナレーション:「どうやら二人は、見てはならないモノを見てしまったようです。気絶してしまいました。」
ヴァル:「あらら、見事に気絶しちゃってますね。という訳で、司会をバトンタッチしましょう。ナレーションさん、じゃなかった、ロボカレン、続きは私達でやりますよー。ロボカレン、では名前が長いので、略称で“ロカ”と呼びましょう。」
ロ カ:「ロカ・・・ちょっぴり素敵かも・・・ポッ」

ナレーション(今回はロカ♪):「今回は、ボリュームが多いので、本邦初公開、前後編の2回に分けて紹介することになりま
                   した。レビュー中に気絶したカレン&ロボは続行不可能として、ヴァル&ロカでお送りしま
                   す。それでは後編をお楽しみに〜^.^)v〜」

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