「地下鉄名城線で拾った会話」 2001年2月27日 火曜日 ・ 採集  

   書類を持って名古屋市役所へ。
 昼近く、というのに地下鉄にも制服姿の学生さん達が
 チラホラと。
 「テストか何かなのだろうか?」
  と思っていると、乗り込んできた女子高生の集団。
  姦しい、なんてもんじゃぁない。
 どうやらそれぞれの父親についてが話題らしく、実に
 ヒートアップしていて。ま、このテの元ネタは彼女ら
 の母親なんだろうが、いい加減私としてはそれでもう
 お腹一杯だったのですが…
 
 
「アタシんトコ? ん〜… 尊敬はしてる、カナ?」
 「ヘェ〜、マジでぇ?」
 「だってサ、一応真面目だしサ、隠れて小細工出来
 そうもねぇしサ、とりあえず悪いコトも出来なさそう
 だし、サ」
 「エライじゃん」
 「でも、
でぇっきれぇッだけどサ」
 「だひゃひゃはひゃひゃひゃ。何ソレ〜」
 「だってオメーよぉ、「好き」って言えるかぁ? 
 あのテのイキモノをよぉ」

 
  … そういうオチかい。


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