USA−P in 
 ・ 2004/03/13


● 成田 〜 NY
 
 既にAmazonで予約してたんだけど、今回の旅行の機内で観られる、って事で楽しみ
にしていたロック様主演第2作「The Rundown」、ではあったが…

 ロック様がシュワルツネッガーと比較されるのにイマイチ理解出来ないでいたがコレを
観てなんとなく納得。ホント、シュワルツネッガーのアクションコメディを観た時と印象が
大差無い。決してツマラナイわけでもないし退屈もしないが、何かしら物足りない、後一歩、
って印象しか残らなかった。
 
 この映画に限って言えば、元の脚本よりかなりカットされたようで、エピソードに厚みっか
幅が足りないせいもあるし、説明不足の箇所もかなりある。何より舞台がジャングルである
必然性が無いのが【お話】として一番辛い。そしてロック様の演技が下手ではないが決して
巧いものではなく、演技のレベルやテンションが一本調子(そこもシュワルツネッガー的だと
思った… )なのが【映画】として辛い。ロックボトム炸裂などファンにとって嬉しいシーン
もあるけど、こぅ… 【映画】ならではのロック様の魅力の新発見! ってのも無いと思う。
 正直言って『スコーピオンキング』よりも出来は良く無いと思う(実際、アメリカでの興行
成績も良くなかったし)。
 
 設定も含めて「惜しい、実に惜しい」映画だとは思う。
だからビデオやdvdのレンタルでの観賞はオススメするけど、劇場での観賞やソフト購入、
ってのはオススメはしかねる、ってトコかなぁ…
 
 日本での劇場公開は6月頃らしいんだが、さてどうなるやら…



 と、観終えて思ったユナイテッド機内。


● NY

 NYの街角ではそのロック様主演第3作の『Walking Tall』のポスターや看板が結構あって
ビックリしました。ホテル前に、モハメド・アリと並んでいる光景

 ホテル前で撮影

 にビックリしましたし
「うぉぉぉぉ、アメリカに来たんだぁ!」
 と感動もしましたが、ホント、壁張りのポスターや電話ボックスの側面など、アチコチで
見られるんですよ。
 
 これは電話スタンド。

 TVでもCMを一杯やっているし、『MEN'S HEALTH』等の非プロレス誌ででも特集が組ま
れていたりして賑やかでした。

 しかし…

 私はこの物量を見るとかえって
「大丈夫かなぁ、この映画?」
 と、かえって心配になったのは、TVCMでの演技の深さ(レベル)が『The Rundown』と
大差無かったのや、既に先行試写会後の批評が良く無い事を知ってたからかもしれません。
 勿論、成功してくれればそれはそれでいいんですが、これだけの宣伝の物量を見るとかえって
「前評判の悪さを宣伝でカバー?」
 ってのにも見えなくもなかった、ってトコロが本音ですかね… 
だって『パニッシャー』とか、これから公開される映画は一杯あって、TVCMも色々やって
いたんですが、溢れんばかりのポスターとかって殆ど観ていないんですよ、他には。

 それともコレは客層の嗜好や収入からの宣伝、なんでしょうかね?


● TV

 部屋のTV(画面内は別の番組です)

 時差ボケ対策の為もありましたが、夜11時まで粘って起きて『MADtv』を観たんですが…
さんざん事前のCMや番組冒頭、CM前に煽っておきながらホントちょっとしたモノしか出番が
無いスケッチが放送て、こっちが時差と移動疲れで普通じゃないにしろ、観た事は覚えてい
ても一体どんな内容だったのかまるっきり思い出せないシロモノだった、ってのは。

 番組が終わってすごくガッカリして眠ってしまったのだけはよく覚えてはいるんですけど… 

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