USA−P in 大阪
・ 6月15日 − 後編


○ 日本橋 〜 難波。

 仕方なくずずずぃっと北上し、難波方面に戻る事にする。
途中、ビルの2階に「輸入DVD販売」って文字を見かけて期待して上がってみるもAmazon.comやら
Yesasia.comで買える品が、自分で個人輸入する時の1.5〜3倍の値段で売られているので廃盤品
かOut of Stock商品を探してみるも無いので早々に退散したり、偶然発見っか遭遇した

 町田店と比べって凄く寂しい…

 モンゴリアンチョップ難波店の寂しさに行く末を案じてみたり、なんばウォークとなんなんタウンを勘違
いして「ここは何処なんじゃぁ!」っと混乱したりしつつ難波の地理を確認、途中ビルの3階にあるという
ので選んだスターカフェで休憩とデジカメの画像を確認…

 キーボードの「U」が消えてて使い難かったっけなぁ…

 …の筈が結局メールチェックも日記ブログの更新までしてしまう。
自分はデジタル中毒のような気がしなくもなく… その証拠に気がついたらもぅ結構いい時間になって
いたので急いで出てなんばウォークに戻ってコインロッカーから荷物を回収、ホテルにチェックインする
したのは丁度16時だった。

○ 難波の夜。

 お部屋。
 
 ホテルは思っていたよりも広かったし、防音もしっかりしているようでまずは一安心。
荷物を開け、軽くストレッチをして筋肉の動きの怪しい箇所をマッサージしてからシャワーを浴び、サプリ
メントをザラザラっと飲んでベッドに横になるともぅ16時半になっていた。
「今晩、道頓堀次郎さんと会うんだよな… 」
 そう思うと、さして疲れは感じていないものの、実際にはさんざっぱら歩き回って疲れている筈の体を
休ませる事にした。
 
 ネットでのお付き合いの人と会うのは実は二人目、である。
出不精なのもあるし面倒くさがりなのもあって、ずっとお誘いがあっても断ってきたくらいだが、今回も
私からお願いして会う時間を作っていただいたのは好奇心もあるし、
「この人なら、好き・嫌いの違いがあってもお話し出来る人じゃぁないだろうか?」
 っと思えたからだが、私が無理を言うか言わないかの頃に次郎さんのお仕事が忙しくなって残業だ
休日出勤だとなっていたので正直諦めかけてはいた。
「もし会えたのなら僥倖」
 それくらいの気分で笑かしのネタになりそうな御土産は持ってきてはいたが実際問題、仕事なんて
いつ突発事態が発生するかは解ったもんじゃぁないしなぁ… まぁ、もし次郎さんとの会合がアウトなら
夜の道頓堀か心斎橋にでも出撃しましょうかねぇ…

 っと思う間に意識を失って、次に気がつくと1時間キッカリ経過していた。
スッキリした気分で再度シャワーを浴びて身支度を整えて一服。もう一回ストレッチをして、さぁてぇ…
というタイミングで鳴った電話で次郎氏が到着したの知り、気を引き締めつつロビーに降りると
「どうも、道頓堀次郎です。」
 っと声をかけてきた姿に、ちょっと驚く。実は次郎氏に会うまで、どんな方かを想像するに
「多分、中肉中背の平均的な方なんじゃないのかな?」
 と思っていたのだが、実際の次郎氏は私よりも背が高くスリムな…

 道頓堀のドンキの観覧車、です(笑)
(写真は過剰な心理的イメージです)

 それでいてガリガリというのでもなく、多分粘りのある筋肉質の感じで、実際握手してみると手の長さ
といい大きさといい、そして雰囲気からして
(これは昔ヤンチャだったお方なのかも?)
 っと思う。あ、別に威嚇されたとかそういうワケではなく、非常に穏やかな御方ですが、生まれつきの
草食動物的な穏やかさ、ではなく、歳月によって丸くなった穏やかさ、っと言えばいいんでしょうかね?
 清濁併せ呑む事が出来る人って言えばいいのかな?
 
 初ミナミの私を気遣っていただいてホテル近くの某居酒屋チェーン店にて乾杯。
「私はどぉ〜もオチのハイスポットまでのダラダラ、グズグズが嫌なのも含めてデスマッチ系って駄目な
んですよ」
「わてはUSA-Pさんとかのように映画が面白いとは思えないんですよ」
 っとお互いの嗜好は違っていて、生まれた日も育った場所も違えども、面白がる性分が似ている部分
もあってかお話、楽しゅうございました。
「やっぱちゃんとシないと駄目なんですよね」
「あ、それは自分もそうです! やっぱどうせスるんだったらシないと!」 
 って部分の意見の合致も一杯ありましたし、そうでない部分も違うからこそ面白くて、アッと言う間に
時間とお酒が過ぎていきまして…

「では、そろそろお開きにしますか」
「そうですね。私と違って次郎さんは明日も会社ですしね」
「じゃぁ大阪、楽しんでってください」
「ええ。本当に今日はありがとうござました。」
 っと店を出て最後に握手し別れてのホテルへの帰り道。

 一杯いろんな店があって、既に23時半だというのに人の熱気もあって。次郎さんとの時間の楽しか
った気分とお酒にフラっとこのままホテルに真っ直ぐ帰るのもなぁ… っとヨコシマな浮かれ気分なんて
随分と久しぶりだよなぁ… 思えば一人での旅行なんて結婚して以降初めてじゃぁなかったっけぇ?
 っと歩いていて、フッと感じた視線を追ったらのぞき部屋の呼び込みの兄ちゃんと目が合った。
(あぁ、懐かしいさねぇ、こういうのも… )
 と和んだ気分だった筈だが、何故か兄ちゃんは目を逸らすと別の酔っ払いに声をかけていたのには、
なんとなく気分が醒めてホテルへと戻る事にした。
 
 行きたくて行きたくて仕方無いってワケじゃぁないんだが、と言って全くの否定をされたかのような
反応をされるのもいい気分はしないもので。そりゃまぁ親しみやすい外見をしていない私ではあるし、
現役時代のもっとキリキリした緊張感でいた頃なんて【本職】の方からガンをつけられまくってたものだ
が… 飲み過ぎたのかなぁ? それとも初めての土地でどこかしら剣呑な雰囲気でも出しているんだ
ろうかね? それとも背後に妻の生霊でも見えたかのかねぇ?(笑)

 とりとめの無い思考をしつつシャワーを浴び、歯を磨き、ストレッチをしてサプリを飲み、ベッドに寝る。
今日は結構歩いたが、明日もシッカリ歩く予定だし… っと見た時計は既に日付が変わっていた。

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