「 。゜(゜´Д`゜)゜。 」 − 2003・03・07


 今日。
 マルチリージョンDVDプレイヤーが我が家に来た。
海外のソフト… っていうかWWEと映画と音楽だけだが… の為の導入
なんで、正直なトコロ
「マルチリージョン機である」
 というトコロに力点があって、後はまぁ… 今より悪くならなきゃぁいいか
と思っていたんですよ。あれこれ贅沢言ったって6年前の27型TV画面だし、
ドルビーシステムなんて導入出来ない、一戸建てでも築35年の木造だし…

 ってね。
 でもねぇ…

 接続して、既に何度も観た事のある映画を試しにかける事にしましてね、
『アメリ』ん時は
「音がクリアーになった、か? まぁ画質が… よくなった… かな… 」
 って程度だったが『ナイトメア・ビフォア・クリスマス』をかけたら妻ともぅ
「うをぉぉぉぉ!」
「さ、触れそぅ… 」

 って、眼が釘付けになってしまったですよ。

『アメリ』ってわりと色を強調した画面だったから気づきにくかったんですが、
そうでない映画の時にハッキリと解ったんですよ。

 色の再現力、というか発色が段違いにいい。

 より画面の鮮明さが増している。

 そして音声再現力も上がっている。


 TVもケーブルも、そしてソフトも全く一緒で、変わったのはプレイヤーだけ、
ってのに、絵も音も実感として良くなっているのが解りましてねぇ… 私だけ
なら錯覚かもしれませんが、妻まで見入ってしまう程に、とにかくイイ!!

 画面の中のマペットが触れそうな程に現実味を感じ、1つ1つのデティールの
細かさがより鮮明に、そしてつけられていた擬音やSEもより存在感を持ち…
「じゃ、じゃぁコレは!?」
 とライブ映像のテストとして『レッスルマニア18』をかけたらもぅねぇ…

 今までのプレイヤーは何だったのか、っと。

いや、今までのプレイヤーでも「綺麗だ」と喜んでいたんだけどもぅなんかねぇ…
 
 例えるのならば、
 
 VHSビデオをファミコンとするのなら、
 今までのDVDプレイヤーはまぁスーパーファミコンかと。
で、今日買ったJCV(ビクター)のXV−S62SLはというとN64かプレステですな。
(これでデジタルハイビジョンTVに光ケーブル接続なぞしたら多分PS2かGCって
トコになるんだろうか? ちょっと家にある感覚が想像出来ない… )

 ロックvsホーガンをとりあえず遺恨プロモから観だしていったんだけど、なんかこう
鳥肌が立つような、戦慄にも似た感動がこみ上がってきたんですよ。
「うぉぉ… 髪の毛の、髭の1本1本まで見えるような…」
「っていうか前よりも生っぽく見える… あ、汗の粒が…」
「しっかし、こんなに会場のライティングって綺麗だったんだなぁ… 」
「なんていうの? 角質を取ったっていうか、一皮剥けたようなこの画面って… 」
 観客一人一人の顔の表情もよく見えるだけでなく、この会場に響く歓声の生っぽさ
ったらあぁた。前のプレイヤーでは感じられなかった臨場感にゾクゾクしてくる。
「同じソフトなのになぁ… 」
「同じソフトなのにねぇ… 」
 と、妻共々感動する事しきり。


 だって『レニングラードカウボーイズ/ゴー・アメリカ』だろうが、大昔のTV番組の
MONTY PYTHONにしたって勿論宮崎アニメだって何だって、今まで何度も観て
きたソフトがどれも綺麗で、より高音質に再生させているのが錯覚ではなく実感、体感
出来るってのは、やっぱり感動しますよ。
 繰り返しになりますが、TVもケーブルもソフトも一緒なんですから。
 変わったのはプレイヤーだけなんですから。
理屈では解っていても、ノンプログレッシブからプログレッシブ機になったと解ってても、
でも、ここまd違うものになるとは思わなかったなぁ… と。


 そう、
今までのプレイヤーは「見る」だったのが、今度からは「観る」だと思う。
それくらいに、違う。いやもぅ、ハッキリと違う。

 たかがDVDプレイヤー、それも3万円クラスのモノだというのにこの違い…

 あぁ、いい買い物した!
 というか、買い物で感激したのなんて久し振りだよ!  。゜(゜´Д`゜)゜。

▼ 追記 2004・06・16
 この時の感動は、同年、TVの故障による買い替え、ケーブルをD1端子に変更した時
も感じたものと似ていたなぁ… と。1年経って、すっかり今の環境が当たり前になってる
自分は正直言ってここからグレードを下げるのは嫌だなぁ… と思っていますが、妻は
そんな私を「贅沢者ぅ〜」と言います(笑)。でも、いいモノはいい状態で観たいですし、ねぇ?


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