「年齢規制」 − 2003・11・07


 先日、『Charies Angels - FT』を購入した。

劇場で観て好きになった… とってもHAPPYな映画だったのと、
ストーリーがどうでもいい、ってのもあってUS版を予約したんだが、
日本版も来週に出ると知ってちょっと驚く。
 とは言え、
 USオリジナル版とリリース時期が近いって事は、
「日本版DVD特典は、US版から減らしてあるけど 早く出してやった
んだから感謝しろよ手前ぇら」
 ってメーカーの意思表示かもしれないし、実は日本版がUS版の
どちらをマスターにしているのか解らなかったのと高いのでパスした
んで正直、どうでもいいんだが… ってのは前書き。


 予約したのはUS
「PG−13」フルスクリーン版
 本来なら
「映画をTVサイズで撮る馬鹿いねぇよッ!」
 って事で是が非でもワイドスクリーン派なんだけど、そっちの方は
「Unrate」版… って、一体どういう意味付けかよく解からなかったの
で、あくまで日本の劇場で観た方が欲しいので迷ったんだけど特に
R指定の事柄が無かったと思うので「PG−13」を選んだんだが
、この映画に限って言えば
「まぁいいかぁ〜 少しでもアップになった方が〜」
 と思えれたからまだいいんだけど、
「でも結局、年齢規制ってどうなってるの?」
 って疑問は解消されなかったりして。


 日本の場合、

一般 − 子供が見ても大丈夫
PG12 − 12歳未満が見るには親の了解が必要
R15 − 15歳未満は見ることができない
R18 − 18歳未満は見ることができない


 ってのだが、
主にエロ、ずっと下がって残酷描写、ってくらいが規制の
分かれ目なのね。これが

 アメリカの場合は、

G − 子供が見ても大丈夫(=一般作、ではない)
PG − 子供にとっては不適切なシーンがある
PG13 − 13歳以下にとっては不適切なシーンがある
R − 17歳以下は親、もしくは大人の同伴が必要
NC−17 − 17歳以下は見ることができない


 性や残酷描写だけでなく、飲酒や喫煙、人種問題等、映像だけでなく台詞
までこの規制の分かれ目になるのだが日本人の私からすればどこでどう、
規制に引っかかるのかがイマイチ不鮮明なのと、amazon等の海外通販を
利用する際にコレ以外に出てくる
「Family Viewing」
 と
「Unrated」
 が加わって、もぅワケわかんない。
「「Family Viewing」って「G」と一緒じゃないのん?」
 というのよりも、個人的には
「一体「Unrated」ってどういう位置づけなのよ?」
 って方が切実なのね。


 私は「Un」「Rated」… 「未規制」かなぁ〜 って最初は思ったんだけど、
だけど「Emmanuelle」等のエロ映画がPGやNCではなく「Unrated」で
売られてるし、ホラー映画等ではわざわざ「Unrated」版と「R−rated」版
が売られてたりするのね。
「未規制」って意味なら、こういうのはあり得ないから、「年齢規制・非対象
商品」… MPAAのレィティング外に問題シーンとか描写をカットや加工した
ものだと思ったんよ。

 が、どうもこの解釈も違うらしい。
 と言うか、
「Unrated」も「R」も「NC−17」も個人輸入出来るから何がどう、どこがどう、
って基準がサッパリ解からない。

 例えば今回買った『〜FT』だと冒頭、まずメッセージが出るのだが、それは
「この映画はオリジナル版より修正・加工をしたものです。
 画面比率をフルスクリーンに加工してあります。」

 ってのなんだけど、映像そのものに違いもカットされた部分も見当たらないん
だけど、言われてみれば英語字幕と台詞がなんか違うトコロも多少あるような
気がしないでもないんだけど字幕と音声が一致していないソフトなんざぁいくら
でもあるし…

 まだ冒頭のメッセージが「オリジナルから画面比率をフルに〜」って文章だけ
ならまだ納得出来るんだけど、別々になってると、「じゃぁ一体どこが?」と思いま
せん? とか、

 一体、どうしたらいいんだよ?
 ホント、ワケわかんねぇです。


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