「勘弁してくれよ」 − 2004・02・10

 DVDの映像特典によくある劇場予告編やTVのCM。
 お国柄とか出ていて
「あぁ、成る程ねぇ… 」
 とか
「これはちょっと… 」
 とか
「ふざッけんなッ!(怒)」
 とか色々と思う訳ですが…


『デッドコースター』のDVDにはアメリカ本国版予告編と、日本版劇場予告編
が収録されているんだが、見比べてみて思いましたね
「日本版予告編はダサイ」
 っか
「配給会社は観客をナメきってやがる」
 ってね。
ショックシーン、ゴアシーンが売りの映画なのに、サワリだけでも見せちゃ駄目
だっての。US版と同じように寸止めで期待を煽らなくてどうすんの。
「そうでもしないと、そこまでしないと客は来ない」
 ってのは、単純に配給会社の思い上がりで、日本の客をナメてるか馬鹿にして
るだけにしか過ぎないよ。

 いい意味で
「宣伝に騙されたぁ… 」
 って思うのならいいよ。だけど、
「こんな予告じゃぁなぁ… まぁ劇場で観なくてもいいか…」
 って思わせるようなモノ作ってんじゃねぇっての。
映画監督とかになりたくてもなれなかった連中が、配給会社って権力をカサに勝手
に素材をツギハギして作られるのが日本の予告編なんだが、監督気取りも大概に
してもらいてぇや。どっから手前ぇらの食い扶持が出てると思ってやがんだ?

 だから日本では映画産業が畸形化してんだよ…


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