「ホンット、疑問。」 − 2004・02・26

 去年観た映画の中でも妙なテイストとインパクトにシビレた『KILL BILL』の
dvdの発売が決まったのだが、「Vol.2」公開延期に伴う「Vol.1」dvdのリリース
延期もあってかUS版も日本版も殆ど一緒っか2日しか違わない。
 だったら早く届く日本版を… と予約購入する事にしたが趣味の範疇で言うと
ジャケットはUS版の方が好みだし、どうせ画質、音質共にUS版の方がいいんだ
ろうからいずれ購入するかもしれんなぁ… とか思うのはマニアだからかなんだ
ろうなぁ(自爆)。

 とは言っても。
やはり私の場合はあくまでも本編に対して執着があるんであって、日本独自の
特別、初回限定DVD−BOXとかって全然興味の対象にはならんのよね…

 今回の『KILL BILL』にもプレミアムBOXなんてのがリリースされるけど、SUPERIBIT
みたいに本編と特典を2枚のディスクに分けて映像・音質共にクオリティUP!っての
じゃなくて、単に通常版に

●オキナワTシャツ
(ウマ・サーマンがハットリ・ハンゾウの寿司屋を訪れる時に着てたヤツ、か?)

●名刀ハットリ・ハンゾウ(1/10スケールモデル)

●ベアブリック(“MURDER BRIDE VERSION”)

●24Pオールカラーブックレット


 ってオマケがつく
だけ。
まぁオマケつけて2千円チョイとUPってのはまだ良心的な価格の方かもしれんけど、
そんなんだったら通常版との差額で映画秘宝増刊『キル・ビル & タランティーノ・ムービー
インサイダー』を購入した方が充実感がある、と思うのだけど。

 この本だったら単に『KILL BILL』だけではなく、それこそタラ公の世界ガイドみたいに
なってるし、劇場用パンフレットですら、あんまりいい精度の写真が無かったのにDVDの
初回限定生産生産っ〜売り逃げオマケがそないイイ出来になるとはど〜しても思えないし。


 しっかし、ホントにこういうオマケ付きって嬉しいのかなぁ?
確かに限定商品ゆえのオリジナルグッズが手に入るけれど、製品精度のクオリティや品質
から言ったらそないイイもんとも思えないし、
邪魔になるし。
 それともまだdvdってメディアはヲタク、マニアのモノなのかな…
アニメとかプロレスとか、ホント、暴動が起きないのが不思議なくらいの値段設定になってて、
それが下がるどころかむしろまだ上がりつづけてるんだもんな… 音楽系だってUSオリジナル
の2〜3倍してるのも普通だけどさぁ… 変なオマケとかで価値上げするよか、もっと製品の質
に拘った方が健全なのに、一向にそうはならない。かと言って皆がこんな現状を支持している
とはどうしても思えないんだが…



 ホンット、疑問。


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