・「情けなや…　」　−　２００４・０３・０１

　今日チョイとネットを巡ってたら現在公開中だかの『マスター＆コマンダー』がもぅ
トンデモな予告宣伝をしている事に対しての抗議活動をしているサイトに 出会った。

　強引に要約をすると

１・嘘丸出しの予告編
２・嘘をバレないようにする為に本編に捏造、改竄
３・そして更なる嘘、捏造の新聞などへの広告展開

　って事らしい。
志のある方々によって監督どころか字幕製作者すらも知らないうちに捏造、改竄された
部分はカットされたそうだが…

　『ＬｏｔＲ』の時と言いの時と言い、声を出す人がいなかったら、また映画配給会社の暴挙
が繰り返されていただけに、私的にとても不愉快な気分になる。

　以前、ＥｚＴＶだかで映画の予告編製作の舞台裏を追う！ ってなショート・ドキュメントが
放送されていたが、出てた予告編製作者の
「映画監督になりたかったけど、今はこういう仕事をしている」
　という物言いにカチンときたが、続けて
「本編はあくまでも素材」
「自分が（映画館で本編を）観たくなるようなものを作る」
　って言い草には本気で腹が立った。

　手前ぇ一体何様のつもりなんだ！？

ゲームとかでも【映画監督、やりたかっけどなれなかった連中】とか【作家になりたかった
けど…　】【マンガ家に…　】ってのが多いけどなれなかったもんはしょうがないし、だったら
プロとして出来る事をすりゃぁいいのに、スケベ心出して会社にも客にも金を払わせて自己
満足のマスターベーション大会、って冗談じゃぁねぇっての。

　勿論、国によって宣伝の違いはあったっていいさ。
日本は識字率が高いからオリジナルの予告編よりも字が増えていたりするのもお国柄、だと
思うよ。

　でもさぁ…　嘘、捏造はいかんだろ…

　ブエナ・ビスタって言えばソフトの売り方がアコギだったり劇場用のワイドスクリーン仕様を
勝手にＴＶ用フルスクリーンにしたり、『千と千尋の神隠し』を日本だけ赤い色で売ってるくせ
に「これが監督の意図」っていまだに言い張ってたりするトコだけど、こんなクソみたいな事
やってるのって別にブエナだけじゃぁねぇんだよな…　事の大小はあってもさぁ…

　あぁ、情けなや…

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