『SOUTH PARK』劇場版 - 2003/11/06


 元々は『MOTNTY PYTHON ANTHOLOGY』に出演していたり『BOWRING FOR COLUMBINE』
に、まさにコロンバイン高校の卒業生として語るマットの冷静さ等に興味を持って世間から遅れ
ばせに観た『SOUTH PARK』劇場版、「デカくて、長くて、切ってないヤツ」だったのだが…

 
いやぁ、マイッタ。(笑)

大人向けの… ってトコから言わば『クレヨンしんちゃん』みたいなモノなんだけど多分に政治的
なのがアメリカ的、なんだろうなぁ… 下品で過剰ではあるが、そのベースには確実にアメリカの
空気がある事を思いつつ観ていくと、何とも色々と考えさせられる映画、である。


 そのくせCGを使った場面の映画的な事ったら!
そしてミュージカル映画として楽曲(スコア)の完成度の高さ、そして画面とのシンクロ具合ったら
半端じゃぁないもの。全部のスコアを監督の一人、トレイ・パーカーが作詞・作曲って… いくら
アレンジ等はプロがやるにしても凄い事ですが、だからこそのこの映画… アメリカだからこそ
出来た、作られた映画、じゃぁないでしょうか。


 たまんないですな。
 物欲、そそりまくられですもん。

ただ、流石にあの早口でのスラングは私の能力ではもぅ追いつかないんで日本版を買うしか
無いんですが… でもねぇ… 

 この日本版のパッケージなんかよりも断然、

このUS版の方が好きなんだよなぁ…

 どうしよう?


雑記帖。 映画の感想 目次

Index