・『ケイゾク』 − 2004/04/10
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「ビューティフル・ドリーマー」ってサブタイトルからも解るように押井守への傾倒ってより
パクリなんだけど、同じく押井守からのパクリである『踊る大走査線』シリーズと比べると
出来悪いですな、コレ。
お話の整理が出来ていないし、コアなファンしか解らないであろう展開部分のイメージ
の貧困さと安さがどうにもカッタルイなぁ… っと。
やりたい事があるのは結構だけど、それを機会とばかりにこの映画でやるこたぁねぇ
でしょ? 要・不要っか、適所適材って言うかさぁ、そういう無駄な余計なモノを楽しむ、
ってのもアリだとは思うけど、それだけって映画じゃどうしょうもねぇって。
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映像的には悪くはない。
配役も悪くはないから観ていてそれ程は辛くない… まぁ役者の雰囲気に丸投げする
のは好きじゃないが、それすら出来ていない日本映画って多いし… ってのは甘い?
推理事件の解決前まではまぁ許容っか我慢出来る範囲。だけどトータルで観るとねぇ…
私が今まで観た中での最悪邦画のランキングには入らないけど、この程度の内容ならば
TVのスペシャルでやればいいでしょ。その程度の事だったんだし。
あぁ、時間を本当に無駄に使ったなぁ… と思う。
ホント、それしかございません。