『マイ・ビッグ・ファット・ウェデング』  − 2004/04/11


 日本でのTVCMでは
「ブスでデブな年増女が素敵な男性と出会って… 」
 というラブ・ロマンスもののような宣伝をしていたものの、原題が
MY BIG FAT GREEC WEDDING (私のでっぷりと大きなギリシャ的結婚式)』
 ってように、実際は人種ギャップを軸に据えたロマンチック・コメディ
であって、確かにロマンスの要素はあってもシリアスでは無い… 
ってのだったんで、『ベッカムに恋して』と同じですかね。


 ウェットにはならないドタバタは主人公兼製作者の実体験が元になって
いるそうですが、本当に『ベッカムに恋して』と構造的にも御話の運びも
同じなんだけど、イギリスゆえの階級制やらの希薄さもあって、こちらの
方が気楽に観れるかもしれません。いやホント、楽しかったですよ〜


 こういう人種の違いによるカルチャーギャップものって日本人には馴染み
にくいものがあるとは思います。私にしてもギリシャ正教との違いとかを若干
知ってはいてもそれほど詳しくはなかったのですが、そんなに理解が出来ない
ものばかりでもないのとある程度の説明は映画の中で観れば解るようには
なされてるのもあるんで、コレ、わりとオススメです。

 罪が無いし、お気楽でハッピーなものですし。
 チョイとした時間に観てみるのも悪くないと思いますよ〜



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