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Studio: Sony Music (Video) DVD Release Date: July 27, 2004 Color Number of discs: 2 ASIN: B00028G6TO |
・『WWE - Hard Knocks: The Chris Benoit Story (2004)』 − Region 1
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Studio: Sony Music (Video) DVD Release Date: July 27, 2004 Color Number of discs: 2 ASIN: B00028G6TO |
・クリス・ベノワの生い立ちからＷＭ２０でのＵＳヘビー級王者戴冠までをまとめた個人物ＤＶＤ
なんですが、様々な地でキャリアを積んできたベノワのＤＶＤらしくＷＷＥ時代より前に焦点っか
重きを置いた編集で、これまでのベノワをうまくまとめた一品、だと思います。
・普段のスキットで歯が欠けているせいかやや聴き取り難い印象（時々音を抜かすような喋り方
を一時期してませんでした？）があったベノワですが、全然普通に聴けました。多分あれはわざ
と強調してみせた喋り方なんでしょうね。
・当初２枚組みって事で『 Mick Foley's Greatest Hits & Misses』のような構成かと思っていたの
ですが、本編＋試合の映像特典のＤＩＳＫ−１と、試合等だけのＤＩＳＫ−２の構成、ってのは正直
言って勿体無い気もしましたが… 何せ、あれだけリラックスして穏やかなベノワだったら、もっと
色々語ってくれそうな気がするんですけどね… でも、その分とばかりに新日本時代の試合の
副音声には「タズ＆マイケル・コールのＳＤ！コンビの実況（ッタズの解説がマニアック！）と、
「ベノワとディーン・マレンコによる解説（訥々としてますが、真摯で丁寧です）」があってどちらも
楽しいものとなってます。
・実は私、新日本時代のワイルド・ペガサス時代ってダイナマイト・キッドのコピー色を強く感じ、
Ｄ・キッドが好きだったが故に好きじゃなかったんですね。しかし、ＷＷＦ（当時）に入ってからの
カートとの抗争や復帰後の０２からのＳＤ！で繰り広げられた名勝負の数々を観るに… 特に
『Royal Rumble 2003』でのカートとのＷＷＥ王者戦とその後のスタンディングオベーションの中で
泣きそうになりながらひきあげてゆくベノワの姿にトドメ刺されました。
・このＤＶＤはＥＣＷやＷＣＷ時代もキチンと取り上げていると思うので月日と共に、団体の役割
やポジションと共に微妙にレスリング・スタイルを変化させている部分と変えない部分を観てとれ
てすごく興味深いものとなっていますし、その１つのゴール、頂点としてのＷＭ２０での戴冠には
グッとくるものがありましたね…
・このＤＶＤには『Royal Rumble 2004』放送終了後にあったベノワとＳＣＳＡとの乾杯、なんて素敵
なシーンも収録されていたりして、足りないと思う部分は殆ど無いんじゃぁないんでしょうか？
・ … とは言いつつも、まぁＤＶＤ容積の都合もあるんでしょうが、野暮を承知で言えば
・ ＷＭ２０００での三つ巴戦
・ カートとの抗争（ＷＭ１７、アルティメットサブミッションマッチ、三本戦等）
・ ロックとの王座戦（Ｆｕｌｌｙ ＬｏａｄｅｄはＤＶＤ化されてないでしょ？）
・ ＳＣＳＡとの王座戦
・ ブロック・レスナーとの王座戦（レスナーの変形マフラー・ホールド初披露の時）
…など、収録して欲しかった試合も一杯ありますし、『Royal Rumble 2004』のランブル戦プロモや
フレアーとのスキットなどあればもうちょっと駆け足にならない印象になったのでは無いかな…
という欲はありますよ、既にＤＶＤで持っていたとしても。
・まぁもうちょっと残念だったのが、ベノワについてコメンする人には
・カート・アングル
・ポール・ヘイマン
・ライノ
・シェイン・マクマホン
・ヴィンス・マクマホン
とかも欲しかったなぁ… フレアーさんとかも出たのならば何故に！ と言うのは贅沢ですが。
・でも、ＷＷＥの個人物って編集が巧いと思うんですが、今回の締めのプロモがもぅねぇ… 観て
いてなんかこぅ、ジーン… ってきてしまいましたね。地道に、色々と腐る事もあったろうけどまず
地道に、自分の仕事を、その時に出来る事を１１０％やってきたベノワの辿り着けた結果と境地
と感慨が、じっくりとこちらに伝わってくるいいＰＶでしたね…
・さて、画質、音質共に素材の状態のばらつきがあるんで一定とは言えませんが、観れないワケ
ではないんでこれで充分ではないでしょうか？ 個人的に意外だったのが新日本時代のビデオ
の保存状況の良さ！ ＥＣＷ等と比べても全然綺麗で流石はＴＶ局… といったトコロでしょうが
こういう素材を無為に死蔵させてるのは勿体無いですよね…
・もっと詳細を知りたい方は『道頓堀次郎のアメプロDVD徹底レビュー』へＧＯ!
私よのよりもずっと熱いレビューが掲載されています。
○ EASTER EGGS − 『WWE - Hard Knocks: The Chris Benoit Story』
● Disc 1
・EXTRAの「Chris Benoit vs. Sabu」にカーソルを合わせて「←」。
ＥＣＷ時代のプロモと言うかスキット。多分、これからＷＣＷ参戦… ってのかな？？？
● Disc 2
・EXTRA１ページめの「Chris Benoit vs. William Rega」にカーソルを合わせて「→」。
「I am Chris Benoit」って題名がついてそうなプロモ。狂獣としてのものでなく、しっとりとしたＰＶ。
・EXTRA２ページめ「Back」にカーソルを合わせて「→」、で歯のマークにカーソルが移動するの
で「ENTER」、で再生。
お父さんによるベノワの歯が欠けた由来っか原因。本編の没分、かな…