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Studio: Sahamongkol
Theatrical Release Date: December 16, 2004
DVD Release Date: November 15, 2005
Run Time: 95.00 Mins.
Aspect Ratio:
Anamorphic Widescreen - 1.85:1
Available Subtitles: English
Available Audio Tracks:
Thai (Dolby Digital 5.1)
SPECIAL FEATURES
・Trailer (2)
・TV Spot (4)
・Deleted Scenes (9)
・Music Video (2)
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・ 時は現代、
マフィアのボスの娘が誘拐され身代金を要求される。ボスは昔からの知り合いの武術の
達人に娘の奪還を依頼するが、送りつけてきた身代金要求VHSテープが入っていた封筒に
犯人らが住むマンションの住所が書いてある、というお馬鹿さんっぷりに
「わざわざ私が出るまでもない。私の弟子で充分さね」
っと弟子に奪還を任せるのだが、そのマンションでは既に新型SARSが蔓延していた。
アフリカで突然発生したこの新型SARSに感染した生物は極めて攻撃性の高い凶暴な怪物
へと化してしまう危険なシロモノ。とりあえず誘拐犯から娘を取り返した弟子がいざマンション
を脱出しようとするも感染を知った政府によるマンション封鎖で逃げ場が無くなってしまう。
かくして弟子、弟子の危機を察して駆けつけた達人、誘拐犯、攫われた女子高生、細菌
研究のセクシー女医さん、そして政府のお役人、それぞれが様々な思惑を持った者達が入
り乱れつつ、既に怪物の巣窟となったマンションの爆破焼却のタイムリミットが迫る…
…っというお話のお馬鹿アクション映画。
個人的に観ていて、異郷の細菌による怪物化した生物や人間との戦いってのと閉鎖空間で
の戦闘って点で『ブレインデッド(1992)』を思い出したんですが、あそこまでの出来ではない
にせよ一見ハチャメチャで適当な映画パロディの垂れ流しかと思いきや、ギャグが時に伏線
になったり繰り返しのネタになってみせたりと、かなりよく考えて作られたお馬鹿映画なんで
すよコレ。SF、ゾンビ、銃撃、恋愛、アクション、サスペンス、女子高生とシモネタ、っとテン
コ盛りのお話は登場人物の出し入れも悪くなく展開もスピーディ、ベタベタなギャグの一方で
剣を使った場面のカッコ良さ、回想でのアニメを使ってみせる演出の幅の広さ、ガチャつか
ないで安定したフレーム構成といいタイ映画界の勢いだけでなく厚みがあればこそ、最後の
EDロールまで楽しめた一品でございましたよ〜
っと、私の文章だけではアレなので興味がある方は【タイ公式サイト】にどうぞ〜
ちゃんとEnglishページがあって、予告編やフォトギャラリーもあるんで見ておくんなまし〜
・さてDVDソフトとしましては…
スキャナーではこういうメタリック系の印刷が綺麗に出てませんが綺麗な紙製のスリムな
ケースを開けると本編では見られぬシリアスな登場人物のスチルが笑えます。日本版でも
ぶっきらぼうな黒プラスチックケースのみってのも珍しくない中、こういう遊び心のあるケース
っていいですな。
画質、音質は良好でしょう。
05年末に公開&06年にDVDリリースの筈なのにクソ画質&音質だったクズ映画の
『In The Name of The Tiger (2005)』もあるというのに、こういうソフトもあるから個人輸入は
止められません(笑)。
メニュータイトルがタイ語のみなでよく解らないものの、適当に選択すればDolby Digtalなど
の英語 表記があるので何とかなるのではないかと思います。
特典も豊富で、特にDeleted Scenesは本編では語られなかったお話が中心になってるんで
すけど、そのカットによって確実に作品としてテンポもバランスも良くなっているんですよな。
こういう配慮が出来るってのはスタッフのノリや勢いだけではないって点でますます私、タイ
映画への感心を持ちましたよ!
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