・『GAME OF DEATH (1973)』 - Region All


 Studio: Universe Laser (HK)
 Theatrical Release Date:
 DVD Release Date:
 Run Time: 94 Minutes

 Available Audio Tracks: Mandarin, Cantonese
 (Dolby Digital 5.1 Surround)

 Aspect Ratio: Widescreen - 2.35:1

 Available Subtitles:
 Bahasa (Indonesia), Simplified Chinese,
 Korean, Vietnamese, Thai, Bahasa (Malaysia),
 Traditional Chinese, Japanese ,English

 DVD Features:
 ・STAR FILES (2)
 ・TRAILERS (5)

 ・ちょっと何で読んだのかは忘れてしまったんですが…

 元々、五重の塔を登ってゆきそれぞれの階で特色ある敵と戦う、ってコンセプトっかイメージ
 がまずあって、とりあえずそこを撮影している途中でブルース・リーが急死してしまった為に
 この『死亡遊戯』はこんなツギハギ映画になってしまった、ってのを読んだ事があるのですが
 その真偽はさておき、結局こんな映画だったからこそ未来が開かれた部分はあったんじゃ
 ないのかな? っと思ったりしたりして。
 
 例えば代役の人、体格も背丈もまるで違っているし技だってカケラもブルース・リーに似て
 やしないんだけど、リーがしなかった(できなかった?)アクロバティックなスタントやムーブ
 って点では幅を広げたって言い方も出来るんじゃぁないかと。
  また逆にもしブルース・リーが生きていたらその後の格闘アクション映画というジャンルは
 一体どうなっていたのか? ジャッキー・チェンは、リー・リンチェイは、トニー・ジャーは…

  とか、観ていて色々考えるくらいにこの映画の出来はヌルめですよな。
 「無理矢理な代役の人の格闘シーンの出来を除けば、まぁ格別に酷い出来の映画とは言え
 ないよな」
  って思えるくらいには香港映画も含めて数を観たせいもありますが、確か小学生高学年
 の頃か中学生の頃に深夜に放送された本作を観て
 「なんじゃこの出鱈目な映画わッ!」
  と激怒したのを思うと汚れてしまったんだろうかねぇ(笑)。

  ブルース・リーというパイオニアが果たした役目は理解してはいますがやはり彼氏は今も
 好みではないんですよね。型と言うか約束事が先に立った「当たってない」格闘シーンといい
 型が無いのが截拳道とは言え、結構映画としての型、パターンは多いとは思えないんで…

  あ、でもサモ・ハン・キンポーはカッコ良かったですよ!
 ロングのパンタロンに水面蹴りとかしていて故・橋本真也を思い出しましたよ(笑)

 ・ってのはさておき、DVDソフトとしては普通、なんじゃぁないんでしょうか。
 画質・音質はリマスター版が出てる昨今からすればイマイチかもしれませんが観られない程
 ではありません。LDレベルと言ってもいいかな? 観る分には充分ではないかと思われ。

  特典の「STAR FILES」はリーと監督の略歴が1Pってどうでもいいモノですが予告編集が
 ナカナカに豪華で、収録順に並べてみますと

  『死亡的遊戯 GAME OF DEATH (邦題・死亡遊戯 (1973))』
  『龍争虎闘 ENTER THE DRAGON (燃えよドラゴン (1973))』
  『唐山大兄 THE BIG BOSS (ドラゴン危機一発 (1971))』
  『猛龍過江 THE WAY OF DRAGON (ドラゴンへの道 (1972))』
  『龍在江湖 LEGACY OF RAGE (ファイアー・ドラゴン (1986))』

  …っと、何故か息子ブランドン・リー主演作のを収録してるのに『精武門 FIST OF FURY
  (ドラゴン怒りの鉄拳 (1971))』は収録してないのかは謎ですが、値段からいっても、普通に
 良い出来の日本語字幕付きなのも含めて悪くないソフトだと思いますよ。


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