・『It's A Mad, Mad, Mad, Mad Kung Fu World (1999)』 - Region All


 Studio: Wide Sight (HK)
 Theatrical Release Date:
 DVD Release Date: December 21, 2000
 Run Time: 95 min
 
 Aspect Ratio:Full Screen

 Available Subtitles:
 English , Traditional Chinese

 Available Audio Tracks: Dolby Digtal Mono
 Mandarin, Cantonese

 DVD Features:
 ・Introfuction

 ・遥か昔の石器時代から現在まで、進化し発展してきた中国武術の世界をコミカルな寸劇
 と実際の映像で解りやすく伝える… というコンセプトで製作されたドキュメンタリー
もどき
 映画です。ぶっちゃけ『This Is Kung Fu (1983)』と似ているモノのようなので期待をして購入
 してみたんですが… あきません。っか勿体無いわコレ。

  例えばインドの武術KALARIPPAYATと中国武術との比較、とか1つ1つの素材として決して
 悪くないにも関わらず、導師のインキチ解説とか硬気功系の見世物、さらにはキョンシーの
 解説などをわざわざコメディ風の前説・後説をつけての紹介なんてするからテンポが悪い上
 に、この映画はTV番組風の構成… スタジオでの様子→紹介→スタジオってのになってる
 んで無駄な部分が多過ぎて話になりませぬ。出てくる武術界の人が『This Is Kung Fu (1983)』 と比べると一段落ちるのが見え見えで、辛うじて見栄えがするのがスペインやら外国で護身
 術としての中国武術を取り入れてる外国人の方々の指導や鍛錬や演舞ってのではなぁ…

  真っ当なドキュメンタリー作品にしようとするならば素材なんざぁいくらでもあった筈なのに
 何故にこんなおちゃらけた、しかもヌルイものにしなければならなかったの。これもまた返還
 前の混乱の余波のせいかもしれんが… どう見ても空手着での空手のデモンストレーション
 「このように中国武術は外国人にも有効だと知られているのです!」
  ってナレーションを被せられてもねぇ… っと。

 ・画質と音質は酷くはありませんが良いとは言えません。
 全体的に色褪せて痩せた感じの特に字幕がフィルムに焼き付けなのでオフに出来ないんで
 うざったいんですよ… まぁ表示自体は中華圏のモノにしては比較的長めではありますが、
 その分訳されていない事が多そうな気がしないでもないです… ってのでわ。

 ・特典は中文のIntrofuctionのみ。一応チャプターが6つ切ってあるだけまだ良心的かもしれ
 ませんが… こんなのよりも断然『This Is Kung Fu (1983)』をオススメしますよ!


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