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Studio: New Line Home Video
US Theatrical Release Date: July 15, 2005
DVD Release Date: January 3, 2006
Run Time: 128 minutes
DVD Features:
Available Subtitles: English, Spanish
Available Audio Tracks:
English (Dolby Digital 5.1, 2.0 Surround)
SPECIAL FEATURES:
・DELETED SCENES (4)
・COMMENTARY WITH
OWEN WILSON AND VINCE VAUGHN
・COMMENTARY WITH
DIRECTOR DAVID DOBKIN
・FEATURETTS
・THE RULES OF WEDDING CRASHING (24)
・TRAILERS
・SOUNDTRACK
・DVD-ROM ONLINE FEATURES
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・結婚式なら酒も飯もタダで、なによりオネーチャンもナンパし放題! って事で見ず知らず
の人の結婚式(wedding)に招待状も何も無いけど勝手にチャッカリと潜り込んで(crash)、
オイシイ思いをしていたJohn(オーウェン・ウィルソン)とJeremy(ヴィンス・ヴォーン)だったが
そんな二人がある結婚式のパーティで出合った女性が… っというコメディ作品。
昨年の夏頃、全米でヒットした映画ですが個人的に昨年全米で大ヒットしたコメディというと
『Monster In Law』『The Longest Yard』『The 40 Years Old Virgin』ナドナド、全体的にお話の
スケールが小さく、且つ、セリフやシーンはPG-13やR指定でもストーリーのオチや到達点、
終着点が非常にモラル的だったものが多かっただけに過大な期待はしないようにしておりま
したが… まぁ、その予想した通りだったかな、っと。
確かにテンポはいいし笑えるし、兎に角主演二人がノビノビと楽しく、そして地の良さを活か
した脚本を生き生きと演じている様は… 特にオーウェンは、ちょっと気を抜いたルーズな
二枚目半、ってのが本当によく似合うですよ… 観ていて凄く好感を持てましたが、やはり
テンポのいい分だけストーリー的に駆け足になってる部分が少なくなくて…
例えば、それまで享楽的に結婚式に潜り込んでオイシイ思いをしてきた二人が何故それを
止める事にしたのか? って部分が、特にJohn(オーウェン・ウィルソン)の側にコレ! と
いうエピソードも無いんでイマイチ最後に盛り上がりきらないんですよな。それに惚れられる
側と娘達の父親(クリストファー・ウォーケンがいい味してます(笑))側等の心情描写が薄か
ったり、っとストーリーを支えるだけのエピソードが足りないんで、元々のお話のスケールの
小さささも相まって
「テンポもいいしオシャレで笑えたけれど… 」
っと私は思ってしまいましてな。
折角、ブッ飛んだお婆ちゃん、ニンフォげな御母さん、とか面白そうな人物は多いんですが
結局葬式crasher役のウィル・フェレルがオイシイとこを持っていっちゃってるのも含めて全体
的にあと一歩、もう一捻り欲しかった気がするんですが… ええ、自分でも欲張りだとは思う
んですけどねぇ…
「これだけの出来なんだからあとちょっと… 」
って気がしましたな…
ま、男のお話なんで『Monster In Law』より気楽に楽しめましたし、カラッとしたテイストは
好みでした。とは言え、人種と宗教による結婚式の違いとか、膨大な映画やらからの比喩、
そして見ず知らずの人間が紛れ込んでも解らないかもしれない? ってくらいに大規模な結
婚式とパーティーといい日本人にはちょっと感覚的に理解し辛い、ピンとこない部分も少なく
ないんで、アメリカであれだけのヒット(Budget Estimate: $40 MillionでUSA Box Office: $209
Million、Worldwide Box Office: $283 Million)って結果であってもアメリカ以外ではウケにくい
かなぁ… と思わないでもないですが、逆に言えばそれだけ今のアメリカでウケた映画であり
ますからお好きな人にはたまらんかな? っと。
・画質、音質の点では問題無し。
本編再生時、8分半長いUNCORKED版と劇場公開版が選べるようになっていますが、具体的 にそれ程の違いは無く、二人の喋りのシーンが多少増えた程度かと。
特典は充分ではないかと。
『Mr & Mrs. Smith (2005)』と違い音声解説は主役二人の解説がちゃんと聴けて楽しいです。
ウィル・フェレル演じる葬式crasherチャズ(Chazz)のアイディアはオーウェンだった、等の裏
話も一杯ですし、ストーリーの足りない部分は監督の音声解説でオッケーかと。
逆に「DELETED SCENES」はセレクトがよく解らんです。多分、他にも一杯あった中からに
しては… っと思わないでもないんですが、ネーナの「99 BALLOONS」を二人でカラオケで
歌うシーンはおもろかったですわ。
「FEATURETTS」はメイキング、「THE RULES OF WEDDING CRASHING」は劇中で二人が
確認しあうルールの英文表記なんですが、ちゃんと100以上設定されてるって(笑)
「TRAILERS」で提供スポンサーだかのバドワイザーのがあるのが笑えましたな…
ただ、最近のDVD-ROMコンテンツ、ワケのわからんプログラムをインストールしないと見ら
れない仕様ってのは個人的に嫌なんで見てません。ソニーと違って無茶なスパイウェアでは
ないんでしょうが、ちょっとなぁ… っと。
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