・『Charlie Chaplin Marathon (1914)』 − All Regions


 Studio: Laserlight Video

 Theatrical Release : December 21, 1914
  ・ The Rink (1916, 20 min.),
  ・ The Immigrant (1917, 20 min.),
  ・ Tillie's Punctured Romance (1914, 73 min.)
  ・ The Vagabond (1916, 20 min.)

 DVD Release : February 2, 2000

 Package Type: Keep Case

 Full Screen (Standard) - 1.33:1

 Available Audio Tracks:
 English (Silent) (Dolby Digital 2.0 Mono)

 Available subtitles:
 Spanish, Chinese, Japanese

 Black & White

 Introduction by Tony Curtis

 ASIN: B00003ES31

・日本版は淀川長治さんの音声解説付きなんだそうだが、いかんせん高いし、値段の安さと
リージョン0、加えて日本語字幕付き、ってのに興味を持って購入してみた一品だが…

・まずメニュー画面。日本語表示なんだけど「要約」って何? カーソルを合わせて押してみて
も特に何か変化があるものでも無いし… 4つの映画のそれぞれのチャプターの表示は字が
大き目で見やすいのは便利か。

・画質ですが、マスターが古いからボケ気味だったり明るくなったり暗くなったりするのは仕方の
無い事だと思いますが、
フィルムの傷のようなノイズをわざわざデジタルでつけ加えなくてもいい
んじゃぁない
? フイルムのノイズと質感が違うから変に目立ってしょうがないし…

・そして音質なんだが… 本来どれもサイレントだった筈だが、それに音楽や効果音を被せた
版を使用してるんだけど、あんまり合っているとは言い難いような… 画面のボケ加減と音楽
のクリアーさがアンバランスに感じてしまう。特に効果音が浮いた感じがしてしまうので不満。

・音質では無いんだけど、チャップリンの初主演映画である「Tillie's Punctured Romance」だけ
どこかのオッサンの解説っか喋りが入ってうざったい。これが「Introduction by Tony Curtis」
なのかもしれんが、こんなの別音声にしてくれればいいじゃないか。私は知らないけど、日本
で昔あったような弁士による語りじゃなくて、本当に
「既にヴォードヴィルで彼は活躍をしていましたが、この映画の出演によって… 」
 って人物解説されたって困るよ… どうも他とは違うメーカー、所蔵品をオリジナルにしてるに
せよ、こういうのは興醒めですね。

・内容については4本共、格段に面白いとは申しません。観ていて何をやっているのか解らない
シーンもありましたし。面白く思えたシーンはあっても、全体的に冗長に思えるのが名作とは
呼ばれない作品ゆえ、なんでしょうかね。

・正直、画面がチカチカするのもあって眼が疲れて途中で寝てしまうんですよ、コレ観ると…


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