・『空飛ぶモンティ・パイソン ドイツ版』
販売元: ユニバーサルインターナショナル 発売日: 2001/06/06 時間: 86 分 音声仕様: ドルビーデジタル モノラル 音声: 英語 画面サイズ: 4:3 スタンダード DVD特典 ・ パイソンズ全記録 Part 2 〜 グループその他: ゲーム、グッズ、研究本 他 〜 ASIN: B00005J460 |
・モンティ・パイソンの第二と第三シーズンの合間の1972年、旧西ドイツのバーバリアンテレビ
の依頼を受けたメンバーが御当地で作ったものと、大好評だったので翌73年に作られたもの
を収録したDVD。
・長い間、全編を観るにはドイツから個人輸入をするしか無かったもので、スケッチの一部は
『ライヴ・アット・ザ・ハリウッド・ボウル (1982)』や『ベスト・オブ・モンティ・パイソン (1989)』に収録
されてはいたものの、マニアアイテムと言われていた一品。
・画質、音質は時折ノイズが入る場面もあるが、概ね良好の部類かな… まぁフイルム素材の
ものとしてデジタルリマスター化されたものと比べると物足りない印象もあるが、あまりに鮮明で
あってもなぁ… と思うんですけどね。
・で、内容なんですが…
「第三シーズンより面白い」
と個人的には思いますね。
特に72年のものは新作スケッチの多さだけでなく、メンバー全員が吹き替えでなくドイツ語を
喋っている(!)というのが無駄に面白く思えるのです。全員英語圏のパイソンズにとっては結構
大変だったそうですが、独特の味があって好きなんですよね…
・それにいい意味でまとまりのあった弟二シーズンの良い雰囲気が残っていて、スケッチに偏り
が無い… 言葉遊びだけ、とか、シュールだけ、ってなってない… のも私は好きなんですよ。
・それと比べると73年のは、メンバー全員が前回ので懲りて英語で喋っているのやスケッチの
質の点でも個人的にはイマイチですが、どちらも本編の第三、そして弟四シーズンより私的には
ずっと好きな作品であります。
・ちなみにベッケンバウアーは御本人なんだそうな。